3
5日サッカーキリンチャレンジ杯日本対トリニダード・トバゴ戦が豊田スタジアムで行われ,
0対0で最後までゴールを割る事ができず森保監督の広島時代のシステム3-4-2-1のオプションはこれから完成度を上げていく事になる。

試合は前半から日本が圧倒的にボールを支配しゴールに迫るもなかなかゴールを割す事ができずに前半を0対0で折り返した。

後半トリニダード・トバゴもカウンターからチャンスを伺うが3バックの守備がゴールを許さず、日本も最後までシュートの猛攻を仕掛けるも最後までゴールを破る事ができずにスコアレスドローとなった。

これで日本代表はW杯予選と南米選手権に向けて1つのオプションをテストする形の試合となった。

daihyo2019-6


森保体制となって初めて試した広島時代の代名詞である3-4-2-1システムだけれど、元々このシステムはミシャシステム改良型なのでミシャのシステムを引き継いだ森保監督がアレンジしたシステムなのでこのシステムを使うにはチームで3バックをやっているクラブでないと簡単には入り込めないが、最近のJ1、J2を含めて3バックシステムを組むクラブが増えた事で特殊なシステムではなくなっているものの、やはり森保監督がやってきた戦術になるとかなり独特なものになる。

このシステムは事実上守備時には5バックシステムとなるので主事が整っている時にはスペースを与えないシステムである。守備時には5-4-1になるこのシステムは攻める側からしたら本当にスペースは全くと言ってよいほどない。だからこのシステムで裏を付けという指示はそもそも間違いでありこのシステムの攻略法というのは現状どのクラブも苦戦している。

故に多くのクラブはセットプレーに活路を見出す事が最も最善の策といえるだけに南米選手権ではそう多くないチャンスと守る時間の長さを考慮した結果普段戦う4-2-3-1ではなく3-4-2-1をやる事にしたと考えている。

このシステムは守りを最初から堅めたらスペースがないのでどこにスペースがあるのかと言えば中央のペナルティエリア外になる。1トップが下がってくる事がないと意外と2列目の中央ってボールフォルダーに来ると中央のスペースが空く事があるのでそこからミドルでディフェンスを崩していく事が重要だ。勿論そこからミドルで決まれば良いけれど、それだけディフェンスがいる事でコーナーキックを獲得できる。

だからこのシステムはサイドのウイングバックもしくはサイドハーフの選手がサイドまで上がってペナルティエリア外でサイドから崩すところから中央にボールをクロスもしくはグラウンダー、パスで中央に回してそこからシュートを狙う事になる。

このシステムに対して裏を考えたら絶対にいけないという事だ。その為になぜ2シャドーなのかを考えてもらわないとならない。ただこのシステムだとサイドがウイングバックなのか?それともサイドハーフなのか?という事だ。長友、酒井宏樹の時には2人はウイングバックだけれど、原口や普段2列目の選手はやはりサイドハーフとなる。それだけ前になるという事だ。

この戦術については守った時のカウンターには有効なので1トップ2シャドーの個人技があれば少ない人数で得点を狙う事も十分可能ではある。でもこの試合では攻める時間が長かった訳で最終的にはクロスも高いボールよりも低いボールで崩していく事は体の大きさを踏まえると自然の流れになりそうである。

次はエルサルバドル戦となる。南米選手権前最後の試合で果たしてどれだけ3-4-2-1の精度を上げる事ができるのか?注目したい。