プロ先生の歯列矯正日記

矯正治療に対して興味のある方、いろいろと疑問をお持ちの方、このブログでは プロ矯正歯科の患者様の協力により私の矯正治療の経過日記を書いていきます。 御協力していただけるモニターの患者様ありがとうございます。矯正専門医の立場からの苦労していること、困っていることなどいろいろと記載する予定です。

歯周病患者の歯科矯正治療1

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みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長田中憲男です。先日あった寒波は大変でした。インフルエンザやノロウイルスといった感染症も猛威をふるってます。当院のスタッフも風邪等気おつけるように徹底しております。

さて、本日は歯周病患者の歯科矯正治療のテーマです。歯周病の場合はまずは歯周治療が必要になります。重度の歯周病患者さんの場合は歯周病専門医に治療を依頼する場合もあります。

今回の患者さんは年齢は50台代、歯周病の原因はプラークコントロール不良だけでなく、かみ合わせが悪いことも原因の1つでした。幸い、歯を支える歯肉の状態は思ったほど悪くなかったため、歯周初期治療後に歯肉の出血が消失したことで矯正治療を開始しました。なかには歯肉の移植が必要な場合もありますのでこの点は患者さん個々の症状に応じて対応する必要がございます。

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下の歯がすきっぱになってます

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すきっ歯の原因は上の内側に生えてる前歯でした。


ここで、歯周病が悪化する因子としては

1:ブラッシング不良
2:歯列不正による過大な咬合力
3:タバコ
4:糖尿病などの全身的な疾患

などです。4の問題は医科の問題ですので省略させていただき、3についても本人の自覚の問題です。
しかしながらブラッシングを完璧におこなっていても歯列不正のため過大な咬合力が発生すると歯周病に似た症状が起きてしまいます。代表的なものは歯肉が下がってきます。これは虫歯治療をあまりした経験のない人に多く生じます。
虫歯治療経験少ない→歯医者にあまり行く機会がない→いつのまにか歯肉が下がっている。
といった流れです。

この患者さんの治療結果です

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歯周病患者の治療目標は完璧に治すことよりも、今後歯と歯茎にかかわるトラブルを最小にすることです。

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全体的に歯が動きやすいので固定する必要もあります。

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こういった感じでメンテナンスに以降していきます。

さあ、明日からは日本臨床矯正歯科医会大阪大会です!来週の月曜からまたがんばりますので
緊急の際はメールでの連絡でお願いします。

親知らずの歯を利用する治療方法もあります。

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みなさま東京のプロ矯正歯科院長田中憲男です。最近は患者さんからの口コミも多数いただいており、本当に心から感謝しております。また自分がこの職業につくことができたのも、母校の昭和大学名誉教授である柴崎好伸先生が入局を許していただいたことです。仕事というのは実力も必要ですが、それを達成するためには運も必要です。実力があっても運がない人って周りにもいると思います。私はそういう意味では強運の持ち主だったと自負しております。先日もある患者さんから先生の所はなんでそんなに治療費用が低価格なのか?と質問されたのですが、自己の利益を可能な限り少なくしているからです。患者さんが集まらなければ自分がいままで努力してきたことが達成できません。治療費用を値下げして患者さんが集まらなければ自爆行為ですが、幸い当院は多くの患者さんに支えられてここまで着ました。あと1年で10年目になります。


さて、本日は親知らずの歯を利用する方法 というタイトルです。
患者さんの多くは親知らず=生えてきたら抜歯するもの といった認識をもつ人も多数あります。
しかしながら、不正咬合を改善する方法として親知らずを利用して代わりに他の歯を抜歯する方法もございます。

例としては
1:ガタガタの度合いが非常に厳しい場合
2:歯列全体を後方に移動したい場合
3:奥歯のかみ合わせがすれ違っている場合
4:下の奥歯を抜歯したまま放置して上の奥歯がのびてきてしまった場合
5:銀歯など多数生えていてそちらを抜歯したほうが自分の白い歯を多数のこせる場合
などです。
つまり、A:治療期間を短縮するために抜歯する場合と、
     B:将来のことを考えてより悪い歯を抜歯してかわりに親知らずを利用するという方法とに分類できます。
今回の症例はAの治療期間を短縮する場合です。
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正面からみると八重歯です。
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下からみると奥歯が舌方向に傾いております。
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上方向からみると奥歯が頬方向に傾いております。
つまり例としては1と3に当てはまります。

