2005/06/27, 15:22, 日経速報ニュース, 757文字
【NQN】27日、6月末に株式分割を実施する24銘柄が権利落ち日を迎えた。売買に必要な最低代金の低下と、新株交付までの需給ひっ迫の思惑に加え、日経平均株価が大幅安となる中で短期資金の買いが向かった面もあり、新興市場の大幅分割銘柄を中心に軒並み高となった。半面、電産コパル電は基準値を下回って終えた。
各証券取引所は相次いで来年以降「株式分割は基準日の翌日を効力発生日とする」との制度改正を打ち出しており、分割銘柄が乱高下するのは今年限りとなる公算が大きい。
以下に分割幅が3株以上の銘柄(11銘柄)の値動きを一覧。
コード 市場 銘柄 基準値 終値(気配含む) 分割幅
2440 ヘラ ぐるなび 52万6000 ★62万6000 1:5
3360 東2 グリーンHS 13万6000 ★15万6000 1:5
3723 マザ ファルコム 10万3000 ★12万3000 1:5
4700 JQ アクセス 26万6000 ★30万6000 1:5
6784 JQ プラネックス 13万9000 ★15万9000 1:5
9374 大2 軽貨急配 163 204 1:5
2389 JQ オプト 43万8000 ★48万8000 1:4
6883 東1 電産コパル電 1033 1019 1:4
2392 マザ セキュアード 27万3000 29万4000 1:3
7641 大2 フォーユー 10万2000 10万9000 1:3
9479 東1 インプレス 9万4000 ★10万4000 1:3
注)単位円、終値の★は値幅制限の上限(ストップ高)。市場のヘラはヘラクレス、マザはマザーズ、JQはジャスダック。