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22日公開の映画「ポストマン」を鑑賞した。

この映画は千葉の房総を舞台に

デジタル化の進む中でアナログの郵便物と

バタンコに拘る郵便局員の郵便物を配達する姿と、

家族との修復を描いた郵便ストーリーである。

昨年郵政民営化で民間となった郵便局だが、

郵便物に込められた思いは

人それぞれ大きいのは今でも変わらないし、

郵便を通じて知る本当の気持ちを知る事にもなり、

ストーリーを通じて人との通じ合いを

うまく描いた作品と鑑賞後感じる事になるだろう。
私自身今ではスッカリデジタル人間と

化してしまったけれど、

そんな自分もパソコンは好きだけれど、

携帯は嫌いだったりする。

そういう気持ちでこの映画を観ると

主人公の海江田龍兵の気持ちが良くわかる。

ただ個人的に言わせてもらうと

仕事に置いて今時手書きの書類って

これほど難解な物も無い。

この10数年でパソコンが大きく普及したおかげで

迅速かつ素早く仕事が捗るようになっただけに

今だにパソコンすら使えず手書きで

書類を作っている人って

私にとっては拷問そのものでしかない。

今の職場が年配ばかりだから

アナログ人間ばかりだとデジタル人間は

相殺されてしまうという感じだ。

要するに2度手間という訳だ。

私個人の考えとして温故知新という言葉があるけれど、

それも時代に沿ったものなら良いが、

そうでないなら昔は良かったと言っている

戯言の老人にしかならない訳で、

そういうものばかりに囲まれていると

疲弊し続ける毎日にしかならない。

これ以上書くと弱者の切捨てだ!

と炎上してしまうので、

全てが悪い訳じゃないので、

アナログから学ぶ事ももちろんある。

個人的にはアナログとデジタルの融合こそ

実現してほしいと願っているだけに

その点についてはレビューしながら

融合を図っていきたい。

キャスト

妻に先立たれ、娘と息子を男手1つで

育てている郵便配達員、

今時珍しいバタンコで配達し、携帯すら持たず、

パソコンすら使わない堅物だが、

配達先の町民からは信頼が厚い

海江田龍兵演じる長嶋一茂

龍兵の娘で中学3年生、

陸上部に所属し進路先で陸上の強い高校に

進学を希望しているが龍兵の反対にあって反発している

海江田あゆみ演じる北乃きい

龍兵の息子で母親の死を

なかなか受け入れられず

天国の母へ郵便を出している

海江田鉄兵演じる小川光樹

あゆみの通う中学校の臨時教師で

担任が静養中のため臨時担任を務めているが

近く海外へトレーナーの勉強のため

渡米しようとしている

塚原奈桜子演じる原沙知絵

龍兵の妻で16年の文通の末結婚したが、

病気で亡くなった海江田泉演じる大塚寧々

他多数のキャストでストーリーが進行する

ストーリー

郵便配達の仕事に誇りを持って生きる海江田龍兵は、

中学生の娘・あゆみと小学生の息子・鉄兵を

妻亡き後、男手一つで育てている。

進学を控えたあゆみは、

高校では寮に入って家を出たいと訴えるが、

家族一緒に食事をすることが

何よりの幸せと考える龍兵は聞く耳を持たない。

父への反発を強めるあゆみの不満は

母の三回忌の席で爆発する。

見かねた祖母は、父と母の秘められた

過去が詰まった箱を手渡すのだった…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてアナログ人間だからこそ

今のデジタル人間に伝えたい思いと

大切な事を学べた作品なのかもしれない。

冒頭で私自身思いっきりアナログ人間を

切り捨てる内容を書いたけれど、

これも使い方次第では本当に大切な事もあると

いう事なのだという事だ。

今と20年前の昔と比べてしまうと

今は確かに何かを伝える上で手紙よりメールだったり、

携帯で言葉を伝えたりする方が早い訳で、

手紙のように数日待てない事も少なくない。

20年前は一度外出したりすると

連絡がつかないという事は数知れなかった訳で、

手紙で用件を伝えたりする事もあったわけだ。

でもスピードと効率化が求められる現代において

何か大切な事を忘れてしまったのではないだろうか?

