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2日ドラマ「下町ロケット」新春スペシャルを視聴した。

今回はようやくランドクロウの販売をしたものの、ダーウィン対決の大失態から信頼回復まで至らず苦戦していた。そんな中で的場専務がダーウィンに加担している取引先の下請け業者に圧力を掛けた事でギアゴーストとダイダロスは窮地に陥る。しかしここで釈放された中川弁護士の下で帝国重工に下請け業者の不当な圧力に対する訴訟を起こした事で事態は大きく急変し、的場専務は失脚した。

そこから佃製作所と帝国重工は後れを取った事でランドクロウの無人コンバインを導入する事に着手した。その頃ダーウィンはトランスミッションの不具合により窮地に陥り、その特許は既に佃製作所が握っていたためにどうする事もできない状況だった。これにはさすがの中川弁護士もどうする事もできないとさじを投げて、ダーウィンプロジェクトは窮地に陥った。

伊丹は再三航平に頼み込むが、これまでの経緯から拒否した。一方で台風が再び直撃するという事で殿村家はランドクロウの無人コンバインで稲刈りを敢行する。一方当初進路が外れると見ていた周りの農家は大慌てで稲刈りをしようとするが旧式のコンバインでは間に合わない。

そこで殿村は自分の稲刈りが終わったらランドクロウを貸す事を決断し、航平も財前部長に頼んで本来行く予定のなかったキャラバンの派遣を決めて帝国重工のイメージ回復に繋がった。

そして航平はこの事がキッカケで窮地に追い詰められていたダーウィンプロジェクトを救う決断をし、財前部長に無理なお願いをした結果帝国重工も取引がある下請け企業を救う決断を下してダーウィンプロジェクトの下請けを救ったシーンがメインだった。

ストーリー

全員の力を結集し、ようやく完成した佃製作所と帝国重工の無人トラクター「ランドクロウ」。しかし、発売から数週間経ったあとも売り上げが伸びずにいた。一方、ギアゴースト&ダイダロスが手掛ける「ダーウィン」は好調そのもので、差は開くばかり。形勢逆転を狙う帝国重工の次期社?候補・的場は、ある手段に出る。

それは、ダーウィンチームに力を貸し、なおかつ帝国重工の取引先である下請け企業に圧力をかけるというものだった。それにより、徐々にダーウィンチームから離脱企業が増え、ついにはダーウィンの在庫が底をつく。思わぬ形でライバルの勢いを止めた佃ら佃製作所のメンバーだったが、自分たちの技術力による正当な評価ではないため、心境は複雑なものだった。逆に、窮地に立たされた重田と伊丹は思わぬ一手を放ち・・・。

以上TBS下町ロケットHPより


今回はようやく小型トラクターの販売にこぎつけた帝国重工と佃製作所だったが、ダーウィンに大きく後れと取っていた。しかしこの状況に的場専務は下請けに圧力を掛けた事でダーウィンプロジェクトは窮地に陥る。それにより航平たちも逆風が吹き始めてしまうが、ダイダロスとギアゴーストらの下請け業者集団訴訟により的場専務は解任され失脚した。

この失脚で本来のプロジェクトを持ち出した財前部長が再びプロジェクト責任者に復帰した。これによりこれまで後れを取っていた帝国重工と佃製作所のランドクロウは無人コンバインとして先手を打つ事にした。しかしその頃ダーウィンプロジェクトは再三のトランスミッションの不具合によりリコールの大ピンチに陥っていた。

当初は律の担当を引き継いだ氷室はトランスミッションに問題はないと言い切っていたが再三のクレームに対してついに伊丹がこの窮地に気づいたものの、その時点で佃製作所製のトランスミッションには特許が使われておりダーウィンプロジェクトは風前の灯火となっていた。

伊丹はここから何度も航平たちに交渉を申し込むもこれまでの経緯から誰も首を縦に振らなかった。

当然と言えば当然ですが、伊丹の不義理はこの交渉自体を白紙撤回してしまうほど不義理な事をしていたのは言うまでもない。

そして航平たちは新たなる無人トラクター「ランドクロウ」で挽回を計ろうとしていたが、そんな時に再び台風が燕市を襲う。この事態にランドクロウのコンバインで殿村家は稲刈りを行う事を決めた。その作業に航平たちも駆けつけた事により作業は十分間に合う状況だったが、他の農家が間に合わない。

それに殿村がうちが終わったら貸すと決断した事で航平もキャラバンで使用する目的だったランドクロウを燕市に持ち込んでほしいと財前部長に依頼するが、財前部長はこの申し出を引き受けてランドクロウは燕市に持ち込まれた。元々多くのシステム、データはランドクロウにも活かされており、転用は十分可能だった。

そしてここから農家のノウハウと現場と技術者のノウハウが活かされる事になる。当初難しいと思われた地図データも構築が可能として、その対応に野木教授も遠隔操作で協力し、無人トラクターランドクロウコンバインは無人だからこそできる作業を着実にこなして農家の窮地を救った。

一方でダーウィンプロジェクトは暗礁に乗り上げていた。リコールの危機を知った航平は同じ下請け業者を救うべく帝国重工に無理なお願いをする事にしたが、それは帝国重工にとっても下請け訴訟により信頼を回復する一手でもあった。

佃製作所の特許をダーウィンプロジェクトに使わせるという事は利益に反するとも言えるが、逆に帝国重工との取引がある業者を潰す事になるだけに結局帝国重工も下請けなしには成り立たないという観点からも藤間社長のヤタガラスプロジェクトの意味を幹部たちに示して財前部長の説得により佃製作所の特許はダーウィンプロジェクトへのライセンス契約が認められたのだった。

下請け業者にはキャパ能力が存在する訳であり、1社ではできる事に限界がある。何でも引き受ければ良い訳ではない。当然各社に限界値というのがある訳で、限界値を超えた時には同業者の助けを得て成り立つ事も珍しい事ではありません。

そういう観点からも下請け企業を潰さないという事も必要ではありますし、中小企業に勤めているとそういう事は珍しい事ではないという事です。

航平は自らの特許をライセンス契約として使用を認めた事により佃製作所そのものも救う事になりました。

総評として下請け業者は色々な助けを得て成り立っているという事を大企業も理解しないといけないという事です。下請け業者なしに大企業は成り立たないという現実は確りと受け止めてほしいところではあります。

次回のドラマももちろん視聴します。弁護士として16年ぶりに現場復帰する女性は果たして16年のブランクを乗り越える事ができるのだろうか?注目したいところです。








下町ロケット ヤタガラス
池井戸 潤
小学館
2018-09-28






下町ロケット ゴースト
池井戸 潤
小学館
2018-07-20