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8日J2リーグ19第17節が行われ、アルビレックス新潟はアウェイ岐阜メモリアルセンター長良川競技場で22位FC岐阜と対戦し、3対1でアルビレックス新潟がMFカウエの2ゴールでリードもベンチの優柔不断采配に選手たちが動揺し一時同点のピンチに相手FW前田遼一がまさかのPK失敗で九死に一生を得てその直後にMF渡邉新太のゴールで試合を決めて連敗を4でストップし、5勝5分7敗勝ち点20得失点差+1で暫定13位に浮上した。

試合は前半は新潟ペースで試合が進み、前半22分にセットプレーからMFカウエが押し込んで先制し、その後も新潟が終始主導権を握って前半を折り返した。後半新潟は立ち上がりから攻めて再びMFカウエのゴールで2点差にした。

その後何度もチャンスを作るも更なる追加点が取れずに迎えた後半31分にDF広瀬のハンドでPKを献上し、これを岐阜はFW山岸に決められ1点差とされると、ベンチは田中達也選手を投入しようとして直前で交代カードを取り消すドタバタを演じた事で選手が混乱し、後半42分に再び岐阜にPKを献上したが、岐阜はこれをFW前田遼一選手がまさかの失敗で九死に一生を得る。その直後新潟はカウンターからフランシスのクロスにFW渡邉新太が決めて試合を決めた。

これでアルビレックス新潟は連敗を4で止めたがまたもベンチのドタバタぶりに選手たちの混乱を回避する事を考えなければならない。



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試合展開としては前半から非常に良かったし、フランシスを右サイドハーフで起用して守備時にフランシスをサイドバックまで下がって守備をし、サムエル・サントスが右CBに回るという新潟がこれまで5バックをしてこなかったが、ここに来て守備は現実的に5人でラインを作る事が必要と認識したという事だ。

私は守備時はフランシスが右サイドバックに下がり、サムエル・サントスを右CBに回り、2列目に中央カウエ、両サイドに祥郎、新太を配置して、前線にレオナルドと善朗を置く事でカウンターも掛けやすくなる。これもフランシスの足が速いからできる事でありようやく守り方の形が見えたという事だ。

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まだまだ慣れない部分はあるにせよこれまでよりも守備の意識は十分意識できるようになったし、この試合ではDMFに入った祥郎が献身的な守備と状況に応じた縦パスは実に光ったプレーの連続だった。

90分間落ちないスタミナはこれまで課題だった中盤での運動量を補えるだけの力を与えた。それにより相乗効果が出たのがカウエが攻撃参加ができるようになった事だ。これまで大の時はどうしても守備の不安から攻撃参加ができなかったが、運動量豊富の祥郎が入った事によりカウエが攻撃参加がしやすくなった。それが現れたのが後半立ち上がりの攻撃参加だ。これも後ろに祥郎がいるからこそ祥郎に後ろを任せて上がれた。

元々カウエの攻撃力はあるだけに今後はカウエ、祥郎のDMFでしばらくいった方が良いと思う。善朗のトップ下は東京V時代にも経験している慣れ親しんだポジションなので善朗にとってはプレーしやすいと思います。

ただ後半に2点目の後の3点目が取れない時にどういうプレーをするかが課題になったのはこれまでリードしながら守り切れなかった愛媛戦がある訳だけれど、やはり2点リードした時どう逃げ切るか?というのは課題に残った。1番良いのは3点目を奪う事だがこの試合ではその3点目を早い段階で奪う事ができなかった。この詰めの甘さは改善する必要がある。

あとこの試合では初めて先発したフランシス、サムエル・サントス、堀米の3人は良くプレーした。特にこれまで課題だったサイドバックの前向きなプレーができていなかった尚紀、泰基にないプレーを確り出してくれた。ベンチ外になった2人にはサムエル・サントス、堀米のプレーを良く見ておく事だ。

ただこの試合で1番頂けなかったのは言うまでもなく吉永監督だ。1点差にされた事については仕方ないにせよ、1度決めた交代を交代直前に変更するというこれだけ何度も直前でメンバー変更する監督は私自身見た事がない。

交代しようとしたが得点が入ってプランを変更したり、当初交代予定だったが別の選手が負傷した事で変更するケースはあるが、既に岐阜はこの時点で交代カードを使い切っていただけに2枚代えしても何の問題もなかった。

1度決めた決断を直前で取り消す事は監督としては非常に良くない。少なくても交代直前にというのは選手たちは動揺する。それによりあわや同点になるPKの献上に至った事は責められてしかるべきだ。これがもし前田遼一選手がPKを決めていたらとんでもない事になっていただけに薄氷を踏む思いだった。

交代カードというのは非常に重要で選手たちも誰に代わって入る事で監督のメッセージはこうだという意図を受ける訳だけれど、それは交代目前で取り消しされたらそれは混乱する。そして入った選手が違えばまた違ったメッセージになるだけにそう簡単に切り替えられるものではない。

私はまだ吉永監督の事を良く知らないけれど、シンガポール時代もこのような事が毎回あったのか?と聞きたいところだ。

何とか連敗を4で止めたが薄氷を踏む思いの勝利だった。

現在のJ2リーグはどのクラブも勝ち切れない試合が続いている為連勝を重ねれば十分追いつける。いかに下位になるであろうクラブに勝利するかが重要なので今月残り3試合は全て勝利する事が必要だ。

次節はホームで栃木が対戦する。昨年栃木に勝利できなかっただけに相手が下位だから勝てると思ったら昨年の二の舞だ。パウロンがいない事が救いと思わないといけない位に挑まなければならない。勝ち点3を積み重ね続ける事で這い上がっていこう!