ということで、タイトルでも雰囲気は伝わるでしょうか。今回は、読んで楽しんでいただける記事を書きます。





 今回は、地域再生の切り札、ご当地B級グルメについてです。





 今日は夜の8時までアルバイトがあったのですが、その帰りに、代々木の

 「ZATS BURUGER CAFE(ザッツ・バーガー・カフェ」

 というバーガーやさんで、ハンバーガーを食べました。





 ここでのバーガー、「佐世保バーガー」と呼ばれています。

 店の入り口の、坂本竜馬ののぼり旗が目印ですが、昔から外国との交流のあった長崎県の風土が少し強調されてますね。






 どうやら、日本で最初にハンバーガーが作られ、また食されたのは長崎県佐世保の街だそうです。

 それは、1950年ごろからだそうです。

 なぜ佐世保かというと、佐世保は米軍基地のある街だからです。そこでアメリカの代表的な食であるハンバーガーを売る店が佐世保でもたくさん出始めたようです。

 では、その佐世保のバーガーの味を関東でも広めたい、ということで東京を始めとして佐世保バーガーの店が広まったそうです。






 その佐世保バーガー、1個690円は確かに高いです。

 しかし、ハンバーガーとは、こんなにお肉もバンズ(パンのことです)も柔らかいのか、これは衝撃的ですよ。

 野菜、ビーフパティ、卵焼き、バンズ、どれもこだわりがあり、B級グルメと呼ぶのは少しもったいない気がします。










 さて、話は飛びますが、日本の中のご当地B級グルメがいっせいに競い合う「B−1 グランプリ」という大会が毎年行われています。

 今年は、9月に秋田県の横手市で開かれました。

 この横手市は、焼きそばをB級グルメとして売り出している街なのですが、このB級グルメの火付け役、ともいえる街が、私の出身の静岡県にあります。








 その街は、富士山の西のふもと、富士宮市です。

 今では、「富士宮やきそば」で有名な街です。

 この富士宮やきそば、これを食べるために年間60万人が現地を訪れるそうです。その経済効果、なんと400億円ともいわれています。焼きそばだけで、街が成り立っているのでは、とも思いますよね。

 特徴は、まず麺が独特の麺を使っていること、そして、肉かすがたっぷり含まれていることでしょうか。

 そんな焼きそばに、削り節のだし粉をたっぷりとかけて、これが富士宮やきそばです。






 さて、これからのお話は「週間ダイヤモンド」10月3日号に掲載されている話です。

 この中の「ふるさとを救え」という特集の中の一記事です。






 さて、この富士宮やきそばの仕掛け人、とも呼べる人が、この人もかなり有名になったそうですが、なんともいいキャラなんですね。

 この方の名前は渡邉英彦さんといいます。

 いいキャラ、というより、おやじギャグを連発しているだけ、といった気もするのですが。







 この渡邉さん、9年前のある日、現地では昔から駄菓子屋などで売っていた焼きそばを売り出そう、ということで地元の方々と話をしたそうです。

 しかし、そこにNHKの取材が入ることになって、どうしたか。

 そこでとっさに渡邉さんが作り話をでっち上げるんですね。

 それは、「富士宮にはやきそば学会というのがあって、メンバーはG麺(“ジーメン”と読むのか)と呼ばれ市内の焼きそばを調査している」というもの。

 これから、実際に富士宮やきそば学会、というものが立ち上がってしまうんですね。








 あとは、始終このノリでいろいろとネタを出していったそうです。

 まずは、同じ焼きそばで売り出している群馬県太田市、先述の秋田県横手市と共同で「三者麺談(面談じゃない)」を行い、「三国同麺」を成立させた、というお話や(真偽のほどはわかりませんが)。

 また、富士宮に観光に訪れた方で「やきそばツアー」に参加していただくと、共通して500円分の「麺財符(めんざいふ)」がつく、なんて企画もあったり。

 とにかく、何でもネタを出していけ、といった感じでしょうか。







 しかし、おやじギャグで同情を買う(?)というのか、この作戦、かなり使えそうですね。

 ここまで言われたら、あまりに苦しすぎて、笑ってあげないと、なんて周りが思ってしまうのでは。

 とにかく、おやじギャグは自身を持って、正々堂々と言うことが大切です。









 いや、別におやじギャグの話をしたいわけではないので、まじめな話に戻りますと、いやり地域振興の鍵は、街に根付いてきたものを、どうやってその他の地域の皆さんにも楽しんでいただくか、これに尽きるということを感じます。

 どこでも楽しんでもらえるものはあるはずだ、この視点が大切なようです。

 地域を訪れる人は何を求めているのか、結局は田舎の良さ、そのものなんですよね。

 ならば、飾らずにそのまま売り出せるものを、そのまま出していけばいい、それがいちばん喜ばれるんですね。

 それでも、おやじギャグで多少の誇張は必要かもしれません。

 苦しいギャグであればあるほど、なおよろしい、そんな感じでしょうか。







 それにしても、これからの寒い季節、寒いおやじギャグには気をつけよう。ということで。

 私もわざとおやじギャグをいうのはやめにしようかな、と今さらながら思う今日この頃です。