プロ先生の歯列矯正日記

矯正治療に対して興味のある方、いろいろと疑問をお持ちの方、このブログでは プロ矯正歯科の患者様の協力により私の矯正治療の経過日記を書いていきます。 御協力していただけるモニターの患者様ありがとうございます。矯正専門医の立場からの苦労していること、困っていることなどいろいろと記載する予定です。

みなさまおはようございます。 東京のプロ矯正歯科 院長 田中憲男です!

本日も、歯列矯正治療に役立つ有意義な情報を東京より発信していきます。

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うっとしい天候不順の毎日が続いております。
運動会のシーズンですので、本来ならばこのような天候になることはまれなのですが、やはり異常気象なのか?
地球温暖化の影響なのか?気になるところです。

プロ矯正歯科が開業したのは平成16年4月ですので、本年で12年目を迎えました。

12年間の間に矯正相談として来院された患者さんの数は3000名くらいおります。

その中から実際に治療を開始することになった患者さんは約1500名程度だと思います。

その中でも最初に担当した症例というのは記憶に残るものです。


本日はそんな患者さんが久しぶりに定期健診に来てくれました。

初診年月は平成16年8月 当時31歳でした

現在は平成28年9月 43歳です。


当時、記憶に残っているのは 初回からメッチャ難しい症例が来たな〜 という感じでした。

今の自分であればたいしたことはないのですが、当時の自分の技量はまだまだ成長途中、経験不足な感は否めません。


過去にも何回か登場している症例ですが、 改めて治療を振り返る意味として本日用いることにしまいた。



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当時、外科矯正手術と言えば、矯正治療単独では十分な結果を得ることが難しいといわれた場合の対応という意味合いが強かったです。


骨格性の下顎前突症 反対咬合 叢生  開咬  です。


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一見、横からみると反対咬合の程度は軽度に見えますが、左右の咬み合わせをチェックすると


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ほとんど奥歯が咬みあっていない状況でした。

また、受け口の程度がひどいため、唇を巻き込んでしまうことで、きれいな写真を撮影することも難しかったです。

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下顎前突だけでも難しいのに、叢生です



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上顎のほうはもっとシビアな叢生でした。







レントゲン分析では



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あきらかに下顎の偏位が左側にずれてました。

当時は歯科用CTを導入していなかったこともあり、このような単純X線写真での診断が主流でした。




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これは横方向から撮影した側面頭部X線規格写真 です



赤色の部分が本症例の外形 青色が理想の日本人の外形です


分析結果からは、上顎は小さく、上顎の前歯は前方に突出
一方で、下顎のそれは著しく大きく、一方で下顎枝の幅は狭い状況です。



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治療方針としては 上下顎骨切り手術を併用した外科矯正治療となりました。

なお、抜歯部位は 上顎は左右4番 下顎は左右8番となりました。

顎の移動量、方向については、 上顎は前方移動量7ミリ 下顎は後方移動量13ミリ 合計20ミリの計画でした。

ちなみに、上顎骨の前方移動量の限界は7ミリ程度 下顎は15ミリ程度といわれてます。

つまり、本症例の場合は 上顎は移動量限界 下顎も移動量ほぼ限界という症例でした。


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通法に従い、マルチブラケット装置を装着します。
すでに抜歯は完了し、前歯の叢生も改善してきてます。



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横からみると、反対咬合の程度がかなり厳しいのが理解できます


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左右側面はまったくかみあっていません。




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手術後の咬み合わせを考慮して、術前の上下の歯列補正をおこなっていきます






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この、手術を予測した上下の歯列補正については






経験を積み重ねていった結果、非常に効率的におこなうことが可能となった分野です。



当時は十分な経験もなかったことから、患者さんには申し訳ないのですが、試行錯誤の連続でした。



ようやく、手術が可能な状況になりました。


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当時の場合は、外科医がOKをださないと、手術中止になってしまう状況でした。

現在でも基本は同じですが、 外科医との付き合いも10年以上継続してきた結果、信頼関係も構築できました。

そのため、 少々不十分な術前矯正治療でも、手術をしてくれるようになりました。



横方向の状況です


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さきほどの横方向です



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大差ないようにみえますが、 この時点で手術を計画すると

上顎の移動量7ミリ 下顎の移動量15ミリ という限界値を超えてしまう 顎の移動量となってしまいます。


そのため、 計画した顎の移動量に収まるように 手術前矯正治療をおこなってきました。


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手術前矯正治療の期間はおおよそ1年6ヵ月です



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上下の顎はまったく咬みあっておりませんが、手術後を予測しての歯列矯正治療です



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無事に手術が完了して、手術後治療を開始しました。





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本人も本当に治るのか心配していたと思いますので、非常にびっくりしてます。



手術後矯正治療の期間は約1年を予定してます。






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残った空隙を閉鎖すること、 また、上下の歯がしっかりと咬みあうように術後矯正を開始します。




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手術直後は口があきずらいので、きれいな写真をとるのが難しいです




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おおよそ、矯正装置装着してから2年6ヵ月が経過しました。
本日矯正装置を撤去しました。


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これからは取り外し式の保定装置になります



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横方向もしっかりと咬みあってます



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反対側も同様です




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下顎は親不知のみの抜歯で対応しました。



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上顎は左右4番抜歯での対応です。


左側は親不知を残しております。





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あれから10年 


ワイヤー装置がはずれてからおおよそ10年が経過しました。


どのような状況になっているのでしょう?














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かなり安定した咬合です




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特に


上下の前歯は理想的な関係を維持してます。





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左右側に関しても咬合は安定してます。


若干、歯肉が下がっている部分が散見しますが、 年齢43歳ですので許容範囲と言えるでしょう。








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いくつかの歯は虫歯治療されていました。






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また、左側の親不知は抜歯されてました。





歯列矯正治療は 治療を担当する医師側も非常にやりがいのある職業と思います。


一方で、治療を受ける側の人の人生も変えてしまう影響力があります。





本症例の場合、男性で31歳 独身で 治療を決断するのは勇気もあったと思います。



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43歳の現在



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当時31歳



43歳の現在




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当時31歳




43歳の現在




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ただ、このように良好な結果につながったのは、治療開始年齢が31歳と若かったこともプラスでした。




治療開始年齢が43歳であれば、同じような結果にはならなかったと思います。






本日も最後までありがとうございました。



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歯並びだけでなく、顔の輪郭や 清潔感、健康度も向上します。


















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シルバーウイークにまっただなかですね!

