10日マツダスタジアムで広島対巨人戦が行われ、

1対0で広島が緒方選手の引退試合を飾る

10年ぶりの1時間試合となる1時間52分で決着し

巨人は90勝は最終戦に持ち越しとなり、

ゴンザレスの最多勝は無くなった。

試合は広島先発大竹投手、巨人先発ゴンザレスの投げ合いで始まり、

初回に広島が3番天谷選手の犠牲フライで先制すると、

投げては先発大竹投手がテンポよく投げ続け

巨人はチャンスらしいチャンスすら作れない。

ゴンザレスも初回以降ピンチらしいピンチもなく迎えた

8回裏今季限りで引退する緒方選手が代打で登場し、

最後の打席で3ベースを放ち最後はゴンザレスの暴投で

ホームを狙うもタッチアウトとなった。

最後まで巨人は先発大竹投手は攻略できず、

巨人は44年ぶりの90勝は最終戦に持ち越しとなった。
緒方選手の引退試合という事で23年間現役を続けられる選手は

100人その年に入団したとしても1人いるかいないか位難しいものだし、

それだけ長年レギュラーで活躍しなければ続けられない。

緒方選手の場合レギュラーを獲得したのが

1995年の27歳と遅咲きだったし、

それまでリーグ屈指の走塁力はあったものの

故障に泣いたシーズンが多かった。

1998年に右足首をねん挫してから盗塁は影を潜めたけれど、

その分勝負強い打撃で低迷する広島を支え続けた。

江藤、金本、新井選手が次々FAでチームを去っていく中で

前田選手と共に最後まで広島一筋でプレーし続けた。

もう18年前の優勝を知るメンバーも

前田選手だけとなったけれど、

次の野球人生でも素晴らしい指導者となると思います。

そしてこの試合ではゴンザレスの最多勝が掛かっていたけれど、

打線が援護できずに終わったが、

思えばゴンザレスが1軍で投げたのは5月からで

最多勝を争った他の投手より1か月のハンディがあった訳だし、

本来ここまで勝つとは誰も思わなかった訳だから

巨人の89勝の立役者の1人である事は間違いないし、

ゴンザレスがいなかったら最後まで

中日と1位争いをしていた事だろう。

そしてこの試合では10年ぶりの記録となる1時間ゲームだった。

公式記録では1時間52分と高校野球並みのスピード試合だった。

両チーム合わせて4安打、死四球わずか1と

それ以外は凡退の山なのだから速い訳だが、

よくよく考えればテンポよく投げれば2時間30分で

試合が終われるということでもある。

10年前の1時間ゲームは私は良く覚えているんだけれど、

当時ルーキーだった上原投手がテンポよく投げて

相手の横浜もテンポよく投手交代をした事で

6対2だったにも関わらずわずか1時間59分で完了した試合だった。

当時報知新聞に投書したのが翌日掲載されたのを思い出すんだけれど、

それ位私にとっても印象的な試合だった。

それ以上に今のプロ野球の試合は時間が掛かり過ぎるんですよね。

素早く投げて動けばお客さんも飽きずに済む訳ですから

2時間30分以内で終わるゲームが増えてほしいものです。

90勝は最終戦に持ち越しとなったけれど、

44年ぶりの90勝は是非とも達成してほしい。

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