October 03, 2009

・・・点線―実線

大変ご無沙汰しております。


半年以上放置してしまいました。
はじめに、言い訳を兼ねて最近の気持ちを書きたいと思います。



更新できなかった理由としては、「単純に書けなかった」に尽きます。


「書けなかった」には3つくらい意味があって、
時間的な問題はもちろん、「何か書かせるような出来事がなかった」、
さらには「書く情熱がなかった」という部分も実際あったと思います。

考えていることを文章にして発信するというのは実はすごく余裕が
必要な作業だと今更ながら気付きました。
いつしか、現場で直接友人と話したり、SNSに書くことで考えを
共有・交換したりするので十分になってしまいました。

いわば、「伝えたい人がいるのなら直接伝える方がいい」と
考えるようになった気がします。
裏返せば、知ってもらいたい人以外に伝える必要はないという
気持ちの表れなのかもしれません。


この間、何も書いていなかったというわけではありません。
むしろ全体の書く量はさほど変わっていないと思います。

「伝えたい人がいるのなら直接伝える方がいい」というのは、
℃-uteに対しても同じでした。
実際、いくつかここに書こうと思ったことはあったんです。
しかし、一度伝えたいことを伝えたい人に集中して書いてしまうと、
それ以上の必要性を感じなかった。

全世界に伝えたいことなんて、そうそうあるものではなくて。


そんなスタンスになってしばらく経ちますが、今はより楽しく、
そして純粋に応援できていると感じています。
自分の思いが多少ではあるものの伝わっている実感が生まれ、
℃-uteを応援し始めてから無意識に目指し続けていたファン像に
近づけている気がします。

やはり、思いは伝えないといけないものだと、いつも感じます。



 ◇ ◇ ◇



2009年の℃-uteの日は、例年にも増して大きなステップを感じました。

卒業を間近にした梅田さんと、リーダーの矢島さんの言葉。
旅立とうとしている者と、残る者の言葉。



大きなステップというのは、言葉を聴けたことです。

生きた言葉を伝えてくれたことです。


旅立つ者の言葉と残される者の言葉。
これらの言葉が生きた形で聴かれたことは今までなかったように思います。
旅立ちはいつも突然で、常に終わった後でした。
そのあとに発せられる言葉は生きていなかった。

自分は、もううんざりでした。
何も言わず去っていく子たちも、
終わった後ではもはや何も言えない残された子たちも。
そんなのが見たくて応援してきたわけなんかない。

何の根拠もない邪推が大勢を占めていたことも仕方ないと思います。
これまでの脱退はいずれも宙に浮いていました。


「9月10日、℃-uteの日は、4回目を迎えました。
 3年前は、メンバーが8人だったんですが、今年は6人です。
 めぐと栞菜が℃-uteをやめて、そして、あと、えりも一月半で卒業です。
 メンバーがやめていくのは毎回とても寂しいですが、
 でも、みんなそれぞれの考えや目標があってやめていきます。
 そんなめぐや栞菜を今でも私たちは応援しているし、
 もちろん、えりが早くモデルになる日を楽しみにしています。
 
 11月からは、℃-uteは5人になりますが、
 5人になったからパワーダウンしたとか、
 面白くなくなったとか言われないように、
 そして、えり、めぐ、栞菜の3人にも笑われないように、
 5人で力を合わせて頑張っていきます。」



矢島さんのこの時の言葉は本当に生きていました。
凛としたトーンで、でも耐え切れなくて、途中涙声でした。
メンバーも涙を拭いていました。

こんなに心を震わされた言葉は最近では記憶にないです。
あの極限まで張り詰めた空気、思い出すだけでも目頭が熱くなります。



結局、℃-uteは℃-uteだったんだ。



とっくの昔に失われたと思っていた℃-uteの世界観。
ただ、それは表出しなくなっただけ。

実線が、点線になっていただけでした。

見えないけれど、存在している。



どうして、今まで言ってくれなかったんだろう。
あの時少しでも言ってくれたら、どれだけの人が
やり場のない悲しみを癒すことができただろうに。

そんなことをふと思いましたが、今まではいずれも終わった後しか
言葉にすることができなかったから、どうしようもなかったのでしょう。

また、そういう生きた言葉を伝えられるようになったのは、
年齢的なものもあるように思います。
今までの蓄積があったからこそ、今やっと伝えられた。

そしてやはり、℃-uteの日だからこそ言えたことなのかもしれません。
℃-uteの日とはそういう日だから。
℃-uteのアイデンティティをメンバーとファンで共有し、確認する日。


別に宣言でも何でもなく冷静に見て、自分は℃-uteほど
愛着のあるアイドルグループは一生ないと思っています。
もはやすでに数年前のようなこだわりは自分にはありませんが、
次を探すようなことは数十年の単位でありません。
この気持ちをある意味守っていたいのかもしれません。
今はただ、人として、歌手としてメンバーが好きだから応援しています。

自分はもう以前ほど自分の中にある情熱の大部分を
℃-uteに注ぐことはできなくなりましたが、
核の部分だけはかろうじて残っているのに気づきました。

そして、℃-uteのアイデンティティは、やはり核となる
存在があるからこそ保たれているのだなとも強く感じました。



点線でも、続いている。
二度と実線になることはなくても、それは線。


点線が見えると、なんだか、℃-uteが大きく見えました。

そして、より温かく。  
Posted by pricules at 16:58Comments(2)TrackBack(0)℃-ute

February 27, 2009

OVER THE RAINBOW

求めなさい。そうすれば、与えられる。
探しなさい。そうすれば、見つかる。
門をたたきなさい。そうすれば、開かれる。
だれでも、求める者は受け、探す者は見つけ、門をたたく者には開かれる。
あなたがたのだれが、パンを欲しがる自分の子供に、石を与えるだろうか。
魚を欲しがるのに、蛇を与えるだろうか。
このように、あなたがたは悪い者でありながらも、自分の子供には良い物を与えることを知っている。まして、あなたがたの天の父は、求める者に良い物をくださるにちがいない。
だから、人にしてもらいたいと思うことは何でも、あなたがたも人にしなさい。
これこそ律法と預言者である。


(新共同訳 新約聖書 マタイによる福音書 7章7〜12節)


僕らも何かしようと必死にもがいている。
でも、ファンにできることは本当に少ないんだ。

だから、近くにいるキミたちが支えなきゃダメだよ。

支えを求める人に、いつもそばにいてあげられる人になってください。


何が待ってるかわからないけど
We’re always lookin’ for the rainbow in the sky

  
Posted by pricules at 11:08Comments(0)TrackBack(0)℃-ute

November 09, 2008

課外授業 「食文化特講〜世界でBuono!〜」 後編

講師: 次はリクエストにお応えして、アメリカにいきましょう。
    まずはこれ!

ハンバーガー







萩原: ハンバーガー・・・が開いてる?

講師: そうそう、この状態で出てきたんだよ。
    これ食べたのはサンフランシスコのハンバーガーレストラン。たぶんファストフードのチェーン店とかじゃないと思う。注文してからお肉を焼いたりして作ってました。あ、最近日本でも増えてきたか。で、ケチャップとマスタードを自分で好きな量かけて、レタスとかトマトはさんでできあがり。

岡井: おぉ〜。ってかポテト多っ!ピクルス丸ごとだし!

講師: ポテトはだいたいこのくらいが普通のようです。
    ピクルスは切ってはさんでも良かったけど、面倒だから直接かじった(笑)。
    本格的なハンバーガーはさすがにおいしくて、アメリカ来たなーって一緒に行った同僚と話してました。
    そういえばホームステイした時も、ホストファミリーが庭で炭火でハンバーグ焼いてハンバーガーにして食べたなぁ。あれはめちゃくちゃBuono!だった。

矢島: 先生ホームステイしたことあるんですか?

講師: うん。高校主催の研修旅行に申し込んで、高校1年の終わりにカナダとアメリカに行ったことがある。
    ホームステイはヴァージニア州のリッチモンドというところに10日間ほど。
    ヴァージニア州は東の方だから、今回行ったサンフランシスコとは反対側です。
    
    そうか、矢島さんと梅田さんくらいの歳の時に行ったのか。うわーなんかショック。

梅田: え、何でですか?

