3月16日公開の映画「プラチナデータ」を鑑賞した。

この映画は東野圭吾原作の「プラチナデータ」を映画化した作品で

DNAデータを元にした捜査で冤罪率が激減するシステムを作り上げた

天才科学者がある事件でDNAデータが一致して犯人として追われる事になる。

しかしこの事件にDNAシステムに隠された本当の目的がある事を知り、

それを追っていくストーリーである。

多重人格者という存在があり全てをDNAだけで決められないが

DNA解析が行われるようになって

様々な解析が成されて事件解決の糸口になる事は間違いないだろう。
全てのDNAデータで管理され、それによって犯罪が立証される時代が

確かに近いのは間違いない。

しかしそのDNA情報が正確にその現場で発見された場合によるという事も忘れてはならない。

確かに事件現場から採取されるDNA情報のDNA解析は

その場所に存在すれば100%その人が犯人であとはその事件を立証すれば良い。

ところがこれがその現場に元々いなかった人が

DNA解析で犯人と断定されたらそれは大変な過ちになる。

このストーリーではそんな過ちと隣り合わせの事件が描かれていく訳だけれど、

その先に待っていたのは自身の過去とそれまでの経緯だった。

果たしてその経緯とは何だったのかレビューしたい。

キャスト

神楽龍平演じる二宮和也

水上江利子演じる鈴木保奈美

志賀孝志演じる生瀬勝久

白鳥里沙演じる杏

蓼科早樹演じる水原希子

蓼科耕作演じる和田聰宏

戸倉稔演じる遠藤要

那須真之演じる中村育二

神楽昭吾演じる萩原聖人

浅間玲司演じる豊川悦司

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

警視庁捜査一課の刑事・浅間は警察庁の科学捜査機関「特殊解析研究所」に

所属する天才科学者・神楽龍平と出会う。

神楽は事件現場に残されたDNAから犯人の特徴、

身元までを特定できるDNA捜査システムを開発していた。

このDNA捜査システムの開発者・蓼科早樹と兄が殺されるという事件が起こり、

残されたDNAを解析した所、犯人は神楽龍平だという結果が出る。

「調べたいことがある」と言い残して神楽は逃亡。

浅間は彼を追うことになる…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてDNAで全ての人のデータが管理される時代が

近づいているという事でもあるのだろうけれど、

確かにDNA検査はDNAの型を一致させる作業で

その型さえ一致してしまえばまず言い逃れはできないのは理に適っている。

ただこれがその現場に最初からあるものという事が大前提になる。

それにより確かに解決した事件も多数出てきているだろうけれど、

その逆にそれを悪用されないとも限らない。

このストーリーでは開発した神楽龍平がDNAの型が一致した事で

犯人として逃亡者となってしまう。

状況証拠だけでは犯人にできる状況ではないのだが、

DNAだけなら犯人にできてしまうというのがDNA捜査の1番厄介な部分である。

それにより神楽は逃亡を図るも、

ここでこれだけ監視システムがありながら捕まえられない

という警察の大失態が描かれる訳だけれど、

あれだけGPSで追跡し、さらに監視カメラで行動範囲が

限られるのに逃げられたというのは

どう考えても警察の包囲網がザルというしかない。

あれだけ追い込んだら普通は捕まる。

相手が強力なマシンガンなどの武器を持っているなら別だが、

そうでないのに逃げられた警察の舐められたものだ。

そしてそこからどうしてこのような事になったのかを

神楽は追っていくとそこで協力者が現れる。

これは劇場で観てほしいのだが、

協力者の目的もまた不思議な感じがするのだけれど、

それ以上にこのプラチナデータの本当の意味を知ろうとする中で

神楽もまた自身が2重人格者である事を知っていく。

そしてその先には神楽を犯人に追い込んだ真犯人に辿り着く事にもなる。

そんな神楽を追っていた刑事はこの事件に疑問を持ち始めて神楽に接触を試みる。

そして接触に成功した事でこの事件が明らかに

何者かに仕組まれた事件だという事だった。

果たしてこの事件の真相とは?

そしてプラチナデータの本当の意味とは?

結末は劇場で観てほしいけれど、

このシステムは使い方次第では誰でも犯人に仕立てる事ができてしまうし、

犯人ではない事も証明してしまうというシステムだという事だ。

それがどういう事を指すかと言ってしまえば

全ては金と権力に他ならないという事だ。

どの国でもあるだろうが権力の中には必ず闇が存在する。

その闇に対して正当なジャッジができるか?と問われるとそれは困難なのだ。

その意味がわかればプラチナデータの真の意味が見えてくる訳だけれど、

やはりそれは良しとしない人もいる訳で最終的にはそれを阻止している人がいる訳で、

最終的に正当なジャッジをする事の難しさを示されてしまったのだった。

総評としてDNAで本当に活かせるとしたら

それは親子判定や遺体判定であり、犯人判定ではないという事だ。

DNAだけでは犯人に断定する訳に行かない。

そのDNAがそこにあるからというだけで犯人にされる世の中は良くないという事だ。

制度あるシステムを有効に使うにはそれに応じた使い方を

真剣に考えてこそシステムは活かされるという事を知らなければならないし、

それにより悲劇を生まないでほしいものだ。

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