17日Jリーグ12第2節が行われ、

アルビレックス新潟はホーム東北電力ビックスワンで大宮アルディージャと対戦し、

1対2で前半にFWロペスのゴールで先制したものの、

後半大宮に逆転を許して敗れ4年ぶりの開幕2連敗を屈した。

試合は前半から新潟が攻勢を仕掛けてゴールを目指し、

前半20分DF村上のクロスをFWロペスが合わせて決まり新潟が先制する。

その後も新潟は攻勢を強めるも追加点が取れず前半を1点リードで折り返した。

後半大宮は中盤が機能し始め中盤を支配し始め、

後半22分MF東の折り返しをDF菊地が決めて同点に追いつかれた。

ここで新潟はMFアランに代えてFW平井を投入し3トップにするも、

逆に大宮にボールを支配され、

後半38分大宮のカウンターからFWラファエルに決められ逆転を許す。

新潟も最後までゴールを狙うも決め切れずに終了し新潟は4年ぶりの開幕2連敗となった。

これでアルビレックス新潟は開幕2連戦を落としACL組名古屋、ガンバ大阪と厳しい相手が続く。
残念ながらホーム開幕戦は都合がつかず観戦できなかったけれど、

攻撃陣が揃った中で迎えた今季のアルビの試金石となる試合だっただけに

その攻撃力に注目が集まる所だったが、

新戦力が多数という事もあるし、何より今どのメンバーならシックリ来るのか?

というところで試行錯誤している状況ではある。

ただ開幕2連戦を総合的に観る場合守備面については

確かにセットプレーとカウンターから失点はしたものの、

全体的には大崩れする事のない守備は今季も健在だ。

そして攻撃についてはメンバーが大幅に代わってしまった事と

攻撃陣ば豊富になった事で攻撃システムに多少迷いを感じた。

前半は4−2−2−2で入ったが、今季はこれまでミシェウが離脱している事もあり

完全2トップとなっている。

本来ならここにロペスと平井のコンビになるはずだったが、

矢野が復帰した事でロペス、矢野のコンビになった。

確かにこのコンビは矢野がいる事で空中戦対策にもなるし、

空中戦での競り合いで不利なシーンは少なくなるものの、

1番の問題点は矢野の試合勘不足があまりにも否めないという事だ。

平井と違い矢野はドイツへ移籍してから今シーズンは1度も出番がなかった事もあり

試合勘不足を露呈してしまっている。

アルビでの長年の実績から即スタメンで起用されているが、

私からしたらここは本来平井を起用すべき場所であり、

矢野はナビスコ杯で試合勘を取り戻した上で起用すべきだと思う。

平井はガンバで途中出場ながらもコンスタンスに試合に出場していたし、

ロペスと平井の2トップで結果が出ないというなら矢野を起用すべきであり、

現状3トップはビハインドで使える位でスタートから使える精度になっていない。

試すならナビスコ杯で試しつつ6月のリーグ戦中断期間に精度を上げた方が良いと思う。

そういう意味では今のFWを考えるとロペスと平井のコンビで

途中から守備面を踏まえて矢野を起用した方が機能するのではないかと思う。

2列目については2試合でアラン、亜土夢、小谷野が起用されたけれど、

キム・ヨングンが2試合ともベンチに入りながら起用されなかった点を踏まえると

次のナビスコ杯起用して次の名古屋戦を睨んでほしい。

2列目についてはどの組み合わせも面白いメンバーが揃っているので

ここで誰がレギュラーを獲るのか難しいところだ。

開幕2連敗となったものの攻撃面を入れ替えを行う事で

機能する面もあるのでそれほど悲観する内容ではない。

ただ2トップと3トップの使い分けという面では

課題が残っただけに次ぎのナビスコ札幌戦では最初から3トップで挑んでほしいところだし、

ベテランを休ませてベンチ外選手も積極的に起用してほしいところだ。

次のリーグ戦はACL組の名古屋相手となる。

オーストラリアから帰国してかなり移動で疲れている事が予想されるだけに

運動量で負けないようにして何としても勝ち点を持ち帰りたい。

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