ケータイ新機種情報ブログ

NTTドコモ、au、ソフトバンクのスマホ・ケータイ新機種などについて。 ※当サイトはリンクフリーです。

2015年01月


NTTドコモの光卸「ドコモ光」が発表され、注目されています。

その料金プランについて、色々なパターンがありますので、再度確認してみました。

ドコモ光の料金体系は、まず大きく分けて2つ。プロバイダ料金が込のパターンと、プロバイダ料金が別になるパターンです。

プロバイダー料金が別になれば、当然のことながら別途各種プロバイダーとの契約が必要になり、料金もプロバイダーごとに別にかかることになります。ドコモ光単体の料金でみれば、プロバイダー別の料金プランが当然一番安く設定されていますが、それでもプロバイダー料金込のプランであるタイプAと比べると200円しか変わらないため、別途プロバイダー契約をした場合最低でも1000円近くが別にかかると思われることを考えれば、プロバイダー込プランにした方が確実に安くなります。

加えて、有名どころの大手プロバイダーのほとんどはドコモ光の提携プロバイダーとして発表されており、タイプAかタイプBに対応しているため、別途プロバイダーを契約することが出来るプロバイダー別のプランは、実際はほとんど利用されないのではないかと思われます。

では、実際契約が増えてくると思われるプロバイダー込のプランですが、こちらも4パターンに分かれます。

まずは、提携するプロバイダーの種類によって、タイプAとタイプBとに分かれます。
2015年3月1日時点でドコモ光に対応するのはタイプAに属するプロバイダーで、タイプBは対応する6月までしばらく待つ必要があります。

料金体系もタイプAとタイプBで若干異なり、タイプBの方が200円ほど割高に設定されています。少しでもドコモ光を早く、かつ安くコストパフォーマンスを重視したいという人は、タイプAのプロバイダーを選択すれば、スムーズにドコモ光開始直後から申込みと利用が可能となります。
ただし、プロバイダー最大手のNTTコムのOCNや、Nifty、So-Netなど大手がタイプBに属しているのは、注意点といえます。

さらにタイプAとタイプBそれぞれで、戸建てタイプとマンションタイプが用意されています。
戸建てなのか、マンションなのかで料金が若干異なり、マンションタイプの方がそれぞれ1200円安い料金設定がされています。

すべてのプランで、基本はドコモの料金プランなどと同じく2年更新の契約となっており、この2年契約をつけない場合は、戸建てプランで1500円、マンションプランで1000円が加算されます。
よほど早めに解約する可能性がある、という場合以外は、2年更新契約はつけておいた方がいいでしょう。

NTTフレッツ光と比較しても極端に安いとはいいがたく、先に発表されているビッグローブ光やそのあと発表されたソフトバンク光と比較しても特別内容が優れている、というわけでもありませんが、ドコモ光については元々のドコモの思惑通り、それ単体の料金プランというよりも、ドコモのケータイ・スマホの料金プランと絡めた料金体系にこそ最大のメリットがあるために、それを考慮した上で判断したいところです。






2015年1月29日、NTTドコモより、いよいよNTT東西の光卸サービス「ドコモ光」が公式発表されました。

当初、2月のサービス開始予定としていましたが、予定は若干ずれ込み、2月16日事前予約開始の3月1日正式開始予定ということです。

「ドコモ光」の大まかな内容としては、NTT東西が提供するフレッツ光サービスをそのままドコモ光に「転用」するか、もしくはまったく新しく光回線を引くドコモ光の「新規」契約をするという手続きがあります。

大元であるNTTのフレッツ光を卸す形になるために、インターネット料金にはそこまで大きな割引はできず、料金としては「ドコモ光」も他社と比べて劇的に安いわけではなく他社並みの料金にとどまっているものの、ドコモ回線とのセット割引であるドコモ光パックを利用すると、メリットが出てくるように作られています。