みなさまいかがお過ごしでしょうか?


プロ矯正歯科は本日土曜日は休診となってます。

私がセミナーを受講することでクリニックが開店休業状態になってしまいました。

通常であれば、留守番をお願いするのですが、今回は世間なみにスタッフにも休暇をということで、休診とさせていただきました。


院長がセミナーや学会で不在の時にどんどん有休休暇を使ってもらわないと、通常診療中に休まれてしまいます。


少人数のスタッフでやりくりするクリニックは休暇に関しては不利です。

給与待遇面だけでなく、休暇も含めて待遇を改善していかないと、優秀なスタッフは集まりません。


みなさまの御理解と御協力よろしくお願いします。




それでは、先週の続きです。






初診時がこのような状態でした



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スピード矯正開始からおおよそ3ヵ月経過です


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3ヵ月の時点では まだまだ前歯がならんでいません。




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ただし、歯茎の傷などはきれいさっぱり治癒しております。







本症例は2009年の症例ですので、 現在同じ症例を担当したとしたら、必ずインプラント矯正も併用していたでしょう





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まだまだ、下顎には何もセットしてません。







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上顎のほうは、裏側に舌側弧線装置がセットしてあります






ここからわずか1ヵ月で、前歯が出てきました!




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通常の歯列矯正治療では考えられないことです。




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前歯が出ているといった部分はまだまだです





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横方向の写真が見苦しくて申しわけありません。






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下顎もスタートしてます



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舌側弧線装置もなくなりました。 これでスッキリです






スピード矯正開始8か月後です



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正面からみるとかなり仕上がってきてます。




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少し、前歯がでています



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側面写真が見苦しく申し訳ありません。





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下顎のほうは、後から装置をセットしたのにもかかわらず、動きが良いです。






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上顎ももうちょっとという感じです



ここから、通常ありえないことなのですが、 




突然、患者さんが来なくなりました。



数か月後、ひょっこりと来院されました。


治療費用の分割支払いが不能なため、来院を躊躇していたとのことでうす。



そのため、残りの歯列矯正治療も再開まで時間を要しました。


それでは、最終資料です



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なかなかしあがってます。

下の正中線はじゃっかんずれています。



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出っ歯はしっかりと改善しております





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横方面の写真が苦手のようです。




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一方で、上下の写真はまずまずです。







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この時点が2011年4月でした。

スピード矯正治療なのに2年も不在にするのは良くないと思います。


また、その後のメンテナンスも数回来たのですが、ここ最近はまったくでした。


そんな中、2018年8月にヒョコリと来院されました。



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これなくても保定装置を使用してくれていました。




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特に問題ありません



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右側の咬みああせはしっかりとかんでます







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ひだりがわのかみあわせは今一ですが、おそらく、しっかりと咬んでいないような気がします。








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もともとが下の歯列の問題は少なかったので、安定もしやすいです




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一方で、上顎の裏側は タバコのヤニ?で汚れてきてます。

初診時が





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わずか6ヵ月弱で




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約10か月で




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ブランクを抜きにするとおおよそ1年6ヵ月で






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スピード矯正は裏側装置でも問題なく可能です。

ただ、表側と比較して、難易度が高くなりますね


本日も最後までありがとうございました。




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さて、数回前のブログで御報告した内容ですが、ブログの引っ越しをおこなっております。
じつは、ワードプレスブログの引っ越しは完了しております。

あたらしいサイトの画像です!





no title





同じブログでもだいぶ雰囲気がおしゃれになりました(笑)



もちろんすぐにでもアップできるのですが、細部まで手直しをしております!




公開するのはもう少し先になりますが、楽しみにしていてください!!





さて、本日のテーマです

最近結婚式を控えた駆け込み矯正患者さんが多く来院されます。

ほとんどの患者さんが治療しても治療しなくてもほとんど変化がない結婚間際に相談にくるのが笑えます!


歯なんて3ヵ月程度ではほとんどならびません。 かえって、装置をつけるほうがデメリットが生じます。


そこで、、患者さんなりに研究した結果がスピード矯正という選択枝になります。





確かに、スピード矯正治療は歯の動きが早くなります。



これは紛れもない事実です。


本日の症例に例えれば


装置装着時





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この状態が




わずか4か月で






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こんなにきれいになります。



この後、残ったスペースをブリッジ等の歯を削る治療を選択すれば


6ヵ月で歯列不正が改善可能となります。



それでは、どんな症例がスピード矯正に適しているのか?

確認してみましょう





1:横顔のバランスが良いこと
横顔のバランスが良いことはスピード矯正を成功させる条件の1つです。

2:基本叢生の症状であること
歯のガタガタを並べることが得意な治療方法です。

3:差し歯やブリッジがないこと
差し歯やブリッジはスピード矯正にはマイナスです

4:歯茎の状態が健康であること
あたりまえのことですが、もし不健康であれば健康になれば問題ありません。禁煙もしましょう

5:多少の痛みや顔の腫れをがまんできること。
一般的な歯列矯正治療よりも、痛みを伴う可能性は高いと思います。


それでは、順におっていきましょう



初診時です


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じつは、本症例ですが 写真を紛失してしまったことが判明し、矯正装置をセットしたときに再度撮影をおこないました。


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横から見ると出っ歯傾向です







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下の歯並びはそこそこ良いので、まずは上顎先行でやっていきます。

つまり、上顎のみスピード矯正をおこなってます




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このように、上顎は結構なガタガタを生じております。







スピード矯正は 歯の動く部分に直接メスを入れます。

そのため、処置が終わると糸で縫合をおこないます。



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よ〜くみると、黒い糸がわかると思います。



上顎はコルチコトミー+左右抜歯です



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写真のクオリテテイが悪いので大変恐縮ですが、本症例当時の2009年頃に勤務していたスタッフは写真がへたくそですね!



