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26日公開の映画「ラフ」を鑑賞した。

この映画はあだち充氏原作の漫画「ラフ」の実写版で

高校の水泳部を舞台にした青春ストーリーである。

長澤まさみ、速水もこみち主演映画として注目度も高い作品である。
東宝のエース長澤まさみ今季初主演映画という事で、

彼女の作品はタッチに続いてあだち充氏の作品の連投となった。

この映画のロケの1部では地元新潟もロケーションで

使われているだけにロケーションはそれほど気にしないものの、

やっぱり外せない作品といえた。

この原作は私全く未読です。

なので原作ファンとは違った見方をする事になるけれど、

この作品を一言で言うと嫌い=好きという事だ。

家柄の因縁はあるものの、それはその代の事であり、

違う代になればまた違った見方をすれば良いと思うが、

それはなかなか思うようにいかない面がある。

キャストは

私立栄泉高等学校水泳部で高飛び込み選手。

和菓子「にのみや」の娘。働き過ぎて世を去った祖父を、

ライバル「やまとや」に殺されたと思っている

二ノ宮亜美演じる長澤まさみ

私立栄泉高等学校水泳部で競泳自由形選手。

和菓子「やまとや」の息子。

水泳の才能は底知れないが、

本人は至ってマイペースな大和圭介演じる速水もこみち

競泳自由形で日本記録保持者で早海大学在学。

亜美の幼なじみで、婚約者でもある。

過去「にのみや」が潰れかかった時、仲西の家が援助し、

倒産を免れた縁のある仲西弘樹演じる阿部力

私立栄泉高等学校水泳部で高飛び込み選手でエース。

圭介のルームメイトで親友。

普段は冷静だが、熱い情熱を秘めている緒方剛演じる石田卓也

私立栄泉高等学校水泳部で高飛び込み選手で日本女子チャンピオン。

特待生唯一の非入寮者でいつもクールだが、

密かに圭介に惹かれている小柳かおり演じる市川由衣

私立栄泉高等学校硬式テニス部選手。

亜美のルームメイトで中学時代からの親友。

明るくイマドキな女の子木下理恵子演じる高橋真唯

私立栄泉高等学校柔道部女子重量級選手、体重108キロ。

亜美、理恵子と仲良しの食いしん坊田沼春子演じる安藤なつ

私立栄泉高等学校柔道部で軽量級選手、

上鷲寮寮生委員長補佐でお調子者久米勝演じる森廉

私立栄泉高等学校水泳部競泳顧問、

おっちょこちょいな性格だが、部員からの信頼は厚い。

吹山先生に思いを寄せている古屋武人演じる八嶋智人

私立栄泉高等学校水泳部で高飛び込み顧問、優秀な指導者で、

男女問わずファンが多い吹山信子演じる田丸麻紀

亜美の父親。「にのみや」の二代目で「やまとや」に

強いライバル心を持ち、大和の人間を忌み嫌っている

二ノ宮憲次郎演じる松重豊

上鷲寮の管理人で上鷲寮の住人たちを、

いつも温かく見守っている東海林茂子演じる渡辺えり子

ストーリー

二ノ宮亜美と大和圭介。同じ和菓子屋同士、

商売敵の家に生まれた2人は、同じ高校に入学し、

亜美は高飛び込み選手、圭介は競泳選手として出会う。

「ひとごろし」。亜美が圭介に向けた初めての言葉は、

最悪のものだった。

同じ水泳部には圭介の親友で高飛び込みのエース、

緒方、高飛び込み女子日本チャンピオンのかおりらが、

それぞれの頂点を目指し、日々猛練習を積んでいた。

彼らはともに笑い、泣き、励ましあう毎日を送る。

はじめはいがみ合っていた亜美と圭介だが、水泳への情熱を通し、

次第に惹かれ合っていく。

だが、亜美には幼なじみで年上の婚約者がいた。

圭介のあこがれ、競泳自由形日本記録保持者の仲西弘樹。

圭介と仲西は、競泳の頂点を目指す、

そして亜美に恋するライバルとして、お互いを意識し始める。

そんなある日、亜美が海で溺れるという事故が起こる。

助けに飛び込む圭介と仲西。必死で泳ぐ圭介。

