5
10日公開の映画「レッドクリフ PartII -未来への最終決戦-」

を鑑賞した。

この映画は昨年11月に公開された「レッドクリフ PartI」の続編で

赤壁へ攻め込んできた曹操軍を迎え撃つ

孫権・劉備軍が内部分裂の危機を回避し、

欺きながら孔明と周瑜の策略で曹操軍を追い込み赤壁の戦いで

激突するストーリーである。

歴史を大きく逸れないほどに描かれており、

赤壁の戦いのラストシーンは映画最大の見所となっている。
Part?では連合軍として共闘し、

曹操軍との戦い序盤が描かれたわけだけれど、

このPart?では赤壁の戦い最終決戦までを描かれている。

戦う前までさまざまな策略と思惑が繰り広げられ、

孔明と周瑜の策略が次々と曹操軍を混乱させ、ついに時が満ちた。

その最終決戦をレビューしていきたい。

ストーリー

西暦208年、80万の大軍で天下統一を目指す帝国の支配者・曹操。

標的となった孫権軍と劉備軍は、

敵同士ながら連合軍を結成して立ち向かう。

孔明の奇策で辛くも大軍を打ち負かした連合軍だったが、

兵士も村人も傷つき、食料も不足し始め、

さらに疫病が追い打ちをかける中、

とうとう劉備は戦意を喪失してしまうのだった。

強い信頼の絆が揺らぎ始めた崩壊寸前の連合軍に、

曹操軍は2000隻の戦艦と80万の兵士で全軍攻撃を企てる。

連合軍は絶体絶命。

果たして奇跡は起こるのか?

迎え撃つ周瑜と孫権、孔明が仕掛ける作戦とは?

そして、曹操が仕掛けた戦いの本当の理由とは?

その時・・・小喬は、ある決断を胸に、ひとり曹操軍に赴くのだった。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして、赤壁の戦い後編という事で序盤戦で

