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11月1日公開の映画「42〜世界を変えた男〜」を鑑賞した。

この映画は1947年MLBの当時ブルックリンに本拠地を置いたドジャースで

プレーした黒人選手初のメジャーリーガーになった

ジャッキー・ロビンソンが入団して認めらて行く姿を描いた実話のストーリーである。

今でこそMLBは多国籍なリーグとなったが戦後間もないころまで

MLBは白人しかプレーできない鎖国的で差別していたリーグの中で

ジャッキー・ロビンソンはプレーでファンを認めさせ

その後の外国人選手への道を開いたその闘いはとても過酷なものだった。
今でこそMLBでは日本人選手が大活躍し、

今年のワールドシリーズでは上原浩治投手が抑えとして

最後の試合を締める歴史的な1ページを作った。

そしてイチローがMLB史上に残る10年連続シーズン200本安打を達成するなど

日本人への道を切り開いたのが1995年にロサンゼルスドジャースでプレーした

野茂英雄投手だったが、それよりはるか昔の戦後間もないころは

MLBは白人選手しかプレーできない鎖国的で差別的なリーグたっだことは

この映画を観ると知る事になるんだけれど、

アメリカでは黒人の奴隷制度を巡って起きた南北戦争以降も

今だに黒人への差別は残り続けていた。

今でも地方によっては差別的な部分は残るものの、当時は今以上に酷いものだった。

そんな中で初の黒人選手メジャーリーガーになった

ジャッキー・ロビンソンは黒人だけがプレーするニグロリーグで活躍していたが、

ブルックリン・ドジャースから声を掛けられて

そこから黒人選手初のプレーヤーとしてMLBでプレーする事になる。

果たしてジャッキー・ロビンソンはこの孤独で

過酷な闘いにどうやってファンを認めさせたのだろうか?

キャスト

ジャッキー・ロビンソン演じるチャドウィック・ボーズマン

ブランチ・リッキー演じるハリソン・フォード

ウェンデル・スミス演じるアンドレ・ホランド

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

1947年。ブルックリン・ドジャースのゼネラルマネージャーを務める

ブランチ・リッキーは、黒人青年ジャッキー・ロビンソンと契約、

彼をメジャーリーグ史上初の黒人メジャーリーガーとして迎える。

だが、白人以外には門戸を開かなかったメジャーリーグにとって

彼の存在は異端なものでしかなく、チームの選手たちはもちろん、

マスコミや民衆からも糾弾される。

そんな状況ながらも、

背番号42を誇るようにプレーするジャッキーの姿は次第に人々の気持ちを変えていく。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてジャッキー・ロビンソンは

1946年にブルックリン・ドジャースの傘下

3Aのモントリオール・ロイアルズでプレーする事になった。

黒人選手が3Aでプレーする事も珍しい時代だったが、

ジャッキー・ロビンソンはこの挑戦を受け入れてプレーする事になる。

当時のゼネラルマネージャーブランチ・リッキーは

ジャッキー・ロビンソンにとにかく耐える事を言い聞かせた。

黒人差別の中で1番の問題はそれに反発して白人の挑発に乗ってしまう事だった。

それに対してブランチ・リッキーは耐えてプレーで認めさせる事こそ

道は切り開かれると考えていた。

今の時代では黒人選手や外国人選手が活躍するのは当然だが、

当時のMLBでは考えられなかった事だった。

そしてジャッキー・ロビンソンは翌年ブルックリン・ドジャースに昇格して

開幕からスタメンで出場する事になる。

そこでジャッキー・ロビンソンは本拠地のファンから大きなブーイングを受けて、

チームメイトからはプレーを拒否する選手も多く当初は困難な状況にあった。

それでもジャッキー・ロビンソンはそのブーイングに耐えて、

プレーでファンを魅了する事により次第に本拠地のファンの心を掴んで行った。

そしてチームメイトも最初こそ拒否していた選手も

ジャッキー・ロビンソンのプレーと姿勢を見る事で次第に考えを変えていき、

数か月してからすっかりチームの一員として溶け込む

ジャッキー・ロビンソンの姿があった。

しかし彼の戦いはこれだけに止まらなかった。

ビジターゲームではそれ以上の差別的なブーイングが広がっていた。

時には頭部死球を受けるなどの相手のラフプレーにも耐えなければならなかった。

しかしジャッキー・ロビンソンはそれらの報復行為にも耐え続け、

その姿に敵地のファンの心も捉えていく。

そしてシーズン終盤になるとジャッキー・ロビンソンはファンに認められ、

ブルックリン・ドジャースのリーグ優勝に貢献して行くのだった。

結末は劇場で観てほしいけれど、

ジャッキー・ロビンソンは差別的な言動にとにかく耐えてプレーでファンを認めさせていった事は

本当に素晴らしい事だし、これこそフェアプレー精神である。

相手の挑発に乗ってしまうのではなく、

プレーで確り見せる事によりファンを納得させる事こそ本当の近道だという事だ。

ジャッキー・ロビンソン以降数多くの黒人選手、

外国人選手がMLBでプレーしたけれど、

全ては自らの実力をフェアプレー精神の下で示す事こそ

ジャッキー・ロビンソンが示した姿があるからこそ

MLBに挑戦する選手達は今でもジャッキー・ロビンソンの勇敢に闘った事に敬意を称して

42番が全球団永久欠番になっている。

もしジャッキー・ロビンソンのフェアプレー精神がなかったら

今のMLBは存在しなかったかもしれないと思うと

ジャッキー・ロビンソンの功績は人種を超えた

先駆者である事は誰もが認める事であり、アメリカ社会を大きく変えた選手だった。

総評としてどんなスポーツでも人種差別はあってはならないし、

例えそういう事があってもフェアプレー精神を持ってプレーし続ければ

必ずファンやサポーターは認めてくれるという事を

ジャッキー・ロビンソンは示してくれた。

当時は黒人差別が本当に酷かったアメリカで

その常識を変えるだけのジャッキー・ロビンソンのフェアプレー精神は

これから時代を超えても必ず語り継がれていく事だろう。

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