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8月2日公開の映画「ドラゴンクエスト ユア・ストーリー」を観賞した。

この映画は1992年に発売されたロールプレーイングゲームドラゴンクエストV 天空の花嫁を原作に映画化した作品で、親子で母親を探す旅に出ていたが父を魔物に殺されて奴隷となった息子は後に脱走して再び旅に出るがそこで結婚した女性との間に子供ができるも再び魔物たちに化石化されるも子供が成長して再び妻を救うために戦い続けるストーリーである。

このゲームをやった事のある人はあの頃を思い出しながら観る事になるだろう。




このゲームを初期でやった事ある人はもうそれなりの年齢になっている訳ですけれど、私ももちろんこのゲームをやり込みました。まあ学生時代は勉強より遊んでいたものですけれど、それでも勉強ばかりではないやり抜くというのはロールプレーイングゲームで学んだので何事にもプロセスがあるという事をゲームから学べるという点では今思えば良かったと思っております。

さてやはりこのゲームをやり込んだ人には色々な思いがある訳であり、一概に1つのストーリーではないので結婚のイベントではどちらを選んだのか?というのがあると思いますが、私はまあストーリーに従ってビアンカを選んでいましたね。そんな中でこのストーリーではどう描かれるのか?レビューしたい。

キャスト

リュカ演じる佐藤健
ビアンカ演じる有村架純
フローラ演じる波瑠
ヘンリー演じる坂口健太郎
アルス演じる内川蓮生
パパス演じる山田孝之
トム演じる田中美央
妖精演じる永宝千晶
ジャミ演じる佐々木一平
ゴンズ演じる関口晴雄
係員演じる栩原楽人
奴隷演じる中台あきお
オークキング演じる鰐渕将市
オーク演じる吹上タツヒロ
ホークマン演じる石井テルユキ
町人演じる桝太一
母親演じる内田敦子
サンチョ演じるケンドーコバヤシ
プサン演じる安田顕
ブオーン演じる古田新太
ルドマン演じる松尾スズキ
スラりん演じる山寺宏一
ミルドラース演じる井浦新
マーサ演じる賀来千香子
ゲマ演じる吉田鋼太郎

他多数のキャストでストーリーが進行する。

ストーリー

少年リュカは父パパスと旅を続けていた。その目的は、ゲマ率いる魔物たちに連れ去られた母を取り戻すこと。旅の道中、遂にゲマと遭遇し、魔物たちと激しい戦いを繰り広げるパパス。しかし一瞬のスキをつかれ、リュカが人質にとられてしまい、手出しができなくなったパパスは、リュカの目の前で無念の死を遂げる…。それから10年。故郷に戻ったリュカは「天空のつるぎと勇者を探し出せば、母を救うことができる」というパパスの日記を発見する。父の遺志を受け継ぎ、リュカは再び冒険の旅にでることに。立ちはだかるいくつもの試練、そしてビアンカとフローラ、2人の女性をめぐる究極の選択。果たして冒険の先に待ち受けるものとは!?

結末は劇場で観てほしいけれど、今回のレビューとしてリュカは父パパスと旅を続けていたという流れで始まるこのドラクエは幼少期はほどほどに描かれるも本題はあくまで大人になってからという事でドラクエの世界をどう描くのか楽しみではあった。

パパスの強さは流石のものではあったがやはり人質に取られたらどんな強い者でも手が出ない。そんなリュカは同じ人質に取られたヘンリーと共に奴隷生活を長年送る事になる。そして10年の時が経てリュカとヘンリーに脱出するチャンスが訪れた。

そこから脱出する事に成功したリュカとヘンリーはそこからお互い違う道を歩んでいく事になるが、リュカには魔物を仲間にしてしまう不思議な能力が備わっていた。これが天空の血を引く者の能力なのかもしれないがただリュカは天空のつるぎを扱う事はできなかった。

そこから始まるリュカの旅だったが、サンチョと10年ぶりに再会して旅に出るリュカには1つのイベントが待っていた。それがビアンカとフローラの再会だった。このストーリーではリュカが王子であった事はあまり描かれていない訳だけれど、そういう経緯で出会った2人のどちらかと結婚する事になるが、ここでゲームをプレーした事のある人はどちらを選んだのかでかなり思い入れが違うだろう。

私はゲームの中でフローラを選んだことがないのでフローラになったらどうなっていたのか?というストーリーはあまり知らないが、ビアンカを選んでというストーリーでやっているのでそちらを選んでいた人にはここのイベントはある程度思い入れがあるかもしれない。

しかしここから色々と変更されている部分がありその点については色々異論はあると思う。まずリュカの子供はアルスだけという点だが、ただ描く上で考えた時に娘がモンスターと戦う事は現実的じゃないと考えて外したのではないかと考えられる。

そして再びゲマと戦う時になり妻を救いそして戦うが果たしてその先に何が待っているのか?

結末は劇場で観てほしいけれど最後のシーンについては色々賛否が分かれているけれど、私はそう来たか・・・という感じでしたね。ファミコン時代に途中で止まってしまった事を思い出してしまった次第ですが、それほど途中でやった事が無駄になってしまうというのが誰もが嫌だと感じるものだ。ただ私としては何かをやり抜くという点ではロールプレイングゲームは良いと考えているので考える力を身に着けるには良いと考えている。

ただ人は何時の時代もきれいにエンディングを迎えたいという思いがあるものであり、理想の形を求めているのだと感じる。でも人生にそんな理想の形で進めるほど簡単ではないというのがラストメッセージだと感じるのだった。

総評として全体を通じてドラクエの世界をここまで描いた事については評価できるし、3D、4Dになったからこそ違った形でモンスターたちを見る事ができた事も時代の流れだと思う。シリーズは受け継がれていくという事を踏まえればこういう作品が登場するのはある意味自然の流れだったのかもしれない。