17日に公開された映画「DEATH NOTE〜前編〜」を鑑賞した。

この映画は人気コミック「DEATH NOTE」を実写版にした作品で、

天才大学生がある日偶然に拾ったデスノートは

名前を記載するだけでその人物を殺す事が

できる殺人ノートを手にした主人公が次々と

法で裁けない犯罪者をノートに記載して

殺していくストーリーである。
原作を一切読んでいない私としては

この映画から心理分析で計らなければならないけれど、

確かに現在の法制度では事件を

裁き切れない事件もあるのは事実だ。

確かにそういう観点を考えてしまうと犯罪者には

死をもって償えというのは解らなくはない。

ただ問題なのがこれをどういう基準で裁き、裁かないか?

これが曖昧だと非常に危険極まりないと

いう事だけは否定できない。

元々法は人が定めたものゆえ必ずしも

その法が正しいとは言えないのだが、

法がある以上法に従えというのもある。

法はあくまで秩序を守る為のものであり、

これがなければそれこそ世の中は争い続けるだけの世界となる。

法とはある種の抑止である。

法のない世界では常に戦争状態の中にあり

そこにはルールは1つ殺すが殺されるかの世界だ。

それはレビュー総括で書くとするけれど、キャストは

名門・東応大学に通うエリート大学生

夜神月通称キラを演じる藤原竜也

ICPOから送られてきた謎の

天才名探偵のL=竜崎を演じる松山ケンイチ

クールなルックスとキレのある動きで、

キラ事件を追う優秀なFBI捜査官レイを演じる細川茂樹

キラを捜査するFBI捜査官レイの婚約者、

南空ナオミを演じる瀬戸朝香

映画オリジナルキャラクターで美人で

才媛の秋野詩織を演じる香椎由宇

人気タレントで愛称ミサミサこと物語の展開に

大きく関わっていく弥海砂を演じる戸田恵梨香

ICPOの切り札Lの窓口となる初老ワタリ演じる藤村俊二

キラ事件の捜査本部長で月=キラの

父親夜神総一郎を演じる鹿賀丈史

以上の主要人物がこのストーリーを展開していく。

ストーリー夜神月(やがみライト)は

名門・東応大学に通うエリート大学生。

将来の警視総監を嘱望された天才は、ひそかに、

法による正義に限界を感じていた。

ある事件が不起訴になり、

無罪になる実態をみるにつれ次第に月に絶望感が襲う。

そんな時にふとある黒いノートを拾う。

そのノートにはDEATH NOTEと記載されていた。

そのノートには

「このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。」の一文。

信じた訳じゃなかったが、

テレビに映された誘拐殺人犯の名前を

何気なくノートに書き込んだ月は、翌朝新聞で、

自ら名前を記した男が、突然獄中死したことを知る。

「デスノート」は本物だ!未来は僕の手にゆだねられた!

ノートの次に、月の前に突然舞い降りたもの、

それは、ノートの持ち主、死神のリューク!

リュークの出現にも動じることなく、

月は、自らの手で世界中の犯罪者を裁き、

理想の世界を築き上げていくことを決意する。

逃亡中の凶悪犯、罪を逃れようとする権力者、

受けるべき罰を受けていない者たち・・・。

犯罪者の不審死が相次ぐ中、ネット上では、

「KIRA=キラ」と名づけられた”救世主”の

存在がささやかれ始めていた。

キラは正義なのか?

それとも罪深き悪魔なのか?

この事件にICPOは、一連のキラ事件を捜査すべく、

ひとりの天才を日本の警視庁に送り込んでいた。

抜群の情報収集能力と神がかった推理力で、

世界中の迷宮入り事件を解決してきた

謎の名探偵とも言うべき天才L。

そのLの指示を受け、日本警察、さらにはFBIまでもが

キラを追うことになっていく・・・

次第に絞り込まれていく捜査網。

デスノートのルールを巧みに操り、

そんな捜査網を翻弄する月。キラ対L

人類の未来を巻き込んで、

知力の限りを尽す壮絶な天才同士の頭脳戦が始まった!

