20日公開の映画「マリー・アントワネット」を鑑賞した。

この映画は18世紀後半にオーストリア公国から

政略結婚でフランス王国のルイ16世に嫁いだ

マリー・アントワネットのフランス革命までの

贅沢な暮らしを描いた作品である。

世界で最も贅沢をし、

浪費した象徴としてフランス革命に散った

王妃の孤独で贅沢な日々を描かれている。
歴史上でも有名な王妃に入るであろう

マリー・アントワネットだが

彼女の場合母親であるマリア・テレジアと違い

フランス王国を疲弊させ、

フランス革命を招いた象徴として数多く有罪に科せられ

1793年10月16日にギロチン刑に処されている。

これだけ処刑されるまで何不自由なく暮らし、

贅沢の限りを尽したという言われを

しているのが歴史書である。

ただ確り考慮して考えるとこれが王室では

当たり前の毎日だったと捉えてもとも思える。

それはレビューしながら書こうと思う。

ストーリーは簡単書くけれど

1755年

オーストリア公国の

大公マリア・テレジアの末娘として、ウィーンで生まれる。

1765年

父であるフランツ1世死去後、

マリア・テレジアがハプスブルグ家の女帝となり、

政略的に娘たちをヨーロッパ中の王に嫁がせようとする。

1770年

マリー・アントワネットフランス王国の

ルイ16世と結婚する。

1774年

ルイ15世が天然痘により突然死去

ルイ16世とマリー・アントワネットが

若干19歳と18歳で国王と王妃に即位する。

1778年

待望の第1子、長女マリー・テレーズを出産

1780年

愛する母マリア・テレジアの死去

1781年

第2子、長男ルイ・ジョセフを出産

1785年

第3子、次男ルイ・シャルルを出産

1786年

第4子、次女ソフィーを出産するが翌年死去

1787年

フランスの経済危機の全責任はマリーにあるとして

彼女は「赤字夫人」と呼ばれ、

民衆から責められるようになる。

1789年

7歳になる長男ルイ・ジョセフ王太子結核で死去

7月14日バスティーユ広場で暴動が起き、

フランス革命が始まる。

10月、国王一家はパリのテュイルリー宮へ

移ることを余儀なくされる。

1791年

6月国王一家、パリから逃亡を図るが失敗。

1792年

ルイ16世とマリー・アントワネットは国家を裏切った

容疑者として裁かれることになる。

1793年

1月21日、ルイ16世、処刑される。

10月16日、マリー・アントワネット37歳で処刑される。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしては時代背景として

王室と民衆ではあまりにも生活レベルの差があり過ぎた。

映画でも描かれているが、

生活レベルそのものがあまりにも違い過ぎる。

ゆえに一般庶民の感覚ではこの生活を計る事はできない。

まずマリー・アントワネットという女性についてだけれど、

生まれながらにしてその運命が決まっていた女性だった。

既に公国の娘として生まれた時から

何処かの王室に嫁ぐ事はさだめだった。

そして嫁いだ先が優雅で知られたフランス王国だった。

あれだけの宝石、衣装、料理、お菓子の数々は

民衆から見れば贅沢の限りを尽したと

見られても仕方ない位だ。

その中でもマリー・アントワネットには数多くの制約が

なされるんだけれど、まず服を自分で着ることも、

口紅を塗る事も、行動する事も、許されない。

挙句の果てにはセックスから生理まで管理される中での

生活はある意味究極の管理社会と言える。

これはかの有名なルイ14世が

作り上げた慣習というのだから、

管理し過ぎれば何かで反動が出てくるのは

ある意味自然だったのかもしれない。

ある程度管理しなければならないのは言うまでもないが、

それが行き過ぎた管理をしてしまうと、

どこかで爆発してしまう。

マリー・アントワネットはそれを浪費というもので

爆発してしまった。

それがのちのち王国の疲弊へとなっていくのだが、

宮殿しか知らないマリー・アントワネットにとっては

それが当たり前の世界だった。

そんな生活が長く続けば民衆の姿など見えるはずもなく、

フランス革命によりマリー・アントワネットは

ギロチン刑に処される。

問題はこの人生をどう捉えるのか?

何だけれど、

私としては確かに最後は民衆に晒される結末を迎えた。

しかしそれまでの人生については人も羨む人生を送ったが、

そこは究極の管理世界だった。

私のコンセプトには

”自由の中の規制”

という概念があるんだけれど、

そこからこの世界を観てしまうと、

彼女にとってはあまり幸せな時とは

言えなかったかも知れない。

もう少し自由な世界で生きれたのなら

マリー・アントワネットの人生は

変わっていたかもしれない。

この映画を通じてお金を持つ事は必要だが、

必要以上の浪費をすると

快く思われない典型的なパターンだろう。

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