講師: その時の経験はものすごく強烈で、今の自分のベースを作っていると言っても過言じゃないんだけど、それがもう8年も前のことで、かつ梅田さんたちがすでにその時期を過ごしたっていう事実がね。
    ほんと楽しくて、つらくて、でも本当に行ってよかった。

    さてさて、次に行きましょうか。

チョッピーノ







中島: あ、エビとか貝とか!

講師: 肉以外が初めて出ましたね(笑)。
    サンフランシスコはアメリカ西海岸の都市だから、海が近くて魚介類もたくさん食べられます。
    この料理の名前はチョッピーノ(Cioppino)と言って、イタリア料理からできたものらしい。
    
    ・・・つまり、ですよ。

鈴木: (うれしそうに)これが本当のBuono!ってことですよね!?

講師: 言われた(笑)。
    いやほんと、これはBuono!でした。
    メニューよくわからなかったからオススメをお店の人に聞いたらこれを挙げてくれて頼んだのですが、この3回の出張の中で1、2位を争うくらいおいしかった。 
    魚介類もトマトベースのスープも絶品で、何の複雑さもないおいしさだったって言うのかな。
    やっぱイタリア料理はすげーって思ったよ。アメリカだけど(笑)。

鈴木: うあぁぁぁおいしそう。いいなぁ。

講師: いいでしょ?(笑)
    でもほんのちょっとだけ後悔したのが、名物のクラムチャウダーを食べなかったこと。
    周りの人がみんな食べてるから何だろうと思ってはいたんだけど、全然気付かなくてねぇ。不覚なり。

    じゃ、もういっちょ。

プライムリブ







萩原: 再びお肉来たー!

講師: これは会議も終わって帰国前日の夜に食べたプライムリブというローストビーフ!
    でっかいかたまりで焼いてて、それを目の前で骨付きで切り分けてくれるんだ。
    すごい人気みたいで、お店広いのに開店して30分後くらいに入っても30分待ちだった。

萩原: それっておいしいからってことですよね?

講師: うん、これもほんとおいしかった。すっごい柔らかくて、それでしっかりした味があって。
    ただ、これが出る前にこんなん出たんですけど。
    
サラダ







矢島: おーサラダおいしそう!これで何人分ですか?

講師: 1人分(苦笑)。
    本気でこれだけでおなかいっぱいになるかと思ったもん。普通にセーブすればよかったんだよね。何か全部食べないとメイン出してくれない気がして食べちゃったけど(笑)。
    で、メインのお肉だけは何とか食べきって苦しそうにしていたら、店員さんに「もう一切れいかがですか?」とか聞かれて。いやいや、No thanksと(苦笑)。
    ホテルに戻って2時間くらい苦しくてじっとしていました(汗)。

    ということで、これでアメリカはおしまい!

矢島: 結局お肉ばっかりな気がするんですが・・・あたしはいいけど。

講師: うむ。メインばっかり撮ってたら知らない間にこんなことになってました。
    
    では最後に、皆さんきっとお待ちかねのスイーツでも紹介しますか!

全員: スイーツ!!!

ティラミス







講師: これは、パリの星付きレストランでデザートとして出てきたティラミス。
    
鈴木: フレンチレストランなのにイタリアンのデザートなんですね。

講師: そうそう。よく気付いたね。
    そういえば写真ないけどこの時の1品目はガスパッチョっていうスペインの冷たいスープだった。フレンチレストランの中でも、伝統的なフレンチだったり、創作料理だったり、他の料理を融合した新ジャンルだったりするから、フランス料理の幅も広がっていると言えるんでしょうね。

鈴木: Buono!でしたか?

講師: たぶん(笑)。
    何かケーキっぽくなくてムースみたいだった。スポンジ生地が無かった気がするんだけど、本当かな?
    今まで食べたティラミスとは全然違ってたけど、おいしかったよ。

    じゃー次。 

ケーゼトルテ







講師: これはベルリンでアイスバインを食べた時のデザートのケーゼトルテです。
    ケーゼがチーズ、トルテがケーキだから、完全にチーズケーキだね。

梅田: チーズケーキ!おいしそー!

講師: 面白かったのは、このサイズ。間違いなく日本ならこの四角の対角線で切って三角にしてニ人分にすると思う。ドイツのケーキって、こういう風に四角く切り出しているものが多いらしい。

梅田: え、ホールで作ってるんじゃないんですか?    

講師: お、的確な質問。さすが!
    丸く作っているケーキも多いけど、ドイツでは一般的に大きい四角い鉄板?みたいな容器でケーキを焼くことが多くて、そうなると普通に縦横で切るから一切れが四角くなるみたいです。

梅田: へぇ〜。

講師: 味はチーズをよく食べるドイツらしく濃厚でおいしかったですよ。
    アイスバインの後だったので、さすがに最後はお腹一杯でしたが(苦笑)。

梅田: うちケーキだけでおなかいっぱいになりそう(笑)。

講師: 量はよく考えて頼まないとね。
    
    さて、次はちょっと趣向を変えて。

ミルヒライス







全員: (何だこれ??)

講師: これはミルヒライス(Milchreis)って言います。何かわかる?想像してみて。

有原: ミルヒライス?ライス?え、もしかして・・・。

講師: お、相変わらずカンがいいね!何だと思う?

有原: ライスって、お米ですか?ドイツ語かどうかわかんないけど。

講師: 正解!お米はドイツ語でもライスって発音するんだよ。
    じゃ、残りは?

有原: ミルヒ・・・Milch・・・んん??

講師: 上はソースだから、下の方の色とか見てみたらわかるかも。

有原: え、白・・・ミルク、牛乳ですか!?

鈴木: (何っ!?)

講師: すごい。その通りです。
    つまり、これはお米を牛乳で煮て、砂糖とかバニラ味をつけて甘くしたスイーツってわけです。
    ドイツの国際会議の昼食の時にデザートのコーナーにおいてあったのを見つけたので、面白半分手にとってしまいました(笑)。

有原: 食べたことあったんですか?

講師: いや、この時が初挑戦だった。
    これね、去年研究所の食堂で初めて見たんです。他の人が食べてたのを横目で見て、なんだこの白いのは?って思って、帰りにメニューをもう一度見たらMilchreisって書いてあって。え、Milch?そしてまさかReis?って感じでもう衝撃で。しかもジャムとかシナモンシュガーとかかけてデザート感覚で食べるわけ。
    基本的に炊いただけのご飯を食べてる僕ら日本人としては、ちょっと想像つかないよね。

有原: ・・・実際どうなんですか?味。

講師: ま、普通にバニラ味の「何か」ですね(笑)。
    このとき食べたのは上にさくらんぼのジャムがかかってたのもあって、今までの考えに固執しなければ甘いものとしては特に拒否感はなかった。ただお米だし、デザートにしてはお腹にたまりすぎると思う。自分と一緒にノリで買った同僚は終盤ちょっと嫌そうに食べてました(笑)。外国だと自分たちの普段の食生活とは発想の違うものが多くて、食文化って国や地域によって様々なんだだなぁと強く思わされますね。

    さーて、もいっちょ国際会議で出てきたものを。

コーヒーブレイク
    






矢島: 何かカワイイケーキ!

講師: 写真撮るために食べてみた(笑)。
    会議の休憩時間に出たケーキです。確か2日目の午後だったかな。

矢島: え、会議でケーキとか出るんですか!?

講師: うん。僕もちょっと驚いた。2年前ポーランドであった同じ会議では出なかったし。
    それで思い出したんだけど、毎年行っているドイツの研究所でも、火曜の午後はコーヒータイムがあって、たまにケーキ食べたりするんだよね。
    ちょうど今回の会議でケーキ出てきたのも火曜日。ドイツの習慣なのかも。

矢島: 何かお誕生会みたいで楽しそう!