治療直後はこんな感じではじめました。
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私の場合、治療開始時から全部つけるのをあまり好みません。必要な部分のみ装置をセットすることが多いいです。

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上の奥歯の部分を注目してください。親知らずの前の歯が2本抜歯してるのがわかると思います。
つまり、この時点で上顎だけで3本も抜歯してます。そういう意味では患者さんは不安になりますかね(笑)

治療終了時です。2027-6


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初診の状態と比較していただければ、仕上がりの状態がより理解できると思います。

本日は積雪の心配もあり、早く自宅を出発したおかげで、ブログの更新ができました。
これぞ、早起きは三文の徳ですね!

審美歯科と歯列矯正治療

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みなさまあけましておめでとうございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
昨年もいろいろと大変な1年間でしたが、心機一転がんばっていきましょう。
 さて、私は患者さんに対しては年賀状を書いているのですが、わざわざお返事の賀状を送ってくれる方がおります。コメントもいろいろと書いていただき本当にありがたいことと思っております。そういった患者さんの多くはきちんとまじめに通院していただける方です。
 実際は医院の患者さんの中には無断キャンセルや強引な予約を強要してくる患者さんもいらっしゃいます。
そういった部類の患者さんの応対は本当に大変です。
どうしてかというときちんときていただける患者さんに対して十分な治療枠を確保できなくなることが申し訳なく、自分としてはストレスになります。
ですから、1人いいかげんな患者さんを失ったとしても他の患者さんが快適な治療をうけることができるのであればそれが医院の方針ということです。
 昨日、テレビで[流れ寿司]という店舗のニュースがありました。回転寿司はぐるぐる回るおなじみのものですが、流れ寿司というのは、注文されるとカウンターまで商品が流れてくるそうです。 社長は回転寿司の最大の欠点は廃棄のネタのコスト負担増といっておりました。バケツ一杯の寿司が廃棄となることも多く、安くで品質の良い寿司を提供する方法としてオーダーされてから作る流れ寿司を開発したとのことでした。 
 歯科医院の場合の最大のネックはキャンセルのコントロールとピーク時の人員数です。ピーク時にあわせた人員で対応すると暇な時間のコストが大変なことになります。また、無責任なキャンセルは人員と時間のロスになります。当院としての方針としてはピーク時にあわせた人員はせず、ピーク時は少ない人員でやりくりする。また、それ以上の予約依頼があった場合はキャンセルがでた時点で電話連絡をする方向で調整していくこととなりました。したがって、直前の治療希望でも枠が一杯の場合はキャンセル待ちで対応をし、救急の場合は応急処置で対応となります。ご迷惑をおかけしますが、きちんと来院していただける患者さまを中心とした治療をこころがけていくことが、自分が一番おこないたい方針ですので、御理解よろしくおねがいします。

本日の症例は差し歯をいれたいとの審美歯科希望の患者さまです

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顔の中心に前歯が1本であり、本来左右対称なはずがおかしな状況となってます。
このような状況でいきなり差し歯をしても、きれいな歯ははいっても、中心の問題や歯茎のラインが不ぞろいなことは解決できません。
患者さんの多くは、審美歯科のみでそういった歯の位置が移動したり、歯茎の位置が変化すると勘違いしている人も多くいます。差し歯は人工物ですから、人工物がより栄えるように土台を構築することが重要です。

治療後の写真です

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長期的にみて保存不可能な下前歯は抜歯し、歯列矯正で隙間を閉じました。
また、上の歯は中心が顔と一致するように並べなおして、最終的に差し歯を装着しました。