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まだ、下顎には何もセットしてません。






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上顎は左右抜歯です。





スピード矯正開始3ヵ月後はどのようになっているのでしょうか?



もう、時間がなくなってきました。


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本日も最後までお付き合いしていただき、ありがとうございました。










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さて、私事ですが、本日46歳の誕生日を迎えることができました。

誕生日とは本来、自分を産んでくれ、育ててくれた両親に感謝する日と聞いたことがあります。

私も上記の意見にはものすごく同意します。 46歳になっても別段うれしくないのですが、

何歳になっても、自分を産んでくれて育ててくれた両親には感謝しきれないです。

特に、一番感謝しているのは身体の強さと好き嫌いなく食事がとれることです。

この2点についてはDNAの部分と小児期の育て方の部分双方が影響していると思います。

歯科医師になって22年が経過しましたが、休んだのは台風のため飛行機が飛ばずに東京に戻れなかった1日のみです。

つまり、病気のため仕事を休んだことは1日もありません。開業して12年間、無遅刻、無欠勤です。

このようなことは、治療を受ける側の患者さんにとっても安心といえると思います。



それでは本日のテーマです

本日のテーマは矯正治療と虫歯治療を併用するタイミングについてです

一般的に矯正歯科治療を受ける場合、虫歯治療や抜歯などは他の歯科医院にておこなうことが多くあります。

理由はいろいろとあるのですが、長くなるので又の機会にさせてください。


歯列不正の治療を希望されている患者さんの多くの口の中は虫歯があることが多くあります。

歯並びが悪い人の方が、虫歯が多くあるのは当然といえます。

虫歯を放置してしまったまま、歯列矯正を開始した場合はどうなるかというと、虫歯の進行が進んでしまいます。

それでは、虫歯をすべて治してから、歯列矯正を開始するのが良いのでしょうか?


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歯列矯正治療中の虫歯治療に関しては、正解はないかもしれません

少なくとも、それぞれの先生は正しいとおもって医療行為をおこなっていると思います。

ですから、ここでは プロ矯正歯科 田中憲男の考えとして聞いてください。


1:虫歯の治療方法は3通りあります

A:抜歯
B:詰める
C:かぶせる

A:の抜歯については、抜いたあとに歯列矯正で隙間を閉鎖するのであれば、矯正治療中に抜歯と思います。

B:の詰めるについては、基本的には矯正治療開始前ですが、歯を動かしている途中でおこなったほうが、
健康な歯を削る量が少なくなる場合などは、矯正治療中におこなった方が良い場合もあります。

C:のかぶせるについては、虫歯の進行をとめるための治療はするのは必要ですが、
保険診療外などの高額なかぶせものなどをおこなう場合は
矯正治療後におこなった方が将来的にかぶせものが長持ちします。

それでは、治療例です。



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本症例は過去のブログでも御紹介してます。

良かったら過去のブログから閲覧していただくと幸いです。



治療開始年齢は35歳。女性の患者さんでした。



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歯並びが悪いから仕方ないのですが、犬歯の部分に銀歯の小臼歯が並んでいます。








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反対側の奥歯の部分は歯並びが上下的(垂直的)に不正でした。












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〇印の部分は保存が不可能な歯でした。








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下顎も歯がない部分があります














治療方針はいくつか提案したのですが、 審美的な部分と歯を温存する方向の両立を目標にしました。































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このような形でのスタートです






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横からみても特にかわりません




















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まだ、スタートしたばかりです







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上顎の抜歯が必要なところは抜きました












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下顎の奥歯は虫歯が大きかったので、大学病院にて神経の治療をおこなってます






だいぶ治療がすすんできました







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治療が進んでくると側面の写真も美しくなってきます




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銀歯の小臼歯部分も応急的に白いカバーをはりつけてます









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歯がない部分の垂直的バランスも改善してきました。










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奥歯の根の治療も終了してます。



かぶせものについては、矯正治療が終了してからおこなう予定です











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抜歯した奥歯の隙間がなかなか閉鎖せずに苦労してます











矯正装置撤去時です

















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前歯抜歯ですので左右の歯の大きさがことなります。

















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側面の状態も良好です















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銀歯の部分は応急的な処置がほどこしてます



















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垂直的なバランスも改善してます






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これからかぶせものの治療をおこなう予定です












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かぶせものの治療が完了しました





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本来ならば、前歯の部分も含めてもうすこし審美的な治療を施したかったのですが、


人それぞれ予算があります







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最後まで治療が成功する秘訣としては、






その人の予算にあったプランを提供できることです












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どうしても銀歯の部分は白い歯に変更したかったので、よかったです













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奥歯のかぶせものも完了しました





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予算的に余裕のある人の場合は矯正治療終了後に審美治療に移行するのも良いです。

ただ、それに伴なう費用もかかります


まずは、かぎられた予算内で治療を完了し


メンテナンスに移行してから数年かけて審美治療に切り替えていってもいいのではないかと思います。



それでは、そろそろ8時になります


本日も1日がんばりましょう!



最後まで読んでくれてありがとうございました。


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台風が連続してどんどん日本を上陸してきています。
再び熊本にも大きな地震が発生しました。
2次的災害は注意すれば回避できることもあります。

例えば、雨の日の駅の階段では必ず手すりのある端を歩く。
駅のホームでは最前列には並ばない。
信号が点滅もしくは黄色になったら立ち止まる。
台風の日は川や海にはちかづかない。
車の運転中、交差点が近づいたらブレーキの上に足をおく。

思いつくまま挙げていくとたくさん出てきます。

これは歯列矯正治療に限らず、医療全般にも言えることです。
歯列矯正治療の場合は2次災害というよりも、
治療期間の遅延、治療目標が達成できなくなる。

注意することができる人は知識と経験のある人です。

知識や経験は簡単に手に入るものではありません。
とかく、歯科医院はサービス追求型の傾向がありますが、
サービスも大切ですが、サービス過剰なのもどうかなと思います。

話がそれますが、ライブドアブログでのプロ先生の歯列矯正日記もそろそろ終わりになりそうです。
タイトルはそのまま生かしますが、新しいブログはワードプレスというソフトで作成してます。

僕は歯科医師ですから、パソコンのスキルはたいしたことありません。
ライブドアからワードプレスに変更するのは抵抗がありました。

はたして、自分にはできるのだろうか? 
現在でも2時間くらいかかるブログ作成がもっと時間がかかってしまったら継続できるのか?