しかし、亜美を救ったのは仲西だった。助けたかった。

でも届かなかった。圭介は、敗北感と挫折を味わう。

そしていよいよ日本選手権。圭介と仲西、直接対決の日。

しかしレースの時間になっても仲西は現れない。

そこに届けられるニュース。

仲西弘樹−交通事故で重傷。

選手生命の危機に追い込まれた仲西に、懸命に付き添う亜美。

仲西という目標を失い、また、亜美ともすれ違っていく圭介。

亜美の想いに応えるため、復活を誓う仲西。

笑い、涙、恋、友情、挫折、挑戦・・・そして夢。

全ての決着をつけるかのように、まぶしくて、熱い夏が始まる−。

結末は映画館で観てほしいけれど、

今回のレビューとしては亜美と圭介は

同業者のライバル店の娘と息子の間柄だった。

当人同士は正直この商売争いには関係ないんだけれど、

やはり親はそうはいかない。

これはある意味敵と敵がくっつくようなものだから

それは親同士としては嫌がる。

劇中でも亜美の父親が大和と聞くだけで

敏感な反応をしていている事からもわかる。

ただ当人同士については必ずしもそうじゃない。

ただ親がある程度色々な事を吹き込んでいるから

それを確り掟として守るルールが

作られてしまっているのが亜美になる。

対して圭介は小さい時の記録すら思い出せないほど

マイペースなタイプでおそらく両親にも

そういう事を吹き込まれずに育ったのだろう。

商売的には亜美の店が傾いたところに

仲西が手助けをしたというのが

ストーリーの始まる前の前フリになる。

ここから本題になるけれど、

そんな亜美が圭介に対する思いは

掟のルールにより嫌いという感覚で、

訳のわからない圭介にいきなり

「ひとごろし」というところから出会う。

最もこれは最初の出会いではなく再会といった方が良い訳で、

圭介が忘れているだけだ。

この時点での亜美は仲西という婚約者がいるにも関わらず、

幼き日の恋心を忘れなかった。

しかしそれが好きから嫌いと変わっていたんだけれど、

嫌いというのは気になる存在という事だ。

本当に嫌いならその存在すら視野に入れないだろう。

そんな気持ちが仲西のライバルとして圭介が

登場してから微妙に亜美の心は変化していく。

しかしその中で婚約者の仲西が事故で

重傷を負う事で本当の気持ちが言えない現状になっていく。

しかしそれに気づいていた仲西が亜美に

本当の答えを言ってもらうためにカムバックしてくる。

まああれだけ負傷を追いながら復帰するというのは

相当な奇跡といえるが、全く無いとは言えないだろう。

そんな中で圭介にも惹かれている人が告白してくる。

一見クールで近寄り難いかおりは

何時も遠くから圭介の事をみていた。

おそらくタイミングを見て自分の気持ちを

告白しようと考えていたのだろう。

しかしそれは圭介と亜美の会話を聞いてしまった事で

告白しても叶わない恋と割り切り、

圭介に告白しながらも圭介に1番良いのは

何かを確り考えてくれていた。

この前に観た映画の感覚を残しながら観た事もあるだろうが、

愛してしまっても叶わないものならそれは諦めるしかない事もある。

でも愛した人のために何かできる事は何かと

思う事でかおりは圭介と亜美の気持ちを

ハッキリさせるキューピット役となる事になった。

これももう1つの愛し方でもあるし、

その心理はあだち充氏の原作として非常に上手く描いている。

作品全体としては決して悪くないし、

この年代の恋愛模様としては少し大人に近い

描き方をしているようにも感じるけれど、

愛し方は色々ある事をこの青春の中で描き切っている。

恋人の決着をレースでというのは少しどうかと思うんだけれど、

それらを差し引いても実にいい青春が描かれていたと思う。

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