審美歯科は顔と歯の調和。それに歯茎の健康の産物と思います。

矯正治療は予測できないことがたくさんあります

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みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。 今年は大震災に始まり、外国での地震や洪水、EU諸国の経済破綻など、世界の人々にとってあまり明るい話題がありませんでした。しかしながら、プロ矯正歯科にとってはみなさまの御支持のおかげで無事に年末を迎えることができました。特に、12月は1日の木曜日以外2日から29日まで28日間白衣を着ない日がなかったくらい大変に忙しかったです。正直ここまで働くとお腹一杯でした(笑)。また、引越しされた方などが帰省がてら当院に点検にきたり、他医院での歯科矯正治療に対しての疑問や不満などを聞く機会もいくつかありました。
こういったことを総括して、現在の小児矯正治療についての流れをお話したいと思います。成人矯正治療については私の過去のブログをめくってくれればかなり貴重な内容が記載されているはずです。

まず、子供の場合は当然ですが、乳歯があります。最終的には永久歯にはえかわるのですが、ここで問題があります。乳歯が残っている段階で治療を開始しても、もぐっている永久歯は変なところから生えてきたり、まったく生えてこない場合もあります。 つまり、乳歯列の時に矯正治療を開始しても完璧に治療をすることは不可能です。永久歯列時期でもう一度治療をする方が一般的と考えてください。

また、最近は床矯正装置という治療方法が流行しております。この治療方法は昭和30年ころからあった治療方法であります。したがって、最新の治療方法でもなんでもなく、歯科矯正学という学問の中にある治療装置の1つでございます。たとえて言うならば、プロ野球のピッチャーが投げる球の球種と考えてください。ピッチャーの場合、ストレート、カーブ、フォーク、シュート、スライダーなど多くの球種を投げることが可能なほうが、バッターを三振にすることが容易なことは理解できます。歯科矯正治療もそれと同じであり、床矯正装置、固定式矯正装置、マルチブラケット矯正装置、インプラント矯正装置、マウスピース矯正装置、などいろいろな装置を適切な時期で使いわけることによって最大の効果がでます。ですので、床矯正装置がいけないということではなく、これのみでは、治療中におこるさまざまな問題に対して適切に対応できるか心配になります。矯正治療は結果がでるのに1年から数年かかります。したがって、トラブルになるのも時間がかかります。

たとえば、治療例をみせます。初診から現在までの治療期間は7年間かかってます。
ながれとしては 初回治療期間が1年間 経過観察が5年間 2段階治療期間が1年の合計7年間です。

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こんな歯並びでの相談でした。私は前歯の乳歯が残っている段階ではあまり積極的な治療をすすめませんが、このように前歯ば反対の場合に限っては、早期の治療をすすめます。特に、左右対称に反対の場合よりも1本だけ反対とかの症例のほうが、より先々重篤な問題を生じます。

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すでに前歯の永久歯が生える隙間が足りないのがわかります。ここで床矯正装置をもちいて歯列を拡大してきますが、結局はワイヤー矯正装置で歯をならべないときちんとした配列は難しいです。

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装置をはずす前の状態です
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このような状態から永久歯が交換する期間は経過観察期間となります。当院では年間に3回程度の検診で対応をしております。

ところが、一見なんの問題もなかったように思われたのですが、
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1点だけ問題がみつかりました。

それは、永久歯が生えてこないのです

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ここで、ポイントとしては、反対側の同名歯が完全に生えてきたにもかかわらず、まったく生えてこない期間が6ヶ月以上経過した場合は、自然に生えてこないことが多いいです。

そうなると、もぐっている歯を牽引する必要があります。(これは相当高等テクニックです)

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これが予期できない事態への対応です。
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無事に永久歯列完了しました。
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もぐっていた大人の歯も生えそろいました。
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ちょっとした問題だけでも対応の仕方はさまざまです。なんでも様子を見ましょうもおかしいですし、すぐに治療しましょうもおかしいです。様子をみるのも治療を開始するのも、科学的な根拠が必要とおもいます。

新年は3日に歯科医師会の休日当番をさせていただきます。何か困ることがあれば電話かメールをください。
ただし。従業員はみんな休みですので、あくまでも急患対応とさせていただきます。

それでは来年もみなさまにとって良い年になるよう、スタッフ一同祈願します。

                     

どんなひどい歯並びでも治療可能か?

