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27日公開の映画「自虐の詩」を鑑賞した。

この映画は業田良家のコミック4コマ漫画で

人生不幸のど真ん中を生きる女性が

どうしよもない内縁の夫を愛し続ける

ちゃぶ台ひっくり返しストーリーである。

内容的には面白いけれど、

幸せの是非において果たして?

というのは否定できない作品と言えるだろう。
不幸な女性を演じさせたら恐らく木村多江さんか

中谷美紀さんかというぐらい

どん底女性に板の付いた中谷美紀さんが次に選んだのが、

ヤクザ出身のどうしよもない夫を愛する

ストーリーとどうしてこういう男を

愛してしまうのだろうか?

と思ってしまう内容だ。

時々いますよね。

何でこんな人と一緒なのかとね。

そういう観点を探るには小さい時の経験が

そうさせるのかもしれない。

それはレビューで書くとしたい。

キャスト

中学時代から貧乏で父親は銀行強盗で捕まり、

自らの人生もどん底の人生を送っているが

イサオを愛し続けている森田幸江演じる中谷美紀

幸江の内縁の亭主で無職、乱暴、ぶっきらぼうで3重苦。

特技がちゃぶ台返しの葉山イサオ演じる阿部寛

2人を中心にストーリーは展開する。

ストーリー

そんなアンタを愛してる!

悲劇のどん底ラブストーリー

ひなびたアパートに住むイサオと幸江。

イサオは無口な乱暴者で、

仕事もせずに酒とギャンブルに明け暮れる。

内縁の妻の幸江がラーメン屋で働き生計を立てていた。

少しでも気に入らないものが並ぶとちゃぶ台を

ひっくり返すイサオだが、幸江は彼を心から愛していた。

幸江は幼い頃、母が家出し、

父が銀行強盗で捕まったという過去があり、

自分は不幸の星の下に生まれたのだと思い込んでいた。

しかし、幸江が妊娠している事が分かり…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてこれだけ融通の利かない亭主を

持つと大変でやってられないと周りは感じるものだ。

しかしそれなら何故それでも

そんな亭主を愛してしまったのか?

を探りたくなっていくものだ。

そのいきさつについても描かれているわけだけれど、

まずその前にこの映画の目玉というのが

ちゃぶ台返しという巨人の星の星一徹が

怒り任せにちゃぶ台返しするシーンが有名だけれど、

この映画ではそのシーンを実写として

描いたのは解りやすい目玉ではある。

しかしちゃぶ台返しの後って色々後始末が大変だけれど、

あまりその部分が描かれていないのがどこでも同じだ。

ちゃぶ台返しして後悔していないのだろうか

イサオは・・・しかしそれだけパチンコに興じる

無職生活を続けてさらにマージャンと

ダメ亭主の条件が揃いすぎている。

そういう人を愛してしまう女性はどうして?

と私はあまり理解したくないが、

それではレビューにならないので書くけれど、

幸江は小さい時に母親に捨てられ父親と生活していた。

その父親もだらしなさで強盗までやらかす悪党となる。

強盗の娘と言われて周りから完全に敬遠されてしまう。

そしてそこからさらに転落していき東京に出てからは

風俗嬢をしていた時にイサオと出会った。

人を信じられなかった幸江にとって

イサオは自分の全てを受け止めてくれる人だった。

そして周りには解らない2人の愛がそこにあった。

周りにはどうしてこんな男という見方をするのだろうが、

2人にはそういう事じゃなくて2人が

理解し合えていればいいというのが

2人の愛なのだと思う。

だから私もこの愛を理解したくないが

そうやって無理やり理解させている事もある。

そして2人に待望の子供ができるが

幸江に命の危険が迫っていた・・・

そこからは回想シーンが多いけれど

劇場で観てほしい部分だ。

総評として、幸江の人生は褒められたものじゃないし、

私の基準なら渦中の3人の問題児より

許せない事(風俗ではない)をしているので

そこの落とし前は一体どうしたのか?と思うが、

それは劇場で確認できる部分があるので

いきさつの中にある。

ただ幸江は一般人なので一般人であれば

更生という考えで良いが、

これが有名人ならそういう事は

一切考えないのが私の考え方だ。

更生した幸江を待っていたのがイサオだった訳で、

イサオと幸江の2人にしかわからない愛は

幸せや不幸せと周りが決めるのではない。

あくまで本人が決めるのだ。

その中で例え不幸でも本人がそれで良いなら

周りが止める術はない。

ただ個人的にはこういう人生より

別の人生を他の人は出会ってほしいと願うが

幸せか?不幸か?

を決めるのは他人じゃない自分自身だという事を

この作品から教えてくれた。

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