1月11日公開の映画「TRICKトリック ―劇場版― ラストステージ」を鑑賞した。

この映画は2000年に連続ドラマでスタートし

劇場版4作目となるTRICKシリーズの最後の作品で

赤道直下の国で謎の死を巡る事件に山田と上田が関わり、

その部族に伝わる習わしを巡るトリックに挑んでいく。

14年続いたシリーズもこれが最後となり最後の相応しいオチで終わる事になるだろう。
ついにこのシリーズが完結する訳だけれど、

今年の開幕作品がシリーズ最後の作品という事で

14年間も続いたという事を踏まえると

本当にこの作品は仲間由紀恵さん飛躍のキッカケを掴んだ

代表的な作品である事は言うまでもなく、

阿部寛さんにとっても不動の地位を築く作品となった。

当時は仲間さんがまだ21歳、阿部寛さんも37歳と若かったけれど、

時代を経て阿部さんも50代を迎え、

仲間さんも34歳と年齢を重ねた事で

それより上の年代の人たちがこのシリーズに出演する事が困難になってきたというのがある。

特に野際さんは2年後に80歳になる年齢を考えたら

この作品に野際さんなしではまず成り立たないと考えるのが

普通だと思うのでまだ元気なうちに終わろうというのはわかる。

どんな作品でもそうだけれど誰かが亡くなってしまうと

作品の継続は困難になる。

その前に終わらせる事も1つの決断だと感じたい。

そしてラストステージに選ばれたのは赤道直下の小国で起きた殺人事件に上田と山田が挑む。

この村にはある呪術師がおり、この呪術師のトリックを解いた先にみる

呪術師の存在の意味とは一体何だったのか?

キャスト

山田奈緒子演じる仲間由紀恵

上田次郎演じる阿部寛

加賀美慎一演じる東山紀之

谷岡将史演じる北村一輝

ボノイズンミ演じる水原希子

川島治道演じる中村育二

有田雄一演じる石丸謙二郎

山本支社長演じる吉田鋼太郎

矢部謙三演じる生瀬勝久

山田里見演じる野際陽子

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

ある日、上田次郎のもとに、ある貿易会社社員の加賀美慎一という男が訪ねてくる。

海外の秘境で有望なレアアースの採掘権を獲得したのだが、

その地域に住む呪術信仰のある部族が立ち退きに応じず困っている。

彼らが信奉する不思議な力を持つ呪術師のトリックを見破ることを条件に、

研究資金の提供を持ちかけられた上田。

例によって例のごとく自称・天才マジシャンの山田奈緒子を誘い、初めて海を渡る二人。

奈緒子と上田は加賀美たち一行とジャングル奥地にある奇妙な集落を目指すが……。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして上田は村上商事という会社から

レアアースの発掘の為にその現地に暮らす部族の立ち退きの為に

呪術師のトリックを見破ってほしいと依頼される。

しかしその直前に現地に行った部長が突然死してしまい事件は

現地で何かがあったのだと感じる。

そしてそれを見破るために上田は何時ものように山田に

声を掛けて赤道直下の小国へ飛び立つのだった。

そしてそこでは村上商事の支社があり、

現地で呪術師の呪いに怯えた現地の支店長がいた。

支店長はそれに怯え同行せず一方はここまでガイドとして案内してきた加賀美慎一、

現地の医者である谷岡将史、そして現地の採掘を仕切る川島治道と共に奥地へと向かった。

そしてそこで上田は途中で猛毒に刺されたらしく高熱で苦しむ。

上田を助けるために山田らは呪術師の元に上田を運び直してもらうように頼む。

山田は入口で待ち続け、他の面々は宿舎で待機する事になった。

そして翌日上田は腫れた毒は消えていた。

一体呪術師はどんな手段を使ったのだろうか?

そんな中呪術師に呼び出された上田、山田らはそこで蛇の毒を飲まされる。

7人が飲んだが、どういう訳か川島だけが毒で亡くなる。

このトリックに不思議に感じた上田と山田だったが、

そんな中山田は大爆発する夢を毎晩観る事になる。

そんな中今度は医者の谷岡が殺され、

腕が水槽から出されこれは呪いだと呪術師に告げられた。

しかし呪術師は谷岡から銃撃を受けており余命わずかだった。

そして山田は呪術師からの遺言でどうしてこの村には呪術師が必要だったかを知る。

この事件の真相とは?そして呪術師に託された山田が起こした

最後の行動とは何だったのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

最後までトリックらしい逆のオンパレードはさすがお約束だったけれど、

最後は意外なほど真面目に纏めてくれた感じだ。

これだけ人が多くなくなって笑いながら追われるものでもないんだけれど、

まずこの事件からひも解いていくと、

ここにレアアースが眠っているからこそこの事件が起きたという事だ。

この事件の全貌はこの未開の土地を開発しようとしたばかりに

現地住民とトラブルになり、それが原因で殺人事件へと繋がった。

現地の人にとっては目の前のお金よりも住み慣れた土地が

1番だという事をここを開発しようとした村上商事は理解しなかった。

それ故に現地の人はこれを呪術師の呪いという現象に

見立てて殺人事件を繰り広げて行った訳だけれど、

さらにはこの事件にはもう1つの事があり、

この土地には現代が知らない秘薬の作り方が受け継がれており、

現代の医学では治療できない病気も直せてしまうほどの薬がある。

その薬で助けられた人物がいた。

その人物と共犯し、村上商事の社員連続殺人事件へと繋がって行く訳だが、

この事情を知った時確かに開発する事が全てではないし、

やはり何事も進める上では相互理解を経なければならないという事だ。

そして山田が託された呪術師からの遺言はこの村を救うための最後の手段だった。

その手段は確かに村を救うのは間違いない。

しかしそれはその身と引き換えのものだった。

それは劇場で観てほしいけれどね。

総評として14年に渡るトリックシリーズはこれで完結した。

上田は最後に貞子・・・いや山田を面倒を見ていくのだろうかと思うと

その前に絶対に山田は凄いものを見る事になるんだろうなと思うんですけれど、

それは霊能力者の血筋を受継いでいる山田なら乗り越えられるでしょう?

とトリックを使えば大丈夫じゃないかという感じで

本当にこれで終わってしまうのかと思うと寂しいですが、いつか終わりは来る。

でももし次があるとすればそれは・・・

まあ血筋を・・・すればあるかもしれないですね。

でもその時のトリックって・・・遺伝されていくのだろうか?

と色々考えつつ本当に14年間お疲れ様でした。

この作品は必ずこの先受け継がれていく事になるでしょう。

私たちの心に残り続ける限り・・・

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TRICK劇場版 ラストステージ (単行本)
蒔田 光治
KADOKAWA/角川書店
2013-12-25