講師: うん。研究所では本当に誕生日が近い人がいると誰かが焼いてくるんだ。出てくるケーキは、手前よりは奥の方に写っているような、しっかりしているというか、身のつまったケーキが多いかな。素朴な素直な味ですごくおいしくてつい食べちゃうんだけど、カロリーは高そう(汗)。

中島: 先生、メインで写っている方はどうだったんですか?

講師: 華麗にスルーしようと思ったのに(笑)。
    ゼリーっぽい方はみかんとかさくらんぼとかラズベリーが入ってておいしかったですよ。

中島: ドイツでみかん!

矢島: さくらんぼよく出てくる!

講師: で、カラフルな方はねぇ・・・とにかく甘かった。
    上に乗ってるの全部砂糖なんだもん(苦笑)。
    さすがにこのケーキだけは参加者に不人気みたいでした(笑)。
    
    次・・・お、これが最後です!

アプフェルシュトゥルーデル







萩原: イチゴ!

講師: やっぱりそっちに目がいったか(笑)。
    これはアプフェルシュトゥルーデル(アプフェル=リンゴ、シュトゥルーデル=渦巻き)といって、オーストリアのアップルパイと思ってもらえるとわかりやすいかも。
    リンゴを煮たものを薄い生地にグルグル巻いて焼いて作ります。
    これはベルリンにいた時のお昼にいただきました。天気がよくてテラスで食べるのも気持ち良かったよ。

萩原: ちょーおいしそう・・・。

講師: 実はこのアプフェルシュトゥルーデル、僕の好物です(笑)。
    元はオーストリアのウィーン菓子だけど、ドイツでもよく目にするので行った時は必ず食べてます。
    お店によって熱々で出てきたり、横にバニラソースとか生クリームが添えてあったり、様々。
    これはバニラソースに少しフルーツのソースが入っていて、なかなかBuono!でした。
    
    ま、こんな感じでドイツ、フランス、アメリカで厳選したBuono!な逸品の数々(?)を紹介しました。
    では本日のまとめを・・・梅田さんに。
    
梅田: えぇ!?えーと、・・・クジラを守ろう!

講師: ・・・だいぶ違う気がする(苦笑)。
    ま、日本の海洋資源として、日本の食文化としてクジラを守ろうってのは正しいと思うけどね。

    じゃ、Buono!代表鈴木さん。今日の話まとめると?

鈴木: ・・・"Buono!"には世界の食文化が詰まってる!

講師: よっ、もう一声!

鈴木: え、えっと、・・・世界の食文化を知ることはすごく大事?

講師: うむ。そうですね。
    自分たちの食文化も、外国の食文化も、知らないと意図せずすれ違いが起こったりする。
    それから、場合によっては食文化の消滅という悲劇さえ起こりうる。
    自分たちの文化を自分たちで守るためにも、日本と外国の両方を知る必要があると思います。
    そしておいしさに幸せを感じつつ、感謝しつつ、Buono!と言いましょうと(笑)。
        
    ・・・ま、これは全部後付けですけどね!

全員: ちょっとちょっと!!!

講師: いや、もちろんウソってわけじゃないんだけどね。
    それから自慢したくて写真見せたわけじゃないのは確かで。
    
    
    僕はただ・・・
        
    海外進出、本気で目指してるよね、リーダー?

矢島: ハイ。本気です!

講師: そのためには何が必要だと思う?

矢島: えっと、日本中の人に知ってもらえるくらい有名になって、ドームとかでコンサートできるようになって、それから・・・みたいな?

講師: そうだね。じゃあ大丈夫だ!では時間だし今日は終わります。

全員: (結局答え教えないんかい!)

講師: あ、缶詰中身なくなった?じゃあ洗って缶のゴミ箱に捨てといてね。
    あと、写真みんなにあげるから、煮るなり焼くなり好きにしてください(笑)。

   (ドアを開けて)それでは諸君、またどこかで会おう。さらばじゃ!


全員: さらばじゃ!

    ありがとう!ミスターティーチャー!(あれ?)

(講師、ドアを閉めて去る)



(各々写真を見ながら)

岡井: フォアグラぁぁ〜。

鈴木: ミルヒライス、牛乳好きのあたしとしてはすっごい気になるんだけど!

中島: お肉にマンゴーってどんな感じかなぁ。

萩原: このお肉ちょーおいしそう!こんなに食べられないけど。
    
梅田: このアップルパイみたいなの食べてみたーい。作れるかな?

有原: スイーツもやっぱドイツだな〜。

矢島: なんかもう、全部食べてみたいよね!

全員: だね!

鈴木: 日本の中でも行きたいところ(=おいしいもの食べたいところ)たくさんあるのに、世界中になると・・・もうありすぎて困っちゃう!

萩原: ほんと、℃-uteで外国もいっぱい行きたいよね!

矢島: よーし、℃-uteで世界中食べつくすぞー!!

全員: おー!!!

中島: あ、でも日本大事にしなきゃね。℃-uteの活動も食文化も。

梅田: そーだ。先生言ってた。

全員: なっきぃさすが!

有原: あ、これってさ、・・・




講師: ふぅ、今回も何とか伝わったかなぁ。
    
    僕にできること・・・あと何があるだろう。
    あと一年考えてれば、また新しい何かが見つかるのかもしれない。
    
    
    ほら、みんな夢に向かって頑張ってるよ。
    キミも頑張れよ。  
Posted by pricules at 11:59Comments(0)TrackBack(0)℃-ute

November 08, 2008

課外授業 「食文化特講〜世界でBuono!〜」 前編

講師: (ドアを開け入ってくる)こんにちわ〜。

全員: こんにちわー。

講師: (出欠簿等を教卓に置く)いやー早いもので、一年ぶりくらいですか。
    
    ん、萩原さんすげー背伸びた?

萩原: ハイ。とりあえずちっさーとなっきぃと栞菜は抜かしときました。

岡井: とりあえず真っ先に抜かされました・・・

中島: とりあえず知らない間に完全に抜かされてました・・・

有原: とりあえずまだ大丈夫だと思っていた時期が私にもありました・・・

講師: (笑)で、とりあえずこのまま梅田さんまで抜いちゃうつもり?

萩原: とりあえずそうなればいいなぁって。

講師: 頼もしいな。その調子。
    ま、みんなは身長はともかくそれ以外で負けないように頑張ってください。
    って当たり前か(笑)。
    
    それにしても、過ぎちゃうと一瞬だけど、一年でいろんな変化が起こるものだねぇ。
    
鈴木: 先生はこの一年、何やってたんですか?(←悪意はない)

講師: 一瞬厳しそうに聞こえる質問だね(笑)。
    そうだなぁ・・・いろいろ転機があった一年だった。
    
    僕も夢に向かって一歩ずつ歩いてる。
    年末にひとつ大きな山を越えてね。数年前からの目標だったから、本当にうれしくて。
    そうだ、みんながレコード大賞の最優秀新人賞取った数日前だった!
    いやはや、去年の年末はよく泣いた(笑)。

全員: (ちょっと思い出してうるうる)
    
講師: 年が明けて実験と論文必死にやって。
    その後、引越しもしたなぁ。
    あとは、懲りずに進学とか(苦笑)。そうそう、運転免許も取った!
    春以降はひたすら実験して論文書いて発表して。
    
    それと・・・あぁ、これはいいか。

全員: ?

有原: あ、先生、今年も行ったんですか?ドイツ!

講師: 有原さんなら聞いてくれると信じていました(笑)。
    いつも9月とか10月だったんだけど、今年は初めて7月に行ったんだ。
    いやー涼しくてめちゃくちゃ気持ちよかった。熱帯夜とか全然なくて。

有原: いいな〜ドイツ。

講師: 暑いの苦手な人には夏のドイツはほんとオススメ!
    帰ってきて日本の暑さに見事にやられましたよ(苦笑)。
    
    9月にも国際会議があって、また一週間行ったんだ。
    でもいつも行ってるミュンヘンじゃなかったから、すごく新鮮だった。    

    で、2回目のドイツから帰ってきて1週間後には別の国際会議でアメリカに。
    サンフランシスコもすっごくいいところだったよ。
    アメリカのホームドラマを見ているような景色で。
    坂が多すぎて足が疲れたけど(苦笑)。
    
    街並みはきれいだったし、天気も良かったし、それから・・・

矢島: ちょ、ちょっとすいません。あたしたち置いてけぼりなんですけど・・・。
    今日の授業はどんな内容なんですか?

