ドイツ時間22日、ドルトムントで

日本対ブラジルの試合が行われ、

1対4で日本はブラジルのFWロナウドの2ゴールなど

圧倒的な攻撃力の前に敗れ1次リーグ敗退が決まった。

もう1つの試合クロアチア対オーストラリアは2対2で

勝ち点4でオーストラリアが決勝リーグに進んだ。

試合は前半からブラジルペースで進み再三再四シュートの嵐に

襲われるがGK川口のファインセーブやディフェンス陣の

守りで何とか切り抜ける。

動いたのは前半34分MF三都主のパスをFW玉田が

渾身の左足のシュートでブラジルからゴールを奪う。

しかし前半ロスタイムにFWロナウドにゴールを

決められ同点で前半を終了した。

後半になると一方的なブラジルペースで進み、

MFジュニーニョに逆転ゴールを決められると、

後半14分にDFジウベルトが後半36分に

FWロナウドがW杯通算タイ記録となるゴールで4失点した。

試合は圧倒的なブラジルの攻撃力の前に

日本は敗れたがブラジルから1ゴールを奪った事で

確実に日本が進歩した事を示し

ジーコジャパンの4年間が終わった。
ジーコジャパンの4年間が終わった。

試合的にはブラジルの圧倒的な攻撃力で

日本を圧倒した試合だった。

日本のフォーメーションは4−4−2

GK川口

DF右SB加地、右CB中澤、左CB坪井、左SB三都主

MF右に小笠原、ボランチ稲本、中田英、左に中村

FW巻、玉田

FWに高原、柳沢に代わり巻、玉田が入りボランチに

稲本が入る攻撃布陣でスタートした。

試合は前半から完全にブラジルが中盤を支配し

MFロナウジーニョを中心にパスを供給し、

再三再四日本ゴールに襲い掛かるが、

GK川口のファインセーブで何とかピンチを切り抜ける。

ロナウドが本調子でなかった事も前半はかなり助けられた。

日本もカウンターからゴールを目指すが

さすがブラジルの守備陣そう簡単に攻めさせてくれない。

その中で唯一のチャンスが訪れた。

前半34分DF三都主からのパスをFW玉田が反応し、

GKジダが反応できないほどのシュートで

ブラジルから先取点を奪う。

これで尻に火のついたブラジルは完全に目を覚ます。

シュート!シュート!の嵐を日本ゴールに襲う。

そして前半ロスタイムMFロナウジーニョのパスに

DFシシーニョがオーバーラップで受け

そのクロスをFWロナウドがヘッドで合わせて

同点ゴールを奪い前半を終了した。

この時点でリードしたとしても日本はもっと

ブラジルの攻撃に晒されたかもしれないし、

攻撃的にいけたかもしれないが

どちらにしても難しい展開だった。

そして後半は完全にブラジルの攻撃ショーが幕あけた。

ここまで数々のピンチを凌いだGK川口も

ブラジル最高峰の攻撃の前に完全に餌食になる。

後半8分MFジュニーニョのミドルシュートが

ゴールに突き刺さると、日本は次第にダメージが蓄積し始め、

後半11分にMF小笠原に代えてMF中田浩を入れ、

後半15分にFW巻に代えて、

FW高原を入れるが直後の負傷ですぐにFW大黒と交代し、

この時点で打つ手はなくなった。

そして後半14分にDFジウベルトが3点目のゴールを奪うと、

後半36分にはブラジル魔法の4人の1人

FWロナウドが今大会初めてとなる豪快なシュートを決めて、

日本は完全に圧倒した。

結局このまま試合は終了し日本は初戦で

敗れた事が響き予選リーグ敗退となった。

試合総評としては完全にブラジルのゴールショー!

日本が対戦でなければこれほど

楽しいゴールショーもないだろう。

不調のFWロナウドを復調させて

W杯通算ゴールタイ記録となる2ゴールを献上し、

さすが怪物ぶりをみせた。

MFロナウジーニョのパスで何度もチャンスを演出、

もうここまで来るとブラジルの攻撃を褒め称えるしかない。

ただ日本も確実に進歩をみせた試合でもあった。

前半26分にブラジルからゴールを奪った事!

4試合連続完封中だったブラジルに対して

その記録を止めたという事が

Jリーグが発足してから13年

フランスW杯で初出場してから8年、

13年前から日本はW杯で

ブラジルからゴールを奪うまで成長した。

13年前だったら8ゴール以上奪われただろう試合だった。

それだけ日本は確実に進歩し、

欧州開催のW杯で勝ち点1を獲得した。

フランスW杯の時は1得点勝ち点0だった。

しかし今大会は完封1試合、2得点、

失点こそ7失点したけれど、

本当にこの進歩は率直に認められるものだと思う。

遥か彼方だったW杯が今日本は地元開催はあったものの

3回連続で出場できるまで進歩した。

問題はこれを何度も継続して行く事だろう。

今は欧州でプレーする日本人も増えたし、

Jリーグのレベルも毎年上がっている。

韓国も以前は殆どW杯で勝つ事ができなかった。

しかしW杯に出続ける事で確実に進歩してきた。

日本もこれからさらなる進歩を目指していけば

必ず欧州や南米の強豪と互角に戦える時代が来ると思う。

次のW杯予選ではオーストラリアが

アジア地区に入り込んでくる。

それだけで出る事も難しくなるだけに簡単にはいかない。

現在のメンバーで次のW杯に出場する選手も

大きく代わるかもしれない。

しかし日本はそれでも欧州でプレーする選手が増えて、

何れはW杯で決勝リーグに進める国になれる日が

来る事を信じて日本代表を暖かく迎えてあげよう。

そしてジーコ監督にはこの4年間日本に想像力

というものを伝授してくれた事に感謝している。

日本は中盤を構成したパスサッカーが浸透した。

日本はそれだけ中盤の人材は豊富だ。

その分FWの人材には欠く面があるだけに

次のエース候補の平山ら北京五輪の主力が

次のW杯で確実に主力になってほしい。

来年からはアジアカップ並びに北京五輪予選がある。

A代表監督はどうなるかまだわからないけれど、

五輪代表は反町ジャパンで始まる。

新たなサムライブルーの戦士たちの戦いは

W杯後のその時から次にアフリカW杯への戦いが始める。

ジーコ監督4年間ありがとう!

そしてサムライブルー23選手たちよく頑張った!

胸を張って帰って来てほしい。

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