1日公開の映画「ヱヴァンゲリヲン新劇場版:序」を鑑賞した。

この映画は今から10年前に公開された映画エヴァンゲリオンの

再映画化作品でエヴァ現象を起こしたほどの

社会現象まで起こした映画である。

ストーリーは序盤を編集した内容になっているが、

内容は10年前と違った内容も盛り込まれており

より進化したエヴァを体感することになるだろう。
私自身ブームとは無縁の生活を送っていた為

エヴァに触れる事は殆ど無かった。

放送局がテレビ東京だった事もあるし、

観る機会が無かったのが理由だった。

4年前にDVD化された時にテレビ版を最後まで観たけれど、

エヴァの世界観はとにかく心理世界であり、

かつ今の世界に色々な事を考えさせ

謎をさらに謎を呼ぶ作品だった。

そんなエヴァを今回観るにあたって

エヴァとは何だったのか?

そしてその心理世界の先にみたものとは?

2000年を過ぎた今この世界に

何を投げかけようとしているのか?

それを探しながらこの映画を2年に渡って

鑑賞して行こうと思う。

新訳Zの時の混雑ぶりを察知して

今回オンラインチケットで購入して

アルビの試合後に行ったらこんな凄い行列は何なんだ!

という位開場40分前で通路が埋まっている。

予想していたがこれほどエヴァに魅せられた人が多いとは

改めてこれこそエヴァの

セカンドインパクトなのかもしれない。

キャスト

エヴァンゲリオン初号機のパイロットに指名され、

嫌々ながらエヴァンゲリオン初号機に

乗り使徒と戦う碇シンジの声演じる緒方恵美

碇シンジの保護者的存在となり碇シンジを

パイロットとして教育していく。

ネルフ作戦部長であるラミアス艦長おっと失礼!

葛城ミサトの声演じる三石琴乃

エヴァンゲリオン零号機のパイロットで

普段は殆ど無表情で無口の少女演じる

灰原いやいや違う違う綾波レイの声演じる林原めぐみ

エヴァンゲリオンの開発責任者である

赤木リツコの声演じる山口由里子

ネルフの最高司令官でシンジの父親であるが、

非情なまでに任務を遂行する

碇ゲンドウの声演じる並木文彦

他多数のキャストでストーリーが進行する

ストーリー

突如世界を襲った未曾有の大災害“セカンド・インパクト”。

この影響で人類の半数近くは死にいたり、

世界の各地には大破壊の痕跡が刻みこまれた。

やっと平穏な日々が戻ったと思われたとき――

14 歳の少年・碇シンジは父親から第3新東京市へ呼び出されて、

出迎えを待っていた。

その眼前の山あいから、巨大な生物が出現!

それは「使徒」と呼ばれる正体不明の存在で、

たちまち国連軍と激しい交戦を開始した。

爆風に巻きこまれ、危機に陥るシンジ。

その生命を救ったのは、葛城ミサトと名乗る女性だった。

ミサトの車で特務機関NERV(ネルフ)の本部へと連れていかれ、

シンジは父と3年ぶりの再会をはたした。

だが、シンジは父の碇ゲンドウから極秘裏に開発された

巨大な人型兵器を見せられ、使徒との戦いを強要された。

それがシンジと人造人間

エヴァンゲリオン初号機との出逢いであった。

反発を覚えたシンジではあったが、

女性パイロット綾波レイの重傷を目のあたりにして、

逃げることを否定し、ついに自ら出撃を決意する。

何の訓練も受けないままに、

初めて使徒と対峙するEVA 初号機のシンジ。

世界の命運を託された14 歳の少年シンジは、

はたしてどう戦うのか?

そして、セカンド・インパクトに隠されたキーワード

「人類補完計画」の真実とは?

すべての謎の鍵を握る碇ゲンドウは、

シンジの苦闘をじっと見つめている……。

以上EVANGELION.CO.JPHPより


結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして1度あるストーリーを

どう再構築するのか?

