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22日WBC(ワールド・ベースボール・クラシック)決勝ラウンド準決勝

日本対アメリカ戦がドジャー・スタジアムで行われ、

1対2で日本はアメリカとの投手戦で競り負け2大会ぶりの決勝進出はならなかった。

試合は日本先発菅野投手、アメリカ先発ロアークの投げ合いで始まり、

初回から両投手とも素晴らしい投球でチャンスを与えない。

しかし4回にアメリカはセカンド菊池のエラーでチャンスを掴むと、

6番マカチェンのタイムリーで先制を許した。

しかし日本も6回に2番菊池選手のホームランで同点に追いつき

試合は同点のまま8回を迎え、アメリカは1死2,3塁のチャンスを掴み、

2番A・ジョーンズのサードゴロをサード松田がファンブルして

ホームに投げれず勝ち越し点を許す。

日本もその裏2死1,2塁のチャンスを掴むも4番筒香選手はライトフライに倒れて、

最終回も三者凡退に抑えられた日本は2大会ぶりの決勝進出を逃した。

これでWBCは2大会連続ベスト4止まりとなったが

前評判が低かった中で最低限の結果を残して姿を消した。
11年掛けてようやく本気のアメリカと戦えたというのがまず率直な感想である。

これまで戦ったアメリカはある意味相手を見下した感じで

必ずしも本気度は高かった訳じゃなかった。

8年前の準決勝も投手陣は揃わず先発の不調だった事もあり勝利したが、

この試合の投手陣は先発はメジャートップクラスの投手であり、

リリーフ陣は各チームのセットアッパーやクローザーという陣容は

これを打てというのは困難を極める事はわかっていたが本当に隙が無かったと言える。

162試合の過酷なリーグ戦でわずか数回しか失敗しない投手が

ズラッと控えた投手陣を打ち込めるほど甘くなかったという事だ。

そしてこの試合の決定的なシーンは菊池と松田のエラーが全てになったが、

ここまで勝ち進んだ中で責める事はできない。

この2つのエラーが勝敗を分けたと言えるが、

投手陣は菅野投手含めて本当によく抑えた。

特に4番のナ・リーグ2冠王アレナドに3打席3三振に打ち取った投球は

圧巻といっても良いほどだ。

これだけの投球をした以上は

ここにダルビッシュ、田中、前田、上原、田沢がいたとしても変わらなかったと思うし、

野手陣では青木以外に招集できるメジャーリーガーはいなかった訳だから

今の日本の力を全て出し切った結果と言える。

これで決勝はアメリカ対プエルトリコというWBCが1番望んだ決勝といえるだろう。

逆に言えばここでアメリカが優勝すると国を背負って戦うという気持ちが

選手たちも体験して理解する事になるだろうから

次の大会以降さらに各国出身のメジャーリーガーが参戦するだろう。

そして日本も投手力を主体にして守備力と走力を活かした

スモールベースボールで戦っていくスタイルは日本らしさを出していく事になると思う。

小久保監督はこの4年間難しい仕事をやってきた訳だけれど

次の監督は更にプレミア12と東京五輪というWBC前に難しい仕事が2つもある。

常にベスト4以上を目指すという難しいミッションを達成しなければならない訳だから

それなりの監督経験者でないと務まらない仕事ではある。

今はとにかくこの難しい中で日本の為に戦った選手たちには

本当にありがとうと言いたいし、そして良く戦い抜いた。

次は2年後のプレミア12になるけれど、

ここで経験した選手たちは果たして何人主力として代表でプレーする事になるのか?

ブレイクする選手が出てくる事を期待している。

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