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みなさまこんばんは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。11月も半ばにさしかかってきました。今年ものこりわずかですが、みな様悔いのない年にできるようにしたいですね。
僕自身は今年は本当に充実した1年となりました。大学病院を退職して独立した時に描いた自分の目標があったのですが、その目標を来年に達成できるような気がします。目標の内容を具体的に話すのは省略いたしますが、一言で申し上げると、大学病院よりも低料金でクオリテイの高い歯科治療を達成することでした。技術だけでなく、診断機器から治療計画まで一歩も二歩もリードできてると思います。先月の学会でも周囲から言われたことですが、はじめはプロ矯正歯科というネーミングで開業したことを大丈夫か?みたいなことも言われたのですが、最近は名前負けしなくなったと言われることも多くなったのも事実です。いよいよ来年は開業10年目の大台がまってます。
正直、来年は治療はそこそこセーブをしてひさしぶりに論文を執筆したいなあと本気で思ってます。

さて、本日のテーマはどんなひどい歯並びでも治療可能か?です

ひどい歯並びを総じて不正咬合(ふせいこうごう)と呼びます。
不正咬合を大きく分けると、先天的なものと、後天的なものに 分類できます。

先天的なものはもともとがその歯並びだった場合、

後天的なものは歯磨きをしない、歯周病が原因、喫煙といった本人に多少なりとも非がある場合です。

これらのうち、先天的なものはほぼ100%治療可能です。たとて産まれ持った障害があるような口唇裂・こうがい裂といった、そしゃく障害のある患者さんでも問題ありません。
ただ、そういった人も歯磨きをしない、歯周病が原因といった後天的の要素が入ってくると、問題は別になります。

たとえば、このような症例の場合です

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相当ひどい出っ歯とガタガタ(叢生ですね)

でも治療完了時には

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本人もびっくりするほどの結果となります。

治療が終わるときは、患者さんもそうですが、術者である私も達成感があります。

この達成感を得たいために仕事をしつづけているともいえます。

さあ、12月は外科手術満載です。更新はなるべくがんばりたいと思います。

最近のお子様は歯が生えてこない場合もあります。

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みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。 今週の火曜日18日から木曜日20日まで、日本矯正歯科学会(名古屋国際会議場)へ発表にいっておりました。今回は2演題発表した関係もあり、ほぼ3日間会場におりました。名古屋は中日ドラゴンズが優勝したこともあり、街中は活気あるれていたのですが、自分は会場で大声ばかりだしていたのか?のどがガラガラ、イガイガと風邪の初期症状が現れていたこともあり、夜はホテルで早めに就寝して体力温存に努めました。
 学会は従来の基礎的な学術分野や臨床的なことだけでなく、今回に限って言えば矯正歯科医院の乱立、それに伴う患者数の減少に対して業界としてどのように取り組んでいくのか?といった、われわれ医療従事者の将来を危惧する内容もあり、活発な意見交換の場所となりました。やはり、歯科矯正治療は健康保険外給付のため、できることならやらせたいと思う一方で贅沢な行為といった風潮もあるようです。実際は60回のローンや72回のローンにすれば月々の支払いも5千円〜1万円程度もしくはそれ以下に抑えることもできますし、自分自身のコンプレックスが改善し自身を持つことができるのであれば、昨今の塾や習い事と比較してもそれほど高額な投資ではないと思いますがこれは価値観の違いもあることなので仕方ないことだとおもいます。
 前置きはこの程度ということにして、現在の保険医療では、先天的にしょう害をもつお子様以外の歯科矯正治療は自由診療となってしまいます。永久歯が自然に生えてこないこともしょう害のはずですが、国の政策がそうである以上、仕方ありません。
 たとえばこのような状況の場合680-1


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一見、八重歯の歯並びだなあとおもわれますが、よ〜く診てみると、
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八重歯でない向かって左サイドは犬歯が生えていないのがわかります。一般的に生えてくるスペースがない場合、八重歯となって生えてくる場合がおおいいのですが、レントゲンを撮影してももぐったままです
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つまり、このまま放置していても自然に生えてこないですし、なんらかのアプローチをするひつようがあります。

最終的な治療結果です。

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年齢的なこと。CT画像から犬歯を温存する方向との治療方針にした結果、左右対称な歯および歯列となりました。
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では、実際はどのようにもぐっている歯を引っ張るか、別の症例を供覧しましょう