と思わせてくれるのが

このポストマンのストーリーで出てくる。

ここで登場する海江田龍兵は40代前半にして

郵便配達はバイクではなくバタンコという

チャリンコで1200件の住宅に郵便を配達し、集配する。

この件数をバタンコでやるんだから

あのスピードは競輪選手でもやった方が

よいのかもしれないと思えるほどだ。

それはさておき、龍兵は携帯も持たず、

パソコンも使わない堅物でもあった。

龍兵には娘のあゆみと息子の鉄兵がいるが、

母親泉の死を今だに受け入れられない生活を送っていた。

そんな龍兵にはあゆみの進路問題で対立してしまい、

お互い頑固な2人では拉致があかない。

臨時担任の塚原があゆみの進学について

龍兵に話すが納得しようとしない。

2人は母親泉の3回忌で形見分けをすると

言った龍兵に反対し口論となったが、

その言葉に龍兵をあゆみに手を上げてしまった。

まあ親子であれば言い過ぎだったら

1度はぶったりするのも愛情といえるし、

龍兵の性格ならわからなくもない。

少し話しを戻すけれど、

龍兵の郵便配達はとにかく

信頼第一の配達を心がけている。

新米配達員がミスした事で口論になったところで、

郵便とはどういうものなのか?

という事を身を持って教える。

確かに届ける相手にとっては配達員には

300分の1でも1分の1なんだという事なんですよね。

それに郵便物がポストの中に花火を投げ込んで

焦げてしまった件でも郵便ポストの中に入ったものは

郵便局の責任という事で差出人に謝罪に向かうのも

お客様にとって大切な手紙や書類だったりするから

当然といえば当然であるし、

急いで間に合わせようとする

龍兵のバタンコで集配車を追いかける必死さは

アナログでなければ伝わらない気持ちだ。

そんなある日龍兵はお得意さんが

お金を忘れて払えない切手代を立替しようとして

口論となるシーンがあったけれど、

確かに急いでいる人にとっては

それを過剰サービスと言ってしまったら

お客様を蔑ろにしていると思ってもわからなくはない。

結局その思いは口論となった

局員も同じ思いでもあった訳だけれど、

そのころあゆみの元には

龍兵と泉の16年間文通した手紙が渡されていた。

それを読んだあゆみはある場所へ向かう。

そして龍兵も配達先の住人が倒れているのを

発見してその老人を助けていた。

これについてだけれど、

近年孤独死が後を絶たない現実があるわけだけれど、

このように常日頃気にかけてくれる

郵便局員がいると介護ヘルパー以上に

助かる可能性ってあると思う。

実際に新聞配達員が通りかかった事で

救われたという九死に一生を得た人もいるけれど、

高齢化の進んでいる地域こそ

こういう気に掛けてくれる人ほど人の有難みを

感じる事ができるものだ。

倒れた老人は手紙を出そうとしていたが、

ここで龍兵はその手紙を届け先に届けようと決意し

バタンコで届け先に届けるのだった。

この先は劇場で観てほしいけれど、

アナログだからこそ必要な事も

あるという事を感じられた作品だった。

私も郵便物を出す事もあるけれど、

正直私の扱っているある書類は

正直郵便で送ると行方不明になってしまう事が多々ある。

何故郵便が行方不明になるかって?

それは簡単に言うと書類に

埋もれてしまっているから何だよね。

イメージできる?

あなたの職場の机の上は書類で

埋もれていたらどうなります?

下手をすれば書類噴出してしまう。

そうなってしまうといくら郵送記録があろうと、

その人の手元に届いていないと届けた事にならない訳だ。

だから私は手間が掛かるけれど、

直接届けに事務所や現場まで直接届けるようにしている。

そうすれば少なくても会って渡したものを

忘れる人ってそうそういないわけで

その方が確実だったりする。

だから私自身余程遠くない限り

直接手渡した方が信頼関係もできる。

だから時代遅れというかもしれないが、

あの気持ちは私も仕事柄よくわかる。

総評として1つ1つの郵便って

それぞれの思いを乗せている事を

この作品で実にうまく描いていた。

時代遅れなアナログ人間だからこそ

必要としている人もいる。

ただ届けるのではなく届けた先との信頼関係も

築いている龍兵の郵便配達は時として命を繋ぐ事にもなる。

デジタルにはない伝え方があるのだと

いう事も今一度振り返る事もできた。

アナログとデジタルの融合は難しいけれど、

お互いの良さが1つになった時真の融合が

実現できるのかもしれない。

メールや携帯に振り回される毎日だけれど、

時として手紙で心を込めた文章を送るとより

気持ちがより伝わるのだと感じました。

最後にGIANTS CLUB G-Po PRIME会員として

一茂代表特別補佐の作品を観た訳ですけれど、

偉大な父長嶋茂雄終身名誉監督も

この作品で伝えたかった気持ちが伝わったと思います。

偉大な父をもつ息子って辛いけれど、

違った形で伝えられるなら

それも1つの親孝行だと思いました。

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