講師: ん、今言おうとしてたんだけど。
    現地で食べたおいしいものについて、紹介しようと思いまして。
    秋の楽しみ方はいろいろあるけど、やっぱ食欲の秋だよね!

梅田: え、もしかして先生何か持ってきてくれたんですか!?

全員: (おおっ!)

講師: ・・・残念ながらバラエティ番組ではないのでそんなことはないです(笑)。
    (手元に取って)これこれ、写真見せたくて持ってきたんだ〜。

中島: 先生、そういうblogあたし知ってまーす!

講師: ・・・ばれた?
    えーと、アメリカとかヨーロッパのはまだだよね?

鈴木: え、あぁ、前に桃が韓国の焼肉を載せたくらいですねぇ。
    (↑食べられないことがわかってちょっとテンション下がっている)

講師: じゃ大丈夫かな。とりあえず始めましょうか!
    
全員: はぁい。

 ◇ ◇ ◇

講師: じゃ、まずこれから。回していくので順に見ていってね。

アイスバイン







矢島: お肉!のかたまり???

講師: まずはメジャーなドイツ料理を。
    アイスバインっていって、豚のすね肉をじっくり煮込んだものです。
    9月のドイツの国際会議に参加した時はベルリン経由で行ったんだけど、その首都ベルリンにいる時に食べました。
    
岡井: これ一人分ですか?量多くないですか?

講師: 確かに出てきた時はちょっと驚いた(笑)。数人で取り分けるものっぽいね。
    ただ僕ひとりだったので・・・。

岡井: あ、なんか聞いちゃいけないこと聞いちゃった感じ?すいません・・・。

講師: いやいや。ドンマイドンマイ。っていうか僕がドンマイ(笑)。
    で、骨付きのまま煮込んでて実際結構な量なんだけど、食べてみるとめちゃくちゃ柔らかくて!ホロホロと切れるし、しかもしっかり煮込んであるから油も抜けてて、すごく食べやすかった。横のソースは豆系かな?それからマスタードとかもつけるとまたBuono!
    
    あとはジャガイモですか。あっちはひたすらジャガイモです。もうとにかくジャガイモ(笑)。焼いてたり、茹でてたり、揚げてたり。それからほとんど見えないけど、下にはドイツではお決まりの付け合わせ、ザウアークラウトっていうキャベツの酢漬けが敷いてありました。肉料理にすごく合うし個人的には結構好き。

萩原: 先生質問!後ろに映ってる紫色みたいな飲み物はなんですか?

講師: うん、実際の色はもうちょっと赤いんだけど、写りの問題で。
    これもベルリン名物で、小麦のビールにシロップを混ぜて作るベルリーナーヴァイスというものです。
    これは赤バージョン。他にも、えーと(写真を探す)あ、これこれ、
    
チキン







    この端に見える(飲み終わり寸前の)緑バージョンもあります。
    どっちにしてもあんまり体に良くなさそうな色だよね(笑)。
    
    味はというと、甘くてジュースみたいになっててビール飲んでる気はしないな。
    とはいってもまあお酒だしみんなにはまだまだ縁のない話か。
    
    あ、ドイツでは16歳からビール飲めるんだった(笑)。

梅田: えぇ!?じゃあうちと舞美ってビール飲めるんですか?

講師: そうなんだよ。ほんと信じられないんだけど。
    梅田さんもドイツに行けばビールとえだま・・・いや何でもない。

    そういや「オクトーバーフェスト」っていうビールのお祭が毎年9月半ばから2週間ミュンヘンで開かれるんだけど、2年前に初めて行ってみたのね。そしたら明らかに10代の子たちが普通にビール飲んでて。さらに年齢聞いてみたら17歳とか言ってて、おーい大丈夫かと思ったんだけど、あとで法的にも問題ないことを知って衝撃を受けた思い出があります。
    さすがビールの国というか何というか。
    
矢島: えーやだー。えりがビール飲んで酔っ払ってたら・・・(笑)。

梅田: いやいやいや、舞美酔っ払ったら天然がひどくなるって絶対!

全員: (笑)

矢島: え、でも日本とは4歳も違うんですね。カルチャーショック?

講師: うん。ヨーロッパではビールやワインが飲める年齢は16歳以上の国が多いようです。
    アルコール度数が高いウイスキーとかは18歳以上からになるみたいね。
    度数の問題じゃないだろという気はするんだけど(笑)。
    ま、少なくともここは日本ですし、個人的にもたぶん16歳じゃ早すぎると思うなぁ。
    大学受験の願懸けのために禁酒する人もどこかにはいるらしいけど。

全員: (ん?大学受験って高校3年生だから・・・)

講師: 続けましょうか(笑)。次はこれ!

フォアグラ







    さて、これは何でしょう?じゃ、鈴木さんに聞いてみようかな。

鈴木: お肉?あーでもお魚かも・・・うーん、わかんないです。

講師: 確かに「肉」ではないねぇ。かといって魚でもない。
    小学校の給食では非常に不人気のものっていったらわかるかも?

鈴木: ・・・あ、レバーとか!

講師: お、正解!ふむ、やっぱ今も不人気なんだね(笑)。

全員: (苦笑)    

講師: で、これはレバー、つまり肝臓ですね。
    ただ、特別に育てたガチョウのレバー。ダチョウと違うよ。
    
    うーん、鈴木さんなら見たことあると思ったのだが・・・。

鈴木: え、何でですか?

講師: いや、これ撮ったの、パリのフレンチレストランだから。

全員: (パリ?フランス???)

講師: 7月にミュンヘンにいった時の週末は2回しかなかったんだけど、その1回使ってパリまで行ったんだ。
    フランス、というかパリはどーしても一度行ってみたくてさ。
    去年はオーストリアとスイスで手が回らなかったし(笑)。
    
    で、よく行ってるんじゃないかと思って鈴木さんに聞いてみたんだけどね。
    ・・・ん、あぁ、そりゃ彩音だったか。
    
鈴木: 私は行ったことないですよぉ。あれは役ですから。
    
講師: そっか。でも知ってるかもと思ったんだけどね(笑)。
    
    で、これフォアグラっていって世界三大珍味の一つとして有名です。
    せっかくだから他の二つも知っておこう。
    チョウザメの卵キャヴィアと、キノコの一種で黒や白の種類があるトリュフ。
    トリュフは見つけるのが大変で、豚とか訓練した犬に探してもらうのがよくテレビで流れてたりするね。

全員: (何気に授業っぽくなってきたな)

講師: で、これ、パリのフレンチレストランの一品目に出てきました。
    フレンチって聞くだけで高級そうな気がするけど、現地の人にとっては和食みたいなものだから、値段もいろいろあるんだけどね。僕が行ったのはパリも結構端っこの小さなお店で、地元の人っぽいお客さんばかりだった。めっちゃ浮いてた(苦笑)。

岡井: フォアグラっておいしいんですか?

講師: それがね、おいしかったんだよ〜。今まで食べたレバーとかなり違うと思うよ。
    横に添えられている黒っぽいのはイチジクのソースなんだけど、これが濃厚なフォアグラとマッチしておいしさ倍増、みたいな!

岡井: あ〜食べてみたい!

講師: 全員とは言わなくても、気に入ると思うけどなぁ。
    正直僕もみんなの年代の時に食べたらどんな印象持つかわかんないんだよね。
    ピンとこないと思うけど、20歳過ぎたあたりで食べ物の好みが変わったりするんだ。前まで全然食べられなかったものがそんなに嫌じゃなくなったり、好きだったものがそうでもなくなったり。
    
全員: (へ〜そんなもんなのかなぁ?)

