November 09, 2008

課外授業 「食文化特講〜世界でBuono!〜」 後編

講師: 次はリクエストにお応えして、アメリカにいきましょう。
    まずはこれ!

ハンバーガー







萩原: ハンバーガー・・・が開いてる?

講師: そうそう、この状態で出てきたんだよ。
    これ食べたのはサンフランシスコのハンバーガーレストラン。たぶんファストフードのチェーン店とかじゃないと思う。注文してからお肉を焼いたりして作ってました。あ、最近日本でも増えてきたか。で、ケチャップとマスタードを自分で好きな量かけて、レタスとかトマトはさんでできあがり。

岡井: おぉ〜。ってかポテト多っ!ピクルス丸ごとだし!

講師: ポテトはだいたいこのくらいが普通のようです。
    ピクルスは切ってはさんでも良かったけど、面倒だから直接かじった(笑)。
    本格的なハンバーガーはさすがにおいしくて、アメリカ来たなーって一緒に行った同僚と話してました。
    そういえばホームステイした時も、ホストファミリーが庭で炭火でハンバーグ焼いてハンバーガーにして食べたなぁ。あれはめちゃくちゃBuono!だった。

矢島: 先生ホームステイしたことあるんですか?

講師: うん。高校主催の研修旅行に申し込んで、高校1年の終わりにカナダとアメリカに行ったことがある。
    ホームステイはヴァージニア州のリッチモンドというところに10日間ほど。
    ヴァージニア州は東の方だから、今回行ったサンフランシスコとは反対側です。
    
    そうか、矢島さんと梅田さんくらいの歳の時に行ったのか。うわーなんかショック。

梅田: え、何でですか?

講師: その時の経験はものすごく強烈で、今の自分のベースを作っていると言っても過言じゃないんだけど、それがもう8年も前のことで、かつ梅田さんたちがすでにその時期を過ごしたっていう事実がね。
    ほんと楽しくて、つらくて、でも本当に行ってよかった。

    さてさて、次に行きましょうか。

チョッピーノ







中島: あ、エビとか貝とか!

講師: 肉以外が初めて出ましたね(笑)。
    サンフランシスコはアメリカ西海岸の都市だから、海が近くて魚介類もたくさん食べられます。
    この料理の名前はチョッピーノ(Cioppino)と言って、イタリア料理からできたものらしい。
    
    ・・・つまり、ですよ。

鈴木: (うれしそうに)これが本当のBuono!ってことですよね!?

講師: 言われた(笑)。
    いやほんと、これはBuono!でした。
    メニューよくわからなかったからオススメをお店の人に聞いたらこれを挙げてくれて頼んだのですが、この3回の出張の中で1、2位を争うくらいおいしかった。 
    魚介類もトマトベースのスープも絶品で、何の複雑さもないおいしさだったって言うのかな。
    やっぱイタリア料理はすげーって思ったよ。アメリカだけど(笑)。

鈴木: うあぁぁぁおいしそう。いいなぁ。

講師: いいでしょ?(笑)
    でもほんのちょっとだけ後悔したのが、名物のクラムチャウダーを食べなかったこと。
    周りの人がみんな食べてるから何だろうと思ってはいたんだけど、全然気付かなくてねぇ。不覚なり。

    じゃ、もういっちょ。

プライムリブ







萩原: 再びお肉来たー!

講師: これは会議も終わって帰国前日の夜に食べたプライムリブというローストビーフ!
    でっかいかたまりで焼いてて、それを目の前で骨付きで切り分けてくれるんだ。
    すごい人気みたいで、お店広いのに開店して30分後くらいに入っても30分待ちだった。

萩原: それっておいしいからってことですよね?

講師: うん、これもほんとおいしかった。すっごい柔らかくて、それでしっかりした味があって。
    ただ、これが出る前にこんなん出たんですけど。
    
サラダ







矢島: おーサラダおいしそう!これで何人分ですか?

講師: 1人分(苦笑)。
    本気でこれだけでおなかいっぱいになるかと思ったもん。普通にセーブすればよかったんだよね。何か全部食べないとメイン出してくれない気がして食べちゃったけど(笑)。
    で、メインのお肉だけは何とか食べきって苦しそうにしていたら、店員さんに「もう一切れいかがですか?」とか聞かれて。いやいや、No thanksと(苦笑)。
    ホテルに戻って2時間くらい苦しくてじっとしていました(汗)。

    ということで、これでアメリカはおしまい!

矢島: 結局お肉ばっかりな気がするんですが・・・あたしはいいけど。

講師: うむ。メインばっかり撮ってたら知らない間にこんなことになってました。
    
    では最後に、皆さんきっとお待ちかねのスイーツでも紹介しますか!

全員: スイーツ!!!