悩みましたが、新しいことは医療でもパソコンでもスポーツでも共通です。

追求できなくなったら、そこで自分の能力は終了です。
基本的に新しい物は古いものよりも進化しています。

それではなぜ、ワードプレスブログを立ち上げないかというと、
グーグルはクローンサイトを見つけると、掲載中止になってしまいます。

現在作成しているワードプレスブログは本ブログと内容が同じクローンです。

ライブドアブログとワードプレスブログをスムーズに入れ替える必要があります。
ちなみに、新ブログ名は プロ先生の歯列矯正日記で変わらずです。

新しくドメインをとりました。

新ドメインは       ハナラビ.コム  と

カタカナだけのドメインです。

それでは、本日の症例にうつりましょう。


本症例は6月に掲載したブログの続きです。

6月に掲載したブログの続きです


じっくりと読みたい方はリンク先のブログから読んでいただけると幸いです。



一般的に歯列矯正治療は 健康保険がききません。 
すなわち、自由診療となります。患者さんが自己負担100%の医療行為です。

一方で、虫歯や歯周治療は健康保険での治療が可能です。

歯科治療の場合、過去の歴史から健康保険で可能な治療にはいろいろと制限があります。
矯正歯科だけでなく、インプラントもそうですし、一部の入れ歯や差し歯、詰め物などもそうです。

ただし、入れ歯や差し歯、詰め物に関しては、材料の違いによっての保険治療か自費治療です。
そのため、材料の色や物性を妥協すれば保険治療でも治療可能といえます。


ところが、インプラントや歯列矯正治療に関しては、材料の色や物性で保険治療、自費治療ではありません。

保険可能な矯正治療は

1:先天的に顔や口腔内に障がいのある患者さん
産まれもってから障がいがありますので、本人だけでなく、両親が把握しています。

2:手術を伴う外科的矯正治療の患者さん
矯正治療単独では十分な治療結果が望めなく、
顎を離断(骨を切って長さを短くしたり長くしたりする)を伴う治療を併用した矯正治療です。

また、2の手術を伴う外科的矯正治療は すべての歯科医院で受けることは不可能です。
東京の場合は東京都知事の指定医療機関にならないといけません。

それでは、実際のながれはどのようなのでしょうか?

初診時です

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正面からみると開咬です



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横からみると受け口です



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奥歯しか咬んでいません





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どちらもにたりよったりです







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虫歯も多数ありますし、歯を抜いたまま放置している部分もあります








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不適切な歯科補綴物が多数はいってます



診断名は

骨格性下顎前突、開咬、前歯部反対咬合 となりました。

抜歯部位も通常とことなる部位を選択しました。


治療経過が気になるかたは6月のブログを参照してください。



正直、初診時も虫歯放置、抜歯したまま放置ですし。

矯正治療中も治療間隔がものすごく開いたりしてどうしようもなかったのですが、

矯正装置が外れると

その後の歯科治療には非常に協力的になりました。



矯正装置撤去時です



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左右抜歯部位がことなりますが、正中も一致してます

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反対咬合も改善してます





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奥歯の隙間はそのままです





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反対も同様です






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この隙間を放置しておくと、初診時の状態にもどるスピードが早まるでしょう。



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大小様々な虫歯 多数あります。





まあ、初診時が



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矯正装置撤去時が




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ここまでよくがんばりました。

おおよそ4年はかかりました。



さて、ここから虫歯・かぶせもの治療です


キャンセルや遅刻が多い患者さんの場合は、まとまった時間を作ったのにも関わらずキャンセルされてしまうと、クリニックとしては痛手が大きいです。

そのため、患者さんがきちんと通院できるかどうか見極める間は、大きな治療はおこないません。
前歯を仮歯に変更して小さな虫歯を治療して、患者さんの治療に対する真面目度をチェックします。


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仮歯にして、歯の神経の治療をおこないます。

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左右はそれほどかわりませんが、小さな虫歯は治療をおこなってます


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上顎の治療もほぼおわりました。


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特に、本症例の場合はキャンセル多数だったため、なおさら慎重な対応が必要でした。


患者さん御本人がホワイトニング等を希望される場合はこのタイミングでおこないます。

本症例の場合は特に希望がなかったので、このまますすめました。




最終治療です


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きちんと本歯がはいりました。



友人からは歯が長いといわれたそうですが、そんなことはないと思います。


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下の奥歯にも歯がはいりました。



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すべて、健康保険の範囲での治療ですから、金属かぶせもの、プラスチックかぶせもの、入れ歯での治療です。


奥歯は入れ歯なので、外してるとこうなってしまいます。



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入れ歯をいれとくとこうです




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初診時の虫歯状況をさっすると、ブリッジのために健康な歯を削りたくありません。

お金がたまったらインプラントに変更すればいいと思います。



繰り返しますが、


初診時は


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終了時は



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初診時は


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終了時は


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初診時は


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終了時は



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初診時は



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終了時は




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日本は医療に関しては非常に恵まれた国ですね

アメリカで同じ内容の治療をおこなったとしたら、トータルで500万円くらいかかるでしょう



そろそろ8時になりました。本日も最後までありがとうございました。



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みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

日本全国荒れ模様の天気が続きますが、水不足の話題はまったくなくなりましたね!

