ここ数日、世間は未成年の事件で大騒ぎです。

その事件でも、もしLINEがなかったら、状況はまったく違ったものになっていた可能性があるとも思えるため、LINEの未成年の利用や、子供のスマホ事情が改めて問われているところです。

昨今の子供の情報リテラシーは大人を凌駕していることも珍しくなく、未知のものに対する好奇心と吸収力から、使い方や抜け道などを見つけ出す力に非常に秀でています。

スマホが欲しくて仕方ない子供たちは親にスマホをねだりますが、親によってはスマホはまだ早いと、ある程度の年齢になるまではケータイ自体持たせないこともあるでしょうし、持たせたとしてもフィーチャーフォンやキッズケータイで連絡用としてのみ持たせるという親も少なくないと思われます。

そういう親の方針があっては、子供はさすがにスマホを手に入れることができません。

しかし今の子供はそこであきらめないそうです。

では、スマホはいらないから音楽プレーヤーを買ってほしいと方向転換し、iPod touchをねだります。
親は、音楽プレーヤーならと、買い与えてしまいます。

iPod touchがWi-Fi機能を搭載し、iPhoneと同じiOSを積んでいることを知っていたら子供の意図に気づいたでしょう。しかし、そうした知識がないために油断してしまい、結局子供は親の目をかいくぐり、スマホではないけれど、スマホと同等の性能を有した通信機器を手に入れてしまいます。

もちろん、アプリも利用できますし、LINEなども使うことができます。

Wi-Fi環境さえあればインターネットも使い放題ですし、自宅にWi-Fi環境がなくても友達の家にあればいいことですし、さらに知恵の働く子供であれば、完全無料の公衆無線LANのスポットなどを探すかもしれません。

フィルタリングをかけているから、と安心して子供にスマホを持たせている親も、Wi-Fiだとケータイキャリアのフィルタリングがかからないことを知らないケースもあります(ドコモは今年の夏から対応予定ということです)。

今の時代、親が子供以上に知識がないと、子供の狙いについていけず、出し抜かれてしまいます。

結果、親の監督不行き届きという形で、事件などにはならないまでも、親の意図と違う行為をさせてしまうことにもなりかねません。

難しい世の中ですが、親はそれだけ、通信機器などを子供に使わせる際には注意を払う必要がある時代になってきているのかもしれません。