15日公開の映画「日本沈没」を鑑賞した。

この映画は33年前に映画化された

「日本沈没」を33年ぶりに再映画化した作品である。

タイトル通り日本が沈没する光景を描くのだが、

この映画を通じて未来にありえる事と

地震、津波、洪水など未曾有の事態を

より考えさせてくれた作品でもある。
天災の前に人は無力であるのは言うまでも無いが、

如何せん私の住む新潟ではこの2年の間に

洪水、大地震、大雪、台風、大停電など

まさに天災の宝庫になってしまっている。

丁度2年前には洪水で町が水没し、

もうすぐ2年になろうとしている新潟中越地震もあり、

とても人事で観る映画ではなかったのが本音だ。

それはストーリーを書いた後改めて書くとしたい。

キャストは

幼い頃から深い海に憧れを抱いて、

実家の酒造りを姉に任せて深海潜水艦

わだつみ6500のパイロットで

日本を救う為に潜る事になる小野寺俊夫演じる草磲剛

幼い頃に阪神大震災で被災して両親を失った事を

キッカケにレスキュー隊員になり、

助けた小野寺俊夫に惹かれながらも

最後まで人命救助に務める阿部玲子演じる柴咲コウ

地震で小野寺と一緒に助けて、

阿部玲子と同じ両親を失い玲子が引き取り懸命に

沈む日本から玲子の叔母と逃げる倉木美咲演じる福田麻由子

玲子の叔母であり、玲子の育ての親である

「ひょっとこ」女将を演じる田野倉珠江演じる吉田日出子

地球科学博士で日本沈没が1年以内に沈む事をつき止め、

日本沈没を防ぐ事に全力を注ぐ

変わり者である田所雄介演じる豊川悦司

その元妻で現在は文部科学大臣兼、

危機管理担当大臣で日本人の救出と沈没阻止に戦力を注ぐ

鷹森沙織演じる大地真央

時の内閣総理大臣で未曾有の事態に1人でも

多くの国民を救おうと奔走した山本尚之演じる石坂浩二

小野寺と同じわだつみ6500のパイロットで

日本の危機を救おうとする結城達也演じる及川光博

その他多数の出演者が出演している

ストーリープレートの断裂は北海道の南部から始まる。

九州の出水断層帯も危ない。阿蘇が噴火するだろう。

四国から活断層はそのエネルギーに

耐え切れず次々に割れていく。

日本の活断層はそのエネルギーに

耐え切れず次々に割れていく。

本州中央部糸魚川静岡間のフォッサマグマが避け始めたら、

その時はもうおしまいだ。

富士山の大噴火とともに日本は一気呵成に沈んでいく・・・

変わり者田所雄介がそう閣僚の前で日本沈没を唱える。

実際の話にも関わらず総理大臣と鷹森沙織ら

1部を除いて殆どの閣僚はそんな話を信じない。

しかし日本沈没は目前まで迫っていた。

その予兆は駿河湾で発生した大地震から始まる。

その時地震に巻き込まれた小野寺俊夫は

突然の災難に巻き込まれた。

そこで観たのは1人歩いている少女美咲だった。

俊夫は美咲を助けようとした時

爆風が2人を襲うが間一髪レスキューに命を救われた。

そこで救出したのが女性ながら

レスキュー隊員の阿部玲子だった。

数日後俊夫はわだつみ6500での

海底調査から戻っていた時に玲子と再会し、

あの時巻き込まれた美咲に会ってほしいと

頼まれ美咲と再開する。

その事がキッカケで俊夫と美咲は急接近する。

しかしその時から日本は沈没への序曲が始まっていた。

事前に田所の調査結果で日本が沈没する事を

察知していた政府は総理大臣の山本が

危機管理大臣に田所の元妻の鷹森沙織にその職を任命し、

総理の山本は受け入れ先へ交渉する為日本を飛び立つ。

しかし時を同じくして北海道南部で大地震が発生したと

同時に九州熊本の阿蘇山が大爆発を起こして

その上空を飛行していた総理のチャーター機が

巻き込まれて総理不在の緊急事態に陥る。

これをキッカケに日本は一気にパニック状態となり、

日本を脱出する国民が相次ぎ、

日本政府も本来1年以内のところを5年と

偽りながらもいずれ日本が沈むと宣言し、