それでは、本日も東京から全国にむけて良質な歯列矯正治療の情報を発信していきます。

じつは、8月末をもってライブドアブログは閉鎖し、新たにワードプレスブログに移行する予定です。

当初はいろいろと手違いもあるかと思いますが、何卒よろしくお願いします!

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本日のタイトルは 永久歯が少なく大人になっても乳歯が残っている場合の対応(後半)です。

前半のブログを読まれていない人がいたら、どうぞ前半からお読みになってください。

その方が歯列矯正に対する知識が一層深まると思います。


リンク 永久歯が少なく大人になっても乳歯が残っている場合の対応(前半)

時間のない人に前半の内容をざっくりと記載しますと、

乳歯が残っている場合、その乳歯を抜歯して隙間を歯列矯正治療によって閉鎖するということが可能という内容でした。

そうなると、永久歯が少ない人や交通事故等で前歯を抜歯してしまった人などは、みな同様に歯列矯正治療単独で隙間を閉鎖できないか? と悩む方もおおいいと思います。

しかしながら、 隙間を埋めることが100%可能かというと 無理な場合もあります。


1:咬み合わせは上と下の歯列によって完成されます。 上下の歯数差が著しい場合は不可能です
2:骨格的なズレが大きい場合、隙間を閉鎖することによって、骨格的な不調和を残した仕上がりになります。
3:骨がないなどといった、物理的な問題で不可能な場合もあります

1に関しては、上の歯が10本 下の歯が14本だった場合、 上の隙間をすべて閉鎖してしまった場合は
下の奥歯があまってしまいます。 もちろん、上の奥歯い入れ歯やインプラントを入れるのであれば問題ないのですが、歯列矯正治療計画の段階で入れ歯やインプラントも考慮したらそのような治療になることはないとおもいます。


例えば、本症例は乳歯が抜けてしまい、永久歯がないため歯列不正になった場合です

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上の歯数が少ないので当然ですが、スキッパになっております。

このままかぶせものをいれるのであれば、全体的に大きな歯をセットすることになります。

また、上下の歯数にも差があり、すべてを閉鎖するのは不可能でした。


矯正治療終了時です

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インプラント治療後です


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矯正治療終了時です



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インプラント終了時です



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本症例の場合はすでに乳歯が抜けてしまっておりましたが、抜けていなければ、乳歯を利用して歯列矯正治療をおこない、乳歯が抜けた時点でインプラント等を考えればよろしいと思います。



次に2の場合です

骨格的な調和がよろしくなく、無理に閉鎖してしまうと、歯列矯正治療そのものがまとまらなくなってしまう可能性がある症例です。

患者さんの多くは、歯列矯正治療でどこまでも歯並びが改善すると思い込んでいる方が非常に多いいので、2番のような症例の患者さんについては、十分な説明と同意をもって治療開始しないとトラブルになる場合があります。

治療をひきうける立場からは1のような状況の患者さんのほうがやりやすいです。


それでは症例です


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いわゆる出っ歯の症例です

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下顎の永久歯の数が少なく、乳歯がのこっております。





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黒〇印が乳歯です。

つまり、1本だけ永久歯の数が少ないのです




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上顎は一番うしろの奥歯が斜めに生えてきてます。

銀歯の部分は斜めに生えてきた奥歯を金属でむりやり治療してます。


本症例のような著しい 上顎前突症の場合 下顎の歯を抜歯して治療すると 結果的に上顎前突が改善されなくなります。


つまり、 どうしても乳歯を抜歯して空隙を閉鎖したい場合は

空隙を閉鎖できるかわりに


上顎前突のままフィニッシュするか、外科的矯正治療によって咬合の調和をはかることになります。


当院では検査した時点でプランを3つ提示しました。

1:下の乳歯はそのままにして通常矯正治療  将来的に乳歯抜歯になったらインプラントか入れ歯治療
2:下の乳歯を抜歯して閉鎖 上顎前突フィニッシュ
3:下の乳歯を抜歯して外科的矯正治療

その結果、患者さんは1番を選びました。


治療後です



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かなり上下の正中線も一致してます



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上顎前突も改善してます



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乳歯はそのまま温存してます。




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上顎は抜歯しましたが、空隙はきちんと閉鎖しております。
また、一番後方の奥歯のアップライトもきちんとおこなわれてます。




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歯列矯正終了後、約5年が経過しました。






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保定管理をきちんとおこなっていることと、虫歯、歯周病のメンテナンスをきちんとおこなっているため、後戻りがほとんどありません




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現在、36歳ですが、乳歯の状態もまだまだ大丈夫そうです



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小児歯科の教科書では乳歯の寿命は35年といわれています。

おそらく、本症例の乳歯もあと数年の寿命とおもいますが、30代からの10年間乳歯を温存できたとしたら、それはそれで治療としては良かったのではないのでしょうか?



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上顎の空隙もまったくでていません。









ちなみに初診時は




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この時が28歳くらいでしょう




現在36歳




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確かに歯列矯正治療は治療費用が高額です。




高額な治療費用をかけるなら なるべく実績があり、安心して診療できる医療機関を選択しましょう!




それでは8時になりました。今日も1日がんばりましょう!


本日も最後までありがとうございました。



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みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科 院長 田中憲男です。

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さて、オリンピックも終盤にはいってきました。 日本がんばってますね!

これだけのメダル獲得となると、これから試合のはじまる選手にとっても+のモチベーションが高くなるでしょう!

選手のみなさまがんばってください。

リオのオリンピックでは、開催前に2つの懸案事項がありました。

1つは金銭的な問題。 もう1つは治安的な問題でした。

アマチュアの選手の場合はオリンピックが最高の舞台ですから、治安云々といってられませんが、プロスポーツ選手の場合は事情が異なります。

ゴルフなどのスポーツでは日本を代表する選手が参加棄権されましたが、今回の日本の活躍を知ったあとは棄権したことを後悔していると思います。

国民的英雄になるチャンスを自ら棄権するなんて今後の人生においてツキがなくなるような気がします。



それでは、本日のブログのテーマです

平成生まれ方は永久歯の数が少ない方が多くなりました。
当院は歯列矯正治療を希望される患者さんがメインですので、もともと歯ならびが良い人はあまり来院されません。

そのため、平均値よりも永久歯の数が少ない方の割合は高くなると思いますが、おおよそ10人に1人くらいは普通にいます。

ですから、10人に1人の割合で生じる程度ですから、永久歯の数が少なくたって心配する必要はございません。

歯の数が多くでも少なくでも歯列矯正治療が必要な人は必要になります。

それでは、数が少ない人の対応はどのようにするでしょうか?