講師: じゃ、次の写真にいきましょう。

鴨ロースト







    これがフォアグラの次に出てきたメインディッシュ。
    たぶん鴨だったと思う。メニューがフランス語しかなくてあやふやで(汗)。
    で、面白かったのは、上の方にあるオレンジ色っぽいの。これマンゴーなんだよ。

中島: え、お肉にマンゴーですか?

講師: そう。実はフランス料理の定番に鴨のローストをオレンジソースで食べるのがあるんだけど、これはマンゴーを使ってて。
    しかもソースは別にかかってるから、そのソースだけで食べるのとマンゴーと一緒に食べるのが両方楽しめたんだ。
    鴨肉って濃い赤身で野性的な味だから、酸味のある柑橘系の果物と合うんだよね。

全員: (不思議な組み合わせだけどおいしそう・・・)

講師: これはほんとおいしかったし面白かった。
    フランス料理って普段僕たち日本人があまり考えない味の組み合わせや料理の工夫がしてあって、食べてて楽しいんだ。
    そしておいしい! Buono! フランス語だとC'est bon!(セボン!)ってわけです。

全員: (クスクス)

講師: いつになっても構わないから、みんなも一度フランス行ってみるといい。
    雰囲気を味わうだけでも十分面白いと思う。
    パリは物価めちゃくちゃ高いけどね。しかも僕が行った時は1ユーロ170円くらいでほんと泣きそうだった。今は125円くらいだけど(泣)。
    
    さて、さらにフレンチレストランでもうひとつ。

野うさぎのソテー


    




    今回いくつか食べに行ったレストランは、ミシュランっていうフランスのタイヤメーカーが出している有名なレストランガイドを日本で買って、値段とか見ながら決めたんだけど、このレストランは星付き!一度は体験してみたい!ってことで奮発してみました。
    ミシュランガイドの星ってのは、ま、無数にあるパリのレストランの中で特別だと思ってくれればいいです。
    
有原: すごーい!にしても先生、お肉多くないですか?

講師: ほんと仰る通りで。
    魚料理を出すところもあるけど、メインは基本的に肉料理ですね。
    うん、フレンチレストランは連続して行くものじゃないとつくづく実感しました(苦笑)。
    パリでは暑い中毎日かなり歩き回ったけど、たぶんそれ以上に太ったと思う・・・。

    んで有原さん、これ何の肉だと思う?あんまり食べたことないかもしれない。
    
有原: え・・・見た目には鶏っぽいと思ったんですけど?

講師: うん。鶏肉じゃない。
    ヒントとしては、そうだなぁ、あ、これが何か知ったらモーニング娘。さんの誰かが泣きだすかもしれない(笑)。

有原: モーニング娘。さん、動物、・・・

    ・・・あっ、うさちゃんピース!

講師: おースムーズに答えが出たね!
    そう、これウサギなんです。野ウサギのロースト。下にほうれん草のソテー。
    ウサギは初めて食べたんだけど、全然臭みとかの違和感がなくて、おいしかったよ。
    
有原: でも・・・あのウサギですよね?
    何か小学校の時とか思い出しちゃうかも・・・(ちょっと泣きそう)

講師: なるほど。たぶんそれは身近さの違いだと思う。
    僕らが生きるために食べる上では、きっと動物の種類に差はないよね。牛も豚も鶏は普通で他の動物はかわいそうってのはおかしな話だ。もし牛や豚や鶏がすごく身近な存在だったら、きっと気持ち違うよね。
    あんまり聞きたくないかもしれないけど、犬を食べる地域もある。

全員: !!!!!
    
講師: こんなにカワイイのにとか、こんなに賢いのに、とかはナンセンスでしょう。
    じゃあ菜食主義になればいいじゃないかということを考える人もいるけど、植物だって命があるのだから同じじゃないかなぁと思うんだよね。結局誰かの命をもらわないと僕らは生きていけない。
    何だか道徳の授業みたいだな(笑)。
    
    
    動物を食べることに関して国際的な問題になっている話題として、クジラ、捕鯨問題がありますね。
    これはかなり重大な話で、しかもかなり複雑です。
    簡単な説明は誤解を招く可能性があるのでよくないかもしれないけど、とりあえずざっくりと話しましょう。
    
    クジラ漁は昔から世界中でされていたんだって。
    日本人も縄文時代からクジラを獲って食べてたそうです。一万年位前だよ。
    あ、そうだ、クジラ食べたことある?じゃ、梅田さん。
    
梅田: えー、クジラ・・・あ、ベーコン?か何か食べたことあるかもしれないです。
    何か・・・赤いやつですよね?

講師: お、クジラベーコン食べたことあるんだ。あれよくわかんないよね(笑)。
    そんなこと聞いてる僕もクジラベーコン以外食べた記憶ほとんどないんだけど。
    
    クジラって、スーパーとかでもほとんど見ないよね。
    見ても塩付けとか缶詰になっててイマイチ実感がない。そして何より高い。
    でもね、30年前くらいまではたくさん食べられていたんだよ。
    学校の給食にも出てたんだって。しかもベーコンとか細切れじゃなくて、カツとか竜田揚げとかで。親御さんに聞いてみたら知ってるかもしれない。

梅田: あ、ベーコン食べた時にそのこと聞いたかもしれないです。
    全然想像つかなかったから忘れちゃってたけど。

講師: 僕も幼稚園くらいの時に初めて食べたのをなぜか憶えてて、昔はよく食べてたって話を親から聞いたような気がする。
    僕もクジラ肉のかたまりってのを全く想像できなくて、不思議な話だなぁくらいにしか思わなかった。
    
梅田: 今は獲っちゃいけないんですよね?
    
講師: そうなんだ。国際的な話し合いの中でクジラ漁はやめましょうってことになってもめてて、今は日本もやめてる。
    昔は食べられたのに今は食べられないなんて、何か僕たち損してる気がしない?
    
全員: (うなずく)    
    
講師: しかも面白いのが、昔は牛肉とかがすごく高価だったから、その代わりにクジラを食べてたっていうんだ。
    給食のカレーもクジラ肉だったんだってよ!
    
全員: クジラカレー!    
    
講師: 獲っちゃいけない話が出たのでそっちの説明をしよう。
    
    世界的に捕鯨が過剰に進んだのはクジラから油を取るのが主な目的になった19世紀くらいから。日本ではもちろん肉を食べてたし、皮とかも余すところなく利用していたそうだけど、西洋の一部の国では本当に油だけしか興味がなかったらしく、骨とか肉とかは全て海に捨てていたこともあるみたいです。
    で、油目的の乱獲がクジラの激減を引き起こして、20世紀の前半に捕鯨禁止の動きがヨーロッパで始まったんだ。そのころイギリスは近くの海に油田を見つけてクジラの油は必要なくなったってのもあって。それが戦後国際問題に発展して日本まで波及してきて、今から20年前、日本も調査のための捕鯨以外の捕鯨(商業捕鯨)を止めました。
    
    結局今は調査のためでしかクジラを獲ることはできない。
    もはやそれさえもやめさせられそうな勢い。
    ・・・なんかきな臭くなってきたでしょ。
    
萩原: え?ヨーロッパで勝手に獲ってお肉とか捨てて、要らなくなったから獲るのをやめて、それがなぜか日本まで被害を受けたみたいな感じがするんですけど。

講師: 確かにそんな感じだねぇ。
    でも日本も戦時中、油を目的でたくさん獲っていたのも事実。
    しかも南極とかの遠くの海で獲り続けていたのがいけなかったみたい。

萩原: なるほどぉ。
    
講師: 問題はいくつかあって、それが複雑に入り組んでいるから難しいんだ。
    まず、本当にクジラは減っているのかということ。

中島: え、クジラって減っているから獲っちゃダメなんじゃないんですか?

講師: クジラもいろんな種類があるんだよね。
    本当に絶滅の危機にあったのはシロナガスクジラとかセミクジラとかで、それ以外には野生動物保護の観点からは問題ない種類のクジラもいる。
    なのに、それさえも獲ってはダメと反捕鯨国は主張しているんだ。
    理由としては、科学的な根拠本当に正しいのか判断できない部分があるから、もう少し待って確認すべきだってことらしい。
    矢島さん、この考え方どう思う?
   
