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27日公開の映画「幸福な食卓」を鑑賞した。

この映画は瀬尾まいこさん原作の映画で、

家族崩壊してから修復するまでを描いた作品である。

ここ10数年家庭崩壊も叫ばれる中で

本当に幸福な事はなんなのかを

色々なシュチエーションの中で描かれている。
作品としては実に良いんだけれど、

私自身この題材を理解するに当たり、

どうしてこういう事になったのか?

どうしてそういう結論になったのか?

どうしてそういう体系になったのか?

と考えながら鑑賞していた。

家族のあり方、親子関係、そして恋人関係、

色々なシュチエーションがこの映画では

プロセスを大事に描かれた事だけ確かだ。

有得ないと思ってみたらこの作品の

シュチエーションは有得ないと思えるかもしれない。

キャスト

中原家の次女でこのストーリーの主人公である中学、

高校生の中原佐和子演じる北乃きい

佐和子の恋人で一緒の高校に進学し、

結ばれかける大浦勉学演じる勝治涼

中原家の父親で3年目の出来事がきっかけで

突然父親辞める宣言して教師を辞めて

予備校生とフリーターになった中原弘演じる羽場裕一

中原家の母親で3年前の出来事がきっかけで

家族と別々に暮らしている

中原由里子演じる石田ゆり子

中原家の長男で成績優秀だったが大学進学をやめて

農業をやり始める中原直演じる平岡祐太

直の恋人でこの家族を外から見つめる

小林ヨシコ演じるさくら

以上のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

「父さんは、今日で父さんを辞めようと思う」―――。

始業式の朝、家族の食卓で、

突然「父さん」が口にした意外な一言。

佐和子の中学校生活最後の1年は、こうして始まります。

中原家は、教師の「父さん」、専業主婦の「母さん」、

兄の「直ちゃん」、佐和子の4人家族。

これといって深刻な問題はないけれど、

お互いが何か“言いたいこと”を抱えたときは、

必ず四人が顔を揃える毎朝の食卓の場で伝え合う……

そんなささやかなルールを大切にしてきた家族でした。

だが3年前のある日、突然訪れた「父さん」の心の崩壊。

その日から、佐和子の家族の歯車が少しづつ狂い始めたのです。

成績はいつも学校で一番だった「直ちゃん」は

大学進学を辞めて農業をやり、

「母さん」は家を出て一人暮らしを始めます。

それでも「父さん」と「母さん」は

日々連絡を取り合っているし、毎朝の食卓は健在。

そんな危ういながらも淡々と続く家族の日常に、

新たな波紋を投げかけた「父さん」の一言。

いったい、どうなってしまうんだろう?

高校受験を前に小さな心を揺らす

そんな佐和子の前に現れる転校生、『大浦くん』。

彼の存在は佐和子にとって次第に

大きなものになって行くのですが―――。

崩壊した家族を健気に支えてきた

佐和子の身に起こる突然の悲劇。

しかし皮肉にもその悲劇により、

家族は再生への道を歩み始めるのでした・・・。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしては一言で言うと