1:数が少ない部分を歯列矯正で詰める
2:数が少ない部分はそのままにして、入れ歯やインプラントで仕上げる

1でも2でもどちらでも良いと思います。
一番いけないのは、何もしないことです。

矯正歯科の立場からはなるべく1を選択したいです。

また、患者さんの立場からでもなるべく1を選択したいと思います。

しかしながら、症例によっては2を選択する場合もございます。

その違いについても御説明させていただきたいと思います。

それでは症例です


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普通の叢生という症状でした。

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特に出っ歯でもなく



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左右の咬み合わせも良好でした。




上顎は二番目の歯が小さいことと


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下顎は下前歯がガタガタなのと、 奥歯に乳歯が残ってました。

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レントゲンを撮影してみると


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黒〇印の部分の乳歯の下に永久歯がありません。


ここで

診断の結果、本症例は抜歯しても抜歯しなくても治療可能なボーダーラインと判定されました。

どちらでも良いなら抜歯しないで治療が普通です。

ただし、乳歯の根が非常に短く、歯列矯正治療中に抜けてしまう可能性もありました。

そのため、下顎は乳歯。上顎は永久歯を抜歯する形での診断となりました。


治療終了後です


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なかなか良くしあがったと思います。


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乳歯を抜歯したスペースもきちんと閉鎖しました。



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上顎のスペースも閉鎖しました。






矯正装置撤去後、おおよそ4年が経過しました。
ひさしぶりの定期健診です。

きちんと管理されている方の場合は年1度の定期健診でも十分です。



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保定装置は週に2回程度、夜間寝ているときに使用してもらいます





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特に抜歯したスペースも問題ありません。




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非常に安定しております。




それでは、永久歯の数が少ないのにもかかわらず、隙間を閉鎖しない場合はどのような状況の時でしょうか?

続きを書きたいのですが、本日はここまでとします!


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最後までありがとうございました。 本日も1日がんばりましょう!



みなさまおはようございます。 東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です!

本ブログはこれから歯列矯正治療を開始・検討している方やすでに矯正治療をおこなっている方に対して少しでも有意義な情報を東京から全国に向けて発信しております。

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オリンピックで日本勢の活躍すばらしいですね!

僕は自宅でも職場でもテレビはほとんど見ないのですが、オリンピックはちょこちょことみています(笑)

人一倍愛国心が強いのでしょう。 選手のみなさまがんばってください。

お盆休みに入りますし、応援できる時間のある人はどんどんテレビで応援しましょう!


そういえば、プロ矯正歯科の歯列矯正日記は記事数が400を超えました。

ライブドアブログで始めた本日記ですが、来月をめどにブログの引っ越しを検討してます。

また、400記事のうち、厳選した50記事程度を利用して電子書籍も発刊する予定です。

来週からプロ矯正歯科は夏休みにはいります。 

ブログの引っ越し、電子書籍の発刊、休みにはいってもいろいろと頑張るしだいです。



それでは、本日のテーマです。

30代をすぎると歯周病を考慮した歯列矯正治療が必要になる です

私の年齢は来月で46歳ですが、自分が30歳のころは女性も30歳をすぎるとオバサンになるといわれておりました。

ところが、現代での30歳は私のころでは25歳くらいであり、すくなくみても5歳は年齢が若返っていると思います。

当然、すべての女性が5歳若返っているのではなく、多くの女性がそうなっているのでしょう。

一方で、男性の場合は昔も今もあまりかわっていないのが現状と思います。

どうしてかというと、女性の場合は他人からみた自分の外見をきにします。

ところが、男性の場合は他人からみた自分の外見をきにする人はサービス業や営業などをおこなっている人に限られてしまってます。

つまり、男性のほうが女性よりも外見の改善に対して努力している人が少ないのです。


外見も口の中も同じですが、努力しても努力しても衰えてくる部分は否めません。


努力の次に大切なことは、衰えのスピードを遅くすることです。

ところが、歯列矯正治療を開始すると、一時的に衰えのスピードを加速してしまう場合があります。

抜歯治療などを選択した場合、スピードを加速していまう原因になります。

治療後のその先にあるのは衰えのスピードを減速することになるのですが、過程のなかではいろいろとあるのです。

年を重ねると環境の変化に対して柔軟に対応できなくなる場合が結構ございます。


それでは、本日の症例にうつりましょう。

初診時年齢は33歳、いまから10年以上昔ですから、現在では35歳くらいの人と同じような状況でしょう

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正面からみると歯茎も健康ですし、歯並びもそこそこな感じです


左右側面はどうでしょうか?


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あまりよい咬み合わせではありません。 




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黒〇印の部分の歯は隣の歯にもぐってしまってます。

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反対側は奥歯がないです





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向かって左側は奥歯ありません。





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上顎のほうは従来でいう 叢生 ガタガタ です。





当然、歯を抜歯しないで治療するのは不可能でした。

また、歯茎もかなり落ち込んでいましたが、当時は歯肉移植などの概念はありませんでした。



それでは治療開始です



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当時はインプラント矯正もメジャーではなかったことから このような苦しい力系での歯列矯正治療でした。


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それでもなんとかがんばっていると、そこそこ形になってきます




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上顎と下顎の歯列の幅合わせが難しく、これ以上は上の歯列を拡大するのは不可能と判断しました。



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向かって右側の咬み合わせがなかなかよくなりません。




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歯周組織の状態がよくない場合、あまり治療目標にこだわりを持つと、歯茎の状態が悪化してしまうことも多々あります。 治療前に患者さんによく説明する必要があります。