矢島: うーん・・・それはそうかもしれないですよね。
    いきなり獲り始めてまた減っちゃったらいけないし。

講師: 僕もこれはわからないでもない。他の理由があるとしか思えないけど・・・。
    で、そんな捕鯨に反対しているアメリカは、クジラ獲ってるんだよねぇ。

全員: (何それ!?という表情)

講師: アラスカとかの原住民がクジラを獲って生活していく必要があるとかで、それだけは特別に認めさせてる。
    しかも数が少ないホッキョククジラの捕鯨を。
    一方、日本は資源として十分と認められるミンククジラの漁を近海で再開したいと主張しているのに、それは認めさせない。

全員: ・・・
    
講師: さっきのは絶滅とか自然環境とか生態系の保護の話だけど、動物愛護の観点から殺すべきじゃないとかいう意見もある。
    クジラはすごく頭がいいからとか、獲って殺すまでに時間がかかるとかいう理由でかわいそうだ、とか。

有原: あっ!

講師: おっと、気づいてくれたかな?
    これはさすがに理解しがたいねぇ。
    頭がいいと殺してはいけないのか。知能が発達していない動物は殺してもいいのか。
    そんなこと人間で言ったら、知能の低い人間は・・・。
    
全員: (ゾッ)

講師: 殺すまで時間がかかるからかわいそうってのも全く意味不明だと思うんだけどね。
    別に苦しめたくてやってるんじゃないし。

    ね、吉原先生の話よりよくわからないでしょ?

全員: (苦笑)

講師: どうしてこんなに意味がわからないのかというと、僕が思うに、ノルウェーとかを除いた欧米の人はクジラを食べるってことが全く頭になくて、それがまず間違いなく違和感を生み出している。向こうは魚介類をあまり食べないところも多いからね。
    それから、欧米では動物愛護の精神が根付いている。どうやら食べるための動物とそれ以外の動物は切り離して考えているみたい。イギリスの競馬ではレース中ムチは10回までしか使っちゃダメとかすごく細かい規則があったりするんだ。
    そういったことが重なって、「クジラを食べるなんて何て野蛮なんだ」っていう潜在意識につながっていると思うんだ。直接口に出したりしないかもしれないけど、そう思っている部分が必ずあるはず。
    
    結局は、文化の違いだと思うんですよ。
    有原さんがウサギを食べるってのにちょっと拒否感があったのと同じ。
    野や森で駆けまわっているウサギも、猟銃で撃ったりして獲るわけです。それと同じように、日本の人は海でクジラを獲ってただけ。
    ただクジラを食べる、食べないという食文化の違いを理解していないだけで、お互いが悪い気分になってしまう。
    去年は言葉の違いがそのまま文化の違いになっていることを話したけど、その時は、その言葉の意味や使い方を知らないと相手とうまく伝わらなかったり、相手の気分を害してしまうことがあるのと一緒ですね。

鈴木: 食べることも言葉と同じくらい大事な文化ってことなんだぁ。

講師: そう。生きる上で食べるのは必要不可欠のことだから、言葉と同じで人のあり方を決める根本的な要素だと思います。
    
    話のキモはこの辺までだけど、問題はもっともっとあるんだよね。
    たとえば、アメリカやオーストラリアがやたら捕鯨に反対するのは、牛肉とかの日本への輸出が関係しているはず。商業捕鯨が再開されると、確かに輸出量が減る可能性はある。そんな乱獲するわけじゃないし、日本人も牛肉の生活に慣れちゃってるから減る量は少ないと思うけど、不利益にはなる可能性がある。だから何とか理由を持ち出して反対する。
    そのくせ自国の原住民には捕鯨を認めさせる。
    このあたりに他国の文化など無視して自分たちの国の文化と利益を第一優先した様子が見える。

全員: (何かショック・・・)

講師: それから、日本とかの捕鯨推進側の主張として、捕鯨しないことで逆に他の魚がクジラに食べられて、人が食べる魚が減ってしまって経済的に損失を生むという考え方もあるそうな。クジラは大きい分めちゃくちゃ食べるからね。
    これも詳細を調べるのが難しい点があって、どの種類のクジラがどこでどんな魚をどれだけ食べているかをちゃんと議論しないといけない。
    
    経済的な話としては、他にはホエールウォッチングとか。
    ホエールウォッチングで仕事をしている人たちにとっては、捕鯨は決して肯定できるものじゃないでしょうね。クジラがいてくれないと困るわけですから。
    捕鯨で生計を立てている人と、ホエールウォッチングで生計を立てている人。
    これは簡単には共存できないよね。さすがに地域とかを選ぶ必要があると思う。
    
    何はともあれ、縄文時代から一万年近くクジラを食べてきた人々の培ってきた食文化が今途絶えつつあるのは事実で、これは絶対に避けなければいけないことだと思います。
    もうすでに、まずい状態にあると思う。だって、僕たちはほぼ全員クジラを食べたことがない。味もわからない。料理とか知るわけがない。そんな僕たちにクジラを食べる文化を守れって言われても無謀だよね。
    
    ・・・ということで、これを持ってきました!

鈴木: 缶詰、ですか?

講師: ご名答!いや、こんなもんで申し訳ないけど・・・。
    クジラの大和煮(砂糖、醤油、ショウガで味付けしたもの)の缶詰です。
    バラエティ番組じゃないけど出てきたよ(笑)。

全員: おぉ〜!

講師: ちゃんと「調査捕鯨の副産物です」って書いてあるね。
    「鯨は日本の食文化」とも。クジラの種類はミンククジラだそうです。
    
    これ都内某所で売ってたんだけど、定価1200円のところを780円にディスカウント!

梅田: へ〜、・・・ってちょっとあーた、780円の缶詰って高くない?めっちゃ高くない!?

講師: 僕も若干ためらったけど文化的授業の一環ですから買いましたよ。
    事前調査のための自分用と2つ(苦笑)。
    
    じゃ、割り箸あるからテキトーにみんなで食べてみて。

岡井: クジラ!クジラ!


(つっつき始める7人)


講師: どう?岡井さん。

岡井: んー、おいしいです!じゃなくってBuono!です!

講師: 無理して言わなくていいよ(笑)。
    中島さんはどう?

中島: かなり赤黒いですね(苦笑)。
    それから、ほんとだ、脂がたくさんある。

講師: 須の子という胸びれの付け根の部分で、脂肪分も結構入っているみたい。味は?

中島: おいしいです!赤い身のところは牛肉に近い感じ。
    でもちょっとマグロっぽい感じもあるかも。

講師: だよね。哺乳類だけど海に住んでいるから獣肉と魚両方の味を持っているのかな。
    僕も正直今までベーコンくらいしか食べたことなくって、クジラっておいしいかどうかわかんないって感じだったんだけど、これはおいしいと思った。
    これで780円ならまあ2〜3年に一度は買いたいなと思った(笑)。

    これからいくらか獲れるようになって身近になれば、もっともっとクジラ肉の奥深さがわかりそうだよね。
    やっぱり実際に食べないとわからない。百聞は一口に如かずと言いますか。
    僕もこれから機会があれば積極的にトライしようと思います。

 ◇ ◇ ◇

講師: 思いのほか話が発展してしまったね。
    今回はあまりみんなに意見を聞く形にしなくて一方的にしゃべってしまったから、退屈だったかもしれないね。申し訳ないです。
    僕個人の考え方、思想がかなり含まれていると思ったから、それを全てみんなに押し付けることはできなくて。

    あーだこーだを言い放つより、食べておいしいってのが根本的に大事だと思うけど、その「おいしい」を生み出すための昔の人たちが費やしてきた膨大な量の時間と労力、つまるところの食文化がやすやすと壊されたりすることがあるんだってことをみんなには是非知っていてほしいな。
    おいしいもの食べたら、幸せでしょ?
    その幸せの奥には、必ず何かの命と地球のめぐみと人々の思いがつまっています。
    世界中でそれぞれ独自の幸せを生み出していることって、素晴らしいことだよね。

全員: (うなずく)

鈴木: あっ、先生、写真終わりですか?
    アメリカのとか見たいんですけど・・・。

講師: お、まだまだあるよ。ご心配なく。でも鈴木さんひがまないでね(笑)。

鈴木: え?あぁ、もう大丈夫です(クジラ食べたので)。

講師: そうか。それはよかった。じゃ、続きを紹介しますか!

