5月10日公開の映画「WOOD JOB!〜神去なあなあ日常〜」を鑑賞した。

この映画は都会暮らしをしていたチャラ男の青年がパンフレットに掲載されていた

美人に惹かれて1年間の林業研修に参加し、

そこで林業の魅力に惹かれていく姿を描いたストーリーである。

林業という普段日の目を見る事が少ない職業を舞台に林業の厳しさ、

そして大切さを学ぶには実に勉強になる作品となるだろう。
林業は日本の自然を守る上で重要な職業であるんだけれど、

近年その担い手の高齢化により事業存続そのものが厳しいものになっている。

先祖代々続いている林業一家によって成り立っている部分もあり、

多くの業者は昔からこの仕事を続けている。

そんな中で都会などから林業を研修して担い手になってもらおうと

募集した中に都会暮らしで大学受験に失敗した青年がやってきた。

都会と違い携帯の電波も届かなければ、娯楽は何もない。

そんな中で研修した1年間で青年は何を得て何を学んだのか?

キャスト

平野勇気演じる染谷将太

石井直紀演じる長澤まさみ

飯田ヨキ演じる伊藤英明

飯田みき 演じる優香

中村祐子演じる西田尚美

田辺巌演じるマキタスポーツ

小山三郎演じる有福正志

林業組合専務演じる近藤芳正

中村清一演じる光石研

山根利郎演じる柄本明

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

18歳の平野勇気は、パンフレットに乗っていた美女目当てで、

三重県の山奥で行われる1年間の林業研修プログラムに参加する。

野蛮な先輩・飯田ヨキの家で彼の家族と暮らすことになるのだが、

携帯電話の電波も入らない田舎生活に、東京育ちの勇気はなかなかなじめない。

音を上げた勇気は逃げ出そうとするが、美女・石井直紀が近所に住んでいると知り、

思い留まるのだった。

やがて、現場の先輩や村人たちからも認められるようになるが…。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして都会暮らしで大学受験に失敗した勇気は

何の当てもなく偶然林業のパンフレットに掲載されていた女性に惹かれて

1年間の林業研修に参加する事にした。

とはいえ都会から三重県の山奥という事で通信環境はなく、

さらに周りは当然娯楽施設もなければ、交通手段すらない。

まさに山奥のへき地と言うべき場所だ。

とはいえ日本の場合都会に人口が集中してしまうので

どうしても山間部になると極度に人口が減ってしまう。

とはいえ戦国時代や江戸時代の人口は今の4分の1程だった訳で

その時代から林業は存在し、そして今も当時と同じ規模の人数でやっている。

そう思うと今の時代の方が人数が足りない訳で、

ある意味今も時代には合わない人員となる。

それでも今の人数を維持する事も厳しくなっているので都会や地方から人材を募集し、

人材を育てていく必要性があるのは確かだ。

ただ都会暮らしをしてきた勇気にとってはあまりにも

厳しい環境に最初はリタイヤ1号間違いなしと見られていた。

まあ無理もないが知識もなければ、

根性もあるとは見えない典型的なチャラ男でしたから無理もありませんでしたが、

それでもパンフレットに写っていた直紀と対面した事で続けようと決意する

不純な動機が彼を林業への道へと進ませた。

とはいえ林業は朝が早く、高い場所で枝を切り落とすなどとにかく危険だ。

1つ間違えば間違いなく死に直面する仕事だけに不純な動機でも

仕事は真剣に取り組まなければならない。

そんな勇気も月日を重ねる事によって山の厳しさを知り、そして山の良さを知っていく。

そんな中で勇気は次第に山の男として認められていくが、

1年を迎えようとした時山の神を奉る御神木祭が行われようとしていた。

1年の経験を経て勇気が観て感じて決断した姿とは?

結末は劇場で観てほしいけれど、

最初は絶対に続かないだろうと思われた勇気が林業を経験して行く事で林業の厳しさ、

そして大切さを学んでいった訳だけれど、

林業は代々続いていく以上次の世代にも続けられるようにして行かなければならない。

故に自分の世代で残す木、切る木、そして植える木を分け隔てて行く訳だけれど、

今の林業は丁度伐採時期を迎えた木が多い。

それは戦後の苗木を植える事業が展開され、

戦争で焼けた山の再生も踏まえて将来の林業の発展を目指してきた訳だけれど、

NHKの特集でも見た事あるんだけれど、

国内の木の流通が確立されず苦しんでいるというのが取り上げられていた。

確かに伐採時期を迎えても伐採した木の使い道がなければ

伐採しても無駄になってしまいかねない。

それでもそのままにする訳に行かない。

木も寿命があり、その寿命の前に伐採する事で山のバランスが保たれるというのもあり、

事業に対して人材の確保も必要な反面林業としての

役割を維持する事が今の時代大変だという事を確り描かれていた。

総評として勇気のような都会暮らしをしてきた人でも仕事を続ける事で林業の大切さ、

そして楽しさを知っていった。

人は時としてやってみないとわからない事も少なくない。

場合によってはそれが天職という事もある。

都会のチャラ男が山男になっていった姿に人生キッカケ次第で

変わっていける事を示した作品だった思いますし、

林業の大切さを伝えてくれた作品だと思います。

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WOOD JOB!~神去なあなあ日常~オリジナル・サウンドトラック
サントラ
ビクターエンタテインメント
2014-05-07