漫画家の基本的な収入は原稿料です。雑誌など掲載依頼が来ると、1ページいくらで、書いたページ数分の原稿料が入ります。

この原稿料も、ピンキリで人気が漫画家は高く、人気のない漫画家は低いです。ちなみに、原稿料自体は1ページあたり数千円~数万円といったところでしょうか。

基本的には毎月40ページ程度の仕事があれば、人並みの収入になると言われていますが、そこから、画材などの経費が差し引かれます。

また、仕事の量が増えれば、収入も増えますが、そうなると、1人だけでは対応できないため、アシスタントが必要となり、給料を支払う必要があります。

人気がでると掲載された漫画は単行本にもなりますから、それが売れれば印税も入ってきます。

印税は、売れた部数×単価×10%(程度)で計算されます。例えば、1冊500円の単行本が100万部売れたとすると、印税だけで5,000万円もの収入を得ることができます。

もしこれが、ヒット作でアニメ化やドラマ化されると、著作権料が入りますし、キャラクターグッズも販売されるでしょうから、その収入は莫大なものになります。

つまり、同じ原稿料の漫画を描いても、人気が出るか出ないかで、天と地ほどの落差があるのです。

このため、人気が出れば、その印税からアシスタントを増やして、原稿を多く仕上げることも可能になるのです。

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