敗北した曹操軍は大軍を率いて赤壁を押し寄せてきたところから始まる。

軍の数だけみれば80万対5万というどう考えても

勝てない兵力差だけれど、

ここで最大の差があったのは何といっても曹操が

水軍戦が全くの未経験であり、

降伏した劉表軍の降伏した蔡瑁と張允の水軍を頼っており、

この2人さえいなくなれば確実に曹操軍は水軍戦では不利となる。

曹操という人物は才能があれば惚れ込み、

例え敵方の武将だったとしても配下に加えた人物だ。

ゆえに有能な武将は多かったものの、

水軍を統率できる武将は抱えていなかった。

それが最終的に赤壁の敗因となっていくわけだけれど、

後々呉が滅亡するまで最後まで抵抗できたのは

長江の天然の要塞があったからであり、

陸戦では曹操軍に殆ど勝っていないのが現実でもある。

それだけ水軍の強さが証明された呉の水軍だったわけだが、

この戦いではまず圧倒的戦力さをひっくり返すために

孔明と周瑜でそれぞれ策略を練られていく。

孔明はまず劉備に軍を夏口まで引かせ、

連合軍が分裂していると欺く作戦を実行する。

最初は連合軍から外れたとみられていたが、

この作戦の事実を知るのは実はごくわずかな人物だけだった。

ゆえに劉備軍が撤退しても孔明だけ残ったのはその為である。

そして周瑜は曹操軍の内情を知るために

孫権の妹である尚香が曹操軍の内部に潜入し陣形を偵察させる。

この情報は鳩を通じて連合軍へ伝わっていった。

そしてさらに曹操軍を欺くために

蔡瑁と張允を消し去る策略を練っていた。

その策略を上手く利用し、

孔明は10万本の矢を霧の中で奇襲という形で

かかしの船に徹底的に曹操軍は矢を放たせ労せず

わずか3日で10万本の矢を手にする。

そしてその策略にはまった曹操は周瑜の策略に

見事にはまり蔡瑁と張允は殺された。

これにより水軍を指揮できる人物は不在となり、

これが後々の敗因と繋がっていく。

しかし最後に連合軍に残された課題が火計のタイミングだった。

この時ちょうど風が自分へ向って吹いていたため火を使えない。

そのタイミングで攻め込まれたら間違いなく連合軍は敗北だ。

それを阻止したのが小喬だった。

この戦いの曹操の目的の1つが小喬を奪う事だったとも言われており、

小喬は自らが盾となり曹操軍の侵攻を遅らせた。

これにより風向きが変わり、

孔明はこの時代としては珍しく天文学にも長けており、

この時期に風向きが変わる事を知っていた。

これは経験から学んだ事だったけれど、

これにより連合軍の勝機がみえてきた。

そして赤壁の戦いの開戦で黄蓋が突入し

曹操軍の船団は火の海と化したのだった。

果たしてこの戦いの行方はいかに・・・

結末は劇場で観てほしいけれど、

実に見事な赤壁の戦いのラストシーンだった。

例え僅かな兵力でも状況さえ打開できれば打ち破る事ができるし、

確り火計対策を成された連合軍の進行を

曹操軍は止める事ができなかった。

さらに劉備軍が3方向から攻め込み曹操軍は

壊滅してこの戦いは終わるわけだけれど、

この戦いにより三国時代へと流れていく訳だが、

確かにこの敗北で曹操が再び劉備と孫権の両方と

戦わなければならない状況では統一は困難になった事だけは間違いない。

ラストシーンは演出的には印象的だったけれど、

歴史は変えられないと言う前提で考えると

ラストの曹操と連合軍のやり取りはちょっと無理があるのでは?

と思うのだが・・・

総評として2部に渡って描かれたレッドクリフだけれど、

この戦い1つを描くだけで色々な駆け引きの中で

戦いが行なわれている事を知るし、

数で劣っても少数精鋭であれば打ち破れるだけの力がある。

最終的には民を守るためにそれぞれが戦った。

この戦いから守るためには諦めない事を学べるだろうし、

勝つためには色々な準備があってこそ勝てるのだという事を

学ぶ事ができた作品でした。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Ranking ←ブログランキングに参加しております。

レッドクリフ 公式ビジュアルBOOKレッドクリフ 公式ビジュアルBOOK
販売元:講談社
発売日:2008-10-15
おすすめ度:5.0
クチコミを見る



小説レッドクリフ(上)小説レッドクリフ(上)
著者:カン・チャン (脚本)
販売元:講談社
発売日:2008-10-02
クチコミを見る



レッドクリフPartII -未来への最終決戦-フォト&ストーリーガイド (TVTaro特別編集) (TOKYO NEWS MOOK) (TOKYO NEWS MOOK)レッドクリフPartII -未来への最終決戦-フォト&ストーリーガイド (TVTaro特別編集) (TOKYO NEWS MOOK) (TOKYO NEWS MOOK)
販売元:東京ニュース通信社
発売日:2009-03-18
クチコミを見る



小説レッドクリフ(下)小説レッドクリフ(下)
著者:高里 椎奈
販売元:講談社
発売日:2009-03-11
クチコミを見る



林志玲(リン・チーリン)ビジュアルファンブック―映画レッドクリフオフィシャルムック (Gakken Mook)林志玲(リン・チーリン)ビジュアルファンブック―映画レッドクリフオフィシャルムック (Gakken Mook)
販売元:学習研究社
発売日:2009-04
おすすめ度:4.5
クチコミを見る



レッドクリフ オリジナル・サウンドトラック コンプリート・アルバム(仮)レッドクリフ オリジナル・サウンドトラック コンプリート・アルバム(仮)
アーティスト:サントラ
販売元:エイベックス・マーケティング
発売日:2009-04-08
クチコミを見る



久遠の河(DVD付)久遠の河(DVD付)
アーティスト:alan
販売元:エイベックス・エンタテインメント
発売日:2009-04-08
おすすめ度:5.0
クチコミを見る



レッドクリフ Part I コレクターズ・エディションレッドクリフ Part I コレクターズ・エディション
出演:トニー・レオン
販売元:エイベックスマーケティングコミュニケーションズ
発売日:2009-03-11
おすすめ度:4.0
クチコミを見る