8月30日公開の映画「ルパン三世」を鑑賞した。

この映画はモンキーパンチ原作のルパン三世を実写化した作品で

世紀の大泥棒ルパンの孫にあたるルパン三世が大金持ちから

お宝を盗みを繰り広げるストーリーである。

大人気アニメの実写化という事で多くのファンの厳しい目を受けることになったが、

いざ鑑賞すると思ったほどではなくこういうルパンもありじゃないかと思えるかもしれない。
私自身が大のルパンファンという事もあるんだけれど、

やはりどうしてもアニメのイメージが強烈に強い作品なので

アニメのイメージのままこの作品に入ると確かに違和感が大きいとは思う。

ただ私自身が数多くの実写化作品を観てきている事もあり

アニメはアニメ、実写版は実写版という割り切るさとりの心境に達している分

アニメのルパンとは区別するだけの技量は備えるようになった。

如何せんアニメの実写化となると原作の思い入れが強ければ強いほど

どうしても注文を付けたくなる。

ただ現実問題を考慮すればアニメのキャラクターと実際の人間とでは

無理なシーンもない訳ではない訳でそこをどう受け止めるかという面が必要だと思う。

それはレビューしていくうちに触れて行きたい。

今回のルパンはいつもの5人になる直前のエピソードが描かれている。

はたしてルパンは狙ったお宝を見事に手に入れる事ができるのだろうか?

キャスト

ルパン三世演じる小栗旬

次元大介演じる玉山鉄二

石川五ェ門演じる綾野剛

峰不二子演じる黒木メイサ

銭形警部演じる 浅野忠信

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー


ユリウス・カエサルがクレオパトラ7世に贈った狎こΔ悩任眸しいジュエリー“・・・

〈光の首飾り〉に〈真紅のルビー〉を埋め込んだ究極の宝物・・・【クリムゾン・ハート】。

それはかつて何者かによって盗み出され、以来、歴史の闇に消え去った。

そして現代。

ルビーと首飾りそれぞれの所有者=東洋・西洋を代表する2人の大富豪が

互いの秘宝を狙い合っていた。

アジアの闇社会を牛耳るMr.プラムックと、

かつて怪盗ルパンの相棒として名を馳せた老盗賊・ドーソン。

インターポールの銭形警部は、

世界中の泥棒たちがドーソンの邸宅に集合するという情報を入手。

その場で、大盗賊団=ザ・ワークスの次期リーダーが発表されるらしい。

次々集まる泥棒たちの中には、国際指名手配犯・ルパン三世の姿もあった。

ドーソンは旧友の孫であるルパンをリーダーに推すつもりなのだ。

この会合を狙ったプラムックは、ルパンをライバル視するマイケル・リーを操って、

ドーソン暗殺に成功。

首飾りを手に入れて、ついに【クリムゾン・ハート】を完成させた。

ドーソンの遺志を継ぎ、秘宝奪還を誓うルパン。

秘宝のありかは、地図に載らない絶海の孤島にあり、

地雷原と武装兵によって守られる難攻不落の要塞型セキュリティシステム―

その名も【方舟(ジ・アーク)】ルパン三世は、

次元大介、峰不二子、石川五ェ門とともに、この「絶対不可能」なミッションに挑む!

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとしてストーリー的にはルパンたちが4人ぷらす銭形のとっさん体制になる前

という位置づけなのだと思うけれど、元々ルパンには広い人脈があり、

その人脈を使って様々な盗みを行ってきている。

今回は頑丈なセキュリティのハッキングなので優秀なハッカーを手配している。

ザ・ワークスという組織に当初は属していたルパンもそこで次元と出会い、

コンビを組むというエピローグになっている。

さらには不二子はこの頃から仕事をするようになっていて

お約束通り何度も裏切られるもそれでも不二子は頼りになる

仲間の1人でありルパンが手に入れたい女という訳だ。

元々ルパンが盗む相手は庶民には全く縁遠い大富豪しか狙わないので

それが逆に庶民にとっては痛快という面もある。

今のアニメシリーズではどうしてもルパンは盗人でありながら

誰かを助けるヒーローのように扱われているんだけれど、

元々は大富豪しか狙わない盗人だと再認識させられる。

冒頭でも触れたけれど峰不二子についてだけれど

ご存じの通りルパンの場合どうしてもアクションが多く、

その上美貌が無ければ務まらない。

そうなるとアニメで描かれているようなダイナマイトボディでは

アクションは正直困難なのだ。

むしろある程度の色気があるボディであればダイナマイトでなくても良いと思うし、

実際にダイナマイトだとアンバランスすぎる訳で、

アニメの不二子は実際にはかなり無理がある存在ではある。

そういう点では実写版の不二子の方が現実的ではあると感じるところだ。

そんなルパンたちはザ・ワークスの集まりで

今後のザ・ワークスの会長を決める話し合いが行われている最中に

ザ・ワークスの会長が討たれて殺されザ・ワークスは事実上消滅した。

そこからルパンたちは1年間姿を暗ます訳だけれど、

その間にようやく黒幕の情報を入手し、

盗まれたお宝を奪い返す作戦に移っていく。

しかしそのお宝がある要塞は厳重なセキュリティーで守られており、

普通には辿り着けない。そこでルパンたちはセキュリティ破りの天才ハッカーを雇って

この要塞を攻略しようと企てるのだった。

ルパンたちは世界に多くのスペシャリスト達を揃えており、

そのスペシャリスト達をその時々呼び寄せる事は珍しい事ではない。

今回はルパンたちにいないセキュリティのプロが必要だったので

天才ハッカーを雇っている。

そしてついにお宝奪還作戦の幕が下ろされるのだった。

果たしてルパンたちはお宝を奪う事ができるのだろうか?

結末は劇場で観てほしいけれど、

元々盗むのが本来のルパンであるのでその初期の頃のルパンを上手く描いていたと思う。

近年のルパンはどうも人助けが先行してしまっている感が否めないだけに

本来の姿であるお宝を盗むというミッションは忠実に描かれていた。

もちろんお約束な部分もあった訳で、ルパンらしさを存分に出していたと思う。

観る人それぞれルパン像があると思うけれど、私はこういうルパンもありだと思うし、

演じた役者たちは十分ルパンたちをリスペクトしていた。

総評として、長年愛されてきた音楽を変える事は時として難しいところではあったが、

新テーマソングとして考えれば悪いものではない。

そして実写版ルパン像がある程度描けた事で次にやるとしても

十分イメージをして観る事もできる。

同じ形ではなく、こういう形のルパンも時として受け入れて良いのではないだろうか?

そういう柔軟性を持って観れれば必ずしも受け入れられないルパンではないと

私は感じたのだった。

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映画 ルパン三世 ORIGINAL SOUNDTRACK
Aldo Shllaku
ユニバーサル ミュージック
2014-08-27