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3日ドラマ「3年A組 ―今から皆さんは、人質です―」第9話を視聴した。

今回は柊は郡司刑事を人質にして更に立てこもったが、ストーリーはこの事件から3年後に移りあの時に柊がどうして事件を起こしたのか?を真実として全てを明かそうと集まっていた。その中でカギを握っていたさくらは最後に現れてみんな神妙な面持ちで澪奈のドキュメンタリーを見る。

そんな中で柊は最後の授業として29人の生徒たちにこの事件の真相を話し始めるが、この真相は29にの生徒にだけ教えるという状況で、柊が自らすべてを悪者として被る事は最初から予定通りだったと語る。そしてこの事件の本当の被害者である文香、澪奈に続く犠牲者を出さない為に事件を起こしてその事件の経緯をさくらに間近で見続けさせたいとも明らかになる。そして柊は郡司刑事を屋上に連れて上がるが、その直後にさくらがこの事件の衝撃的な真実を語ったシーンがメインだった。

ストーリー

一颯と郡司の前に謎のヒーローが現れた――。
そして物語は一度時を変え、数年後の3月9日へ。3年A組の生徒たちがそれぞれの人生を歩み、再びこの教室へと集まってきた。懐かしむ一同の前には一枚、一颯の「遺影」が飾られていた。彼らが集まった理由。それは、亡き一颯の三回忌であった――。

そこで、逢沢が撮影してきた景山澪奈のドキュメンタリー映像の全容が流されることになる。次々に明らかになる澪奈の真実。その映像に映し出される澪奈の本当の想いとは――。
そして時は生徒たちが高校3年生である、元の3月9日へと戻る。一颯は、郡司を人質にとった後、意識を失ってしまう。SNSでは武智が澪奈を殺した犯人とされて炎上が続き、マスコミは武智を追いかける。そんな中、ある人物が一颯が作ったフェイク動画をSNSに投稿する。武智糾弾の流れはその動画により一颯真犯人説に形を変え、一斉に矛先を変えていく。


その状況を見つめていた生徒たちが狼狽する中、目を覚ました一颯が教室に現れる。
そして、一颯は3年A組に向かって、「全ての真実を話す授業」を始めることになる――。
ついに最終章を迎えた本作。誰もが「考える」第9話。衝撃怒濤の物語が大展開する。

以上日テレHP3年A組 ―今から皆さんは、人質です―より


今回はいきなり3年後に舞台が移るという事で当時人質だった29人の生徒は誰1人命を落とさずに3年後も生きている事は明らかになる。29人の生徒を人質として取りながらも柊は誰も犠牲者を出さずに死んでいったという事だ。

そして何よりここからがこの事件の真実として描かれる事になるが、柊は澪奈のドキュメンタリーを逢沢が撮影している事を知っていた柊はそのドキュメンタリーを見た上で逢沢に協力を求めていた。そしてその協力の先にはこの事件の真実を暴くためには大きな注目を浴びない限り解決しないという柊の犯人への対抗意識が存在したからに他ならない。

文香をそして澪奈を犠牲にした事によりこの事件が小さな事では解決しないという事件である事は間違いないところであるし、何よりもこの事件の大きさを物語っているという事だ。武智先生だけを捕まえたところで解決しない事件である事は言うまでもないが、この事件の本当の真実はまた別に隠されていた。

最後の授業となった29人の生徒たちに伝えた事は今回のストーリーでは私たちには知る術がない。しかし29人の生徒にはこの事件の真実が語られているのでその真実は3年後に話すようにという事をこの時点で柊は29人の生徒に伝えていたのかもしれない。事件の今ではなくどうして3年後だったのかは最終日に解る事だが、それ以上に柊がどうしてさくらにこの事件を柊の身近で見せ続けたのか?というのが桜を残して柊が郡司刑事と屋上に上がった後にさくらから衝撃的な言葉が告げられた。

さくらがこの事件の黒幕であるというのはさすがに事件的には無理があるように感じるが、少なくても澪奈とさくらの間にあった真実にさくらだけが知る真実があるという事だ。額面通り受け止めれば澪奈はさくらに殺された?となるが、それが本当に真実だとして柊はさくらを守ろうとした意図は何処にあるのか?という事になる。

少なくてもさくらは逢沢と違いこの事件を事件発生まで知らなかった訳で仮にさくらが真犯人なら生徒たちは柊が語った真実で全ての目がさくらに向くはずだがそうではなかった。

全て自分を悪者にしてでも守りたかったものとは何だったのか?そしてこの事件の真相は何処にあるのか?次回はいよいよ最終日となる。3年後に語られるこの事件の真相はそして柊が最後に伝えようとしたクライマックスの行方は?全ての真実を観ない限り私たちはこの事件を終わらす事はできない。