それでは矯正終了時です


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かなり左右差なくなりました。


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向かって右側の咬み合わせは少々物足りないですが、これが限界でした。




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下の奥歯がないところは、そのままにしました。

万が一もう一つ手前の歯を抜くことになった場合に検討することにしました。




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一方で上の奥歯は伸びてこないように連結しました。


伸びてこないという意味が聞きなれないと思います。




最近の資料です。

現在45歳です


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正面は特に問題ないです



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より緊密なかみあわせです





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奥歯の金属部分が2本の奥歯を連結しています。 その結果、歯が下にのびてこないようにしてます。



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上と下の状態は良好に維持されてます



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たとえ、初診時から歯周病で不安定な歯列状況での矯正治療開始となっても、 

適切な診断と治療  適切なメンテナンスで 良好な状態を維持できると思います。

ただし、重要なことは スタートからゴールに至るまで 加齢変化が生じること。

抜歯などをした場合、一時的に加齢速度が上がることがあります。



そろそろ時間になりました。

本日も最後までありがとうございました。



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いつもは8時になるとブログを終了するのですが、本日は8時からブログを書き始めております。
医療機関はレセプトという診療報酬を保険支払基金に提出するのですが、レセプト発行という作業をおこなっていたので、おそくなりました。

レセプトという作業は本当に面倒なのですが、これをきちんとやらないと国から治療費用を支払ってもらえなくなりますので、大切な作業です。

そういえば、人気ブログランキング矯正歯科の中に、マウスピース矯正のブログを掲載している女性の患者さんがおります。

まったく面識がないのですが、なかなか面白いブログですので、よかったら見てください。

個人的にはあのくらいの症例をマウスピースで治療するのは相当困難なはずですので、結果がとても楽しみです。しかも、治療と並行してブログをアップしているのでごまかしが一切不可能です。治療期間も含めてフォローしております。


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さて、本日のタイトルは

マウスピースや裏側矯正装置では治療が困難な症例とは?です。

矯正歯科に限らず、治療というのは技術職です。 

工業製品を作っているのではなく、職人気質的なものがあるのも事実です。

マウスピース矯正治療も裏側矯正治療も職人気質的な部分は多いにあります。

ですから、私が不可能といっているだけで、ほかの先生なら治療可能な場合もあります。


ただ、前回のブログでも記載しましたが、私の場合は一般的な矯正歯科の先生の2倍程度の診療数を診ているので、経験も2倍になります。
しかも、40年間で4000症例よりも20年間で4000症例のほうが、肥やしになるのは当然です。
自分自身、矯正歯科治療の技術向上が継続しているのが実感できます。
何歳まで技術が向上するのかはわかりませんが、体力の衰えがでてくるとそうはいかなくなると思います。

まとめとしては


ある一定数の経験がある、矯正歯科医師からみて、マウスピースや裏側装置では治療が難しいと思われる症例と思っていただきたいです。


それでは症例です



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開咬ならびに叢生です

このような歯列の場合、長い期間上下の歯が接触していないため、 動かない場合があります。

つまり、歯としての機能がなくなってしまっているのです。

寝たきりの人が歩けなくなるのと同じと解釈してください。


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奥歯しかあたっておりません。


開咬そのものは裏側でもマウスピースでも治療可能です



次に上の歯列です





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相当な叢生です。


また、向かって左側の犬歯が変なところから生えてきてます。



専門的な言葉で転位歯といいます。



この転位歯の改善をマウスピースでおこなうことは ほとんど無理でしょう。




また、裏側矯正装置でも何年かかるかわかりません。





下顎はどうでしょうか?



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下顎の状態は裏側でもマウスピースでもなんとかなるでしょう

ただし、

今回の症例は下顎の状態にもう1つ難易度をアップすることがありました。



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レントゲンでは向かって左側の下の奥歯(白い部分)の状態が良くなく、おそらく抜歯になると判断です


開咬の方の場合、一番後ろの歯の負担は 通常の咬み合わせの人の数倍もあります。

前歯の役割も犬歯の役割も奥歯がすべておこないます。


ですから、ダメージも相当なものです。

30歳もすぎるとボチボチ抜歯となっていく方が非常に多いいです。


ですから、今回は下顎の奥歯は抜歯予定で、可能ならばその後ろの親不知を手前にもってこようとする計画でした。



私は過去に親不知を手前にもってくることは何回も成功しております。

しかしながら、裏側矯正装置で親不知を手前にもってくることはうまくいきませんでした。

また、マウスピース装置は生えている歯を対象とした治療ですから、このような処置は不可能です。



つまり、表側の矯正装置でも難易度100%の場合は裏側やマウスピースでは難易度が200%になってしまいます。

それでも日本のどこかには200%を治してしまう人はいると思います。


名医というのはどこの国にも必ずおります。

ただし、一般的な行為ではありませんので、患者さんレベルの知識では不可能と思っていただいた方が無難です。

それでは、治療経過です。

上からスタートです。

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少し進んで下もスタートです




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まだまだ全然治っていません(泣)









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だいぶ形になってきました。


ここからが勝負です





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上顎は裏側の装置は撤去してさっぱりです!





下顎は親不知を引っ張りはじめてます







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最終状態です




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左右異なる抜歯に加えて、開咬、叢生状態で 良く治ったなあと思います。


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上顎の歯列もまあまあです




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下顎の親不知はもう少し引き寄せたかったのですが、時間切れでした。



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トータル治療期間は 約3年6ヵ月です。





初診時が




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終了時が




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ここまで歯並びがかわると、自分にも自信がつきますね!





歯列矯正治療で大切なことは


歯並びを治すだけでなく、 歯並びを治すことによって、自分の魅力を100%引き出せることです。

100%自分の魅力を引き出すことで、新しい自分に出会えます。


知らず知らずのうちに他人からみた自分の評価もかわってきます。

それでは8:30をすぎました。

本日も最後までありがとうございました。

今日も1日がんばりましょう!

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ポケモンGOが社会問題化しておりますね!

