リチャード三世

  • author: princess_daphne
  • 2012年10月14日

リチャード三世
10月14日 13時公演 新国立劇場中ホール

リチャード三世 岡本健一 マーガレット 中嶋朋子 など

シェイクスピア強化期間にしようと思ったのもあるけど、完全に浦井くん目当てで行ったよね(;´▽`A``
浦井くんはリッチモンド伯ヘンリーという、のちにヘンリー7世になる役で終盤に颯爽とでてきて
いいとこどりしていきました。
声質がミュージカルっていうのは、良くも悪くもこういうときに引き立ってしまうね。
もちろんそれを計算してのキャスティングだと思いますが。

悪名高いリチャードが謀略をしかけまくっていろんなひとを蹴落としていき、王座に就くんだけど玉座を奪われるのが今度は怖くていてもたってもいられない。悪人なんだけど、悲哀や憎めなさを感じさせるキャラクターにして演じていたのが印象的でした。リフラフにつづき、せむしといえば岡本健一??(たまたまですw

中嶋朋子演じるマーガレットが初っ端から亡霊みたいで、生きてるんだか死んでるんだか年齢的にはどんなもんなのか、現実味がなくて自分の中で話に溶け込ませにくかった。

やはりシェイクスピア、と思ったのが最後の戦争前夜、リチャードとヘンリーの宿営を対比させて、それぞれに亡霊が語りかけていくところ。
全員がリチャードには「絶望して死ね!!」といい、ヘンリーには「勝って栄えよ!!」という。
この勧善懲悪に仕立てたい強引さとか、なんかしらんけどコメディなところとか。すごく象徴的だと思いました。

迷いに迷って浦井くんカレンダー買っちゃったけど、顔が好みなわけじゃなくて← 、歌が聴きたいんだー!
ミュージカルに出てください。(出てくれますってw





この劇場も初めてでした!!
砂を敷いてある荒野っぽいセット。

あたしは蜷川シンベリンにつづいて2回目のシェイクスピアでした。
ちょっと記憶がうすれかけているww(これを書いてるのは10月31日)



ジェーン・エア

  • author: princess_daphne
  • 2012年10月13日

同じく箇条書きで・・・

10月13日土曜日 ソワレ 日生劇場にて

仕事終わってから新幹線に飛び乗り、4時40分すぎに劇場に到着。
ま、まにあったーε-(ーдー)←開演は5時

WOWOWで観て、メロディーの流れ方と主役のふたりのさじ加減に惚れて、再演は絶対生で観たいと思っていた作品。映画版も観て予習。ただし基本ストーリーはなんつうか昼ドラとかハーレクイン的な感じで、そこまで共感を呼ぶものではない。
だけど、このキャストで、この舞台で観ると、こんなにも愛せる人がいるってほんとに幸せなことだなあ、と素直に感じることができます。

音楽は地味だけど染み込んでくる感じで、少し単調なメロディーがここちよい。
じわじわと好きだなあ、と思う作品。
日本語のCDほんと出してほしい。

さとしさんは、バルジャンを観られてないのもあって、どうしてもコメディのイメージが強すぎ、(NYに行きたい!がはまり役すぎだったし)意外に感じたけど、すごく合ってると思いました。ハンサムすぎてもいけないしww

松たか子ほんとうに出ずっぱりで、だけど子供時代の回想を大人のジェーンが傍観していて、大人になってからの回想には子供ジェーンがいる、という演出好き。

子役はジェーンもアデールもとっても上手だった!ジョンが迫力いまいち。難しい役だろうけど・・・。

初の日生劇場は、建物が面白くて、大きさがちょうどよくて、これが大阪にあったらお気に入りの劇場になってるかもなあ、と思いました。東京宝塚劇場が近くて、出待ち集団にも遭遇。
向かいの帝国ホテルで、翌朝まちこちゃん&息子ちゃんとパンケーキモーニングしました♪

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