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8月25日公開の映画「あなたへ」を鑑賞した。

この映画は高倉健6年ぶりの新作映画で亡くなった妻から

生前したためた1通の手紙が届き、

手紙を預けられている手紙と散骨のために富山から

長崎の平戸へ向かいながら妻との日々とそれぞれの出会いを通じて

妻が伝えたかった言葉を知ろうとするストーリーである。

最愛の妻を亡くし、生き続ける意味を問われる中で

生き続けていく事に対して妻は何を告げたかっただろうか?
81歳にして主演を務められるのは日本では高倉健さんしかいないだろうし、

何より映画界の超大物が6年の沈黙を破り満を持して

主演する作品は戦後直後からのファンにとっては劇場に行かずにいられなかったと思う。

そんな高倉健さんが6年の沈黙を破って出演したのが「あなたへ」という作品だ。

刑務所に指導技官をしていたが、妻に先立たれてしまい生きる目標も失うが、

そんな中で亡き妻から2通の手紙が届き、1通が故郷に散骨をしてほしいというものと、

1通が故郷の郵便局に書き留められている手紙を受け取ってほしいというものだった。

ワゴンで富山から長崎の平戸へ向かう中で様々な人たちとの出会いがある。

はたしてその出会いから何を感じ、そして妻は何を伝えようとしたのか?

キャスト

倉島英二演じる高倉健

倉島洋子演じる田中裕子

南原慎一演じる佐藤浩市

田宮裕司演じる草剛

濱崎多恵子演じる余貴美子

濱崎奈緒子演じる綾瀬はるか

大浦卓也演じる三浦貴大

お好み焼き屋のお客演じる岡村隆史

大浦吾郎演じる大滝秀治

塚本和夫演じる長塚京三

塚本久美子演じる原田美枝子

警官演じる浅野忠信

杉野輝夫演じるビートたけし

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

北陸の刑務所に指導技官として勤務する倉島英二は、

亡くなった最愛の妻・洋子が生前にしたためた1通の絵手紙を受け取る。

そこには「故郷の海に散骨してほしい」と書かれてあった。

英二は洋子が生前には語らなかったその真意を知るため、

キャンピングカーに乗り彼女の故郷・九州へと向かう。

その道中で出会うさまざまな人々。

彼らと交流し、悩みや思いに触れていくうちに、妻との何気ない日常の記憶が蘇ってくる。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして英二は富山の刑務所に指導技官として勤務していた。

しかし英二は妻を亡くしており今後の身の振り方を考えていた。

そんな時に英二の元に亡き妻洋子から生前したためられた2通の手紙が届く。

その1通には長崎の平戸の郵便局に書き留めているというものだった。

妻の願いを叶えるために英二は富山から長崎の平戸へと向かう。

富山から佐賀はかなりの距離だし1人で車で行くのは数日掛かるが

行くまでに英二は妻との想い出の場所や色々な人との出会いをする。

その途中で英二は駅弁売りの裕司と出会い大阪まで同乗させる事となる。

裕司は色々話すも調子の良い人だが、個人的にはこういう人は私は好まないし図々しく感じる。

それでも駅弁の作業を手伝う事になりこれまで経験のない駅弁売りにした。

その中で裕司の同僚慎一が遅れて合流し3人で一杯を交わしたのだった。

まあ色々な出会いの最初の1コマではあったが、

この出会いが長崎の平戸で大きなターニングポイントとなる。

そんな中で英二はかつて妻が歌った事のある竹田に寄る。

ここは竹田城跡があり、ここでかつて妻との想い出を振り返っていた。

そして下関へ向かう英二はそこでキャンピングカーで旅する中年の人と語り合うが、

その人は全国で悪事を働いていた指名手配犯だった。

色々な人生を指導技官として見てきた英二にとって必ずしもうその話とは感じなかった。

物事必ず真実が語られているという事はありますからね。

そして妻洋子の故郷である長崎の平戸に着いた英二だったが、

そこで受け取った手紙にはたださよならとしか書かれていなかった。

散骨しようにも悪天候で船を出してもらえず立ち往生したが、

そこで出会った食堂の母子に親切にしてもらった事で

翌日船を出してもらえる事になり無事散骨を済ませたのだった。

しかし平戸を去ろうとした時英二はもう一度慎一に会うために門司へと向かったのだった。

結末は劇場で観てほしいけれど、

妻が亡くなった事で妻との想い出を振り返る上で

どうしても妻が伝えたかった心境を知りたいものではあるけれど、

仕事で明け暮れてきてしまうとそれが解らなくなってしまう事は有る。

英二もそれが解らずにこれまで洋子と過ごしてきた

日々を振り返りながら洋子が伝えたかった想いを探しに平戸まで行くんだけれど、

そこで知ったのはこの町で歌手を夢見ていた時代の写真を見つけた時

その夢を見守ってくれた事に感謝し、

残りの人生をあなたのために生きてほしいというさよならと英二は捉えたようだ。

ただこれは観る人次第では感じ方が違うのでこれは私なりの感じ方です。

愛する人が先に行ってしまった時その人の事を

どれだけ理解していたのかが試されるのだと思います。

総評として亡き妻の想いを探しに妻の故郷まで旅をした中で

色々な人と出会った事で辿り着くまでに心境の変化を感じながら妻の想いに辿り着いた。

誰もが必ず訪れる最期の時・・・

その時あなたは愛する人に対してどんな想いはあなたへ伝える事になるのだろうか・・・

それはあなた自身の中にあるのだと思います。

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