15日公開の映画「ハッピーフライト」を鑑賞した。

この映画はANAの羽田発ホノルル行き1980便を

舞台に様々なトラブルが発生する中ホノルルへフライトする

はずのストーリーである。

空港を舞台にしたドラマでは「GOOD LUCK!!」などがあるけれど、

映画で空港を舞台にした映画はあまりなく空港の舞台裏と

それぞれの立場からみた空港を観る事ができるだろう。
映画のタイトルからしてどうしてハッピーなの?

という感じの映画だ。

これならトラブルフライトというタイトルの方が

ある意味ピッタリな感じもするんだけれど、

映画のストーリーはとにかくハッピーじゃないシーンが多く、

この作品そのものが「スウィングガールズ」を越えるとは

私自身は感じない。

内容に対してイメージして観ると期待を裏切る映画なのかもしれない。

タイトルという点では完全にマイナス点だ。

しかし空港の現実は何時もトラブルの数々でもあり、

飛行機の機体にトラブルがあったらそれこそ命取りだ。

そんな危険とトラブルを中心にレビューしていきたい。

キャスト

現在機長へ昇格するための副操縦士で

コーパイの鈴木和博演じる田辺誠一

機長で鈴木の機長昇格への教官として搭乗する

原田典嘉演じる時任三郎

新人キャビンアテンダント(CA)でヘマが多いが

ノー天気な性格の斉藤悦子演じる綾瀬はるか

CAで帰国子女多少自信過剰な部分がある田中真里演じる吹石一恵

チーフパーサーで誰に対しても毅然とした態度を導く

山崎麗子演じる寺島しのぶ

グランドスタッフで何でもこなせるオールマイティな存在で便利屋、

本人は今の現状が不満で他の仕事を考えている木村菜採演じる田畑智子

グランドスタッフで菜採の下に付くがなかなか仕事を覚えられない

吉田美樹演じる平岩紙

グランドマネージャー森田亮二演じる田山涼成

オペレーションディレクターでかつては

腕利きのオペレーションディレクターだったが、

コンピューター化の波に乗り損ねて

どんどん置いてきぼりにされている高橋昌治演じる岸部一徳

ディスパッチャーカンパニー無線担当でコンピューターに長けて

気象予報士の勉強もしている中島詩織演じる肘井美佳

若手のドッグ整備士中村弘樹演じる森岡龍

ライン整備士小泉賢吾演じる田中哲司

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

機長昇格への最終訓練である、

乗客を乗せた実機での操縦に臨む副操縦士。

その試験教官として同乗する威圧感バリバリの機長。

初の国際線フライトに戦々恐々の新人CA。

CA泣かせの鬼チーフパーサー。

乗客のクレーム対応に追われる日々に限界を感じるグランドスタッフ。

離陸時刻が迫り必死にメンテナンス中の若手整備士。

窓際族のベテランオペレーション・ディレクター。

ディスパッチャー、管制官、バードパトロール・・・etc.,。

1回のフライトに携わるまさに多種多様なスタッフ達。

そんな彼ら使命はただ一つ!飛行機を安全に離着陸させること。

その日のフライトも、

定刻に離陸!そのままホノルルまで安全運航!!

のはず…だった…のに!?

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてタイトルからして

ハッピーじゃないストーリーなので

まずタイトルの入り方は正直騙されちゃったかな?と思う。

ストーリーとしては確かに大きな展開はあるんだけれど、

そういう展開をしないとこのストーリーは

完全にANAの広告映画にしかならないので

ある意味この映画に対する脚本は

制作当初から難しかったのでは?と感じる。

実際にドラマ「GOOD LUCK!!」、「ビッグウイング」で

飛行場と飛行機を舞台にした内容は知っているのでコメディでもなく、

実際に起きたストーリーでもないが、

これが飛行場と飛行機の現実として捉えた方が良いのかもしれない。

ドラマだと細かく描けるけれど、

これが映画だと2時間で細かい部分を描くとなると

どうしても1つのストーリーに1つの出来事と

プラスアルファしか描けないので

トラブルを題材にするならわかりやすく

トラブルをタイトルにした方が良かったかもしれない。

実際にこのストーリートラブルだらけのストーリーだ。

それが別に悪い訳じゃないんだけれど、

確かに日常の業務において整備の視点から

観ると1つでもミスがあればそれだけで命取りだ。

しかしだからと言って整備の為にフライト時間を遅らす訳にも行かない。

そんな現実を確り描いた事は整備の難しさを確り感じる事ができる。

対してCAからの場合は当然接客業なのでトラブルはつきものだし、

何より色々な乗客が乗ってくる。

その前にカウンターのグランドスタッフの立場も対応に大変だ。

さらには管制塔ももっと色々な状況に応じて対応しなければならない。

機長に昇格を目指す鈴木もまた緊張の中にあった。

新人CAの悦子はドジばかりでチーフパーサーから叱られている。

まあ現実はこれ以上に厳しい中で仕事をしている。

その中で管制塔ではコンピューターに対応できない

ディレクター高橋の対応に詩織がウンザリしている。

この組み合わせ現実世界の私もそうなのでわかるんだけれど、

へたくそに邪魔をされるとストレスが何十倍も堪り易くなるんだよね。

アナログとデジタルの組み合わせはハッキリいって

デジタルを扱う人間は何百倍も苦労するハメにあうので

この組み合わせで仕事をしている人は正直地獄だ。

と話が本題から反れたので戻すと、

これから旅立とうとする1980便にトラブルが発生する。

果たして1980便の運命はいかに?

結末は劇場で観てほしいけれど、

流れとしては飛行機のフライトの離着陸まで

確り描いているんだけれど、

1つ間違えれば冷や汗ものの展開でもある。

ゆえにこの映画を観終わった時私はハッピーには慣れなかった。

飛行機というものがどれだけ大変な物なのかを・・・

総評としてタイトルを完全に付け間違った時点で

この映画の評価が良くなかったのかもしれない。

確かに内容は筋が通っている。

しかしそれをハッピーという言葉で片付けるのはどうなのかな?

「スウィングガールズ」のようにタイトル通りのタイトルなら

納得して観ただろうけれど、

この内容なら明らかにハッピーじゃないだけに

タイトルをトラブルフライトかクレームフライトの方が

内容的に納得できる私がいた。

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