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このように乳歯が抜けても永久歯が生えてこない場合もあります。
目安としては中学生になっても永久歯が生えてこない場合は専門医に相談したほうがよいでしょう。

実際の治療の流れです
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これは1つの方法ですので、絶対にこの方法というわけではありません。
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もぐっていた歯がでてきたのがわかると思います。

他にもいろいろとバリエーションがありますが、総括すると最近のお子様は歯が生えてこない場合も多いいということになります

学会もおわりましたので、ブログの更新も少しは頻繁にできそうな気がします。

じっくり時間をかけて治療すれば可能になることもある

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こんばんは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
ただいまの時刻は午後の6:30分です。東京に台風15号が最接近してきており、JR各線がとまってしまいました。
そういえば、東日本大震災の時も診療所に宿泊したのを思い出しました。本日は来月控えている日本矯正歯科学会の発表原稿も作成しなければならないので、鉄筋コンクリートつくりの診療所は台風なんて関係ないですので、夜中まで仕事してれば、そのうち台風も過ぎるでしょう。
こんな天気ですので、朝からキャンセルが続出しました。久しぶりに暇な1日でして、給料の計算とか銀行にいったりと、いろいろと雑用ができてよかったです。また、わざわざお越しいただいた患者さん、ありがとうございました。
今日はどの患者さんも2回分は治療したと思います。 自由診療の場合は1回分とか2回分とかというのはないのですが、これが健康保険治療だと初診でやっていいことと、仮に処置しても患者さんに請求ができないので、やらないとかいろいろとしがらみがあります。

普段の私の診療は矯正歯科を中心としておりますので、こういった患者さんと1年から2年といったお付き合いをしていきます。
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このような患者さんを

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こういった形で仕上げていきます。

今日は、台風の中一般患者さんが診療にやってきました。飲食業関係の方だったこともあり、おそらく自分の店も台風で休業といった感じなのでしょうか?嵐の中ご苦労さまでした。

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お世辞にも健康的な口腔内環境ではありませんでした。
実際、こういった初診の患者さんの場合は、資料をとらせてもらい、おおよその説明。本格的な治療は次回からおこなうことを話、スケーリング等の衛生士の処置で終了というのが一般的です。
もし、仮歯などをいれる場合、健康保険ではおこなうことができません。

今日はとても暇だったので、前歯仮歯4本を無料で作成しました。奥歯がまったくない人なので、仮歯もかなり頑丈に作成をして、なんとか上顎の歯を抜歯することなく、保存できればと考えております。

その結果です

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処置時間がおおよそ1時間30分くらいはかかったでしょうか?
その他の歯についても、これ以上虫歯が進まないように応急処置を施しました。

患者さんの中には、これで来院することをやめてしまう人も多くいらっしゃいます。
今日は、台風の中わざわざきていただいたので、仮歯代金は無料ということを説明し、今後の治療もまじめに通院してもらうことを約束しました。

中には、これで来院することをやめてしまう人もいますが、それはそれで仕方ないことです。
ただ、1人の患者さんに2時間近く時間をかけて治療するなんて、インプラント手術くらいしかやらないので、
本当に久しぶりでした。

やはり、時間をかけるとできなそうなことでも、案外できたりするものですね?

久々の更新です

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みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長田中憲男です。
天候不順な毎日が続いております。今回の日本を直撃した台風も大変な災害となってしまいました。万が一、原発周辺にこのような台風が直撃していたら、もっと深刻な被害が生じたでしょう。

私の方は、8月1度もブログの更新ができませんでした。というのも、この8月は自身歯科医師となって一番忙しく、かつ大変な1ヶ月でありました。思い出せば、17年前に大学を卒業し、研修医になった初めの8月も厳しかったですし、8年前の開業当初も大変忙しかったのですが、今回はそれと比較にならないくらいに大変でした。
まず、夏休みはスタッフのためにもきちんと取る必要があったため、診療所は休診としましたが、休診中はインプラント手術や外勤の矯正治療、外科手術など大変忙しかったです。自分の診療所だけでなく、出張先でのインプラント手術もこなし、休みは父親の墓参りと実家に帰省した15と16日の2日間だけでした。