提携プロバイダーも、大手プロバイダーはある程度そろえてきているため、比較的スムーズなドコモ光への移行が期待されます。

そのほかにもNTTドコモは、今回の「ドコモ光」のスタートに関連付けて「光スマホ割」を発表しています。
こちらは、スマホ/タブレットを新規購入同時に光シェアグループに加入すれば、最大1年間1350円引きになるというものです。

現在行われてるU25応援特割と割引額や期間が共通で、重畳適用はされません。

どういう使い方をしている人たちにとって最もメリットがあるのか、公式発表されたばかりのドコモ光ですが、色々なパターンで考えて検討してみたいところです。



 
 


NTT光の卸売サービスの先陣を切る形で、NECのBiglobe(ビッグローブ)が「ビッグローブ光」を2015年2月1日より開始すると発表しました。

注目のNTTドコモから開始される予定の「ドコモ光」よりも早い発表となり、サービス開始も最も早くなりそうです。

他に大手ISPとしてSONYのソネットが2月の上旬に、ニフティは2月中旬に提供開始を予定しており、さらに本命のNTTドコモは総務省のガイドラインが正式決定する2015年2月20日以降になる予定ということです。

基本的にこの各社の光卸サービスは、光回線そのものの料金が安くなるというよりは、ケータイ・スマホとのセット割引に注目が集まっているわけなので、ISPが卸す光よりも、ケータイキャリアであるドコモやソフトバンクの光卸サービスの方が注目が大きいといえ、先に始まるとはいえ、ビッグローブ光に慌てて変更するのは待った方がいいのかもしれません。

そのビッグローブ光としての料金体系は、それぞれインターネット接続料込みで戸建ての場合が5180円、マンションタイプが4080円を予定しているということです。

まだまだドコモ・ソフトバンクの光サービスの料金が正式発表されないことには判断することが難しいですが、最もお得な事業者で光回線契約を変更して利用していきたいところです。

現状NTTのフレッツ光を利用しているときに、各社の光卸に変更するにはどうすればいいのか、料金や手間などがどれだけかかるのかなど、細かい詰めの部分が気になるところです。


情報元:「SankeiBiz






昨今のMVNOのほとんどは、ドコモ系のSIMカードを利用しています(2015年1月現在、mineo、UQモバイルのみau系)。

端末は格安スマホを利用していたとしても、SIMカードにはしっかりdocomoと書いてあるのだから、ドコモショップで当然対応してくれるはず、と考えてドコモショップに足を運ぶ人たちが増えているようです。

:「格安スマホにdocomoのSIMカード(MVNO)を入れているのに使えない」
:「ドコモのスマホにdocomoのSIMカード(MVNO)を入れても通信できない」
:「ドコモのスマホに他社のSIMカードを入れても通信できない」

冷静に考えればわかることですが、ドコモショップでは上記のようなケースは基本的に受付してくれません。


まず、格安スマホはドコモから発売されているわけではないので、当然ドコモでは対応できません。
ではSIMカードはドコモのカードなのだから対応するべき、というのも間違いです。

ドコモ系MVNOのSIMカードは、確かにドコモのSIMカードそのものなのですが、あくまでMVNO事業者がドコモの回線を借りてサービス提供しているだけであり、ドコモとは関係ありません。MVNO事業者がサービス提供しているSIMカードの対応が、ドコモでできるはずもありません。


ドコモのスマホにMVNOのSIMカードを入れても、APN設定などが正しく行われていなければ通信はできません。しかしその内容をドコモに質問しても当然わかりません。
サービス提供しているのはMVNO事業者でありドコモではないため、問い合わせるべきはMVNOであってドコモではありません。
端末はドコモのスマホであったとしても、ドコモのスマホは正式なドコモのSIMカードを利用した場合のみ動作保証があり、ドコモ以外の事業者が提供するSIMカードを入れての利用は保証対象外です。


ドコモのスマホに他社SIMを入れての利用は基本的にできません。MVNOのSIMカードであれば種類としては同じドコモのSIMなのでそのまま利用できるはずですが、他社のSIMカードを利用するためには、ドコモスマホのSIMロックを解除する必要があります。
SIMロック解除はドコモショップで対応してくれますが、何度も他社SIMを入れての利用には動作保証がないことを念押しされます。当然のことながら設定なども教えてくれませんし聞いてもわかりません。

