みなさまおはようございます。東京のプロ矯正歯科院長 田中憲男です。
もうすぐ5月連休にはいりますね!旅行や小さなイベント等企画している人も多くいらっしゃると思いますので、寒暖の差が激しいので体調には気をつけてください。
 さて、私のほうは外科矯正の手術がほぼ半数終了しました。先週の金曜日が1件、今週が火曜1件、金曜1件
来週からは水曜1件、金曜2件、さらに連休中と明けにそれぞれ1件づつです。なかなか大変です。事実、通常の外来診療をする時間が本当に少なくなってしまいます。ですから、すべての手術に同席するのは不可能なことなので、自分の中ではルールを作っております。それは、上顎を移動する手術の場合は同席するということです。実際、下顎だけの手術の場合、私が懇意にしている先生であれば45分から1時間15分程度で終了してしまいます。また、下顎だけの場合、顔の形がかみ合わせできまってしまいますので、手術室に同席しても結果が何も変わりません。ですので、これから手術を控えている患者さまも安心してください。
 
 そんな中、たくさんの初診相談の患者さんが来院されとてもありがたいのですが、初診患者さんの場合は当院の状況を理解しているわけはないので、結構無理して予約しております。ですので、治るのか?治らないのか?といった大切な部分は院長である私が担当しますが、費用の面などは受付等が対応しておりますのでご安心ください。
 ただ、相談の患者さんの多くはいろいろと医院めぐりをされている人が多く、それはそれでかまわないのですが、治療方法を限定してくる方が非常に多く困っております。 

 1例を挙げると、 他の医院ではマウスピース矯正専門で1年くらいでバッチリ治りますと言われて来院。当方の判断ではとてもマウスピースでは不可能、しかも治療期間は倍の2年はしっかりかかるとの判断です。この方の真意はわかりませんが、お話してみたところ院長である私の感想としては以下の心境だったと判断できました。


それは
1:前の医院の先生のいっていることは、私の希望とベストマッチングしているからとてもよかった。
2:だけど、マウスピース先生は利点ばかり話して、治療のリスクなどは一切話さなかったのが心配
3:本当にこの期間、この方法で治るのであればプロ矯正歯科でも治るはずだから相談だけでも行ってこよう

て感じです。

その結果、私の返答としては

マウスピースでは不可能、ましてや抜歯しないで治療するなど絶対に難しいと思います。などと、前のマウスピース先生と180度まったく逆の説明をしてしまうと、患者さんはパニックになってしまいます。

確かに、患者さんは感情的になってしまいます。

だって、前の先生はマウスピースで1年で治るっていっていたのに。。。。。。。。。みたいな訴えをするのです。

私には前のマウスピース先生のところで治療をすればどうですか?といった回答しかできません。

でも、このように言われてしまうと、多くの人はやっぱりマウスピースでは無理なんだなあと理解してもらえます。

つまり、人間の心理として
1:前の医院の先生のいっていることは、私の希望とベストマッチングしているからとてもよかった。
2:だけど、マウスピース先生は利点ばかり話して、治療のリスクなどは一切話さなかったのが心配
3:本当にこの期間、この方法で治るのであればプロ矯正歯科でも治るはずだから相談だけでも行ってこよう

結局、半信半疑だったわけですね。

ですから、矯正相談にいった際は本当に治るのか治療例を見せてもらうのが重要です

さて、本日の症例は床矯正装置を使用した治療例です。

はじめの状態です

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かなり重度の叢生(歯並びがガタガタしている)です


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歯の上から歯が乗っかってきてしまっております。




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乳歯があと1本残っているだけです。


ここで重要なことは、乳歯が残り1本といった状態では治療タイミングとしては遅いです。
最低でも乳歯が上下5本くらい残ってることはとても大切です。


床矯正装置でできることは顎を広げることです。

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拡げた結果、そこそこ歯がそろってきましたが、これ以上は床矯正装置では限界だったため、ワイヤー矯正に移行しました。

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上からみると良くわかるのですが、最初よりは確かに良くなってますが、これで終了と言われたら?
あなたは満足しますか?

確かに初めの状態が

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これで、


床矯正装置の結果

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なんとなく揃ってきました。でもこれで一杯一杯です。



ワイヤー矯正が進むと日に日に改善してきます。

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上からみても


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こういった細かい部分の排列はワイヤー矯正に勝る方法はありません。



最終的には


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もともとが





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みなさんのイメージした治療結果は?

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これでも100%完璧な治療結果ではないのです。それは小児矯正でしたので、上顎のみの部分矯正治療で、ここまでの結果になったわけであり、下顎には何も装置を装着しておりません。


それでも患者さんにとっては費用対効果はかなりあったと思います。


特に小児矯正治療は顎の成長発育を考慮しなくてはいけません。

10歳のお子様が18歳まで成長するとした場合、治療した結果が成功したか失敗したか判断できるのは8年間もかかります。

つまり、矯正治療の最大の難所は治療結果がわかるのに時間がかかるのです。

技術が難しいだけでなく、1人前の医師になるのに時間がかかるのです。

私も大学を卒業して18年経ちました、経験した症例数はかれこれ2000例以上はあると思います。

それでも歯科矯正治療はわからないことが多々あります。

やはり、患者さんに対してわからないことはわからないと正直に話せるようになったのも最近のような気がします。

できること、できないことを明確に区分することで安心で快適な医療を受けることができると思ってます。

それではもうすぐ9:00になります。今日も1日がんばりましょう。


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