ティラミス







講師: これは、パリの星付きレストランでデザートとして出てきたティラミス。
    
鈴木: フレンチレストランなのにイタリアンのデザートなんですね。

講師: そうそう。よく気付いたね。
    そういえば写真ないけどこの時の1品目はガスパッチョっていうスペインの冷たいスープだった。フレンチレストランの中でも、伝統的なフレンチだったり、創作料理だったり、他の料理を融合した新ジャンルだったりするから、フランス料理の幅も広がっていると言えるんでしょうね。

鈴木: Buono!でしたか?

講師: たぶん(笑)。
    何かケーキっぽくなくてムースみたいだった。スポンジ生地が無かった気がするんだけど、本当かな?
    今まで食べたティラミスとは全然違ってたけど、おいしかったよ。

    じゃー次。 

ケーゼトルテ







講師: これはベルリンでアイスバインを食べた時のデザートのケーゼトルテです。
    ケーゼがチーズ、トルテがケーキだから、完全にチーズケーキだね。

梅田: チーズケーキ!おいしそー!

講師: 面白かったのは、このサイズ。間違いなく日本ならこの四角の対角線で切って三角にしてニ人分にすると思う。ドイツのケーキって、こういう風に四角く切り出しているものが多いらしい。

梅田: え、ホールで作ってるんじゃないんですか?    

講師: お、的確な質問。さすが!
    丸く作っているケーキも多いけど、ドイツでは一般的に大きい四角い鉄板?みたいな容器でケーキを焼くことが多くて、そうなると普通に縦横で切るから一切れが四角くなるみたいです。

梅田: へぇ〜。

講師: 味はチーズをよく食べるドイツらしく濃厚でおいしかったですよ。
    アイスバインの後だったので、さすがに最後はお腹一杯でしたが(苦笑)。

梅田: うちケーキだけでおなかいっぱいになりそう(笑)。

講師: 量はよく考えて頼まないとね。
    
    さて、次はちょっと趣向を変えて。

ミルヒライス







全員: (何だこれ??)

講師: これはミルヒライス(Milchreis)って言います。何かわかる?想像してみて。

有原: ミルヒライス?ライス?え、もしかして・・・。

講師: お、相変わらずカンがいいね!何だと思う?

有原: ライスって、お米ですか?ドイツ語かどうかわかんないけど。

講師: 正解!お米はドイツ語でもライスって発音するんだよ。
    じゃ、残りは?

有原: ミルヒ・・・Milch・・・んん??

講師: 上はソースだから、下の方の色とか見てみたらわかるかも。

有原: え、白・・・ミルク、牛乳ですか!?

鈴木: (何っ!?)

講師: すごい。その通りです。
    つまり、これはお米を牛乳で煮て、砂糖とかバニラ味をつけて甘くしたスイーツってわけです。
    ドイツの国際会議の昼食の時にデザートのコーナーにおいてあったのを見つけたので、面白半分手にとってしまいました(笑)。

有原: 食べたことあったんですか?

講師: いや、この時が初挑戦だった。
    これね、去年研究所の食堂で初めて見たんです。他の人が食べてたのを横目で見て、なんだこの白いのは?って思って、帰りにメニューをもう一度見たらMilchreisって書いてあって。え、Milch?そしてまさかReis?って感じでもう衝撃で。しかもジャムとかシナモンシュガーとかかけてデザート感覚で食べるわけ。
    基本的に炊いただけのご飯を食べてる僕ら日本人としては、ちょっと想像つかないよね。

有原: ・・・実際どうなんですか?味。

講師: ま、普通にバニラ味の「何か」ですね(笑)。
    このとき食べたのは上にさくらんぼのジャムがかかってたのもあって、今までの考えに固執しなければ甘いものとしては特に拒否感はなかった。ただお米だし、デザートにしてはお腹にたまりすぎると思う。自分と一緒にノリで買った同僚は終盤ちょっと嫌そうに食べてました(笑)。外国だと自分たちの普段の食生活とは発想の違うものが多くて、食文化って国や地域によって様々なんだだなぁと強く思わされますね。

    さーて、もいっちょ国際会議で出てきたものを。

コーヒーブレイク
    






矢島: 何かカワイイケーキ!

講師: 写真撮るために食べてみた(笑)。
    会議の休憩時間に出たケーキです。確か2日目の午後だったかな。

矢島: え、会議でケーキとか出るんですか!?

講師: うん。僕もちょっと驚いた。2年前ポーランドであった同じ会議では出なかったし。
    それで思い出したんだけど、毎年行っているドイツの研究所でも、火曜の午後はコーヒータイムがあって、たまにケーキ食べたりするんだよね。
    ちょうど今回の会議でケーキ出てきたのも火曜日。ドイツの習慣なのかも。

矢島: 何かお誕生会みたいで楽しそう!

講師: うん。研究所では本当に誕生日が近い人がいると誰かが焼いてくるんだ。出てくるケーキは、手前よりは奥の方に写っているような、しっかりしているというか、身のつまったケーキが多いかな。素朴な素直な味ですごくおいしくてつい食べちゃうんだけど、カロリーは高そう(汗)。

中島: 先生、メインで写っている方はどうだったんですか?