国民の非難させる事を約束する。

そこで沙織は日本沈没を防ぐ方法を田所に

尋ね1つの方法が提示される。

その方法はあまりにも無謀過ぎる手段だったが

沙織はその方法に賭ける決断を下し奔走する。

その頃日本国民受け入れ先に限界が生じ

脱出できる住人は限られた特別階級の者になっていく。

時を同じくして田所の案が現実に実行へ移された。

その任務についたのが俊夫の同僚達也だったが、

地殻変動に巻き込まれ帰らぬ人となってしまい

任務は失敗してしまう。

その間に日本はついに糸魚川静岡間のプレートが

割れ始め日本は東京、ナゴヤ、大阪、九州、札幌など

が海のそこへ沈み始めた。

逃げる人々に残された手段を少しでも高い場所へ逃げる事、

しかしその先には・・・

そして玲子は人々を助ける為に日本に残り

レスキューとして奔走する事を決意する。

その決意に打たれた俊夫は愛する玲子や

その人達を助ける為に二度と戻れない覚悟を

決めて玲子と最後に会いに行く。

そして俊夫は玲子を日本を救う為に深い海へ潜って行った・・・

続きは劇場でみてほしいけれど、

この話は我々が死んだ遠い先の未来に

必ず起きる事態である事は確かである。

この映画はあくまでシュミレーション的な部分はあるけれど、

現実問題としてもしこういう事態になった時

人は無力だという事だ。

しかしそれでも諦めない人達がいる事も事実だ。

今回登場した東京レスキュー隊は

新潟中越地震の時には非常に人命救助に

大活躍したのは記憶に新しいところだ。

映画でも玲子が瓦礫で埋もれた

子供を救出する場面があったけれど、

あのシーンを観ると中越地震の時

土砂に巻き込まれながらも奇跡的に救出された

皆川優太ちゃんの救出シーンを思い出した。

状況を観てもとても生きて生存している事が

絶望しされていた中で希望を捨てずに可能性にかけた

レスキュー隊の執念が起こした奇跡でもあった。

その時母親と姉は亡くなってしまったが

助かっただけでも奇跡だった。

今回登場した玲子も阪神大震災の被災者であるが、

阪神大震災の被災者の中にもその事が

キッカケで救急医療を志し、看護婦になったり、

消防隊になったり、レスキュー隊になった人も少なくない。

この映画では玲子の経験したトラウマも描かれているが、

失ったショックは簡単には消えないものである。

玲子が美咲を当時の自分に重ねたのは当然だと思う。

美咲もその中で次々と悲しみに襲われる訳だが、

10歳ぐらいの少女には過酷な状況で

ある事は言うまでもないし、

同じ状況でそうなったら冷静でいられない。

ここでは津波や海水上昇も描かれているが、

現実に有り得る洪水という点でいうと

洪水に襲われた場合は絶対流れに

あるところへ行ってはいけない。

ただ流れが無くなれば足がつく程度なら歩く事はできる。

実際私自身水害経験があるのだが、

車が水で水没してしまった状態で

車の被害を最小限に抑える手段がある。

それは車を自力で押す事だ。

これは水の流れがなければできるわざだが、

実際普通車程度であればエンジンを

かけなくても平坦な道なら1人でも押す事ができる。

もし水に埋もれてしまい孤立した場合は少しでも

高いところへ車を自力で押して回避する手段もある。

一見無謀そうだが車を没にするか、

それとも修理代で抑えるかの差が

そこの対処で変わってくる。

これはある種私の苦い失敗経験ではあった。

このレビューそのものが映画のレビューより

災害に対する事を述べてしまったが、

この映画で起きた事は有り得ない話でないと

考えてみるとその時何ができるのか?

を考えさせてくれる作品ではあった。

災害の時何ができるか?

1年に1度か2度は考えたいテーマです。

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