山口大学医学部医学科5年の木安貴大です。
2014年10月18日に「第二回中国地方プライマリ・ケア交流会」を実施致しましたので、報告させて頂きます!
今年も大盛況で終えることができました。
来年度以降もぜひ続けて行きたいと考えておりますので、今回参加出来なかったという方も、ぜひご参加ください(^^)
(尚、次回は同時期に川崎医科大学で実施予定です)

【概要】
日時:
20141018日(土)12:3018:00
場所:山口大学吉田キャンパス
参加人数:41名(内訳 医学生 34名 医学生以外の学生 5名 医師 1名 その他 1名)
協力:80大学行脚プロジェクト中四国ブロック代表 松坂英樹
共催:一般社団法人 日本プライマリ・ケア連合学会 中国ブロック支部
   公益社団法人地域医療振興協会山口県支部
講師(敬称略、()内は所属):
齊藤裕之(萩市民病院)
佐藤誠(浜田市国民健康保険あさひ診療所)
中山元(社会医療法人清風会 奈義ファミリークリニック)
原田唯成(医療法人新生会 いしいケア・クリニック)
矢田明子(NPO法人おっちラボ/雲南市立病)
原田昌範(山口県立総合医療センター へき地医療支援部)
 

【タイムテーブル】

12:00~12:30 受付
12:30~13:00 アイブレ・開会式など
13:00~13:30 全体講演:『家庭医が家族をみない理由』(齊藤裕之)
13:40~14:50 セッション①:
       a.『見えていますか?家族の木』(原田唯成)
             b.『行動変容』(中山元)
15:50~16:10 セッション②:

             a.『多職種連携ワークショップ』(矢田明子)

             b.『論文の読み方』(佐藤誠)
16:30~18:00 学生活動紹介・Meet the Experts
18:30~      懇親会
()内講師。敬称略。

【内容】
 中国地方のプライマリ・ケア領域に興味のある学生対象のセミナーである「中国地方プライマリ・ケア交流会」の第二回を山口大学にて開催致しました。中国地方6大学の学生が協力し、所属に関係なく全員が楽しめるような内容を目指し、準備を進めました。

 昨年度と同様、全体講演の後にセッションは各時間帯に2種類のレクチャーを用意し、参加者が希望に応じてどちらか一方を選択する形式としました。また、昨年好評であったMeet the Expertsの時間を増やし、別途懇親会も行いました。結果的に、県内外よりコメディカルの学生も含め、約40名の方に参加して頂くことが出来ました。
 全体講演では、家庭医療的アプローチやBPSモデルといったキーワードを通して、「家庭医っぽさ」とは何かということについて、お話して頂きました。参加者一人ひとりが家庭医の役割についてのイメージを持つことが出来ました。
 『見えていますか?家族の木』ではグループに分かれ、McDaniel SHらによる「家族の木」の図にある人物の関係がどのようなものかを考えました。グループごとに様々な意見が出ており、患者とその家族にアプローチする難しさや大切さを学ぶことが出来ました。
 『行動変容』では、LEARNのアプローチや重要度・自信度モデル等を学び、講師の実演の後、実際に医師役と患者役に分かれ、ロールプレイングを行いました。実際にロールプレイを行うことで、実践することの難しさ、行動変容を学ぶ大切さを感じることが出来ました。
 『多職種連携ワークショップ』では、講師である矢田明子先生が行われている雲南市の地域コミュニティケアの紹介の後、「医療関係者に必要な意識や行動は?」「円滑な多職種連携を進めて行くにはどのような対話が必要か?」の2テーマでワールド・カフェを行いました。グループでの作業自体が多職種連携を疑似体験しているようであり、参加者一人ひとりが様々な気付きを得たセッションとなりました。
 『論文の読み方』ではPICOを使い、論文を批判的に読む方法を教わった後、論文のデータを使って患者に説明を行うロールプレイングを行いました。実際の現場がイメージしやすい内容で、どういうポイントに気をつけEBMを実践するべきかを学ぶことが出来ました。
 学生活動紹介では、各大学での医療系サークルの活動や取り組みを紹介しました。どの大学もオリジナリティ溢れる内容で面白く、今後の大学生活の参考にもなりました。
 前回好評であったMeet the Expertsでは、講師ごとにグループを作成し、今後の進路や現場での体験など、レクチャー中には聞けない様々な話を伺うことが出来ました。
 参加者の方からは「来てよかった」「低学年でも楽しめた」といった感想を頂くことができました。終了後にスタッフ間で来年度も継続することを確認しました。次回もよりブラッシュアップした交流会となるように、しっかりと準備して行きたいと考えています。

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文責:日本プライマリ・ケア連合学会 学生・研修医部会 中国支部長
山口大学医学部医学科5年
木安 貴大

第二回中国地方プライマリ・ケア交流会代表
山口大学医学部医学科4年
加藤 優里