全員: イェ〜イ!


(後編に続く)


※参考文献
日本捕鯨協会
捕鯨問題 Wikipedia  
Posted by pricules at 21:48Comments(2)TrackBack(0)℃-ute

October 12, 2008

不定期歌唱雑感

『DVD MAGAZINE Vol.7』にカラオケで7人それぞれ1曲ずつ唄っています。
これはなかなか手の込んだ手抜き企画(笑)。

ということで、その勢いに応えるべく(?)勢いでメモ。
それぞれ思ったことを箇条書きしました。



1. 鈴木愛理 『スッピンと涙。』(後藤真希)

・曲を大体知っていればリズムとメロディーは感覚で合わせられるみたい
・自然とマイクを持っていない右手が動く
・いい意味でも悪い意味でも無難、カラオケなので仕方ない?
・最初と最後低音がうまく出なくてばつが悪い感じ。やはり今後の課題か


2. 岡井千聖 『砂を噛むように・・・NAMIDA』(松浦亜弥)

・声の伸びがめちゃくちゃ良い!
・発声はモノマネが得意な藤本さん的で松浦さんと対極
・ピッチを正しく掴む感覚がある
・ファルセットの使い方も非常にうまい
・細かいところにはこだわらない(笑)
・鈴木さんと好対照


3. 中島早貴 『めぐる恋の季節』(℃-ute)

・特にミスなし、持ち歌とはいえ上達も目覚ましい
・この曲を選んだのはしっとり系が続いたので空気を読んでだろうか
・これからはいろいろ表現する姿を見たい


4. 有原栞菜 『桜チラリ』(℃-ute)

・岡井さんの最初のサビのノリが一部ファンそのもの(笑)
・で、外野はLOVEとかPPPHやめなさい!
・ってそれ有原さんの感想じゃねー、失礼失礼
・唄は特に文句なし、声に落ち着きが出てきて好印象
・持ち歌って評価が難しいですね
・最後の一言「ほとんど唄ってないよ!」確かにその状況じゃね(苦笑)
・もうちょっと他の曲を聴いてみたい


5. 梅田えりか 『渡良瀬橋』(松浦亜弥)

・実にカラオケっぽい唄い方
・元々の声が可愛いので余計曲との解離を感じる
・この子もそろそろ表現を考えていく段階だなと思う


6. 萩原舞 『夏 Remember you』(Berryz工房)

・『お願い魅惑のターゲット 〜マンゴープリン Mix〜』と思いきや(笑)
・いきなりそんなこと言われたら困ります(え)
・この子の声が持つ魅力は本当にすごい
・内向的な曲調と表現(特にAメロとか)がものすごく合っている
・サビは頑張ってファルセット。高音を出せるように練習するのが課題
・鈴木さんと音域を補完し合えるくらいにまでなってほしい


7. 矢島舞美 『ずっと好きでいいですか』(松浦亜弥)

・入りタイミングミス!甘い!(←厳しい)
・ラストのサビ前全員でロミオ(苦笑)
・こういうのは岡井さんが率先してやることが多いみたい?
・周波数のズレと乱れはウィークポイントでもあり、ある種魅力でもあり
・聴いた回数は多そう。メロディーが耳にしみこんでいる印象
・インプットを細かく忠実に声としてアウトプットできるかどうかが課題



総じて、みんなうまくなりましたね。
やはり機会は重要。アルバム曲とかで少人数で唄うとかなり努力もするし、進歩もするみたいですね。
基礎的な力は順調に全員ついてきた感じでうれしいです。

もちろんそれぞれに課題がありますから、それらを克服していくことでさらに上にステップアップしていけるんじゃないかなと思います。
共通課題は「表現力」。

頑張れ℃-ute!  
Posted by pricules at 14:50Comments(0)TrackBack(0)℃-ute

October 03, 2008

帰途

e4d7c251.JPG夏と冬しかないサンフランシスコはまだ夏のようです。
しかも今が一番暑い時期らしい。


ずっと忘れない、いや、「忘れたくない夏」。  
Posted by pricules at 23:35Comments(0)TrackBack(0)℃-ute

August 31, 2008

思いを伝えてよ

夏のコンサートツアーで毎回すごく楽しみにしているのが、鈴木さんの“ひとりおしゃべり”です。

話題は最近の天気や(苦笑)、家族やメンバーとの日常のひとコマ。
そんな他愛のないことではあるけれども、毎回違う内容で、それにきちんと構成を考えてある程度細かい文言まで決めて事前に練習しているようで、微笑ましい中にちゃんと着地点があって、非常に質の高い内容だと思います。

何より、毎回楽しそうに話す鈴木さんを見ているだけでもよくて。
もう正直それだけでも十分で。

でも、それと同時に、心のどこかで何か違う種類の期待がありました。
自分の願いをこの場で叶えてくれるんじゃないか、と。



浜松夜公演。


「いきなりなんですけど」


一瞬ぞくっとしました。

この枕詞、自分も使ったことがあって。

どうしても伝えたい話をしたい、前置きなんてしたくない時でした。



『ライバルは自分』



やや複雑な論理関係の厳密さを顧みるに、今までの公演の中で一番時間かけて考えて話してくれたのだと確信しています。

でも、内容は話さなくてもわかるんですよ。
彼女をしっかり見ていれば、別に驚くべき内容じゃない。
世の鈴木さんファンの方々、そうでしょ?
鈴木愛理のずっと変わっていない本質というべき一面だと思います。


ただ自分が何よりうれしかったのは、彼女自身の気持ちを彼女自身の言葉で話してくれたこと、伝えてくれたことでした。


歌を唄う時、彼女自身を表現しているのと同時に、歌詞の世界の主人公を表現することになるわけです。その表現は、作詞者の言葉であり、鈴木さんがそう考えているのかどうかとは全く別問題です。
つまり、多少なりとも演じなければいけない。

信条、信念や確固とした考え方が定まっていない年代の子たちには、ある種出来上がったものを演じることで、考え方や気持ちの伝え方を勉強していく必要があると思っています。
でも、いつまでもその状態では本物の歌手になれない。

個人的には、以前から鈴木さんはもう演じる段階を脱出しつつあるように感じていて。とはいえ現状はまだしばらくは続くでしょうし、個人的には続いてほしいので、現段階から少しずつ移行していければいいなと思っていました。

これからは、彼女自身をどんどん語ってほしかった。
彼女が何を考えているのか、言葉にしてほしかった。伝えてほしかった。
それが将来の鈴木さんにとって一番重要だと思っていました。


浜松夜公演の“ひとりおしゃべり”は、まさにその願いを実現してくれた瞬間でした。

この夏で一番、忘れられない、忘れたくないコンサートでした。



思いを伝えてよ 何にも始まらないからね

何にも始まらないからね


(木村カエラ 『You』)  
Posted by pricules at 19:41Comments(4)TrackBack(0)℃-ute

June 21, 2008

何が何でも祝う更新 (6)

岡井千聖さん、14歳のお誕生日おめでとう。



ちょうどこの日、同い年の子と話しました。

ま、従弟ですけど(笑)。

今や日常生活で℃-uteと同年代の子たちと会話する機会が全くといっていいほどなくなってしまったので、非常に新鮮でした。
以前の仕事で高校生と話す機会はあったのですが、中学生は記憶にないくらい前からなくて。

中学二年生という学年は、やはり非常に興味深いものです。
幼さが残っていて、でも精神的には何か固まりつつある様子があって。
従弟とは5・6年ぶりに会ったので、どれだけ変貌しているか楽しみでもあり不安でもあったのですが、単純に背が伸びただけで、外見からだと誰だかわからなくなるということはなく実はちょっと意外でした。
「大きくなったなぁ」という定型文は、もしかしたら「他は見た目変わってないなぁ」という意味も内包しているのかも、なんて思ったり。