有りそうでなさそうな家族という事だ。

家族構成としては4人家族の中流家庭で

父さんが教師をしている以外は

何処にでもありそうな家庭だ。

ただシュチエーション的に

父さんがフリーター兼受験生&浪人生、

母さんが母さんとパートではあるものの別居している。

直ちゃんは大学進学を辞めて農業をやっている

ありえなさそうなシュチエーションである。

元々こうなったのは3年前に

父さんが心を崩壊させてしまい、

風呂場で倒れてしまった事が家族崩壊の原因だった。

その原因についてだけれど、

元々父さんは生真面目で

自分で物事を抱え込んでしまう人だった。

そんな父さんは教師という職業をしていて

色々な問題を抱え込んでしまった。

それを誰かに言えれば良かったのだが、

それが家族にも話す事をせず、

次第に父さんの心は崩壊していった。

そしてそれが支えきれなくなってしまった。

その出来事から家族は

180度人生観が変わってしまった。

この心境は経験あるのでわかるんだけれど、

こうなってしまうと誰が何を言っても

その言葉はその人には届かない。

下手に説得しようとすると逆に追い込んでしまう。

私もかつて色々な事を抱え込み、そして心が崩壊した。

幸い風呂場で倒れる事はなかったが、

そうなってしまうとそれを修復するには

時間が解決するしかない。

そして家族はそれぞれ距離を置くようになった。

父さんは父さんを辞めて、母さんは別居し、

直ちゃんは農業をやる。

そして佐和子は高校受験を控えていた。

そんな中で佐和子には大浦勉学という恋人ができ、

直ちゃんには小林ヨシコさんという恋人ができた。

直ちゃんの恋人ヨシコさんは不思議ちゃんで

家族観察するのが好きで、中原家の観察をしている。

そしてそこから身近ではわからない事を佐和子に告げる。

確かに第3者から観た方がわかる事も少なくないし、

その距離から観た方がわかる事もある。

佐和子の恋人勉学は佐和子をライバルししながらも

これまた違った感覚を持つ人だった。

簡単に言ってしまうと家が裕福なだけなんだけれど、

携帯を持っている事が当たり前だったりする。

今の中学生で携帯を持っていない人は少なくなったけれど、

佐和子は持っていなかった。

私は携帯のない時代を過ごしたからないのは

当然だったんだけれど、

当時ポケベル全盛期だった時代に

育っても1度もポケベルを持った事は無かったし、

携帯もパソコンを使うより遅く持った。

携帯よりパソコンの方が先という

珍しい人なんだよね私は・・・

そんな中で勉学は次第に佐和子

に合わせていくんだけれど、

いくらなんでも電動自転車はね・・・

やはりこの勉学も不思議君なんだよね。

そして2人は同じ高校に無事進学する事ができる。

進学して佐和子はクラス会で歌う曲で壁にぶつかる。

ぶつかって悩みを抱え込んでいると勉学がある助言をする。

それはクラスのムードメーカーに

歌ってほしいと頼む事だった。

佐和子はそのムードメーカーの人に頼んで、

その壁を乗り越える事ができた。

そんな2人に初めてのクリスマスが訪れるが・・・

それは劇場で観てほしいけれど、

この映画を観て感じた事は時として距離を置く事で

見えないものが見えてくる事があるという事だ。

近くにいるとわからない事でも遠くからだと

わかる事は少なくない。

これはスポーツでも近くに居過ぎると

見えない事では距離や場所を変えると見えてくる事もある。

この場合も灯台下暗しで近くにいると

わからない事もあった。

しかしヨシコさんのように第3者がみると

わかることがある場合がある。

佐和子もまた失ってわかる事があった。

失う前までは失いかけたが

失っていなかったためにわからなかった。

しかし大切なものを失った事で本当に

大切なものに気づくきっかけになった。

そう失っていないものなら取り戻せる事を

中原家は佐和子の出来事でその答えを見つけた。

そして家族は幸福な食卓を取り戻した。

総評としてこの映画から感じ取れる事は

例え家庭崩壊したとしても修復する事が

できる事を教えてくれた作品だった。

それが失っていないとなかなか気づかない事でも

距離を置いたり、失って初めてわかる事がある。

近すぎてもダメだし、遠すぎても見えない。

丁度いい距離がそれぞれある。

それは人それぞれだけれど、

崩壊しかけた時何かを修復する時には

距離を置く事で解決できる事がある。

私も色々崩壊し掛ける事も少なくないんだけれど、

そんな時には確り距離をとって修復に努める事で

解決できる事もあるのだと思う。

幸福な家族愛を取り戻すためには距離を置く事が

大切なのだと悟る事ができる作品だと思います。

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幸福な食卓


幸福な食卓


ピアノ&ギターピース Mr.Children しるし/くるみ For the film「幸福な食卓」


掌 / くるみ