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3日公開の映画

「DEATH NOTE 後編 the Last name」を鑑賞した。

この映画は漫画デスノートを映画化した

作品で6月に前編が公開され、その後編となる。

前編では月に完敗したLが後編では

大どんでん返しの反撃に転じる。
前編では完全に月の勝利だったものの、

後編ではその才能を上手く突いたLが大反撃に出た。

最もそれ以上にこの作品は裁きの基準という点で

色々考えさせられた作品でもある。

死神が最後に下した裁きとは?

キャスト

名門・東応大学に通うエリート大学生

夜神月通称キラを演じる藤原竜也

ICPOから送られてきた謎の

天才名探偵のL=竜崎を演じる松山ケンイチ

人気タレントで愛称ミサミサこと物語の展開に

大きく関わっていくが過去の家族の悲劇と命を

失いそうになった事からデスノートを手にして

死神の目を手に入れた弥海砂を演じる戸田恵梨香

ICPOの切り札Lの窓口となる初老ワタリ演じる藤村俊二

キラ事件の捜査本部長で月=キラの

父親夜神総一郎を演じる鹿賀丈史

さくらテレビの人気キャスターでキラ報道に

巻き込まれていく西山冴子演じる上原さくら

さくらテレビのキャスターでキラ事件を追っていたが、

デスノートを拾った事で狂ってしまう

高田清美演じる片瀬那奈

さくらテレビのプロディーサー出目川演じるマギー

他のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

そしていま、緊迫する二人の頭脳戦は、

新たな局面を迎えようとしていた――。

「キラ逮捕に協力するため」と称して、

捜査本部に入り込んだ月。

そんな月を虎視眈々と待ち受けていたL。

天才同士の、微塵の隙も許されない

直接対決の幕が切って落とされた!

しかし、月もLも知らないところで、

まったく予想だにしない出来事が起こっていた。

リュークとはまったく別の意志を持つ死神レムによって、

地上にもう一冊のデスノートが落とされたのだ。

それを手にしたのは、キラを崇拝するアイドル、

ミサミサこと弥海砂。第2のキラとなった海砂は、

今までのキラにはなかった特別な力

“死神の目”を手に入れて、月に協力を申し出る。

たとえ偽名を使おうと、

相手の本当の名前を知ることができる

“死神の目”は、Lを追い詰める

最強の武器になるはずだった。

ついにミサはLの名前をつきとめたが、

月とミサの機先を制したLの策略にかかり、

キラ容疑でキラ対策室に監禁されてしまう。

月も自ら監禁を申し出るが、

そこにはデスノートのルールを

熟知した上での計算があった――。

一方、煽動的なキラ報道で視聴率を

あげるさくらテレビでも、思わぬ事態が起こっていた。

メインキャスターの陰で地道に

キラ事件を追ってきた高田清美が、

ある日知らされた驚愕の事実。

そして、第3のキラの出現……!

新たに明らかになるデスノートのルール。

天才たちの計算をも狂わせる予想外の展開。

それでもすべてを見通しているのは?

そして最後に笑うのは?――

いったい、誰だ。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回の後編では新たに

デスノートのルールが追加されている。

デスノートの所有権を放棄したら、

デスノートにまつわる記憶を失う。

だが、デスノートの一部にでも触れれば、

記憶はすべてよみがえる。

デスノートで操れる死の時間は

人間界単位で23日以内である。

デスノートに一度書かれた

人間の死は変更する事ができない。


が追加されている。

月にとってこれらのルールを

知り尽くしていたはずだったが、

これが海砂の登場で全てが狂い始める。

緻密な計画で殺人を実行してきた月に対して、

海砂は衝動的で相手を選ばずやってしまった。

その為ここからLは推理しその犯人を

月と海砂を特定するに至る。

ただここから問題だったのは

この案件をどうやって実証するのか?