でも、中身の方はしっかりしていて非常に感心しました。
もっとも、たまたまそういういい育ち方をした子たちだけを見ているからかもしれないですけれども、この子たちはもはやひとりの大人として扱うべき存在だな、と実感しました。


そんな視点で見ると余計に、岡井さんは(もちろん鈴木さんも)大人だなぁと思います。やはり大人や年上の先輩たちとたくさん接してきた積み重ねによるものなのでしょう。
それから、兄弟の中でお姉さんという立場もかなり影響しそう。


ということで何が言いたいのか全くわからなくなってきましたが(おい)、岡井さんは伸びしろと最近の意識を聞いていると楽しみのほかない存在です。
同い年に大きな存在があって、でも負けたくないと思う。

すごくいいな、と思います。
印象として、岡井さんは鍛えられて伸びる子かなという気がしていて。
自発的に研究していくタイプというよりは、他の存在がいて負けず嫌い的な性格が効いて向上していくという形のほうが自然な気がします。

頑張ってほしいなぁ。
自分もわりとライバルがいないと120%頑張れない人なので(汗)。




ということで、℃-uteの誕生日シーズンは終了です。

せめて誕生日でも、と始めたのですが、まさかここまで誕生日しか更新しないとは思いませんでした(苦笑)。
しかしながら、ただこれからもマイペースで書いていければ。


とりあえず次はドイツからかな(笑)。  
Posted by pricules at 21:10Comments(0)TrackBack(0)℃-ute

June 15, 2008

何が何でも祝う更新 (5)

有原栞菜さん、15歳のお誕生日おめでとう。



有原さんと聞くと即座にドイツが思い浮かぶようになった今日この頃(え)。


合同コンサートの時に発売された『℃-ute DVD MAGAZINE Vol.5』の「℃-ute座談会〜後編〜」でのひとコマ。

鑑賞中、萩原さんが「旅行に行くとしたらどこがいいですか?」というお題を引き当てた時点でGJ!って感じだったのですが(早すぎ)、まさか本当に誰かドイツに行きたいとか言い始めるとは思いませんでした。テレビで見たとかそういう話なので別に自分の影響はないでしょうけど、何かうれしかったんですよね。ただ自分が関わりのある国に行ってみたいと思ってくれているだけで。

何だかドイツ人のような感想ですね(笑)。


実は、去年の1ヶ月半のドイツ出張中の一番の大仕事として、℃-uteメンバー全員に滞在先からメッセージカードと写真を送るということをしたんです。

フォトプリンタとか普段絶対使わないのに、これだけのために新しく買ってドイツに持って行ったくらいの気合でした。出張中で7人全員にそういった準備をするのはさすがにかなり大変な部分もありましたが・・・。

ただ、2年前初めて海外出張に行った時(℃-uteの日のイベントに行けなかった時(泣))に、日本を出ると本当にいろんなものが違ってて、そして素晴らしいものがたくさんあって、みんなにも見せてあげたいと素直に思ったんです。

そしてできれば、世界に思いを馳せてほしいという気持ちがあって。
「世界的な歌手になりたい」とか、「海外ツアーをやりたい」といった夢を世界を見ることでもっと膨らませて、それを前進力にして日々頑張ってくれたら自分としては一番の幸せだなと思って。
自惚れではありますが、自分ができることはそういうことかも、と思って。

そんな経緯で、訪れた地の写真をメンバーごとに5枚程度選んで、メッセージカードに伝えたいことを添えて送ったのでした。
写真の裏には説明書き。そう考えるとかなりの量書いたんだなぁ。

(一応海外からもちゃんと届くようで、概ね好評だった模様です。たぶん。ちなみに送った写真の内容は一部『課外授業 「ありがとうの国/すみませんの国」 前編 後編』に反映されております。キルシュトルテとか(笑)。)


そんな感じで、有原さんには特に何かできたらなって思っています。
ま、みんな誕生日の時くらい何かしてあげたいと思うのですが(汗)。

わりと好みも合うみたいなんですよね。自分もメロンすげー好きだし(笑)。
今回は「お誕生日おめでとう」と言うことしかできませんでしたが、それで十分だとも思いますが、来月またドイツに行くので、きれいな写真でも撮ってこれたらと思っています。それから、ささやかなお土産でも。
とりあえず今のデジカメ古いし壊れかけてるから新調しないとですね(笑)。


ということで、また頑張ってくるから。楽しみに待っててね。

これからもよろしく。  
Posted by pricules at 23:57Comments(0)TrackBack(0)℃-ute

May 28, 2008

苦難、忍耐、練達、希望

品川の『涙の色』発売記念イベント、矢島さんの声がかすれていました。


イベント中はとにかくハラハラしながら見ていたのですが、何とか終えて。
数日前、自分が派手に風邪を引いていたこともあって、連動して矢島さんもてっきり風邪引いたのかと思いこんでいたのですが(何じゃそりゃ)、握手会の時に「風邪気味?」と聞いてみたら首を横に振って、のどだけ調子が悪いようなことを説明していた気がします(雰囲気的に)。


自分はそれを聴いて(感じて)、正直なところ余計困惑してしまいました。

じゃあ何があったのか、と。



そこで、ふと頭をよぎった一節。



最近、頑張ってることは?

教わったことを家でも復習! 発声練習を頑張っています。
あと、ランニングも。Berryz工房とのコンサートに備えて、体力をつけないといけなかったから。父と飼っているジャックラッセルテリアのルーキーと一緒に、雨の日以外は走っています。


(『ヤンヤン』創刊号 p.13)



合同コンサートでの矢島さんの歌は、確実に進歩しているように思いました。
単独ライブとは負担が違うという部分もありますが、真正面から頑張ってきたんだな、素直にそう認めざるをえない安定感と力強さでした。

萩原さんの『スッペシャル ジェネレ〜ション』の一瞬のソロパートとか、鈴木さんの横浜での圧倒的なパフォーマンスと名古屋での全身を振り絞るように歌っていた姿(風邪だったそうで)とかにもたくさん感動しましたが、今回の合同コンサートでは矢島さんの進歩とそこから生まれる頼もしさが何より感動し、うれしかったのでした。



前の週、名古屋でのイベントの握手会で歌のことを伝えたばかりの出来事でした。

今回が初めてではないのどの不調。
やはりまだ発声が悪く、のどに負担をかける歌い方をしているのでしょう。

ステージに向けて体調を万全にしておくことはプロの歌手として当たり前のこと。
声がかすれている状態でステージに上がるなんて、あってはいけないことです。
あらゆる人に迷惑や心配をかけてしまう。


でも、上の記事と彼女を重ね合わせていくと・・・何かがこみ上げてきて。
きっと、もっともっと上を目指しているのでしょう。
もっとできるはず。もっといい歌が歌えるはず。


矢島舞美は自分自身と闘っている。
もっともっと先を見据えて、脇目も振らずまっすぐに走っている。

彼女自身の体がついていけないほどに。


そんなことを考えていると、だんだん泣きそうになってきていました。
矢島舞美という人間は、どうしてこういう人なのだろう。


未来があるなら、今は目一杯苦しくてもいい。

先が見えず今を何とかごまかしていくよりも、自分はそういう生き方をしたい。


℃-uteはまだまだ先があります。焦ってはダメ。
雰囲気でごまかさずに、本物の実力をつけて有名になっていってほしい。


逆説的ですが、すごく安心できた日でした。
まだまだ℃-uteは上に行ける。目指し続ける限り。


ただ、のどを痛めるのは将来を見据えても本当によくないことだと思うので、早く完治させてほしいですね。
なので、早く治るようにまたいつものおまじない。
あんまり多用すると効果が無くなるかもしれないけれど・・・。



周りの大人たちは、しっかり彼女たちを守ってほしいです。

彼女たちの大きな夢に近づけてあげるのが、一番の使命なのだから。

そんな素敵なコトに関われる人は、本当に少ないのだから。  
Posted by pricules at 23:57Comments(0)TrackBack(0)℃-ute