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22日ドラマ「14才の母」第7話を視聴した。

第7話は未希が学校を休学し、母子学級に通い始め

智志の母親が智志の子供を認知させない誓約書を送りつけ、

未希が誓約書にサインする

エピソードが描かれていた。
ストーリー

――3ヵ月後、母子手帳を手に取る一ノ瀬未希は

「認知」 という重大な問題に直面していた。

静香が一ノ瀬家に送りつけた誓約書には、

智志が父親であるという認知の請求をしないならば、

未希に慰謝料を支払うということが書かれており、

加奈子や忠彦は憤りを隠せずにいた。

一方、的場クリニックで開かれる

母親学級に参加し始めた未希は、

講師役の看護師兼助産師・桃田ヒロミから、

今後、子どもを産んで生活していくには

「お金」 が必要であると教えられ、

どうすればよいか考え始める。

ある雪の夜、未希はバスの中から

外を歩く智志の姿を見つけ、

思わず窓から身を乗り出して声をかける。

だが、突然の腹痛に襲われた未希は――


以上日テレ「14才の母」HPより

今回は14歳で出産するリスクとともに

現実問題ともなる認知問題が描かれた。

まず出産するリスクについては14歳という体は

女性にとって丁度成長期であり、

成長とともに出産しなければならない事を

踏まえるとリスクが高いのは良くわかる。

出産は20代半ばが1番リスクが少ないと言われるが、

それらを踏まえるといかに

若い出産が高齢出産と同じ位リスクがあるのかがわかる。

今回では未希が腹痛を起こして倒れるが、

安定期に入らない場合はこういう症状があるそうだ。

私もこの辺は詳しくないんだけれど、

丁度3ヶ月って体調に気をつけないと

流産し易い時期ともいうだけに、

今の未希にとって色々起こっている事は

確かに精神的にも良くない。

それ以上に未希にとって最大の問題というべき認知問題だ。

この年齢でこの問題に結論を出せというのは

正直難しい問題だ。

私ぐらいの年齢でも判断の難しい問題だし、

その責任を負う事がどういう事なのかを

未希は正直把握するにはあまりにも

若過ぎる事は否めない。

しかしここで1番の問題は本人同士がどう考えるのか?

だと思う。

このドラマでも描かれたけれど、

この認知問題は全て親の主導で進められた。

将来の為?

という名目は確かに聞こえがいいかもしれないが、

将来の為とは何か?

これはあくまで2人が結婚しない事を

前提に考えての事であり、

将来結婚できる年齢(男性18歳、女性16歳)になった時に

入籍すればこの問題は意味を無くする。

確かにここで最大の問題でもあるお金の問題だけれど、

法律上この誓約書にサインする事は

将来父親である智志が死亡した時に

その遺産は一切受け取らない事を誓います

という事を意味している。

民事裁判ではこの手の問題は良くある事であり、

法律の観点として考えればその母親が

築いた遺産をその子に渡すと考えてしまうのは

ある意味当然の考えであり、

その財産を渡したくないと考えるのは

ある意味自然かもしれない。

ゆえに示談金(一時金)で済まそうとする。

これについては若い智志と未希ではあまりにも

問題が複雑過ぎて把握するのは困難だろう。

ただもしここでアドバイスができるとすれば

将来的な面になるが、

そういう事を回避する手段として

智志が成人した位の時(働けるようになったら)

母親の遺産は一切受け取らない

誓約書にサインする方法がある。

この時点では既に未希の両親は生まれてくる孫を

事実上3人目の子供として育てようと考えているだけに

家族の遺産配分などを考えると子供が受け取る

財産贈与(母親5割残りは子供の数で割る)

は肉親が母親しかいない智志より少なくなる。

しかもその孫扱いなので両親が無くなったとしても

その財産は未希までとなり、

直接その孫までは行き渡らない。

そう考えれば未希の両親が自分の子供のように

考えて育てようと考えても不思議じゃない訳だ。

智志の母親は自分しかいないから

あのような言葉を投げ掛けたが、

それはある意味自分の財産が未希(正確にはその子供)

に持っていかれると考えてしまったゆえの事である。

そしてここから最も現実的な事は14歳で

出産しても育てる事は?という点だけれど、

やはり子供を育てる事は相当なお金が必要となる。

残念ながら現在の世の中は子供が生まれても

あまり還元される制度にはないだけに、

1人、2人以上抱える事は家計に大きな負担となる。

その為には共働きなどをしてその分を稼ぐ事を

考えるが未希が中学を卒業して働いたとしても

その月給は手取りで10万あるかないかである。

この金額は現在の派遣社員もそれ位になるだけに

良く良く考えれば今好景気というが

それはある意味低コスト低予算で利益を

出しているだけの現実がそこにある。

この給料で結婚して子供を産もうと

考えられない女性も少なくない。

現実は1人で生活できるレベルから

どうやって生きるレベルの状態なのが現実だ。

その現実を智志も未希もまだ知らない。

命の尊厳を問いながら現実に直面する

お金の問題は真剣に子供を育てられる

環境作りを考えなければならない問題だ。

正直私が高卒で就職した時の月給が

税込み14万5千円だった事を考えると

それ以下の月給で子供を育てる事は並大抵じゃない。

幸い両親の家がある未希はそれ以下の月給でも

なんとかなるかもしれないが、

そうでなければ助産婦さんのように

子供を手放さなければならない。

これは養子に出したり、

施設に預けられたりする事だけれど、

命が生まれてもその後の事を考える事が

できない未希にとって厳しい現実でもある。

ただそうなってしまったとしても

その子供が不幸になるとは限らない。

それは川嶋あいのように産みの両親も

育ての両親も亡くして天涯孤独になった

彼女は1人じゃなくみんなの支えがあって生きている。

そういう誰かの支えがあれば例え子供を

手放すことになったとしてもその子供は

いずれ幸せになる事だってある。

この時点でも私は中絶する事は否定したいという結論だ。

もちろんこれは現段階であり、

最後まで見届けた時どういう結論を出すかは

私自身にも正直まだ判断しかねている。

こういうケースを見ていると改めて安心して

子供を産む事のできる環境を真剣に

世の中は考えなければならないのだと痛感する。

次回はおなかの大きくなってきた未希に何かが・・・

次回の回を見ながらこの問題を真剣に考え続けたい。

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しるし