その実証次第ではこの映画でも実証した通りに

なるのでこの時点でLの実証した

方法は正しい実証方法だろう。

そしてここから本当の頭脳戦が始まったんだけれど、

Lは気付いていないフリをしながら

実は確り月の推理に辿り着いていた。

LほどのIQと推理力があれば

月の緻密な計算された計画を

読む事はそれほど難しくない。

ただそれを悟られたら元も子もない訳であり、

そこをどうやって月を欺くのかが頭脳戦のカギだった。

月も色々な計算尽くしの上で計画を立てただろうが、

ここで決定的な差が出るのは月は

ほぼ単独行動で動いたのに対して、

Lは複数で動いていた事だ。

確かに対策室に入る事で色々な

捜査員の行動を読み取れるかもしれないが、

それを欺く事は複数ゆえに可能とさせた。

この時点で月はあまりにも深入りし過ぎた

結果次第に追い込まれていく。

そこで編み出したのがデスノートルールの活用だったが、

それがある意味自分自身を追い込む事になるとは

さすがに想定外だったのではないだろうか?

ここで第2のキラ海砂は本来なら

デスノートを持つはずじゃなかった。

しかし彼女にはキラを崇拝する理由が

過去にあったんだけれど、

確かにあんなものを見てしまったら

普通の人間なら精神的に立ち直れるかの問題になる。

それがキラにより彼女は心から救われたのが

彼女を思わぬ方向へ進ませてしまう。

もちろんデスノートを落とした死神が

発端な訳でやはり運命はこの時点で

終わっていた海砂はこの時点で

命は短くなっても良いと思ったのだと思う。

そしてさらに第3のキラが第1のキラによって現れる。

キラと同じ志ある者という観点では

確かに良かったかもしれないが、

これが第1のキラを自ら追い込む事に

なるとは思わなかったのではないだろうか。

そして舞台は結末へ向かうんだけれど、

これは法廷に例えると

最後の裁判というべきシーンだった。

その裁きは個人的にもやはりこの結論が

1番正しいものだったと結論付けて良いと思う。

それは劇場でその判決を観てほしいんだけれど、

デスノートの総評としてまず

これを現実社会において考えると法は法に従い、

人は人の上に立たずなのは

民主主義社会では当然の事何だけれど、

それがそうでないからこそこういう作品で

その是非を問わなければならないのかもしれない。

この作品に登場した月も最初から

悪魔になった訳じゃなかった。

最初は非常に強い正義感に溢れた少年だった。

しかしこのデスノートは裁きのノートとして

考えてしまったあたりが月の過ちの

始まりだったのかもしれない。

デスノートは死の書であり、

本来は自らの遺書と捉えていたのなら

もう少し月に悪魔降臨という事は

避ける事ができたのかもしれない。

悪魔降臨した月にはハーデスの裁きの結論は

2択しかなかった。

正か?悪か?正の場合が生、悪の場合は

死という月には第3以上の選択がなかった。

これは六法全書を勉強した者としては

お粗末な選択肢としか言いようが無い事なのだが、

私自身も凶悪犯罪者(連続殺人犯等)については

死をもって裁きを受けるべきという考えは否定しないし、

その選択肢もありだと考えている。

しかし全ての案件が更生できないという事でない以上は

更生という選択肢も必要になってくる。

残念だが悪魔降臨した月には

その更生という選択肢が1つもなかった。

やはり何でもかんでも答えは1つしかないというのは

法の世界では危険極まりないという事を

この作品は確り教えてくれた。

そしてそれを追い込んだLも最初は

月の天才的頭脳に確かに苦戦した。

しかしLの場合は犯人を追い込む側の正義であり、

間違った事を正す存在だった。

前編では月の頭脳戦に完敗だったものの、

後編ではその才能の片鱗を

確り見せて月を追い込んでいった。

あの容姿ゆえ欺くのは難しくなかった事も

最終的に正義の勝者となる一因となった。

この映画を通じて法の裁く基準に

ついて色々考えさせられたし、

やはり裁かれるべき部分は裁き、

裁かないでよい部分は裁かない事も必要だと思う。

もちろん法は人が作った以上欠陥は多い、

しかしその欠陥を時代が進んで行く事で

穴埋めをしていければよいのだと思う。

裁きと良し悪しの基準を確り考える機会になれば良い。

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