2019年12月02日

無題 2019冬

COOL ONLINEが消え、infoseekが消え、geocitiesが消え、私の知っている架空鉄道サイトも焼け野原に。サイトが残っていても、画像リンク切れとかトップページ以外消滅とかあるみたいで、ただただ寂しい。webサイトというのは残らないものだなあ・・・
蟹がまだ残存してるのが驚きw
このブログが残存してたのも驚きw

現在の架空鉄道、google画像検索してみると路線案内図の雪崩。そういう所は10年前と変わっていないようだ。路線図に紛れて3DCGで描かれたグラフィックが混じっている。あとはペイント系ソフトで描いたらしき電車の側面図、これも昔と変わらないな。3DCGはパソコンの性能アップとソフトの普及で増えた感じだろうか。3Dはモデルデータを作るのにけっこう労力が要るはず、熱意が感じられる。

さてさて。
架空鉄道から離れて10年くらい経とうとしてるのだろうか。自分の頭の中を走ってた鉄道も、今じゃもうほとんど思い出せない。webサイトにアップロードした分は最終版が自宅のどこかに残ってるはず。そもそもそんなにたくさん情報の載ってないサイトだったから、思い出すような物は無いのだ。焼け野原。真っ白な紙の上に、曖昧な電車のカタチだけ書かれている落書きみたいな状態だ。


  
Posted by prince000 at 23:44Comments(0)

2014年03月17日

帰ってきた桜島電鉄 -Reverse-

3年ごとに新しい記事を書いてるこのブログ。
今度こそ誰も見ていないであろうw
もはや今どんな架空鉄道があってどんな架鉄コミュニティがあるかもわからぬ。

さて、架空鉄道を文字通り“辞めて”数年ぶり。
わざわざここにログインして記事を書くということは「架空鉄道について何かあった」ということだ。
答えが見つかったかもしれない。架空鉄道を創ってて感じていた、個人的なジレンマに対する答え。

模型架鉄のジレンマ

架空鉄道ってのは名前の通り、存在しない鉄道、想像や空想の鉄道。
想像を絵にしたり文章にしたりする遊び。
私は元々模型から入ったので、どうにかして自前の架空の電車を模型として実在する形にしたいと考えていた。
架空の物を現実に、というのは少し矛盾した考えかもしれない。
模型にするのを諦めれば解決ではあるけれど、それは趣味としてどうなんだ?
そういうジレンマ。

世の中の模型架鉄、見ていると既製品の模型を塗り替えてオリジナルとか、前面だけ少し作り替えてオリジナルですというのが多かった。
もしくは実在する車両を譲渡してもらった設定とか多い。
ネット上の架空鉄道黎明期を見てきた人には、実在車両の既製品模型の写真を載せて架空鉄道を名乗る、というのも記憶にあるかもしれない。
オリジナルの電車を模型にしようとするとどうしてもフルスクラッチ(全自作)になって必要とされる工作レベルが上がるのだ。

架空鉄道においては、2chの架空鉄道スレで様々な人が集い影響し合うことで様々な架空鉄道が生まれてきた、表現の質を高める工夫なども模索されていた。
しかし模型架鉄においてはあまり変化が無かったように感じる。
そこには想像力では補えない、模型を作る技術による制限があるせいではないかと予想する。
既製品を塗り替えてオリジナルと言い張るか、譲渡車両とするのが多いのも納得できる。
自分の架空鉄道も、模型化を目的に実在車両をベースにした車両があった。
他人の架鉄はそれでよかろう、作ってる本人が楽しければそれでいいんだろうから。
問題は自分の架鉄だ。
実在車両をベースにする以上、デザインや形状に自由がきかなくなる。
それが納得いかんもんで。
模型にしてもオリジナル車両の楽しさが見られないので、自分にとって“失敗作”に感じてしまう。
じゃあプラ板から自作しろよってなるが、自作はかなり大変なのだ。
手を抜けば当然、出来が悪くて納得いかない模型ができあがる。
オリジナル車両というのは、模型架鉄としては大きな課題なのだ。


答えを見つけた

実在する車両のNゲージ模型を作るために新しい技術を導入した。
3D-CADと3Dプリンタ。3Dプリンタは今話題の技術だ。
鉄道模型業界としてはあまり普及しておらず、メーカーが試作品を作るのに使うくらいの3Dプリンタ。
3D-CADを触れる機会があり、試しに3DプリンタでNゲージを製作してみたら、かなり良い物ができた。
無題2

製作にかかるコストも3000円程度、作業する苦労もプラ板から自作に比べればだいぶ楽。
味を占めた私は、地元の電車をいくつか作りはじめ、興味ありそうな人への布教もしてみた。
布教する上で、Nゲージの電車のサンプルデータも公開してみた。
それがこれ。
無題1

