8月11日公開の映画「桐島、部活やめるってよ」を鑑賞した。

この映画は朝井リョウの原作を映画化した作品で男子バレーボール部で人気だった

桐島が部活を辞めた事で周りに様々な衝撃を与えて、

関わりある人も関わりない人も巻き込んでパニックになって行くストーリーである。

高校時代には3年間通して部活動をした人もいれば、

途中で辞めてしまった人もいるだろうけれど、

誰かが辞める事で色々な事に変化をもたらしていく光景は

ある種のパニックシンドロームを観る事となるだろう。
高校時代というのはどうしてもその学校内の出来事が大半を占めるものだ。

中には3年間帰宅部という人もいれば、3年間部活動に明け暮れた人もいるだろう。

中には途中でリタイヤした人もいるだろうけれど、辞めるにはそれなりの理由がある訳です。

そんな私はリタイヤ組に入る訳だけれど、

逆に部活動をしていた時と部活動をしていなかった時があるので2つを知っている訳だけれど、

私はあまり高校時代にはいい思い出はないので

ここに出演している人たちが生まれる前の話になるのだが、

もうそんな月日が流れたのかなというほど遠い昔の話だ。

部活をしていた時はとにかつ毎日学校に部活をしに行っていた記憶しかない。

とても勉強という感じじゃないね。

部活を辞めた後は勉強を必至についていく事とそれ以外に遊んだりしたけれど、

やはり辞めちゃうと色々周りから言われたり、

先輩から色々言われるから先輩たちが卒業するまでは

肩身狭かったという記憶がある。

もちろん同級生にもいろいろな事言われて嫌な思い出しかない。

でもそんな経験があるからこそ辞める辛さも知るし、その後の辛さも知る。

辞めて楽になったというのは体を酷使せずに済んだ事と落第しなくて済んだ事かな?

部活動を続けていたら進級すらできなかった感じだったので・・・

そんな色々な人間関係がこのストーリーでは繰り広げられていく訳だけれど

それぞれのグループが存在し、それぞれの人間関係が存在する。

その中で1人の人気者が辞めた事でここまでパニックシンドロームに陥ってしまったのか?

そのパニックをレビューしていきたい。

キャスト

前田涼也演じる神木隆之介

東原かすみ演じる橋本愛

沢島亜矢演じる大後寿々花

武文演じる前野朋哉

梨紗演じる山本美月

沙奈演じる松岡茉優

菊池宏樹演じる東出昌大

小泉風助演じる太賀

竜汰演じる落合モトキ

詩織演じる藤井武美

友弘演じる浅香航大

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

とある田舎町の県立高校映画部に所属する前田涼也は、

クラスの中では地味で目立たないものの、

映画に対する情熱が人一倍強い人物だった。

そんな彼の学校の生徒たちは、金曜日の放課後、いつもと変わらず部活に励み、

一方暇を持て余す帰宅部がバスケに興じるなど、それぞれの日常を過ごしていた。

ある日、学校で一番人気があるバレー部のキャプテン桐島が退部。

それをきっかけに、各部やクラスの人間関係に動揺が広がり始めていく。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてある日の冬の金曜日に突然クラスの人気者桐島が