矯正とは関係ないですが、こんな症例を完了しました。

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まず、左したの欠損にインプラント手術

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次に、反対にインプラント手術

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最終形態です

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そういうこともあり、診療所としての来院患者数なども夏休みを休んだにもかかわらず、過去最高を更新いたしました。本当に忙しいこともあり、キャンセルの変更予約が少し先になることはお許しください。
また、このブログ等を読まれて相談の予約を取られたのにもかかわらず、キャンセルさせる方もありますが、初診キャンセル患者さまに対しての対応は今後もそういった対応を取る可能性が高い人と判断いたしますので、予約は慎重に検討をしてください。
私、個人で診療できる患者数には限りがありますので、本当に必要としている方に対して誠心誠意対応をしたいと考えております。

最近相談にこられる患者さんの一部ですが、他の医院で説明を受けたことが正しいか否かの判断にお越しにいなる方も多くいらっしゃいます。それはそれでかまわないのですが、私が説明した内容が、相談先の医院と異なることが非常に多いいです。どうしてだと思いますか?

理由は簡単です。

多くの医院は患者さんの要望を最大限に受け入れる方向で説明をいたします。

患者さん共通の要望として

可能であるなら歯は抜きたくない。
手術なんて絶対したくない。
できれば短期間で
取り外し装置だけで治したい

ほかにもいろいろと挙げたらいくらでもあります。

しかしながら、他の医院でできると言われたからといって、私もできるとは限りません。
もしかしたら、その先生の技術が素晴らしく、私の技術は平凡なため、そういった対応ができない場合も
あると思いますが、多くの説明は患者さん主体の方向です。

つまり、患者さん自身もあまりにも自分のやりたい方向で大丈夫と言われてしまい、不安に思ってこちらに相談に来るわけです。こちらとしても時間の許す限り誠心誠意対応したいのですが、他院でできるといわれても、当院ではできません。当たり前のことです。施術する先生の技術が異なるからです。

そういった場合に対応する一番の回答がございます

それは、治療例を見せてもらうのが一番です。

取り外しだけで治した治療例
歯を抜かないで治した治療例

できるだけ、初診の状況が自分と同じ年齢、かみ合わせだとベストです。

かみ合わせのタイプは大きくわけても27通りしかありませんので、100症例くらい経験のある先生であれば過去に似た症例を治した経験があるはずです。


レストランに食事にいっても、調理例というものがあります。
車を買いにいっても試乗車というものがあります。
歯列矯正は歯科医学のなかでも難易度が高い分野と思います。
最近プチ矯正という言葉が歯科業界ではやっているのですが、そんなものはないと思います。

本日最後の症例は他医院からの転医症例です。
地方からの転医ではなく、都内からの転医です。
おそらく5年以上は治療をされていると思います。

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一見ならんでますが、上下の真ん中の線がかなり違ってます
また、清掃状況もかなり不良です

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まだ、出っ歯です

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出っ歯なのに上のスペースがなくなっております。
つまり、これ以上は前歯は後退できません。

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一方、下の歯列にはスペースが残存しております。
やっかいなことにスペースのほしい方向に隙間がなく、スペースがあってはこまるほうに隙間が残ってます。

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横からみると下の隙間が良くわかります。

この先生は隙間を詰めてしまったら大変なことになってしまうとわかっているからこそ、この段階でなんとかならないかと粘り強くがんばっていたそうです。患者さんいわく、2年くらいこのままホールドだったとのことです。

患者さんもかわいそうですし、人助けと思い担当させてもらいました。(治療費用はきちんといただきました。)

現在の状況です

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やや正中はずれていますが、歯茎が健康になってきているのが素人でもわかるはずです
最終的には正中は一致させる目標です

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下のすき間もほぼなくなりました。

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上の隙間もほぼなくなりました。

ここまで担当して約10回の処置です。

他医院で60回ほど処置されていますので、合計70回の処置です

こうなってくると、ご本人は最初の矯正治療の目的を忘れてしまっていることもあります。

こちらとしては、いつまでに終了するとかの御約束はしておりませんので、完璧にできるところまで担当させてもらえるので、そういった意味ではやりがいがあります。

来月は名古屋で日本矯正歯科学会が開催されます。

今回は2演題発表する予定です。

そのうちの1演題は日本全国どこにいても質の高い診断を受けるためにはどうしたら良いのか?
といった内容で、いつも懇意にさせていただいている矯正歯科医院さまとの連携演題です。

