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3月13日公開の映画「時をかける少女」を観賞した。

この映画は1983年に公開された

原田知世主演の映画「時をかける少女」の続編に当たる作品で、

芳山和子の娘あかりが1972年に出会った深町カズオに

伝えたいメッセージを託して過去へ向かうが、

そこは1974年だった。

そこで当時の母や父などと出会い、そこで恋もするストーリーである。

時をかける少女から27年の月日を経て甦った世代を超えた

時をかける少女はこれからも時をかける事を

感じさせてくれる作品となっている。
映画版「時をかける少女」から27年の月日を経て

制作された新作は確かに当初当時のイメージを

壊すのではないかと言われた。

しかしそれらを承知して私は観賞したけれど、

この作品をどういう位置づけに取るか?

と問われたら私は継承という位置づけを取りたい。

私の世代だと原田知世さんの世代でもないし、

仲里依紗の世代でもない。

逆にいえば客観的に観れる作品なのかもしれない。

当時の作品のストーリーは実のところ

私自身あまり良く観ていない。

でも27年の月日を経ても「時をかける少女」は

伝説の作品として語り継がれている。

もしこの作品で欠けた部分があるとすれば

芳山和子役が安田成美さんではなく、

原田知世さんであればより良かったかな?と思う程度だ。

私たちは何時の時代も志を継承したり、

その伝統などを継承する必要がある。

もう当時この作品に携わった人たちは60代、70代になっている。

その人たちが生きている間に私たちは

こういう作品を継承する人が現れる必要性があるのだと思う。

もしこれから25年後にこの続編が作成された時

主演した仲里依紗は私たちが想像する以上の

女優になっている可能性を十二分に秘めている。

それは27年前に主演した原田知世さんが

独特の女優であるという事で証明されている。

そんな世代を超えた時をかける少女をレビューしたいと思う。

キャスト

和子の娘で大学に合格した矢先に母和子が交通事故で

入院しそこで過去の記憶を思い出し過去へ行って伝えてほしい事が

ある告げられ母に代って過去へタイムスリップするが、

そこは2年後の世界だったそこで

当時の母と父に出会う芳山あかり演じる仲里依紗

あかりの母で1972年4月の深町カズオに

出会うためにあかりを向かわせる

芳山和子演じる安田成美

1974年2月にタイムスリップしたあかりが出会った青年で

将来映画監督を目指している。

あかりはその人たちと関わった事で恋に落ちる

溝呂木涼太演じる中尾明慶

溝呂木の友人でのちにあかりの父となる

長谷川政道演じる青木崇高

1974年の和子演じる石橋杏奈

1974年に現れた深町一夫演じる石丸幹二

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

意識不明の母の想いを背負って娘は時を飛んだ!

高校卒業を間近に控えた芳山あかりは

春からの新生活に対する期待に弾んでいた。

そんな中、母・和子が交通事故で昏睡状態に陥る。

和子は初恋の人・深町一夫にメッセージを伝えるため、

時を越える研究をしていた。

あかりは母に代わって1972年にタイム・リープを申し出る。

あかりのタイム・リープは成功したかに見えたが、

なんと誤って1974年に飛んでしまう!

果たしてあかりは深町に出会い、

母の想いを伝えることができるのか…?

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして27年の月日が経ると

どうしても私たちが観た世代と今の世代では

考え方も時代背景も大きく違うものだ。

そしてそれが母から娘に受け継がれているというのが

このストーリーの背景だ。

母和子は研究者となっており、タイムスリップの薬を開発していた。

そしてその直後母和子は交通事故でこん睡状態になってしまう。

和子には娘のあかりがいて母の追うように同じ大学に合格していた。

そして和子はこん睡状態で思い出した

1972年の忘れていた記憶の中から

あかりに1972年の深町にあるメッセージを伝えてほしいと言われ、

母和子に代わって行く事になる。

1972年(昭和47年)の100円玉を持って向かうが、

あかりはあるニュースで聞いた記憶を間違って聞いてしまい

1972年4月から1974年2月という間違った時代へ

タイムスリップしてしまったのだった。

まあ普通この現象を信じられる人が不思議なんだけれどね。

そしてその時代へついたあかりだったが、

間違った時代についてしまった事に気づき慌てるが、

36年前の世界を知らないあかりにとって

ある意味当時の東京はカルチャーショック的なものがあった。

それは当然だろう。

当時は携帯もなければ、デジカメもない、

そして当時の言葉は今の言葉も違う。

それは流行語などで生まれた言葉は

当時は使われていないという意味だけれどね。

そこであかりは1人の青年と出会う。

それが溝呂木という青年だった。

溝呂木は将来映画監督を目指していた人だったが、

その人との出会いと協力であかりは当時の母和子と会う事が出来た。

しかしその当時の和子は深町の記憶がなく

まったく思い出せないというのだった。

どういう訳か知らないあかりは路頭に迷うが、

そこで出会った人たちが36年後の人という事もあり

次第にあかりはその時代の人たちと交流を持つ事になった。

そしてその中にはあかりの父となる長谷川政道とも出会う。

当時の父と母に会う心境も上手く描かれており、

当時の父と母を知る事でどうして父が母と出会ったのかを知る。

そしてそんなあかりも溝呂木に次第に恋していく。

そんな中深町を捜すために新聞広告を載せることにした。

その新聞広告の広告料は集めた100円玉で

支払いそして広告に載った。

そして中学校の実験室で待つあかりは深町を待ちそして深町は現れた。

そこであかりは驚愕の事実を知るのだった。

はたしてあかりの知った事実とは?

そして溝呂木との恋のゆくえは?

結末は劇場で観てほしいけれど、

事実を知った時タイムスリップをしていても

時の流れはあるものだという事を感じさせてくれた。

確かに当時の年齢でタイムスリップしていても年齢は重ねるわけで、

運命を変えてはならないというのが

やはりタイムスリップの常識となっているのが実に運命だ。

過去へ行ける事は当然これから起こる事はわかるわけで、

その運命を変える事は時代の流れを変えてしまう事になる。

それを確りあかりに受け止めさせた上で深町もあかりに説明するのだが、

この先に待っていた恋は実に切なく、

そして涙するストーリーになっている。

あの深町の計らいもかつて自ら和子と恋に落ちた時代があるからこそ、

記憶は忘れてもその思いは忘れない

という記憶以外の記憶であかりに応えた。

そうだね人は理由もなく涙する事があるけれど、

それが記憶以外の記憶だったりするのかもしれない事は

それだけ愛した事への理解が深町にあったからこそだし、

そして和子と一夫の愛した時間があったからこそ

なのだという事なのでしょうね。

総評として27年の時をかけた継承は

確り仲里依紗らに受け継がれた。

私たちはその時代で止まってはならないし、

その時代にはその時代の人たちが時代を創っていく。

その時代の中で継承されなければならない事もある。

タイトルを変えなかったのはその時代の時をかける少女で

あってほしいという想いとその時代の時をかける少女だからこそ

私たちはその時代の少女を観ることになるのだろう。

もし25年後に描かれる事があるのなら

3代に渡る時をかける少女を観てみたくなったし、

その時代で観る時をかける少女はどんな気持ちで

観る事になのだろうか?

という想いにさせてくれる作品でした。

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