という点では確かに興味深い点だった。

ストーリーは殆ど知り尽くしているので

展開が若干違うようには編集されているものの

本筋は10年以上経ても変わらない。

ただエヴァの場合はここからが違うのは

10年以上経てもそこまで至る結論は一体何だったのか?

という疑問が常に残っている事だ。

エヴァンゲリオンという戦闘機に搭乗するのが

14,5歳の少年少女であり、

年齢的にも不安定な年齢である。

シンジが初めてエヴァ初号機に搭乗する理由も

聞かされないまま搭乗して使徒と戦う。

ガンダムでも初めて操縦するモビルスーツを乗った

パイロットの何例かあったけれど、

彼らの場合は載った以上戦わなければ死ぬと

わかって操縦していた。

しかしエヴァの場合は選ばれて搭乗するという

いわゆる偶然ではなく必然という点では色々な

操縦するマシンが登場するシリーズでは明らかに異なる。

つまり本人の意思に関係なく乗らなければ

ならなかったのがシンジだった。

そういう状況になると自身がどうして

乗らなければならないのか?

どうして自分なのか?

どうして戦うのか?

全てが疑問の中にあったまま戦った。

当然最初からまともに戦える訳が無く

やられっぱなしになるが、

突然シンジの中の何かが目覚め覚醒し

使徒の殲滅に成功してしまう。

ここでシンジは自分の意思でなく

何かの意思でエヴァに乗り続けることになる。

それを選んだのがシンジの父であるゲンドウなのだが、

これも何かがなければわざわざ

自分の息子をこのような危険にさらす事はしない訳で

何かがあるから非情なまでに息子に過酷な事を命じる。

シンジはネルフ本部に行く決心をしたのは

ここに来れば守ってもらえるという思いがあったのだろう。

しかし現実は全く違った。

そこで1人の少女と出会う綾波レイ!

彼女は表情も変えず、

大怪我をしても感情すら表さない少女だった。

シンジは何故綾波がそんな少女になったのか?

この時点ではただ俄然としか思わなかった。

そしてシンジの保護者となる葛城ミサト!

彼女は登場人物の中でも大雑把でありながら

面倒見の良いお姉さんでもある。

まああれだけ豪快な女性だとシンジも

刺激が強過ぎるだろうけれど、

晴れない心の中にあるシンジにとっては

ある種の頼れるお姉さんになっていく。

もちろん使徒との戦闘の時には作戦責任者として

厳しい面を出すけれどね。

ここからは心理的な部分になるけれど、

シンジはエヴァでの戦闘以外では

普通に中学校生活を送る。

そこでは皆はシンジがエヴァのパイロットで

ある事を当然知っている。

それでもこのエヴァの世界では

それが当然の認識を皆が持っている。

唯一使徒に勝てるのはエヴァしかないとわかっているからだ。

そこで理不尽に殴られるシンジがいる。

シンジは何故殴られなければならないのか?

何故このような思いをしなければならないのか?

みんなは自分が乗れば勝って当たり前と思っている。

1つの出来事で色々な事がシンジを過って行く。

そこからまたループするように

以前何故自分が乗るのかなどに疑問が繰り返されていく。

それが疑問が次第に膨れ上がっていく。

そしてその答えを見つけられないままに・・・

この心理状態ってシンジが理由も理解できずに

登場しなければならないことから始まるんだけれど、

普通何かの理由を求める時にその理由を

理解して初めてその次に進めるのだけれれど、

これが疑問を解決できないままで

進むとその疑問が次第に膨れ上がり自分は何なのか?

という追い詰めた問いまで進んでしまう。

実際にシンジはその問いに辿り着き

1度は逃げ出そうとする。

しかし監視下に置かれるシンジに逃げる場所すらなかった。

逃げる事もできない!

戦う理由もわからない!

なぜ自分なのか!