公開した後から気づいた、これは架空の車両だと、架空鉄道の一員だと。
正直、サンプルなのであまり考えずにそれらしく作った車両なので自分の好みなど全く反映されてない。
だが、どこの実在車両とも違う姿に、久しぶりに架空鉄道らしさを感じた。
3D-CADを使えば空想の姿をカタチにできる。(これ自体は3D-CGと変わらない)
3Dプリンタを使えば既製品の模型を使わないでいいのでデザインもオリジナルにできる。

これでまた空想の電車を作りたくなったわけだ。
今度はどこかの実在車両に似てるものではなくて、完結した一つの世界の車両として、架空の電車を愛でることができるだろうと確信した。  続きを読む
Posted by prince000 at 04:37Comments(1)

2011年03月21日

さよなら桜島電鉄?

やあ。架空鉄道は3年ぶりくらいかな。このブログを誰も見ていないことを期待してなんか書いてみる。

 久しぶりに電車の絵でも描こうかと自分のサイトを見に行ってみたらサイトが有りません。どうやら桜島電鉄は消滅してしまったようです。(幻想郷の架空鉄道として再出発するかい?w) 創作者が忘却した時、架空鉄道って消えちゃうんでしょうね。ネット上に保持されてる間は見ることはできるだろうけど、果たしてそれは生きてるんだかどうなんだか。サマンサさん所は新しい架鉄を製作中らしい。モナ電の匂いがするのは、生きてる証拠なのだろう。そんなことをふと感じた。

 そんなわけで、最近の架空鉄道ってどんな感じなんだろうといろいろ見て回ってるわけです。とりあえず、pixivに架鉄関係の絵がたくさんアップされてますね。自分も架鉄の絵をいくつかアップしてあったし、最近描いてるような別の絵もアップしてるから知ってはいた。
 で、pixivの架空鉄道絵群。昔と同じでマグロ絵(電車の側面図)や駅や表示器などのサイン類が多いです。正直言って、pixivのマグロ絵やサイン類は雑多すぎて見るに至らないのが残念すぎると思いました。けっこう綺麗に描き込んでるマグロ絵もあるけれど、多数の似たような絵に埋もれまくってる。マグロ絵やサインはデータなのだから、抜き出して単独で見てもしょうがないと思うのですけどどうなんでしょ。データはまとまってるから見て何かを知ることができるのではないかと。簡単に言うと、「架鉄のサイトから抜き出してきたような絵をバラバラにアップして意味あるのか?」ってことです。
 背景付きの絵だとか風景的な絵とかだと、その絵単独で作品になれるから絵が一枚ぽつんとあっても成り立つわけです。どんな電車がどんな所を走ってるか説明無しでわかるから。手書きだろうとラフ画だろうと下手だろうと、そういう電車の周りの見える絵って好きなんですよね。

 そういう意味では、写真を使ってる桜島電鉄バスってのはすごくタチが悪いんですよw 風景が実在の鹿児島市の風景だからね。設定では架空地だから、背景は全部嘘なんだ。(できるだけ背景をカットしてるのはそういう意図があったり)  
Posted by prince000 at 08:37Comments(2)

2008年02月15日

ひさひさに架鉄いじり

1年ぶりか・・・

3500型と5000型の解説ページと3500型の絵を1枚分更新しました。とりあえず半年以上前の段階で3500型の側面図と5000型の側面図はできてたのですが、結局更新しないまま放置してしまったわけで。5000型の側面図なんか無くしてしまって結局描き直したくらいです。

架鉄
←結局この絵はここまで描いてボツ
トラック自体はレイヤ分けしてあるので電車だけ描き直して使うかも。
(アルナに電車を作ってもらうとこの本当にこのトラックで運んでくる)
この絵も1年前のか・・・

それでもってこの絵。単純にバスと電車を並べたくて、風景を描くのが面倒なので写真を使ったのだけれど逆に面倒なことも多かったです。電車を描くと共にシチュエーションに合わせた光効果を加えなければなりません。窓ガラスに反射する空とか、架線が背景の空で白飛びしてしまったり、架線の奥と手前で光の反射具合が違ったり、パンタグラフの角材部分と丸パイプ(ホーン)の光り方の違いだとかもう手一杯。とりあえず妥協してこれで完成ということにしました。パッと見ただけでも運転席の日よけが付いてなかったり運転台そのものが描いてなかったりワイパーが無かったり窓枠が歪んでたり気になるところがたくさん・・・(書いてて気になりだしたので修正するかも) この作業、3DCGでポリゴンを設計してパソコンにレンダリングさせて絵にする作業のレンダリングにあたる部分を脳内CPUでやるわけですね。ポリゴンの組立は下書き作業かな。貴重な体験になりました。もうやらないだろうなあ。  
Posted by prince000 at 03:42Comments(0)裏話 <Reverse side>

