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4月19日公開の映画「キングダム」を観賞した。

この映画は原泰久原作のキングダムを実写化した作品で、中国の春秋戦国時代を舞台に後に中国を統一する秦の始皇帝を支える将軍が奴隷から這い上がる姿を描いた作品である。

日本ではあまりなじみのない秦の始皇帝が中国を統一した時代背景を踏まえてもこの時代の注目されるキッカケになる作品と言える。

日本ではどうしても三国志が有名であり、どうしても春秋戦国時代の秦の始皇帝が初めて中国を統一した時代を知る者は少ないが、このキングダムによってその時代背景を知る機会を得たというのはある。秦が中国を統一するまでは中国は1度も統一された事がなく各国が群雄割拠の中で覇権を争っていた。

そんな中で秦の始皇帝となる嬴政が秦の国内の反乱を受けて追われる事になりそこで出会うのが後に始皇帝の秦統一に導く1人である奴隷の少年だった。1度失った秦の王が再び取り戻すまでが描かれる今回は果たしてどうやって奪還したのだろうか?

キャスト

信演じる山賢人
嬴政 / 漂演じる吉沢亮
楊端和演じる長澤まさみ
河了貂演じる橋本環奈
成蟜演じる本郷奏多
壁演じる満島真之介
バジオウ演じる阿部進之介
朱凶演じる深水元基
里典演じる六平直政
昌文君演じる眦萓宏
王騎演じる大沢たかお

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

紀元前245年、春秋戦国時代、中華・西方の国「秦」。戦災孤児の少年の信と漂は、いつか天下の大将軍になることを夢見て日々剣術の鍛錬を積んでいた。ある日、漂は王都の大臣である昌文君によって召し上げられ王宮へ。信と漂の二人は別の道を歩むことになる…。王宮では王弟・成キョウによるクーデターが勃発。

戦いの最中、漂は致命傷を負いながらも、信のいる納屋にたどり着く。「今すぐそこに行け…」血まみれの手で握りしめていた地図を信に託し、漂は息絶える。信は漂が携えていた剣とその地図とともに走り出した。地図が示す小屋にたどり着いた信の目に飛び込んできたのは、静かにたたずむ漂の姿だった!?死んだはずの漂がなぜ…。

結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとして紀元前245年という2250年以上前の時代が舞台という事で殆ど歴史書にしか残っていない時代の話であるが、中国も秦が統一するまでは1度も中国は統一される事はなかった。それ以上にこの状況が500年近く続いていたというのだからその終わりなき戦いという表現は正しい。

そんな中で秦の王になっていた政が国を追われるという事態に奴隷の身分から這い上がった漂が同じ奴隷として共に生きた信に政を助けてほしいという遺言を伝えて息絶えた事から信と政の繋がりが始まった。

当然国を追われた政に力など無くなっていたが政に慕う将軍はおり残党で王宮奪還を目指し始めた。そんな中で頼ったのは数百年国交を断絶していた山賊との国交正常化だったが、これが上手く成功した事によりいよいよ奪還を目指した戦いが始まる。

とは言っても王宮に入る為には城壁を超えなければならないがこの時代は群雄割拠という事で少しでも味方にする必要のある時代でもあり味方になるとうい山賊の申し出を受け入れた事により政、信は場内に入り込む事ができた。そしてそこから壮絶な奪還作戦に挑むのだった。果たして政と信は王宮を奪還できるのか?

結末は劇場で観てほしいけれど、多くは後半の王宮奪還作戦に集約されている訳だけれど、この時代はとにかく身分の差が激しい時代で身分が違うだけで全ての運命が決まっていた時代だ。その運命に逆らう為には剣しかないと信は政に力を貸した事により道を切り開いたがここから壮絶な奪還作戦の先に秦の中国統一の一歩が始まるのだった。

総評として後半の攻防戦は本当に見どころあるシーンが多くアクションシーンとしてはとても迫力あるシーンばかりだった。もちろんストーリーがあってのアクションなのでこの時代の秦の統一は果てしない訳だがここから秦の始皇帝の中国統一が始まったのだった。