1開業医がこのような情報発信ができるなんて、本当に素晴らしいバートナーの矯正歯科医院様と連携が取れたなあと、発表前からワクワクしております。

過去に差し歯やブリッジを入れた人の矯正治療

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みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
とてもムシムシした暑さがつづきますね。そういえば、プロ矯正歯科の監事をされている役員が食あたりになってしまったということでした。この時期、生ものは気おつける必要があります。夏バテで疲れている体に傷んだ生ものを食すれば、体調も崩してしまうでしょう。

さて、本日のテーマは過去に差し歯やブリッジを装着した人の矯正治療です。

当たり前なのですが、差し歯やブリッジは人工物ですので、経年劣化が生じます。
実際は健康な自分の歯並びも経年劣化するのでそういう意味では同じですが、今回は文書を読むよりも、画像を見ていただいたほうが簡単と思います。
おそらく、数年前はきれいな差し歯が入っていたと推測されます。

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正面からみると歯茎の黒ずみがきになります。原因は2つあり、ひとつは金属の土台から溶出される銀イオンです。もう1つは、歯を削るときにでる切削片が歯肉の中に入り込んでしまうのです。どちらも時間の経過とともに目立ってきますが、最近の審美治療ではこのようなことが生じません。

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上から見ると、前歯はブリッジとなっており、左右1本づつ歯が欠損しております。
つまり、歯を抜いたのが左右1本ずつで、残りの歯をけずってブリッジにしております。

このような患者さんの場合、もし矯正をするならば、ブリッジにしない方向で隙間を閉じてあげることができないかどうかを検討します。

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前歯の根っこの治療を終了して仮歯を入れたところです。

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上からみると向かって左側のみダミーの部分があり、かり歯を入れた右側は仮歯の大きさで隙間をふさいでます。

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上下の真ん中の線も不一致ですので、矯正治療で可能な限り顔面の真ん中と歯の真ん中が一致するように努力します。

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上からみてもだいぶずれているのがわかります。

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おおよそ1年間の治療期間で歯の根っこと矯正治療が終了しました。

この後、下の前歯1本が暗いのでホワイトニングをし、上下の歯のかぶせ物をやりなおす治療へと移行していきます。

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上からみてもかなり左右対称な関係になります。

この方の治療終了は年内目標ですので、年内には完了した画像を動画で提供できたらいいですね!

矯正で歯がうごく様子を記録しました

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みなさまこんにちは。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
ひさしぶりのブログ更新です。たのしみにしていた患者さま、大変遅くなったことを深くお詫びします。
今年の梅雨はいつのまにか終わってしまい、夏の水不足が心配になります。
夏は水と電気 ともに節約していかなければいけませんね。

じつは、当院の診療予約が緩和されてきたことは節電と関係がございます。
大手企業の一部が土日休みを平日休みに変更しはじめたのです。
たとえば、日月休みとか 金土休みにするとかです。
そのため、土曜日の予約がスカスカになってしまいました(笑)
反対に、月曜日の予約が朝から混雑してしまうことも珍しくなくなりました。
いままでは、一日のうちでぽっかりと時間があくことが多かったのですが、最近はまんべんなく予約が埋まっている状況になり、そういう意味では患者さんが自由に予約をとれる状況になりつつあります。
当院にとってはずっと時間差勤務や土日出勤をしていただければなあと思っております。

話はかわりますが、1部のモニターの患者さんの協力のもと、youtubeと作成したいと思っております。
なかなか時間が作れないのでいつになるか心配なのですが、今月から優秀な受付がはいってくることになりました。昼休みに画像加工だけでもやってもらえれば、どれだけ助かることか、

流れとしては動画でなく静止画ですが以下のような感じです。

初診時

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てな具合ではじまり

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治療経過を順次送っていきます

といった感じで流していこうかと。

1130分の予約の患者さんが今来ました!
あと2分で12時の患者さんが着ますので、こういうときは遅刻の患者さんはしばらくまってもらうより仕方ないですね!

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