5
11月7日に新潟で公開されていた

「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」(R15+指定)を観賞した。

この映画は17年前に公開された

映画「ヌードの夜」の続編的な作品で

何でも屋の男がある以来を受けた事で事件に巻き込まれていく姿を

描いたストーリーである。

依頼された先に待っていたのは残忍な過去と

殺人事件の真実を知って行く事になり

その結末もまた劇的なものとして見届ける事になるだろう。
竹中直人出演作品というと完全なる育成シリーズを

思い浮かべるんだけれど、

この作品では何でも屋を演じる竹中直人が

一癖も二癖もある女優陣相手にする攻防もまた見所の1つとなっている。

別にヌードに対する件は演出上の事であり

劇場で観ている時はそれほど気にならずストーリーに

入り込んでいるのでこの作品を観るに当たっては

その心理的な部分が重点になる。

完全犯罪の先にみた事件の真相とは一体・・・

キャスト

紅次郎演じる竹中直人

加藤れん演じる佐藤寛子

田中桃演じる井上晴美

安斎ちひろ演じる東風万智子

山神直樹演じる宍戸錠

加藤あゆみ演じる大竹しのぶ

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

男は、女のすべてを許し、救いたいと願った ????

とある街でバーを営むあゆみ、桃、れんの美しい母娘。

その末娘れんが、ある日『なんでも代行屋』を営む

紅次郎(くれないじろう)の事務所を訪ねてくる。

「父の散骨時に一緒にばらまいてしまった

形見のロレックスを探して欲しい」。

世捨て人のように生きて来た性善説男・紅次郎は、

奇妙な依頼と思いつつも、

天使のように純粋なれんを放ってはおけず捜索を始める。

しかし、これがきっかけとなり、

“3人の女たち”の欲望を纏った

完全犯罪に巻き込まれてゆくことになる。

そして、その完全犯罪の先にあったのは、

れんの抱えるさらにおぞましい闇だった。

次郎はれんを救うため、彼女の闇を抱き続けて来た

ある深い森へと導かれるように入ってゆく……。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてまずこの事件は完全犯罪を成立させることから

始まっている。

あゆみと娘の桃、れんの3人が客を殺して完全犯罪のために

バラバラにしてミンチ状態にしてから

富士の樹海へ捨てるという手口でこれまで数多くの客を殺してきた。

そして今回もその手口で殺し続けて富士の樹海へ捨てるのだが、

そこでれんがヘマをした事からこの事件が明るみになっていく。

れんのヘマというのは客のロレックスをつけたまま

樹海に捨てたという事だった。

それを探すためにれんは何でも屋の紅次郎に依頼して探させるのだが、

その依頼内容がどう考えてもあり得ない内容だ。

樹海の上空から散骨した時に落とした

という普通なら考えられないケースだ。

それは依頼なので仕方ないとしても

その前に紅次郎はあるアパートの下見で間違って警察に捕まっていた。

それは誤認逮捕だったのだが、紅次郎には過去に前科があり、

それで疑われた。

それで親しくなった女刑事安斎ちひろも

またこの事件に関わって行く事になる。

紅次郎は落としたと思われるところを

くまなく探した結果ロレックスを発見したが、

あまりにも異臭が酷いので安斎に検査を依頼した結果

それが人肉である事が判明して事件の匂いが大きくなる。

そこにまたれんが訪れてきてれんが

今度は自らを探してほしいと依頼する。

それはれんが完全犯罪に引き込むためでもあった。

そして紅次郎はれんを探しに調査をするが、

調査をすればするほどれんの闇に引き込まれていく。

そしてれんに辿り着いた紅次郎はその完全犯罪の闇を知り、

さらにはれんの闇を知る事になる。

果たして紅次郎はれんの暴走を止める事ができるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

完全犯罪を明らかにしていく中で紅次郎は巻き込まれていく

という流れになるのだが、

れんの闇についてはやはり幼児期の経験が

闇を大きくしたという事になる。

幼児期に虐待などを受けたりすると多重人格などになるケースもあり、

愛情を感じられないまま育ってしまうケースに陥る。

れんもまたそのケースに当てはまる訳だが、

その闇はある意味母であるあゆみと

姉の桃がさらに作り出したものと捉える事も出来る。

2人の欲望の前にれんはただただ服従するしかなかった。

その復讐のために紅次郎を巻き込んだというところだが、

この事件は安斎の存在で阻止される事になるんだけれど、

紅次郎が陥りそうになろうとしたところを

親しくなった女刑事の安斎が救ったのが

このストーリーとして救われる部分だ。

総評として3人による完全犯罪は1つのミスで明るみになった訳だけれど、

世の中欲望のためなら手段を選ばないケースも少なくないが、

その欲望が過ぎると悲惨な結末に至る事をこの映画では描いている。

それを止めようとした紅次郎を救ったのは

誤認逮捕した安斎だった訳だけれど、

愛は惜しみなく奪われた後に新しい愛が生まれる事を

最終的には示してくれた作品だったと思いますし、

幼児期の虐待はその人の悲劇を招く事もまた悲劇的な事件でした。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Rankingブログランキングに参加しております。

佐藤寛子-メタモルフォーゼ-映画「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」より [DVD]佐藤寛子-メタモルフォーゼ-映画「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」より [DVD]
出演:佐藤寛子
角川映画(2010-09-09)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


ヌードの夜 デラックス版 [DVD]ヌードの夜 デラックス版 [DVD]
出演:竹中直人
パイオニアLDC(2001-01-25)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」 佐藤寛子写真集「ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う」 佐藤寛子写真集
角川書店(角川グループパブリッシング)(2010-09-27)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う 竹中直人×佐藤寛子 (キネ旬ムック)ヌードの夜/愛は惜しみなく奪う 竹中直人×佐藤寛子 (キネ旬ムック)
キネマ旬報社(2010-09-28)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る