学校とか職場では話題になっているようです。


僕はゲームは苦手なこともあり、まったく興味ありません。

子供のころからゲームよりも好きなことがいろいろとありました。

プロ矯正歯科のスタッフの間で流行っているのか解りませんが、業務に支障のない範囲で遊んでほしいと思います。

世の中にいる多くの人が夢中になる事や仕事以外に大切な物を持っていないのでしょうね。

どうせならゲームに操られるより、ゲームを創作する側になりたいものです!



さっそくですが、本日のテーマは上下左右異なる歯を抜歯して治療した症例です。

プロ矯正歯科の場合、クリニックの名前がプロということもあり、全国各地から難しい症例の患者さんが多く来院されてきました。

正直申し上げますと、開設した平成16年の当時は診たこともないような難しい症例の連続でした。


本症例は平成16年の開業時、最初の外科矯正患者さんでした。

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今の自分にとっては普通の外科矯正の症例ですが(笑)当時は大変だった記憶です。
幸い、きちんと治り今も定期健診に通っていただいております!

また、患者さんの中にはクリニックの経営に対して不安を持つ方もおり、治療費用の支払い途中に倒産したらどうなるのか?などといった御質問を受けたこともあります。

いろいろとありましたが、これといった治療上のトラブルもほとんどなく、難しい症例を中心に12年間診療をおこなってきました。

現在の自分は開業当初と異なり、経験豊富な矯正歯科医師となれたことです。

重要なことですが、この経験豊富という言葉は非常に重みがあります。

特に、大学病院10年、開業して12年とそれぞれの立場での診療行為を十分おこなってきました。

症例数においては、一般的な矯正歯科医師の2倍の数は診療してきた自負があります。

となると、経験40年の先生と遜色ないレベルの症例数となります。


特に、最近は技術的な部分だけでなく、どこまで治せるか?
といった提示をしっかりとおこなうことができてきた感がします。

つまり、個々の患者さんにおいて治療スタートは一緒ではありません。
もっている状況が虫歯0、欠損0の最高な状態の方もいれば、最悪な状況の患者さんもおります。

言葉が悪いですが、スタートラインが異なる人が同じゴールを望むのであれば、状況が悪い人は悪いなりに何か特別な診療をしなくてはいけません。

その特別な診療とは、 骨移植、歯肉移植などの歯周外科治療や 外科矯正治療などといった選択になります。

つまり、特別な診療をおこなわないで、通常の矯正治療をおこなうことは、かえって初診時の状況を悪化させてしまう可能性もあります。

本題からそれてしまいましたが、最近来院されたスタートラインが最悪な状況であった症例です。

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本症例に関しては、矯正治療可能かどうか未知な部分もあり、装置は装着したものの矯正治療費用はいただいておりません。 


現在の状況は後々のブログで報告する予定ですが、ようやく軌道に乗り始めたところです。


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この症例は当院の治療方針と患者さんの要望が一致しないため、治療をお断りすることになりました。

繰り返しますが、治療が不可能なのではなく当院の治療方針と患者さんの要望が一致しないため、見送りとなったのです。

今まで、約4000症例の歯列矯正治療を経験した結果、患者さんの希望に沿う治療方法では治らないと判断した場合はお断りすることが多くなりました。

つまり、自分の治療に対するアイデンティティが確立してきたと思います。

そんなこともあり、当院の患者さんたちは本当に良い人ばかりです。

心から来院される患者さんには感謝しております。

これからも一生懸命診療に従事していきます。



それでは本日の症例です


本日の症例はPCのハードデイスクが破損した影響で、初診時の写真がありません。

治療途中からとなります


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下は部分的に矯正装置を装着しております。

向かって右側は抜歯済みで、左側は抜歯もまだですし、装置も装着しておりません。


上は全体的に装置が装着されてます

no title


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上のほうは、向かって右側が抜歯した空隙が確認できますが、実は左側の抜歯したスペースを閉じ終わったところです。



治療手順としては

1:上顎の左側の奥歯を抜歯してスペースを閉じる

2:ある程度進んだら、上顎全体に矯正装置セット

3:上顎の右側の小臼歯を抜歯

4:ほぼ同時に下顎の向かって右側の奥歯の抜歯

5:下顎全体に矯正装置装着

6:下顎左側の小臼歯抜歯

以上となります。

ここで、少し本題からそれてしまいますが、重要なポイントの説明です。

一般的な歯列矯正の抜歯に関しては一気に4本とか、2本抜歯して翌月2本などといった方がほとんどと思います。

プロ矯正歯科の場合は治療ゴールから逆算して一番時間がかかる部位からの抜歯となります。

この時間差抜歯方法のほうが患者さんの負担も少なく、治療結果をだしつつの抜歯となるため、良好な人間関係も構築できますし、抜歯に対する恐怖感や抵抗感も少ないと思います。

そのためか、かれこれ10000本以上は抜歯をおこなってきましたが、救急車などの騒ぎどころか、貧血になった患者さんすら1人もおりません。




抜歯済み、抜歯予定をわかりやすく印をつけました。

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これが下顎で




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これが上顎です




上顎は


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こんな具合でした。



さらに、下顎にも全体的に装置をセットして

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治療をすすめていきます。




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抜歯スペースの閉鎖は上顎よりも下顎のほうがコントロールが難しいです。













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上顎のほうも抜歯したスペースが左右対称になってきました。





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それでは、ワイヤー矯正終了時の写真です。


本患者さんは難症例だったこともあり、治療期間は3年程度でした。

初診時から治療期間が長期になることは説明済みでしたので、特に問題はありません。


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下顎の写真です。

左右の歯数をかぞえてください


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上顎の写真です


左右の歯数をかぞえてください




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左右の歯数が異なりますので、横方向からみた咬み合わせが異なります。




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そして、ワイヤー装置撤去後、およそ4年経過した記録です



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ワイヤー装置撤去時が



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4年経過時が



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良好な状態をキープしております。

定期健診は年1回、誕生日の月に来院するお約束となっております。


それでは8時になりました。

本日も最後までありがとうございました。

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