つまり格安スマホ(MVNO)の利用は完全に自己責任の世界であり、ドコモやau、ソフトバンクなどの大手キャリアに頼ることは一切できません。
スマホでわからないことがあったらキャリアショップに行けば安心、と考えている人は、あくまでその会社のスマホや契約を利用している場合のみショップでは対応してくれるということを覚えておきたいところです。

あえてその恩恵から自ら脱出したMVNO格安スマホ民が、ドコモショップで対応してもらえるわけがないのです。

「すべて自己解決できる」という人には圧倒的におすすめな格安MVNOですが、自分でスマホについてのすべての対応をやっていけるという自信がない人は、とりあえずドコモやauなど、大手キャリアのスマホを利用しておく方が安心なのではないでしょうか。






NTTドコモの最近のキャンペーン施策は、そのほとんどが「シェアパック」利用が前提となっています。

つまり、1回線だけでも多くのデータ量を利用するユーザーか、家族でまとめてデータ量を利用する層のみが恩恵を受けるシステムとなってきており、単独回線は何もおいしいところがないように変わってきています。

とにかく家族が他のケータイキャリアを利用している場合はメリットが少ないため、家族をまとめてドコモにしてもらいたいというドコモの意図が明確になっています。

さらには、2015年2月スタート予定の「ドコモ光」も絡めて利用してもらうことにより、シェアパックの料金をさらに優遇することで、固定もドコモ、移動もドコモという、それこそ「家族まとめて」全部ドコモ、という形を作り上げようとしているようです。

仮に固定をドコモ光で利用しながら家族がシェアパックでドコモ回線を利用した場合、今のauの状況と似たような形となり、auとスマートバリューを絡めて全体が格安にできるように、ドコモを利用しながらドコモ光も利用することで、かなりのメリットが得られるようになる可能性はあります。

そうなると、NTT東西のフレッツ光のシェアの大きさがドコモの大きな武器になるのは間違いなく、固定がフレッツ光だからケータイスマホもドコモへ、という流れができてもまったくおかしくありません。

そんな中、今回発表されたU25応援特割がどれだけお得なのか考えてみました。

適用されるまでの条件としては、まず、U25であること。新規契約であること。そしてシェアパックを組んでいること。
その条件がそろって初めて、U25応援割(500円)が一年間1350円増額されて、1850円になります。

シェアパックが条件に入っている時点で、ある程度データ量の利用が多いユーザーか、もしくは家族回線数が多いユーザーがターゲットになっており、しかも完全に現在のドコモユーザーに加えてその家族としての他社からの新規ユーザーを優遇する形のキャンペーンとなっています。

極端な話、シェアパックを組まない方がお得になる層の人は、仮にU25であっても通常のデータパックを利用して通常のU25応援割のみ適用する形にした方がメリットが出る可能性もあります。

仮にU25応援特割を利用したとしても、1350円の12ヶ月分ということで、最大16200円分が割引になるわけですが、それでもシェアパックを利用した方が高くなり、かつデータ量もかなり余る、ということであれば何のためのU25応援特割なのかわかりません。

ただ、もしU25の回線だけでなく、その家族回線も新規契約でU25応援特割の恩恵を受けた場合、さらに1350円×12回の割引を受けることができるため、家族回線が多ければ多いほど、メリットは大きくなります。

とはいえ、全体としてシェアパックを組む必要があることで単体での契約が劇的に安くなるわけではないので、非常に微妙な2015年のドコモの学割代わりのU25応援特割といえそうです。

一方で、2015年「auの学割」は「カケホとデジラ」に単独でも適用されるものの、「データ定額5」以上が対象になっていることを考えると、条件は違うものの結局同じこととも言えます。

各社、まったくそろって同じ、というわけではないものの、どこがお得なのかの判断が非常に難しい2015年の学割状況といえそうです。



 
 

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