2005年08月07日

「4位」という人生。

ea1e3a88.JPG先ごろ終了した世界水泳の12日目、2人の日本人選手が全く同じコメントを述べた。
「3位と4位は全然違う。」
1人は女子200メートルバタフライで2大会連続の銅メダル(つまり3位)を獲得した中西悠子選手。もう1人は女子50メートル背泳ぎで 惜しくも4位に終わった中村真衣選手だ。正しく明暗を分けた両選手が奇しくも同じ発言をしたスポーツイベントの現実。特にアマチュア競技にとって3位以上は“表彰台”あるいは“メダル”という別の栄誉がある。だから「3位と4位は全然違う」のである。
しかし、人生に3位と4位の差はない。それぞれが、それぞれの順位で、それぞれに何かしらのメダルを感じて生きている。“タッチの差”は人生にもあるが、人生にはやり直しがきく。そして、悲劇を噛みしめる味にまた、それなりの味わいがあるのも人生だ。中村選手にも、まだ人生の金メダルを感じる瞬間は訪れるだろう。
自分のなかにある自分の順位を上げていく、という志だけは失わずに生きていきたいと思った。


この記事へのトラックバックURL

http://trackback.blogsys.jp/livedoor/present_nori/29819230
この記事へのコメント
確かに表彰台に上がれるのと上がれないのは違いますね。
私も中村選手と同じ背泳をやってましたが、表彰台を目指すあまりに失格して全員入賞の少なさであったのに表彰状まで逃してしまいました。
Posted by おまーにゃ at 2005年10月22日 00:11
おまーにゃさん、コメントありがとうございました。
かつて毎日更新していたブログがだいぶご無沙汰で、たぶん何かの検索で
過去のこのブログが引っかかったのでしょう。
これからは(おまーにゃさんが見つけたくださった)こんなブログに
したいと思っています(何とか週刊程度で更新したいのですが)。
この度はありがとうございました。
Posted by 川中紀行 at 2005年10月24日 12:29