14日第86回全国高校サッカー選手権

決勝が国立競技場で行われ、

流通経大柏対藤枝東の試合は4対0で

流通経大柏がFW大前の活躍で初の高校日本一に輝いた。

試合は前半から流通経大柏が攻勢を掛けて、

前半6分FW大前がディフェンダー4人を

引きつけてパスを出したところに

村瀬が走り込みゴールを決めると

前半は圧倒的に流通経大柏のペースで終わった。

後半になっても流通経大柏の攻勢は変わらず、

後半3分にFW右からのクロスを

FW大前の左足のボレーで追加点を上げると、

後半17分にもこぼれ球を

冷静に押し込んで2点目を上げると、

後半26分にはCKから田口が

押し込んで試合を決定的にした。

藤枝東も最後まで果敢に攻めたが

流通経大柏の固い守備に阻まれ

そのまま試合が終了し流通経大柏が

初の全国制覇を達成した。

この大会で活躍したFW大前は得点王に輝いた。
ここまで準決勝、決勝で

圧倒したチームも珍しいけれど、

とにかく流通経大柏の攻撃力も守備力も

対戦した相手を圧倒し続けた。

対戦相手もFW大前を軸とする攻撃に苦しみ

多くのチームはディフェンスラインを

固め過ぎた為に中盤で尽くボールを拾われる

悪循環を起こしてしまった。

準決勝の津工も決勝の藤枝東も

自分のサッカーをする前にクリアするのに

精一杯の状況で中盤までゴール前に

引いてしまった為にボールを殆どキープできなかった。

FWをある程度下げる手もあったかもしれないが

これも流通経大柏のディフェンスが

確り最終ラインでカウンターに備えた事で

ゴール前までボールを運ぶ事が

殆どチャンスが少なくなっていた。

これでは守備中心になるのは

仕方ない事で結果的に大前という

超高校級の選手1人に翻弄された。

大前の決定力も凄かったけれど、

入団する清水ではチームのレベルが高いので

すぐトップという訳に行かないかもしれないが、

攻撃的MFなら彼の持ち味である

ドリブルとポジショニングを活かせるんじゃないかな?

それに決定力もあるから私ならFWよりは

攻撃的MFもしくはトップ下で

プレーした方が良いと思う。

この大会は色々波乱の多かった大会だったけれど

最終的には大前の活躍した無難な結果となった。

また来年ここから活躍する選手が

世界を目指せるようになってほしいと思います。

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第85回 全国高校サッカー選手権大会 総集編 最後のロッカールーム
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