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1日J1リーグ19第14節が行われ、浦和レッズはアウェイ等々力陸上競技場で2位川崎フロンターレと対戦し、1対1で浦和はフレッシュな選手を多数投入して川崎と真っ向から競り合い敗色濃厚だったラストプレーでGK西川がゴール前に上がり西川のアシストからMF森脇のゴールで土壇場でドローに持ち込み、5勝3分6敗勝ち点18得失点差-7で10位に浮上した。

試合は大槻監督になってからシステム及びメンバーを大幅に変更してスタートし、前半は積極的に相手と競り合って激しい攻防を繰り広げた。前半は両チームとも決定的なチャンスを活かせず0対0で折り返した。

後半はホームの川崎が次第にボールポゼッションから崩し始め後半9分に川崎はFWレアンドロ ダミアンにゴールを許して苦しい展開となり、途中でFW興梠がひざを痛めて途中交代するアクシデントも重なった。このまま終わると思われた後半ラストプレーで浦和は珍しくGK西川がゴール前まで上がりこのプレーでGK西川のアシストからMF森脇が値千金の同点ゴールを決めて浦和は土壇場でドローに持ち込み連敗を4で止めた。

これで浦和レッズは大槻監督の初戦を執念のドローに持ち込み2週間のインターバルで大槻監督が目指す戦術を積み重ねていく。

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かなり思い切った変更をしたという感じだ。これまでレギュラーだったエヴェルトン、山中、森脇、鈴木がベンチとなり、長澤に至ってはベンチ外という大胆なメンバーチェンジを行い、更にはリーグ戦初出場となった岩武が右ウイングバックで出場するというこれまで起用されていなかった選手を抜擢するという世代交代も命じられている通りに実行に移した。

これまで起用されていなかった選手も起用された事で運動量についてはそれなりに動ける部分が多かった。戦術もサイド攻撃とカウンターとオリヴェイラ時代と大きく変わらないが、シャドーではなくマルティノスと武藤をウイングで起用した。

浦和ではオジェック時代にウイングのポジションはあったものの、ミシャ時代には1トップ2シャドーが基本だっただけにウイングをできる選手が揃っているか?と問われるとこれは何とも難しいところではあるものの、マルティノスを活かすという点ではシャドーよりウイングの方が活かされる。これによりファブリシオが外れる事になってしまった訳だが、ファブリシオのゲーム体力が戻ればファブリシオを暫定政権時代のようにトップ下か2トップの一角という手段は可能だ。

ただ興梠が膝を痛めただけに興梠が2週間で戻ることができないとACLにも影響するだけに興梠の状況は心配ではある。この試合ではこれまで運動量がなかった浦和がこれでもかという位にフレッシュな選手中心に運動量で相手と激しく競り合った。その中で大槻監督は運動量ある選手を起用するという趣旨が十分伝わった訳だけれど、それにより外れる選手が出るのは仕方ない事ではある。

暫定監督の時のベースがその後オリヴェイラに引き継がれている分システム及び戦術変更はそれほど大きくはないが、大槻監督の目指すサッカーについてはオリヴェイラとは違うだけにそれに対応できる選手がこれから決まってくるのだと思います。

最後のラストプレーは西川がゴール前まで上がり、そのままアシストに繋がるという組長の執念を感じさせた同点劇でした。

次節は2週間後にホームで鳥栖と対戦する。現在リーグ最下位の得点力の鳥栖に対して浦和は本来の強さを取り戻す事ができるのだろうか?ACLへ続く試合となるだけに勝利して決勝トーナメント1回戦1stレグに挑みたい。