未成年のスマホ利用が広がる昨今、料金の高額化が改めて問題になっています。

10年ほど前にiモードケータイで問題となっていたのは、パケット料金の高額化であり、パケット定額制プラン(パケホーダイなど)を利用していなかったばかりに思わぬ高額請求が発生してしまったという記憶がある人も少なくないと思います。

現在は、パケット通信料に対する認識が広がったのと、ケータイを持つ際の各キャリアの予防線によるパケット定額制の利用率の向上によって、パケットによる高額請求はかなり減ってきているようです。

ただ、その代わりに特に最近問題になっているのは「ドコモケータイ払い」による請求増加です。
特に最近増えてきているパターンとしては、大人気アプリ「パズドラ」が原因になっているパターンのようです。

パズドラを運営するガンホーの2013年1~6月期の連結決算は、売上高が前年同期比でなんと約10.5倍の746億円、営業利益になると実に44.3倍の451億円という桁違いの成長を続けています。
ダウンロード数も1600万ダウンロードを突破していて、もはや国民的アプリになりつつあります。

そんなパズドラ。

基本的には無料で遊ぶことができるアプリであり、お金をかける必要などまったくないのですが、ゲームを進める中で課金をすることによってプレイ時間を延ばせたり、レアなモンスターを入手したりすることができる要素も含んでいるため、どうしてもハマってくるにつれて課金をしてでも、という気分になってくるという中毒性を持っているようです。

そのため、未成年がスマホを持ち、パズドラを開始した場合が要注意となります。

パズドラは、出会い系のアプリや見知らぬ他人とコミュニケーションをとるようなアプリと比較すればはるかに健全で安心なアプリではあるものの、その中毒性の高さから、未成年者が「ドコモケータイ払い」を利用して課金をしてしまうというパターンが出てきているようです。

もちろん、ドコモケータイ払いは、初期設定時の月あたりの上限金額は1万円であるため、極端に高額請求になるわけではありませんが、それでも毎月の支払いが一万円も増えてくれば、やはり毎月の利用料金を支払う親の立場からすれば余計な負担となってしまいます。

パズドラの課金料金は、ドコモの支払い明細には直接的な名前では出てきません。
ただ、「ドコモケータイ払い」と記載されるのみです。
パズドラの課金にはいくつか方法はありますが、基本的に未成年利用の場合の課金パターンは「ドコモケータイ払い」が最も多いと思われるため、特に注意しておきたいところです。

料金の内訳をみた場合に、「ドコモケータイ払い」という項目があった場合、パズドラの課金や他のゲームの課金の可能性があります。

この「ドコモケータイ払い」を利用する場合、必ずspモードパスワードが必要となります。
そのため、まず未成年の保護者としてするべきことは、このspモードパスワードを親側で管理してしまい、未成年者にわからないようにしておく、ということです。

そうすれば、勝手に未成年者が課金をすることはできなくなります。

親側の無知をついて、知識のある未成年者の方がspモードパスワードを管理してしまっていると、こうした問題が発生するわけです。

基本的にspモードパスワードは、初期値が「0000」になっていますが、最近は初期値から別の値に変更しないと利用できないようになっているため(参考記事:spモードパスワード変更が必要に)、最初の段階で未成年者がそれに気づいて自分の好きなパスワードに変更してしまっているパターンもあり得ます。

この場合、契約者が親権者であるならば、すぐにドコモショップにかけこみ、spモードパスワードを再度初期化してもらい、さらには自分にしかわからないパスワードに変更しておくことで、未成年者の勝手な利用を防ぐことができるようになります。

未成年者のスマホ利用に関しては、とにかく親が目を光らせていないと思わぬ請求の憂き目にあってしまう可能性も高いため、油断ができないところです。