バレーボール部を辞めた事からクラスはパニックとなっていく。

確かにクラスの人気者が突然キャプテンだったバレー部を辞めるなんて誰もがどうして?と思う事だ。

常にレギュラーであり、桐島がいる事で県大会でいいところまで行けるかもしれないほどだったからだ。

桐島に近い人ですらその事を後で知る有様であり、

その事を良く知らない人にとっては桐島はどんな奴?というものでしかないのも事実だ。

学校時代というのはいくらクラスで一緒でも1度離れたりするとあまり話さなくなるものだ。

ここで登場する涼也とかすみも中学時代には同じクラスで話す事が多かったけれど、

クラスが変わったら殆ど話さなくなった。

確かにそれはあるね。

私ももうこの子たちが生まれる前の話になるがどういう訳か何度も同じクラスになった人がいた。

高校まで同じ学校だったんだけれど、どういう訳か同じクラスになる事が多かった。

同じクラブの時もあったけれど、話した事もあったし、

高校になってからは最後に同じクラスになったが

確かにここに登場するかすみのようにあまり話さなかったね。

高校卒業後は1度だけスーパーのレジ打ちで見た程度で

その後の同級会で若くして結婚した事を知ってからは会った事もない。

不思議なものでそんな時代を経ていると涼也とかすみの距離感ってのがわかる。

1度疎遠になると同じように話すようになる事はまずないし、

クラスが変わってしまうとその時付き合う人って変わるものだ。

だから中学の時同じクラスでも高校では全く話さなかったのは私にも経験がある。

そんな日常に桐島が突然部活を辞めたから

その理由を桐島に1番近い人たちは知りたがるが、どういう訳か桐島は登校してこない。

登校してこないほど本人にとっても色々悩んでいたのかもしれないが、

この映画では桐島は最後まで登場しないのだが、

それが逆にこのストーリーでは桐島は亡霊のように周りがパニックシンドロームになっていく。

そんな日常の中でそれぞれの立場から動向が描かれていくのだが

涼也とかすみから見た視線というのはある意味かすみこそ近い存在だが

それでも部外者的な位置づけだ。

まして凉也に至っては完全に桐島グループからかけ離れた存在であり、

ましてクラスの中で目立たない存在だ。

映画部という学校内では変わり者部的な位置づけにされている訳だけれど、

運動部からしてみればオタク部的な部になってしまうよね。

根本的に運動部と文化部では領域が違うからなかなか関わる機会がないのも事実だ。

私は運動部と帰宅部の2つを経験したけれど、

やはりその時の部によって付き合う人は違ったし、

その関わりが無くなると完全に遠くなる。

だから帰宅部や文化部からの立ち位置で桐島を見れば完全に遠い存在だからね。

ただ近い存在になるとどうして桐島の事がわからないのか

ある種のパニックになるのは自然の流れかもしれない。

近いほどこの時代って知っていると思い込んでいる節があるからね。

でももっと冷静に考えれば実はそれぞれの立ち位置から見た場合

どうしてこんな行動をしているのか良く解らなかったり、近くてもわかっていなかったりするものだ。

ここで登場する亜矢の行動何て凉也から見たらこんなところに拘る必要ないでしょうと思うからね。

亜矢にとっては宏樹に片思いの為にこの場所から見ているという事になるんだけれど

凉也から見れば全く理解できない行動だ。

そしてそれぞれの立ち位置から桐島の事を追いかけて辿り着く先に見る光景とは・・・

結末は劇場で観てほしいけれど、

高校時代って振り返ってみると確かに色々な人たちと接したけれど、

一旦離れると殆ど話す事もなければ関わる事もなかった。

それだけ長い時間を共有していると話さない訳にはいかないし、

話すと自然とそういう近い関係になる。

でも実際に本当に相手の事を知っているのか?

と言われると本音で話している事って殆どないんじゃないかな?

本当に親友と思える人じゃない限りは・・・

私自身今振り返ると本当の親友っていなかったなと思う。

何故ならもし本当の親友だったら今でも交流があるはずだから・・・

今でも高校時代に親しかった人と交流がある人はそれは親友と言えるだろうけれど、

ないなら親友じゃなかったと言える。

私はそういう縁を絶っちゃっているんだけれど、

意図的な事じゃない限りは経つ事もないだろうね。

ゆえに今でもそうだけれどその時に接する人たちの事を本当に解っているのか?

と改めて考えるいい機会の映画なのかもしれないし、

今に置き換えれば仕事をしている人でも良く話す人とそうでない人との差が確かにあるよねという事だ。

それはネットでも言える事でそれぞれの距離感がある訳で

その距離感によってそれぞれの見方を観る事になるだろうし、

距離が近ければ話したりするし、

距離が遠ければ話す事も少ないしないかもしれない。

総評としてこの映画の見方はそれぞれの立ち位置から見る映画なのだと思う。

やはりそれぞれの立ち位置から感じる距離感がその人の見方を変えるだろうし、

それが近いか遠いかは人それぞれだ。

今に置き換えれば話す事が多ければ近いし、そうでなければ遠い。

それは身近にいるからではなく、身近にいても遠く感じる事もあるし、

遠くにいても身近に感じる事もある。

距離感次第ではその出来事が大きく違う光景に映るのだと上手く描いたストーリーだった。

ブログランキング・にほんブログ村へ

Rankingブログランキングに参加しております。

陽はまた昇る(初回限定盤)陽はまた昇る(初回限定盤)
アーティスト:高橋優
販売元:ワーナーミュージック・ジャパン
(2012-08-08)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


桐島、部活やめるってよ桐島、部活やめるってよ
著者:朝井 リョウ
販売元:集英社
(2010-02-05)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)桐島、部活やめるってよ (集英社文庫)
著者:朝井 リョウ
販売元:集英社
(2012-04-20)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る


桐島、部活やめるってよ (マーガレットコミックス)桐島、部活やめるってよ (マーガレットコミックス)
著者:桃森 ミヨシ
販売元:集英社
(2012-07-25)
販売元:Amazon.co.jp
クチコミを見る