講師: 華麗にスルーしようと思ったのに(笑)。
    ゼリーっぽい方はみかんとかさくらんぼとかラズベリーが入ってておいしかったですよ。

中島: ドイツでみかん!

矢島: さくらんぼよく出てくる!

講師: で、カラフルな方はねぇ・・・とにかく甘かった。
    上に乗ってるの全部砂糖なんだもん(苦笑)。
    さすがにこのケーキだけは参加者に不人気みたいでした(笑)。
    
    次・・・お、これが最後です!

アプフェルシュトゥルーデル







萩原: イチゴ!

講師: やっぱりそっちに目がいったか(笑)。
    これはアプフェルシュトゥルーデル(アプフェル=リンゴ、シュトゥルーデル=渦巻き)といって、オーストリアのアップルパイと思ってもらえるとわかりやすいかも。
    リンゴを煮たものを薄い生地にグルグル巻いて焼いて作ります。
    これはベルリンにいた時のお昼にいただきました。天気がよくてテラスで食べるのも気持ち良かったよ。

萩原: ちょーおいしそう・・・。

講師: 実はこのアプフェルシュトゥルーデル、僕の好物です(笑)。
    元はオーストリアのウィーン菓子だけど、ドイツでもよく目にするので行った時は必ず食べてます。
    お店によって熱々で出てきたり、横にバニラソースとか生クリームが添えてあったり、様々。
    これはバニラソースに少しフルーツのソースが入っていて、なかなかBuono!でした。
    
    ま、こんな感じでドイツ、フランス、アメリカで厳選したBuono!な逸品の数々(?)を紹介しました。
    では本日のまとめを・・・梅田さんに。
    
梅田: えぇ!?えーと、・・・クジラを守ろう!

講師: ・・・だいぶ違う気がする(苦笑)。
    ま、日本の海洋資源として、日本の食文化としてクジラを守ろうってのは正しいと思うけどね。

    じゃ、Buono!代表鈴木さん。今日の話まとめると?

鈴木: ・・・"Buono!"には世界の食文化が詰まってる!

講師: よっ、もう一声!

鈴木: え、えっと、・・・世界の食文化を知ることはすごく大事?

講師: うむ。そうですね。
    自分たちの食文化も、外国の食文化も、知らないと意図せずすれ違いが起こったりする。
    それから、場合によっては食文化の消滅という悲劇さえ起こりうる。
    自分たちの文化を自分たちで守るためにも、日本と外国の両方を知る必要があると思います。
    そしておいしさに幸せを感じつつ、感謝しつつ、Buono!と言いましょうと(笑)。
        
    ・・・ま、これは全部後付けですけどね!

全員: ちょっとちょっと!!!

講師: いや、もちろんウソってわけじゃないんだけどね。
    それから自慢したくて写真見せたわけじゃないのは確かで。
    
    
    僕はただ・・・
        
    海外進出、本気で目指してるよね、リーダー?

矢島: ハイ。本気です!

講師: そのためには何が必要だと思う?

矢島: えっと、日本中の人に知ってもらえるくらい有名になって、ドームとかでコンサートできるようになって、それから・・・みたいな?

講師: そうだね。じゃあ大丈夫だ!では時間だし今日は終わります。

全員: (結局答え教えないんかい!)

講師: あ、缶詰中身なくなった?じゃあ洗って缶のゴミ箱に捨てといてね。
    あと、写真みんなにあげるから、煮るなり焼くなり好きにしてください(笑)。

   (ドアを開けて)それでは諸君、またどこかで会おう。さらばじゃ!


全員: さらばじゃ!

    ありがとう!ミスターティーチャー!(あれ?)

(講師、ドアを閉めて去る)



(各々写真を見ながら)

岡井: フォアグラぁぁ〜。

鈴木: ミルヒライス、牛乳好きのあたしとしてはすっごい気になるんだけど!

中島: お肉にマンゴーってどんな感じかなぁ。

萩原: このお肉ちょーおいしそう!こんなに食べられないけど。
    
梅田: このアップルパイみたいなの食べてみたーい。作れるかな?

有原: スイーツもやっぱドイツだな〜。

矢島: なんかもう、全部食べてみたいよね!

全員: だね!

鈴木: 日本の中でも行きたいところ(=おいしいもの食べたいところ)たくさんあるのに、世界中になると・・・もうありすぎて困っちゃう!

萩原: ほんと、℃-uteで外国もいっぱい行きたいよね!

矢島: よーし、℃-uteで世界中食べつくすぞー!!

全員: おー!!!

中島: あ、でも日本大事にしなきゃね。℃-uteの活動も食文化も。

梅田: そーだ。先生言ってた。

全員: なっきぃさすが!

有原: あ、これってさ、・・・




講師: ふぅ、今回も何とか伝わったかなぁ。
    
    僕にできること・・・あと何があるだろう。
    あと一年考えてれば、また新しい何かが見つかるのかもしれない。
    
    
    ほら、みんな夢に向かって頑張ってるよ。
    キミも頑張れよ。

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