6月16日公開の映画「愛と誠」を鑑賞した。

この映画は1974年に公開された「愛と誠」をリメークした作品で、

舞台は1970年代で境遇の違う不良にお嬢様が恋をした事から

2人は次第に運命に引き込まれていき、

壮絶な決闘の末にある真実に辿り着くストーリーである。

35年ぶりにリメークされた作品は全く別物の作品となっており、

三池監督のミュージカル仕立ての演出に唖然とする事になるだろう。
三池監督らしい型破りな演出には驚かされたけれど、

元々は喧嘩映画でもある作品だけにそれをどう料理するのか?

というのが実に楽しみな作品ではあった。

35年前の映画を観た人にとってはどのように映ったのか難しいところだが、

それでも当時のヒット曲を入れながらミュージカル的な演出には思わずなんじゃこれは!

と思ったものだけれど、それでも全体的には終盤の喧嘩シーンはかなり見所があったし、

それぞれの役者魂!をみた作品になったと思う。

そんなミュージカル仕立てのストーリーを振り返りたい。

キャスト

太賀誠演じる妻夫木聡

幼少期演じる加藤清史郎

早乙女愛演じる武井咲

岩清水弘演じる斎藤工

高原由紀演じる大野いと

ガムコ演じる安藤サクラ

座王権太演じる伊原剛志

先生演じる前田健

早乙女美也子演じる一青窈

早乙女将吾演じる市村正親

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

富豪のひとり娘で天使のように純真無垢なお嬢様・早乙女愛は、復讐を誓い単身上京した、

額に一文字の傷がある不良の誠の鋭い眼差しを一目見たときから恋に落ちる。

身の上も性格も何もかも違う二人。

境遇の違いをまざまざと感じさせるような出来事や命を賭して彼女を愛するという岩清水の存在もあるが、

愛は決して一途な心を曲げない。

己の拳以外誰も信じない頑なな誠に、全身全霊をかけて愛する愛の心は通じるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして身分の違う誠と愛の出会いはとある街中だった。

誠は前科何犯という札付きの不良で喧嘩をしたらまず負けた事がないほどの強さだった。

そんな誠には額に傷があり、その傷はある出来事でできた傷だった。

その姿を見た愛はそんな誠の暴走を止めようと体を張って

止めるがあえなく警察に連行されて少年院送りとなってしまった。

しかしどういう訳か誠は釈放され、

信じられない事に名門高校に入学する事になる。

実はそれには愛が政治家に繋がる父の力を借りて行われたものだった。

しかしその学校には馴染めず、

愛はそれでも何とか誠を立ち直ってほしい気持ちで学校で禁止されているバイトまでするが、

それを見た誠は愛の両親にその事実を告げて学園を去るのだった。

まあさすがにこれはまずいと誠も思ったのだろう。

愛をこれ以上自分の為にハレンチなバイトをさせる訳に

いかないと誠なりの誠意で愛から離れたのだった。

そして誠が転校した先はこれまた不良の巣窟といえる高校だった。

早速高校の掟を浴びかけるが、そこは喧嘩強い誠はアッサリ撃退する。

女でも容赦しない誠の強さに女たちもただ呆然と見るしかなかった。

そんな中誠に近づいてくる女がいた高原由紀と言う女性でこの高校には似つかわしい女性だった。

誠についてくるようになるが、そんな中愛がこの高校に転校してきた事で状況が一変する。

誠の弱みを握った陰の実力者は愛を人質にして誠を追いつけようとする。

それを知った誠は愛を助けようと立ち向かうのだった。

果たして誠は愛を救う事ができるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、序盤はミュージカルの演出が多くなされており、

喧嘩のシーン直前では一体何なんだこれ?という位だったけれど、

まあこれも三池監督らしい演出で、妻夫木、武井、一青窈、市村正親らが

歌い出した時にはこれ終盤どうなるのかな?と思ったけれど、

終盤はストーリー重視にするところはさすがだと思う。

歌のパートでは時代背景を盛り込んだ演出がされていたのでその点は評価できるし、

その時代を知らない私にも受け入れられる内容だった。

そして1番の見所は後半の不良高校での喧嘩シーンですね。

この時代はそんな荒れた高校があっても不思議じゃない時代でもあるんだけれど、

喧嘩で世の中が変えられると思った連中が多かった時代でもある。

そんな喧嘩シーンがこの作品の見所であり、

そしてどうして愛が誠を愛してのかというのも終盤になって初めて明かされていく。

愛を救った誠は愛にとって命の恩人だった。

総評として35年の月日を経てリメークされた作品だけれど、

作り手によってまた違った作品になり、それはそれで見所ある作品にはなったと思う。

ミュージカル仕立てにしてしまうあたり暗いイメージを引きずる事無く鑑賞できたし、

時代を経ても命の恩人の恩は忘れる事はないという事を教えてくれた作品でした。

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