結論が出ないまま自由になれる選択を選択できる状態になるが、

シンジはその選択で残る事を選択する。

シンジにとっては自由になっても

行く場所がなかったゆえの選択だった。

そして次に再び使徒との対決を向かえるが、

ここでシンジはミサトの命令を

無視して自分の意志で使徒に向かっていく。

結果的に使徒を殲滅できたが、

それについてミサトはシンジを責める。

しかしそれを責めつつミサトはシンジを褒めた。

自分にしかできない事!

あなたのおかげで助かった!

そこ言葉がさらにシンジの中の疑問を膨らませていく。

その中でシンジは綾波レイと

初めて2人っきりでの対面を果たす。

これはエヴァでもインパクトあるシーンだけれど、

普通の女性なら恥じらいがあって打たれるのがおちだが、

綾波はこれでも無表情のまま顔色1つ変えず対処する。

そしてその後シンジは父親の悪口を言った途端綾波に殴られる。

何故殴られたのか?

しかも綾波に・・・またシンジに疑問が増えていった。

そしてこのストーリーのクライマックスである

ヤシマ作戦でシンジは1つの問いに辿り着く事になる。

シンジは学校のクラスメートから勝ってくれと励まされる。

ここでシンジは1つの答えに

辿り着いた自分は1人じゃない!

必要としてくれる人たちがいる。

ここでシンジは戦う意味をそこにみた。

意味をみたシンジは存在意義に

悩んでいた綾波が死んでもあなたを守ってみせると言ったが、

シンジは簡単に死ぬなんて言うなよ!と言葉を返す。

そしてヤシマ作戦が発動され

1度目の射撃で使徒をし止められないシンジ・・・

その余波で使徒の攻撃をうける

エヴァ零、1号機、最後のチャンスを

ミサトはシンジに託す選択を下し、

シンジもまたみんなを守るために最後の1撃に掛ける!

余波が来た時零号機が限界値まで達していた。

使徒とし止めたシンジだったが綾波は大丈夫か?

必死で助けに向かうシンジがそこにあった。

この先は劇場でその感覚を感じてほしい部分だけれど、

とにかく10年以上の月日を経ても

エヴァの世界に完全なる答えを出すのが難しいのが

今回の新劇場版改めて感じた。

私もこの10年何も経験せず過ぎた訳じゃないので

色々な経験を経てみるエヴァと

10年前にみたとしたエヴァなら

明らかに答えが違うだろう。

このレビューでも書いているけれど、

とにかくやたらエヴァ作品では何故?

という疑問が多数ある。

パンフレットでもストーリーは一切書かれていないのも、

ストーリーよりもエヴァという

その心理世界を感じて考えてほしい

というメッセージを感じる。

だからこの作品では完全なる答えは

その人によって答えが違ってくる作品になるだろう。

もちろん私は私なりに答えを出すけれど、

それが他の人に対する答えになるとは

限らないという事だ。

今回の総評としてこの序で言いたかった事は何か?

と1つ答えるならそれは自分の存在する理由探しだと思う。

これは最後まで続くテーマの1つなのだけれど、

ここで1つ結論を出すならあなたは

どんな時でも1人じゃないという事を描いていた。

今の世の中は10年前以上に

孤独の多い世界となってしまった。

しかしその孤独を感じる中でも

自分の存在意義を常に求める。

その時どうやったらその1人じゃない

という事に気づけるのか?

それはどうしたら辿り着けるのか?

それは自分が誰かに誰かの力になりたいと

思う事から始まるのだとこの作品から

私なりのメッセージは読み取れた。

私も実際にその経験をした事があるゆえ

シンジの自分の存在意義を考えていた事があった。

私自身はその答えを自分で探した結果

見つける事ができたけれど、

見つける事は簡単なようで実に難しい。

誰もが見つけられるとも限らない。

でもその見つけるヒントにはなるだろう

エヴァの心理世界・・・その答えは常に自分が持っている。

次回では破になるけれど、

破の先にみる心理の崩壊とは?

そしてその心理を修復する術とは?

そして使徒とは人類補完計画とは?

疑問が疑問を呼ぶエヴァの世界に

再びセカンドインパクトを感じる事になるだろう。

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