キラ対Lの頭脳戦は事件小説としては

非常に心理戦をついたものだった。

犯罪はもちろんNGという事を

断わった上で書いていくんだけれど、

まずこのデスノートのルールについてなんだけれど、

このノートに名前を書かれた人間は死ぬ。

書く人物の顔が頭に入っていないと効果はない。

ゆえに同姓同名の人物に一遍に効果は得られない。

名前の後に人間界単位で40秒以内に死因を書くと、

その通りになる。

死因を書かなければ全てが心臓麻痺となる。

死因を書くと更に6分40秒、

詳しく死の状況を記載する時間が与えられる。

このノートは人間界の地に着いた時点から

人間界の物となる。

所有者はノートの元の持ち主である

死神の姿や声を認知する事ができる。

このノートを使った人間は天国にも地獄にも行けない。


以上のルールな訳だけれど、

このルールは要するに自ら顔と名前を知る人物で

ない限り殺す事ができないという事だ。

ゆえに見ず知らずの人は殺す事ができないある意味

有名税ノートと言うべきものかもしれない。

ただ有名人でも本名が違う人がいるので

顔を知っていても本名を知らなければ殺せない事にもなる。

考え方次第では有名人でも本名の人は危ないという事になる。

死因は全て心臓麻痺についてだけれど、

確かに突然死という観点を踏まえれば

これが1番妥当に考えられる死因かもしれない。

病気を患っている人を除くとそれ以外の死因にする為には

人為的な事をしなければならないゆえ、

このノートのルールである死因を書く事で

他の死因にできるというのは偶発的なものであり、

それにさらに理由付けをしなければ不審死になる。

キラはそのルールを上手く使い時間、死因、行動まで

全てのものをコントロールした。

それが次第にエスカレートしていく訳だが、

それに立ち向かったのが天才名探偵のL=竜崎だが

例え捕まえたとしてもどうやって立証するのか?

このノートは現在科学的な分析では解明出来ない現象を

立証しなければならない作業がある事を踏まえると

史上稀にみる難事件である事は確かだ。

2人の天才について考えると

まず月ことキラについてはさすがに事件にも関わった

経験のある天才大学生と言われるだけに頭脳明晰であり、

かつ相当計算的なコントロールのできる人物だ。

これは相当な推理能力がなければまずできないだろう。

言ってしまえば天才シナリオライター

というべきか推理小説家の方が向いているのかもしれない位

相当計算されたシナリオ構成力である。

アドバンテージとしては警察のデータベースに

アクセスできるというのもある意味大きいが、

逆に疑われる可能性はあった訳だ。

ただ狙われた時点でFBIのメンバーを

デスノートで殺害に掛かった時点から

キラに悪魔が降臨したと考えるのが

この流れとして自然な考えだろう。

前編最後のシナリオはまさに悪魔降臨だった。

Lについては正直前編において

対決という観点でみれば完敗だろう。

まず明らかに相手を監視しているというのが

バレバレな事を天才相手にやっては

それはなかなか尻尾を出さないし、

推理こそ抜群だったが、

前編では決定的な証拠を掴めなかったが、

核心までには迫れた。

キラ対Lの対決という観点ではキラの勝利だろう。

レビュー総括としては人は法の上に立っているから

こそ秩序が守られている。

しかし色々な事件を見るにつけ現状の法が

よいとは言えないのは確かだ。

法を厳しくすれば締めつけになるし、緩めれば乱れる。

法とはそれほど膨大で難しいものである。

ただこれを人間として考えるなら、

法の上に立つ以上人を殺してはならないのは言うまでもない。

それが不慮なものなら情状酌量の余地があるけれど、

ただ殺したいから殺したという理由で

死刑判決にならないのはやはり納得する事は困難だ。

これ以上突っ込むと死刑の賛否にまでなっていくけれど、

やはり何人も理由なく殺した殺人鬼を活かすことや

更正させる事に何の意味があるのだろうか?

私自身これは問いたい。

やはりそういうものを野に放てば

再び悲劇を繰り返す可能性が非常に高いし、

住民は恐怖の生活を強いられる。

あの神戸事件ですら9年経ても当時のサカキバラは

野に放たれた事以外はどこで何をしているのか

情報は全くないのだから恐怖を抱えながら生きている。

被害者の両親のように更正を願える人なら良いが、

多くの人はそうじゃないのが実情だ。

そういう観点で考えるとそういう者を

更正させる必要はないと判断する。

やはり死をもってということの方がいいだろう。

野に放てば野に放ったものが責任を問われる事を

確り自覚しているのか?と問いたくなる事は少なくない。

事件は後編に持ち越しとなったけれど、

この時点で結論出せる事は1人の人物だけでは

全てを裁けないという事だと思う。

その人物がどんなに優れていたとしても

悪魔降臨すればその時点でハーデスに化すのだから・・・

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