2007年01月16日

偶然の出会いは必然のごとく

b4f06390.jpgこのページを制作して


 バスが走っている、ただ走っている、それをなんとかしてカタチにしたかった。普通に走ってるバスを普通に撮っても静止画にしかならない。形式写真にしかならない。データじゃカッコ良さは語れない。

 「偶然」JRの特急に乗った。本来なら高速バスで移動するところだが、時間がなかったのでJRに乗ったのだ。途中道路と併走する区間に、「偶然」そのバスはやって来た。南国交通のいすゞキュービック。特急列車の窓越しにカメラを構える。バスも列車もお互い走っているが、列車の方が速いのでバスを追い抜かす形になる。3回シャッターを押した。

 いすゞキュービックの外観的特徴は直線的なフォルムと三面折のフロントデザイン。きちっと折り曲げられたプレスラインがコントラストを生む。この角度ならキュービックでないとだめで、キュービックならこの角度でないとだめなのだ。それが自分の中のキュービック像であったし、一番カッコ良いと感じる瞬間だったから。  
Posted by prince000 at 04:08Comments(0)裏話 <Reverse side>

2006年11月15日

クリエイチブですか? (番外編)

架空バスの批評サイト(wikiを使ったもの)が登場したようで。
(批評サイトへは2ch架空バススレの>>392あたり)
評価の書き込みもだいぶ進んで物によっては2人以上の評価が書き込まれてる物もあります。
自分も評価部分をちょっとと、まとめ部分を書いてみました。トロリーバスとかわけのわからんことを書いたのも自分です。トロバスに関してはただの悪ふざけですが、わかる人はニヤリッとw

  続きを読む
Posted by prince000 at 21:06Comments(0)

2006年10月23日

広告バス Come on!

やりたいネタの一つに広告バスがある。いわゆる「ラッピングバス」というやつだ。
やるなら架空の企業よりは実在する企業がいい。その企業に合わせてバスの外観をアレンジするのだ。
実在企業を選ぶのは「その企業のイメージができあがってる」から。そのイメージに合うようにコーディネートする必要があるわけだ。  
Posted by prince000 at 01:50Comments(0)裏話 <Reverse side>

2006年10月21日

架空バスことはじめ

5dcb5c05.jpgこの車が桜島電鉄バスの原点だったりします。
もう十数年前になりますか、自分が小さかった頃の話になります。ペーパークラフトの本を親に買ってもらったのを覚えています。確か街をテーマにした物で、ビルやタワーや家などが収録されていました。その中に鉄道車両のペーパークラフトも入っていました。確かキハ58あたりを元にしたようなデザインで、かなりフリー化されていたと思います。これを組み立てた自分は思いついてしまいます「同じようにして自分で紙に描けば好きなだけできるんじゃないか?」と。

そして最初に作ったのが観光バスで、車体には紙の白をベースに、赤いラインが入っていました。これが架空バスの始まりだったのです。確か適当な厚紙にボールペンでバスの形を書いて赤のサインペンでカラーリングをしたと思います。
頭の中ではこのブルーリボンのイメージがありました。(とはいえ、似ても似つかないようなのが出来上がりましたがw)当時はエアロバスも出たばかりで少なく、ブルーリボンがよく目に入ってました。  
Posted by prince000 at 22:07Comments(0)裏話 <Reverse side>

2006年10月15日

Reverse 9years ago

b01739cf.jpgこの画像は確か最初に作った画像だったと思います。たぶん9年ほど前・・・だいぶ経ちました。
G.Crewというドローソフトを買った時にPaintShopの体験版が付いており、その体験版で作ったわけです。
このG.Crewというソフトを販売していた会社は後にPhotoCrewというペイントソフトを販売しました。PaintShopとPhotoShopの中程度の機能ですが、現在もこのソフトを使って画像を作っています。

9年間もこんなことを続けてきたのか・・・  
Posted by prince000 at 18:10Comments(0)裏話 <Reverse side>

2006年10月14日

日野RU 〜裏話〜

5ceecf49.jpgこの画像、作ってる時は「改装前の姿がわかればいいから小さい挿絵程度でいいや」と思っていたのですが、意外と見映えが良かったので大きい画像で使うことに。そんな考えで作った画像なので、元画像は暗くてボツにした画像であります。
作者の意志を超えてバスが飛躍した瞬間です。

元々の画像は折戸でナンバー118と同じ形でしたが、元はスライド扉という設定なので復元します。元になるような写真がなかったので「描いて」ます。


実はこれにはプロトタイプがありまして、実際にスライド扉→折戸への改造が行われています。この画像の元画像の車がそうで、2000年頃まで貸切車として活躍していました。その後折戸へ改造して路線バスとなったわけです。  
Posted by prince000 at 23:40Comments(0)裏話 <Reverse side>