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15日大河ドラマ「いだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜」第35話を視聴した。

今回はベルリン五輪直前に次の五輪開催国の投票で東京が次の五輪開催地に決まった。しかしこれはヒトラーによる政治介入があって決まったものと知り政治は複雑な心境となる。

一方でようやく始まったベルリン五輪では陸上競技で三段跳びで金メダルを獲得し、マラソンでは日韓併合により日本として出場した選手2人が金メダル、銅メダルを獲得し日本として初のマラソンでの金メダルとなった。

そんな最中で前畑秀子は前回大会の雪辱に燃えていたシーンがメインだった。

ストーリー

1936年夏。ベルリンで4年後の次回大会の開催地を決めるIOC総会が始まり、嘉納治五郎は「日本で平和の祭典を!」と熱く訴える。その直後に開幕したベルリンオリンピックは政権を握るナチスが総力をあげて運営する大規模な大会となり、田畑政治を圧倒し当惑させる。マラソンでは金栗四三と同じハリマヤ足袋を履くランナーが出場。水泳では前畑秀子のレースが迫る。

以上NHK大河ドラマいだてん 〜東京オリムピック噺(ばなし)〜HPより


今回は政治的思惑に左右されたベルリン五輪が舞台となっているけれど、この時代は欧州ではナチスドイツの台頭で軍事的な政治圧力が激しかった時代だ。そんな政治的思惑に翻弄されたのもまた五輪の歴史であるけれど、今回のエピソードでは日韓併合により日本の選手として出場した孫基禎、南昇竜両選手はこのマラソンで金メダル、銅メダルを獲得している。

この時代背景は非常に複雑なものであるけれど、日韓併合の歴史により韓国は一時日本の統治下にあった歴史は変えられない。しかしこの五輪に出場して金メダル、銅メダルを獲った歴史も変えられないという事だ。

特にこの時代は人種差別の激しい時代だった事を踏まえたとしても併合した統治下の選手が五輪に出場した事はこの時代背景を考えた時には奇遇な時代だったと感じる。それはアメリカの人種差別問題を踏まえれば尚更でそういう統治下の選手でも能力ある選手なら五輪に出場させた日本は日本人だろうと朝鮮人だろうと人種は関係ないという意識があったという事だ。そうでなければユダヤ人を多く救う事になった杉浦千畝のような事は起きない。

今は日韓関係が悪い状況だがこういう時代に日本国籍として出場した朝鮮人選手がいたという歴史を経て今に至るという事を改めて考える事が必要だ。朝鮮人だからと五輪から排除する事は日本はしなかったという歴史を・・・

そんな中で迎える前畑秀子の伝説のレースを迎えようとしていた。

次回は前畑秀子はどれだけのプレッシャーを跳ねのけて金メダルを獲得したのか?その伝説のレースに注目だ。








大河ドラマ「いだてん」オリジナル・サウンドトラック 後編
大友良英
ビクターエンタテインメント
2019-07-24