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6月13日公開の映画「海街diary」を鑑賞した。

この映画は離婚して離れた父が突然他界し、

残された3姉妹と腹違いの妹が4人で同じ屋根の下に暮らして

家族になるまでの1年間を描いたストーリーである。

今の時代離婚して再婚する事も珍しくない中で家族のあり方、

そして家族として暮らしていく事の多様化により

複雑な家庭環境で生きる息苦しさを感じる事になるだろう。
今の世の中離婚して子供が両親と離れ離れになる事は珍しくなくなったけれど、

その分再婚するケースも増えて腹違いの兄弟に知らずになっているケースもある。

それを知るのが10年以上先だったりするけれど、

それだけの月日を経てしまうと人の心境はかなり変わるものでもある。

そんな中で3姉妹が腹違いの妹と暮らす事になり

その中で親戚との付き合い方と腹違いの姉妹との付き合い方の難しさを知っていく。

果たして4人はどうやって家族となっていったのだろうか?

キャスト

香田幸演じる綾瀬はるか

香田佳乃演じる長澤まさみ

香田千佳演じる夏帆

浅野すず演じる広瀬すず

佐々木都演じる大竹しのぶ

椎名和也演じる堤真一

坂下美海演じる加瀬亮

二ノ宮さち子演じる風吹ジュン

福田仙一演じるリリー・フランキー

尾崎風太演じる前田旺志郎

井上泰之演じる鈴木亮平

浜田三蔵演じる池田貴史

藤井朋章演じる坂口健太郎

浅野陽子演じる中村優子

高野日出子演じるキムラ緑子

菊池史代演じる樹木希林

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

鎌倉で一緒に暮らす三姉妹、幸、佳乃、千佳のもとに、

15年前に家を出ていって以来、疎遠になっていた父親の訃報が届く。

父親の葬儀のため山形に向かった三人は、

そこで異母妹のすずと初めて対面する。

身寄りをなくした彼女が、

葬儀の場でどうしようもない大人たちの中で毅然とした態度でふるまう姿を見て、

長女の幸は別れ際とっさに、鎌倉に来ていっしょに暮らすことを提案する。

そうして鎌倉での4姉妹の生活が始まる――。

結末は劇場で観てほしいけれど、

今回のレビューとして香田家は父親が出て行って、

母親も家を出て幸、佳乃、千佳の3姉妹で暮らしていた。

そんなある日突然父親が亡くなったという知らせが届き

3姉妹は父親の葬式に出席する事になる。

そこで出会ったのが腹違いの妹に当たるすずだった。

すずは父親が離婚した前妻の子で今は母親は義母に当たるのだった。

父親の葬儀に参列した3姉妹はすずがここに居場所がない事を察して

すずに一緒に暮らさないか?と提案する。

すずは色々迷いながらも一緒に暮らす事を決めたのだった。

確かにこの状況だとそのまま残っても厄介者になるのは間違いないし、

何よりすず自身に居場所がない。

そしてこの提案をした3姉妹も3人とも働いていたからこそ

それなりの社会経験をしていたし、何よりも父親と離れて年数が経過していた事も

その提案に傾かせたのだと思う。

とはいえ全くに他人に近い形ですずは3姉妹と生活する事になるので

当初は不安ながらも卒なく接していた。

3姉妹は幸は看護師として働き確り者、

佳乃は男運が悪くだらしないが3姉妹の中和役、

千佳は変わり者だけれど父親をあまり知らず父親とのわだかまりがあまりない。

少なくても父親が家を出たのは父親がすずの母親と不倫したからでもあるだけに

本来だったらそういう流れだとすずの存在はかなり目障りに感じるものだ。

本来ならそうなって不思議はない。

ただこの家族については当初から3姉妹が社会人になっており

大人の対応ができている部分ではすずにとって非常に恵まれた環境だったと言える。

そのすずも実際にこの家族に辿り着くまで実際に

相当な肩身の狭い気持ちになっていたと思う。

すずの義母とは相手からしてみれば目障りな存在である事は間違いないだろうし、

再婚相手の父親がいなければ正直用がない存在だ。

そう考えるとすずは自らの存在意義を見つけられない中で

3姉妹と対面した事になる。

最も3姉妹から見ればすずは不倫相手の子供であり、

本人たちにとったら厄介な存在と見なされるものだ。

しかしそれがなかった理由とすれば実の母もこの家を出て行った事が大きいだろう。

もし実の母がこの家に一緒に暮らしていたら

すずはこの3姉妹と同居する事はできなかった可能性が高い。

できたとしてもかなり肩身狭い思いをした事だろう。

3姉妹の幸、佳乃、千佳はそれぞれ父親との想い出に差があった。

幸、佳乃は年齢が近くて記憶がハッキリしているけれど、千佳は想い出があまりない。

その時間差が4人の同居を可能にしたと言える。

ただこの1年間の生活の中ですずの学校生活では特に波乱もなく、

むしろサッカー部に入団して仲間と打ち解けている。

むしろ1番は親戚付き合いになるだろう。

親戚も多くなれば多くなるほど色々と面倒なケースが少なくない。

まして不倫して生まれた子供については快く思わない親戚がいても不思議はないし、

実際に懸念した言動もされている。

ただここで救いだったとすれば3姉妹の実の母がすずの事を

それほど厳しい言葉を突きつけていない事だろう。

それも3姉妹と離れた時間が長かったからに他ならないけれど、

もしこれが短い期間での対面となったらそれぞれの整理が付かず

今回以上の口論になった可能性は否定できない。

4姉妹がこのまま一緒に暮らし続けられるのかは難しいけれど、

4人は姉妹になるまでの葛藤がそこにあった事は静かに描かれていた。

総評としてこの4姉妹が上手く行ったのは3姉妹が

既に20代後半と前半で社会人だった事!

すずがそれなりに理解できる年齢に成長していた事!

そして何よりかなりの時を経ていた事だ。

今の時代再婚して10代後半、20代で家族になるケースは珍しくない。

その中でどう接して良いのかわからない部分も多い。

その中で接するためには時間が必要な事!

そして精神的に成長している事が必要なのだと感じた。

時間が短かったり、年齢が若すぎたりするとわだかまりを抱えたままになるだろう。

少なくても言える事は再婚した場合はその兄弟や姉妹がいた場合は

永遠の友達になるの打ち解け方をしないといけないのだという事を

感じさせる内容だったと思う。

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写真集 「海街diary」
瀧本幹也
青幻舎
2015-05-22



海街diary (小学館文庫)
高瀬 ゆのか
小学館
2015-05-08